バリ 2005.6
 念願の初バリです。今回は山の中にある芸術の村 “ウブド” に滞在しました。しかし、いつも
のごとくほとんど観光なし旅行ですので、残念ながらほとんど芸術にふれることなく終わってし
まいました。(^^ゞ
 ☆ Sight seeing ☆ 
「グヌン・カウィ」
 ウブドから車で約40分、バリ島最大の石窟
遺跡です。11世紀にワルマデワ王朝第6代ア
ナック・ウンス王家の陵墓(復活を願った記念
碑)として造られたと言われています。現在の
バリ島の宗教はヒンドゥー教ですが、この遺跡
はヒンドゥー教に支配される以前のものだそう
です。土産物屋のならぶ入り口からは数百段
の階段を下りていきますので、帰りはかなりハ
ードです。ちょうど夏休みに入る前の中学生達
がお祈りに来ていました。しかし、バリ島では
中学生でもバイクに乗れるんですねぇ〜。驚き
ました。
「ティルタ・エンプル」
 「グヌン・カウィ」から車で10分ぐらい
北に行ったところにあります。聖なる石
に刻まれた碑文によると、962年に泉
が発見されたとされ、伝説によれば魔王
マヤ・ダナワと戦ったインドラ神が、大地
を杖で叩き不老不死の水アメルタを湧き
出させた場所とされています。そんな聖
なる泉ですから、ガルンガンの日には、
泉を使ってバロンの仮面の清めの儀式
も行われるそうです。上の写真が沐浴場
で、下の写真が聖なる泉です。境内には
いたるところに彫刻の神様(?)がいるん
ですが、この像は「入り口」の看板を守っ
て(?)います。(笑)
「テガララン」
 フルーツカービングなど木彫りの中心地
だそうですが、棚田のビュースポットとして
も有名です。しかし、棚田を見るために降り
た車の周りには、手に手にいろんな物を持
ちながら、「千円、千円、安いよ!」と片言
の日本語で近づいて来る人たちが・・・。
「サレン・アグン宮殿」
 ウブドの中心地にあり、夜には日替わ
りでバリ舞踊の公演が行われることでも
有名です。昼間ちょっと立ち寄っただけ
なんですが、宮殿という名のわりに思っ
たより敷地は狭く・・・、夜になると違うん
でしょうか?!
「ウブド」
 行くまでは山の中にあるひっそりとした
芸術の村という印象だったんですが、実
際は車やバイクが多く・・・。(苦笑)
「パサール ウブド」
 もともとは食料品だけの市場だったそう
なんですが、観光客の増加につれ、土産
物屋が軒を連ねるようになったそうです。
 半日だけの観光でしたので、そんなに遠くには行けなかったんですが、
島の雰囲気を感じるには十分でした。しかし、土産物屋があるあたりでは
必ずと言っていいほど片言の日本語で話しかけられるので、「中国系の
観光客も多いのに、どうして日本人だとわかるんですか?」とガイドさんに
尋ねたところ、中国系の観光客は団体で来るので、2人だけというのは
すぐ日本人だと分かるのだそうです。勉強になりました。m(__)m
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