☆ 山代温泉 ☆
「金沢料理」
 金沢での昼食は“ひがし茶屋街”に近い
という理由だけで「山乃尾」さんという料理
旅館を予約したんですが、このお宿も昔
魯山人が足しげく通ったところだそうです。
少し高台にあり、金沢の町が見通せます。
肝心のお料理は郷土色豊かな内容で、
金沢野菜など珍しいものがいただけます。
写真のお料理は「麩入りすまし汁」と「治
部煮」です。お麩の中にはちっちゃなお餅
が入っていました。
「金箔工芸」
 ここもタクシーの運転手さんに教えて
もらった「作田」さんというお店です。金
を伸ばす作業中手で触ることができず、
かなり根気のいる作業です。金を伸ば
す時に使う紙が最終的には「あぶらとり
紙」になると聞いて、先人の知恵に感心
するばかりです。
 山代温泉は明智光秀や前田利家も訪れたとされる温泉で、北大路魯山人が若い頃
陶芸の勉強をしたところでもあります。
「源泉」
 今回のお宿 “あらや滔々庵 ”さんは
総湯のお隣にあるだけあって、お宿の
中に “烏湯” という源泉が涌き出てい
ます。そして、お湯の溜り口では籠いっ
ぱいの温泉卵が作られています。
「総湯」
 新しい施設ですし、足湯だけなので
ちょっと風情には欠けますが、誰でも
気軽に利用できるのがいいですね!
「雪景色」
 冬の方が食べ物が美味しいということも
ありますが、雪景色の中の温泉というの
にも憧れてやって来ました。少しぐらい歩
きにくくても、なんのそのです。
vol.1へBACK
vol.3へGO