謹告:このお話は士郎の家にイリヤとリズとセラが押し掛けてくるという状況――だった    んですけど最近はなんかもうどうでもいいように思えてきました。(えー    まあそんなことは気にせずにどうぞー。  りずせら −誰かこいつら止めてくれ− 「ちょっと待って! 私までリズと同類扱い!?」 「類、友、呼ぶ」 「黙れ諸悪の権現!」 「セラ、類」  フリッカージャブ 「リズ、貴方掃除はやったの?」 「……どうせまた散らかる、だから、いっその事散らかったままで」  パンチでグー 「リズ! 夕食ぐらいちゃんと作りなさい!」 「判った。  ――来来件?  ラーメン、2つ。うん、そう。私とイリヤの分。あ、餃子も。  ああ、領収書、セラ付けで」  チンだフックだアッパーだ 「実は、ここだけの話……セラ、実は、アフr」 「はいリズこっちへいらっしゃいー」 「たーすーけーてーおーかーさーれーるー」 「リズ? 何してるの?」 「明日の準備」 「ええっ! そう、そうなの、ようやく仕事の喜びに目覚めてくれたのね! 嗚呼神様感 謝しますこの奇跡が何時までも続きますよう…」 「えーと、仮面ライダータイガー、タイマーセット完了。おやすみセラ」  シャァイニィング、ウィザァードッ! 「はぁ……明日も早いんだから、早く寝ないと……ええと、時計は7:00に合わせて、と」  次の日 7:00  『チッチチッチヲッパーイヴォインヴォイーンヴォインヴォイー』(ガシャ   「出てこんかリズー!」    *   *    * 「セラを許してやって。未だに、気にしてる」 「いや、そのなんだ……俺には何にも言えない……」 「シロウは、優しい」 「あ、あははは――とりあえず、後ろのヒトに謝っとけ」 「えー」(tbs 「リズー! 貴方またやったわねー!」 「怒らないで。これ、セラの為に、やった」 「何よソレは!」 「………おかしい。こういえば、大抵は許してくれる、イリヤの読んでた漫画、ぎぶぎぶぎぶ」 「変な知識ばかりつけてるんじゃない!」 「セラ」 「何?」 「私、気づいた」 「何よ?」 「貴方の足りないところ」 「……は?」 「胸」 「殺(シャア)!」 「セラ、大変」 「何よ?」 「イリヤの胸囲、増えた」 「……」 「セラはピンチ」 「……」 「私安泰。いえー」  JET!! 「セラ」 「ああ、今忙しいのにっ」 「セラに重要な事」 「ああっもうっ、一体何よ!」 「ほら、このチラシ」 「……この下着関係が何か?」 「AAカップの下着、可愛い」 「……で?」 「セラ、可愛げがない」 「……ほう?」 「これをつければぱーふぇくと、けれど痛々しさ、伴う、諸刃の剣」  テリオス! 「セーラ」 「何真ん中を延ばしてるのよ」 「せめて、妄想の中では主役でいさせてあげたいという私の親切心」  ネックハンキングツリー 「セラ、はいこれ」 「……ピアス? 耳につけろとでも?」 「セラの真っ黒そうなビーチクに」 「……?」 「ウブなネンネのセラに判りやすく言うと乳首」 「ぶっ!」 「之をつける。毎日引っ張る。目指せ100cm」  ――小便はすませたか? 神様にお祈りは? 部屋の隅でガタガタ震えて命乞いの準備はOK? 「セラ、大変」 「何?」 「シロウに胸囲、負けてる。これは脅威」 「ふざけた事してないでさっさか仕事しろー!」 「セラ」 「何?」 「――――――――――ごめん」 *** 「何? セラがいきなり殴った?」 「セラ酷い。えぐえぐ。何もしてないのに」 「ええい思わせぶりに謝るんじゃない!」 「セラ、シロウのご飯、すごく美味しい」 「あ、そう。良かったわねもう……。……すみません。シロウ様、このようなおもてなしを」 「セラが作るのより、ずっとずっと美味しい。シロウ、もっと作って」 「……うわーんっ! 負けない! 負けないんだから!」 「……ええと俺はどうすれば」 「やーい泣かせた」 「俺の所為かっ!」 「責任とって、シロウ、どんぶりでおかわり」 「なんでさっ?!」 「セラ」 「何よリズ? 私今仕事で忙しいんだけど。というかあんたも仕事なさい」 「遊ぼう」 「人の言う事聞いてなかったんかおんどりゃあ!」 「セラは下品」 「何をいきなり!」 「せっくすらぶ、略してセラ」 「ボッッッコボコに殴られたいのねあなた! そうなのね!」 「リズ。ちょっと?」 「――あの事? それともあっちの事?」 「は?」 「もしかして、アレの事? それとも――」 「痛くしないであげるから何をしたのか全部白状なさい。さあ今すぐ!」 「リズっ! 貴方お風呂掃除はやったの?!」 「ちゃんとやらないと、駄目。判った?」 「あー、ええと……はい」 「違う! あんたがやるのよ! シロウ様も納得してないでください」 「えー」 パンチパンチキック 「はい、リズ。この箒で玄関を掃いてらっしゃい」 「抜けば、玉散る、氷の、刃」 「何のっけから遊ぶ気マンマンなの。振り回すんじゃありませんっ」 「あ、ちょっと待て! それ藤ねえが持ってきた仕込み刀だからさわっちゃ駄目だ…」 シパーン 「――セラ、結構早い。ちっ」  ボコボコにされました。 「ちょっとリズ。ここでジャンプしてみなさい」 「えー」 「いいからしなさい」 じゃんぷ  べと 「……さ、説明してもらいましょうか。今貴方のスカートの中から落ちてきた数の子は?」 「……シロウの子、産みたかった。ううっ」 「そんなアホ話が通用すると」 「士郎不潔よー! お姉ちゃんの知らない間にー!」 「先輩……信じてたのにっ! 信じてたのにっっ!」 「違う、俺は違うー!」 「シロウのアンポンタンー!」  「……通用するバカばっかりかここはー!」 「リズ! 毎日毎日食っちゃ寝の生活ばっかりして! たまには働きなさい!」 「昨日、お金、稼いできた」 「は?」 「はい、お金」 「ど、どうしたのよこんなお金! まさかいかがわしい事……」 「セラの下着、いい値で売れた」 「キサマというやつはー!」 「リズ。ちょっと聞きたいんだけど」 「サリンの作り方?」 「誰が聞くかバカモノー!」 「リズ、ちょっといいかしら?」 「ちょっとだけよーん」 「……イリヤ様。ちょっと急いで此方に来ていただけませんでしょうかお時間は取らせま せんほらどこに逃げようというのですか私の手から逃れようなどと甘いのですよふふふふ」 「セラ」 「何?」 「セラ」 「何?」 「セラ」 「だから何よ!」 「……はい、イリヤ。私の勝ち。三回」 「ちぇー、もっと短いかなーと思ってたのになー。はい、10円」 「二人とも私をダシに賭けをしないでください!」 「じゃーんけーん」 「?」 「ぽん」 ぱー ぐー  「私の勝ちー。やーい。…ぎぶぎぶぎぶ。ぐりぐりいやー」 「黙れこのバカー!」 「リズ! 何ですか部屋を散らかして!」 「ゴルゴムの仕業!」 「黙れ!」 「セラ、返して」 「な、何を?!」 「その帽子の中身、私の脳みそ吸い取られてる。だからそんな膨れてる」 「あるわきゃないでしょ! 大体、それだったら私だって、そ、その…わ、私のムネとか」 「セラ。自分に無いもの、人に求めるの良くない」 「5秒前のテメエと対話してこい今すぐッ!」 「セラ、ビックニュース」 「何よ、今忙しいのよ?」 「ガチョーン」 「は?」 「毎日三回やる、一ヵ月後にはボイン」 「……何バカ言ってるのよ! 仕事なさい!」 「ちぇ」    一ヵ月後。   「……うそつき!」 「?」 「セェ〜ラァ〜」 「何いきなり野太いオッサンボイス出してるのよあんたはーっ!」 「セラ、いくら甘いものは別腹でも、胸には貯蔵されない」 「黙れーっ!」 「セラ、おやすみ」 「駄目よ! 寝る前は歯を磨いて!」 「……イチゴ味?」 「あるか馬鹿者!」 「じゃあモンダミン」 「ええいどうしてこやつはそう楽なほう楽なほうへと……」 「せ、セラ……」 「どうしたのリズ?! こんなに震えて……一体何が?」 「アイスの蓋……落ちてた……舐めた……」 「ドアホー!」 「セラ。ケーキ買ってきた」 「まあ、本当?! さあ、休憩にしましょう!」 「はい、こっちセラの分」 リズ:ショートケーキ セラ:そのケーキのセロファン 「――それ、美味しい?」 「中身よこせ中身ー!」 「セラ」 「何?」 「あれ欲しい」 「駄目です」 「欲しい欲しい欲しい」 「あーもう! 表情変えずに子供のような駄々こねるんじゃありません! まったく…… 1個だけですからね」 「――ふっ、チョロイ」 「聞こえてるわよリズ!」 「ぎぶぎぶぎぶぎ」――ごきん 「リズ、ミルク持ってきて」 「判った。――でも私、全然、出ない」 「……出るか!」 「リズー。ご飯よー」 「もうお腹一杯」 「ご飯の前に菓子を食うなとあれほど言っただろうがー!」 「セラ、ごめん」 「何よ?」 「間違って、セラの服着た」 「ああ、なんだそれだったら後で3回ほど洗濯すれば」 「胸の部分が壊れた」 「今すぐ直せ! 今すぐ!」 「リズ、たまには…」 「じゃましないで。今勉強中」 「……まあ、まあ! セラが勉強だなんて! おお神よ感謝いたします!  ところで何を勉強してるの?」 「人をおちょくる50の方法」  ――べきん 「セラ、大変」 「何?」 「とてもとても大変」 「だから何よ?」 「とにかく大変」 「あーもうっ、さっさと言いなさい!」 「お腹すいた」  拳を喰らいました。 「セラ」 「何よ」 「セラはえっち」 「何故いきなり!」 「ちっちゃい、感度良い、喘ぎ声でかい」 ――メコ… 「セラ、商店街の福引で当たった」 「あら何?」  アブソトニック  「胸に振動と希望、与える」 「キサマのツラに絶望を与えてやるー!」 「セラ、ご飯作った。食べて」 「あら、珍しいわね。……ちょっとコレ、何?」 「ジャガイモの芽、あまってた、おひたしに…」 「喰えるかアホウ!」 「セラ」 「何?」 「赤ちゃん、どこから、来るの?」 「ぶっっっっ、……え、ええと、っ、そ、それはその、お、おしべ、とめ、めしべが…」 「おぼこでもないのに、セラ顔赤い」 「殺す! あんた百回殺す!」 「ムシャクシャ、してた」 「……リズ?」 「相手は誰でも良かった」 「ちょ、ちょっとリズ! 何をやったの!」 「セラ。私たち、家族?」 「そ、そんなの決まってるじゃない!」 「――じゃあ、これ、お願い」 『請求書 セラ様  ¥×00000 クラブOKSG』 「昨日、イリヤと呑み過ぎた。頭痛い。寝る」 「おーのーれーはー!」 「セラ、セラ、セラ」 「な、何よ人の名前連呼して」 「セラ、ケセラセラ」 「はあ?」 「似ている。……生き別れの親子?」 「ちゃうわい」 「パパ、誰?」 「ちゃうってんだろーが!」 「セラ」 「な、何よ」 「大きさじゃ、ないから」 「だから、何?」 「感度のよさだから」 「だから何なのかはっきり言え言うとるんじゃあ!」 「言えない……それは、言っちゃいけない……くっくっく」 「殴らせて! 後生だから殴らせて是非!」 「セラ、牛乳買ってきた」 「あら、ありがと」 「こっち、値段高そうなの、セラ専用」 「は?」 「まだ、望み、ある」 「黙らんか貴様ー!」 「セラ、ザーメンって何?」 「ブッッ! え、ええとね、ザ、ザ、ザーサイとメンマのあえものの事よ!」 「……セラ、結構苦しい」 「お黙りっ!」 「セラ、大変。とても大変」 「何? 何があったの?」 「私、胸が大きくなった」   ――惨劇―― 「セラ」 「何?」 「何時も頑張ってるセラにぷれぜんとふぉーゆー」 「あ、ありがとう…」 「それじゃあ」 「ま、まさかあのリズからプレゼントだなんて……感激だわ。中身、何かしら……どきどき」  胸パッド

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 \    ____    \ \_____(゚Д゚#)< リズの大バカ者はどこだぁーーーー!!
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   | ̄_|| ̄アインツベルン ̄ | ̄_| ◎    \\     \ \
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製作:リーズリット 脚本:リーズリット 協力:リーズリット      アインツベルン家     イリヤ&シロウ   その他大勢 類:セラ    友:リズ    いぢめられる人:セラ          ナイチチ:セラ       苦労人:セラ      志村ー! 後ろ! 後ろー!:セラ                原作:Fate/ stay night 参考:ししょー(嘘 やっちゃった人:かさぎ修羅 秋葉大好き:しにをさん りずせら −リズを探して三千里− THE END
「どーこーだー!?」

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