天抜きリクエスト



※サイトの120万HIT企画です。
 文中で使うセリフを挙げて貰い、それを使って書くという趣旨です。
 各タイトルの横に出題者の方のお名前、お題セリフを太文字表記にしています。


 1.「先人の辿った道」出題:星の車輪さん  セイバー「カレーライスとは何ですか?」  士郎  「うん? ああ、まだ出した事無かったっけ。意外だな」  セイバー「美味しいのですか?」  士郎  「ああ、たいていの人の好みには合うと思う。       そうだ、夕飯に……」  セイバー「どうしました、シロウ?」  士郎  「ごめん、他のもので食べたいの何でも作ってあげるから。       何だか良くない事が起こる気がする。       うん、セイバーはカレーを食べない方がいい」  セイバー「良くはわかりませんが、シロウがそう言うのなら従います」  2.「罠に落ちて」出題:星の車輪さん  志貴「見つけた凄いものって何?」  琥珀「これです。ヒントは日記に書いてあります」  志貴「日記?」  琥珀「ええ、秋葉さまの日記に」  志貴「秋葉の日記ねえ。     ……よし、無視」  琥珀「え?」  志貴「そんなトラップに引っ掛かるもんか。     あいつが日記なんてつける訳が無い」  琥珀「あの、志貴さん。見てみるだけでも……」  志貴「見たら、それも処罰の対象になるんだ。見え透いた事を。     わかった、こうなったら本気になってやる」(拳を握る)  琥珀「いやあの、中身見て怒って貰う筋書きが……。     …………結果オーライ。…かなあ」  3.「三人ね」出題:孤独な猫さん    財布と通帳、家計簿を眺めて。  士郎  「今月の家計は食費で赤字だ・・・大食いトリオが居るからな〜」  藤ねえ 「……」  桜   「……」  セイバー「……」  凛   「……」  士郎  「あー、カルテットの間違い。       そんな、私だけは違うわって顔、一斉にするな」  4.「一工夫で違った楽しみを」出題:星の車輪さん  翡翠「リボンと眼鏡はオプションです」  志貴「オプションって翡翠が?」  翡翠「どちらか片方です。お好きな方をお選びください」  志貴「眼鏡を。……いや、あえて琥珀さんっぽくリボンってのもいいか。     待て待て。けれど、うむ。うーむ」  翡翠「……」(事務的に答えを待つ)  5.「定まらぬ状態の苦痛」出題:星の車輪さん  秋葉「兄さん、認めてしまえば楽になれますよ     後は時間の問題……、そうではありませんか?」  志貴「ひとつ訊きたい」  秋葉「はい、何でしょう?」  志貴「その楽になるって、許して貰えるという意味か。     それとも苦痛なんか感じなくなるって意味か、どっちだ?」  秋葉「どっちでしょうね」(艶然と笑み)  6.「決戦前に」出題:星の車輪さん  志貴 「どうだろう、秋葉は何とか説得するけど」  シオン「考慮に値します。あとでゆっくり考えましょう」  志貴 「そうか、あとでか」  シオン「何を笑っているのです? ここからは死地ですよ」  志貴 「ここで終わるとは考えていないって事だろ?      それに、即座に否定されなかった」  シオン「やはり、あなたは変な人ですね、志貴。      ワラキアさえ倒せば、もう私などと関わる必要はないでしょうに」  志貴 「それは違うだろう」  シオン「違いませんよ」(きっぱりと。でも、どこか少しだけ揺らぎ)  7.「井戸端会議」出題:星詠師さん  藤ねえ「士郎、大変。ご近所さんの評判がえらい事に」  士郎 「なんだかわかる気もするけど、なんで? 藤ねえ、何をしたんだ?」  藤ねえ「何言ってるのよ、士郎よ、士郎が悪の元凶」  士郎 「俺が何で」  藤ねえ「年端も行かない外国の女の子連れ込んだり、朝夜通ってくる制服の      女の子がいたりしてるの、見てるんだよ、みんな」  士郎 「う、それは、言い訳できない」  藤ねえ「わたしだって、同じ学校の女教師が足しげく家に入ってとす言われ      ちゃっているんだから」  士郎 「ふうん、まあ、事実だしな」  藤ねえ「と言う事で、士郎はわたしと結婚するの」  士郎 「なんでやねん」  藤ねえ「そうすれば、無事に全部、丸く収まるの。さあ、レッツゴー」  士郎 「おさまらないおれはまだこうこうせいでそつぎょうもだいたい」      引き摺られ……。        8.「意外だからです」出題:星詠師さん  セイバー「……不味いです。 もう、いりません。       うん? 何故、皆で愕然とした顔をするのですか?」  9.「欠けたる半身を得て」出題:星詠師さん  凛   「嘘……、あれが効かないなんて」  キャスタ「それが貴女の限界ね」  凛   「くっ」  キャスタ「元々の魔力の違い、研鑚の年月、全てにおいて優っているのだから」  凛   「確かに、認めざるを得ないわね。悔しいけど」  キャスタ「何より、私には全てを委ねられるマスターがいる。       もはや隠れて動く必要もない。十全たる力が行使可能。」  凛   「そのマスターについてで質問」  キャスタ「何かしら?」  凛   「葛木先生でいいわけ?」  キャスタ「どういう意味かしら?」  凛   「うーん、どう言ったらいいか、不満はないの、あの人で?」  キャスタ「当たり前でしょう?」(訝しげに)  凛   「あ、そう。そうなんだ。確かに、すっごく負けた気分」         10.「志貴、遊びに来たよー」出題:星の車輪さん  琥珀「最終防衛線が突破されました」  翡翠「もう、間近です」  秋葉「くっ、あれほど準備を整えたのに。     撤退、以降は邸内での仕掛けに切り替えます」    志貴「楽しんでるだろう、おまえ達……」  11.「お姉さま」出題:星の車輪さん  晶  「誰か、探しているんですか?」  女生徒「和尚を探しているのです」  晶  「月姫先輩ですか、もう戻られたんじゃないかなあ」  女生徒「そうですね、ありがとう瀬尾さん」  蒼香 「……なんだ、今の会話。もしかして、あたしの渾名?」     (廊下の角で青褪めて)  12.「ちょっとデフォルメ姿が見たい気もしますが」出題:星の車輪さん  タイガ「神父は間に合っています」  13.「あっ、お連れさんの方が、ご器用だ」出題:星の車輪さん  鮮花「……ふぁ、あッ」  橙子「なんだ、せっかくの魔術書、そんなに退屈かね?」  鮮花「違います。だってさっきから兄さんがが欠伸ばかりしてるから」  幹也「え、僕が何?」  鮮花「どうやら伝染するみたいです」  幹也「なるほどね」  橙子「根拠が無い訳でもないな。確かにそういう事象はあるから。     黒桐と同じでここしばらくろくに寝ていないからな、私でも気を抜くと     正直危ない」  鮮花「橙子師でもですか、ふうん」(顔をある方向へ)  幹也「……」(同じく顔を)  橙子「……」(こちらも)  式 「なんだ、その期待の目は?」    14.「料理人としては嬉しいが」出題:星の車輪さん  桜 「あ、凄いですね。こんなにいっぱいのお魚」  士郎「また、藤ねえだよ。     餅とかと違って生物だから、凍らせられるのはいいけど、早めに何とか     しないと駄目だな」  桜 「そうですね」  士郎「どうやって料理しようか?」  桜 「普通に焼くのと、煮付けにするのと……」  士郎「天麩羅かフライにもしようかな。南蛮漬けにするのもいいし」  桜 「潰して、つみれのお団子も美味しそうですね」  士郎「何にしてもさ、食べきれずに余るかって心配が無い辺りが……」  桜 「そうですね」  15.「絶対値だけど」出題:Karasawaさん  アルク「・・・・鈍感」  志貴 「他の連中ならいざ知らず、おまえに言われるのは不本意だぞ」     16.「見つけ難いものですか?」出題:のちさん  アルク「んー、どこやっちゃたのかなー」  志貴 「どうした」  アルク「うん、ちょっと見当たらないんだ−」  志貴 「何を無くしたんだ」  アルク「小銭入れ。気に入ってたのに。うー」  志貴 「そのうち出てくるだろ。      けっこうお金入れてたのか?」  アルク「ううん、ほとんど入れてなかったよ」  志貴 「それは不幸中の幸いだったな」  アルク「うん。仕方ないね。      いろんな宝石散りばめて綺麗だったのになあ」  志貴 「待て」  17.「こきこき」出題:のちさん  志貴 「あー、肩こりが」(自分で肩を揉みつつ)  翡翠 「志貴さま、よろしければ、マッサージ致しましょうか」  琥珀 「あ、わたしも。何でしたら良いお薬もありますよ」  志貴 「嬉しいけど、二人の方が働いて大変じゃないか。      そんなに甘えられないよ」  アルク「じゃあ、わたしがしてあげるね。それならいいでしょ」  シエル「あなたは力の加減がダメじゃないですか。      遠野くん、肩と言わず、全身を……」  秋葉 「どこから現れたんです、お二方?      ご心配なく、兄さんの体は妹である私が隅から隅までほぐして差しあ      げますから」  アルク「あ、妹ずるいー」  シエル「言い方がいやらしいですね」  秋葉 「何を言うんです。だいたいですね……」  志貴 「こんなだから、肩こりになるんだよなあ」(騒ぎに溜息)      18.「世界でいちばん愛してる」出題:のちさん  志貴 「ときどき先輩には申し訳なくなるんだ」  シエル「いきなり何を言い出すんです」  志貴 「俺なんか恋人にしたから後悔する事も多いかなって」  シエル「何故ですか?」  志貴 「うん、秋葉はあんなだし、アルクェイドも……。      けっこうストレス溜めてるよね」  シエル「まあ、否定はできませんね。      でも遠野くん、一方でですね、凄い優越感もありますから」  志貴 「そうなの?」  シエル「はい。アルクェイドは別として、秋葉さんにしても翡翠さん達にして      も、凄く魅力的ですよね」  志貴 「ああ、そう思う」  シエル「他にも年上の女性とか、年下の女の子とか。遠野くんの周り」  志貴 「う、うん……」  シエル「そんな競争相手の中で、遠野くんが選んでくれたのはわたしなんです      から。だから平気です」  志貴 「そう思ってくれてるんだ」  シエル「ええ。まあ、そうとでも思ってないとやってられないんですけど……」  19.「あくまで優しく微笑んでね」出題:のちさん  志貴「ひぃ…………」  秋葉「あら、煤が付いてしまいましたね」  志貴「付いてしまいましたねって」  秋葉「どうかなさいまして、兄さん?」  志貴「どうかって」  秋葉「不思議な事もあるものですね。     いきなりあんな……、怖いですねえ、兄さん。     で、何のお話でしたっけ?」  志貴「なんでもないです」(萎縮)  秋葉「そうですか。せっかく兄さんが頼み事と言うから、楽しみだったのに」  20.「持ちきれないほど」出題:のちさん  アルク「後はねえ、これ。それと……これもそう」  翡翠 「お待ちください。その……こんなに……」  アルク「遠慮しなくていいよ。ただのおみやげだし。      普段から良くやってくれてるって志貴も誉めてるもの」  翡翠 「志貴さまが……」  アルク「ええと、志貴は下ね。じゃあ、行ってくるねー」  翡翠 「志貴さまのお部屋の窓からの出入りを止めて下さるのがいちばん嬉し      いのですけど……。      ありがとうございます、アルクェイドさま」    21.「初心者」出題:のちさん  琥珀 「そのぅ、お願い、できませんか?」  シオン「はい。お役に立てるなら。それを飲めば良いのですね?」  琥珀 「あ、あの……」  シオン「何か?」  琥珀 「飲んじゃうんですか?」  シオン「飲んではいけないのですか?」  琥珀 「……やっぱりいいです。変に罪悪感が」(小声)  シオン「?」  22.「矛先」出題:神楽月 真十郎 さん  藤ねぇ 「お、お爺さまのばかーーー!」  士郎  「あーあ」  セイバー「どうしました、シロウ?」  士郎  「何があったかは知らないけど、今の藤ねぇの電話がさ。       ああいう場合、たいてい、被害がこっちに来る」  セイバー「シロウにですか、なるほど」  士郎  「とりあえずは、この家で暮らすとか言い出すぞ」  セイバー「元々そんな感じでは?」  士郎  「完全に自宅モードになった藤ねぇを知らないだろう?」  セイバー「今よりさらに?       ……なるほど、対策を考えた方が良さそうですね」  23.「宗教戦争の始まり」出題:神楽月 真十郎 さん  ギルっち「我にカレーを食えと言うのか下郎!」  24.「友達以上?」出題:ペースケさん  シエル「ごめんなさい、乾くん」  有彦 「どうしても俺じゃダメといいはりますか!」  シエル「はい」  有彦 「……」  シエル「……」  有彦 「……フォローのお言葉とかは?」  シエル「無いです」(にこり)  25.「上から下に」出題:ペースケさん  セイバー「……で、他には?」  店員  「オレンジジュースで最後です」  セイバー「では、それを」(最後までメニューは開けずに)  26.「時に刃の向きを違える事が最大の効果を生む」出題:ペースケさん  凛   「なら、いいわ」  アーチャ「そ、そんなことに令呪を使わないでくれ!」  凛   「だったら、わたしの言う事聞く?」  アーチャ「ああ、やむを得ない。       ……しかし令呪を使うぞと脅すのは君くらいのものだぞ、凛」  27a.「凛なら猫」出題:ペースケさん  士郎  「だから、ライオンの子供とか可愛いと思うだろ?」  セイバー「はい。小さな動物は基本的に可愛らしい」  士郎  「うんうん。猫とかハムスターとか、それに……」  セイバー「……シロウが私に何を期待しているのかわからないのですが」  士郎  「セイバーは自分が女の子らしく無いとか言ってたよね」  セイバー「はい。桜や凛と比べたら明らかです」  士郎  「異論あるけど。だったら、少し魅力を強化したらと思ったんだ」  セイバー「ふむ。それは、少々興味がなくもないです」  士郎  「これだ、これをつけてくれ」  セイバー「そんな事なら言ってくれればすぐに。       ……これで良いのですか、シロウ?」  士郎  「ああ、思ってたよりずっといい。       可愛いよ、セイバー。いや、いぬみみせいばー」(ぽわわん)  セイバー「シロウ、ちょっと、あ……」(抱きしめられ動転)  ※上のは少し表記を変えたので、もう一つ  27b.「正しいのが、正しいわけじゃない」出題:ペースケさん  士郎  「だからさ、そうじゃないんだ」  セイバー「……士郎が私に何を期待しているのかわからないのですが」  士郎  「ちょっと待った、セイバー」  セイバー「はい、何ですか、士郎?」  士郎  「シロウだろ?」  セイバー「発音は今のがあっていると思いますが」  士郎  「却下。セイバーはそうじゃない」  セイバー「……シロウ?」  士郎  「うんうん」  セイバー「わかりません。でも、シロウなのですね」(嬉しそうに)  28.「地獄に落ちろじゃないようです」出題:天戯京介さん  士郎「埋もれろっ!!」  凛 「はあ?」  士郎「いや、何言ってんだ、俺。     じゃなくて、いい加減怒ったからな、遠坂」  凛 「ふんだ!    (でも、ぎりぎりの処で酷い言葉は使えないのね、士郎って。     だけど、埋もれろってのは一体……)」  29.「信用はされてるよ」出題:天戯京介さん  士郎「用ないなら、もう行くぞ」  綾子「……そんな士郎…酷い…昨日の夜私にしたこと忘れたの!?」  士郎「言っとくけど、後ろに遠坂がいるのは気づいてるからな」  綾子「あれ。それなのに動揺しないの? 弁解したりとか」  士郎「遠坂の事はよくわかっているから」  綾子「ふうん。じゃあ、なんで振り向かないの?」  士郎「遠坂の事は凄くよくわかっているから」  30.「両方かな」出題:天戯京介さん  琥珀「それでは、志貴さん」(手ひらひら)  志貴「いぢめっこーーーー!!」  琥珀「違いますよー、志貴さんがいぢめられっこなんですよー」  31.「黄金の真理」出題:天戯京介さん  一子「ふん」  志貴「ちょっと、一蹴ですか、イチゴさん」  一子「弟は姉貴に逆らえないんだ」  志貴「え?」  一子「Understand?」  志貴「う……、凄い説得力が」  32.「あえて露出度低めでお願いします」出題:天戯京介さん  士郎「そ、その格好は反則だぞ…遠坂」  凛 「ふうん、メイド服には激しく反応と。     やっぱりね。ふふふ。     まだまだあるから、今度は……」  33.「○○に訊く無数の質問」出題:がんさん  士郎 「鯖の竜田揚げ」  イリヤ「好きな色は?」  士郎 「白かな……って、いつまで続けるんだ?」  イリヤ「わたしの気がすむまで。      全部知りたいんだから、シロウのこと。……ダメ?」  士郎 「わかった。夕飯の支度までは付き合うよ」  イリヤ「うん。ええと次はねえ」  34.「硬直の瞬間」出題:がんさん  綾子「やだ、おにーちゃんてば、もう。」  士郎「何言ってるんだ、美綴?」  綾子「そんな事言うと、もうシロウとは一緒に…」  士郎「…待て、どこで聞いた、それ?」(死ぬほど慌てて)  綾子「ふふん、どこの大通りだったかなあ?」  35.「物事を円滑に解決する手法のひとつ」出題:がんさん  凛   「嬉しいことに、これ、戦争なのよね。」  アーチャ「凛、きみの人格形成について議論するつもりはないが。」  凛   「何よ?」  アーチャ「負けるという可能性は考えていないのかね?」  凛   「いないわ。いったい何の為に?」  アーチャ「さあ。まあ、そうした者こそが勝利するのかもしれない。」  36.「己への鼓舞」出題:がんさん  アーチャ「さあっ、行ってみようかぁ!」(やけっぱちのように)  士郎  「苦労してるんだな、あいつも」  セイバー「そうですね」  士郎  「遠坂だものなあ」  セイバー「まったくですね」  37.「宴会にて」出題:がんさん  セイバー「先立つフコウをお許し下さい。」  士郎  「セイバーが怪我なんかすぐ治るのはわかってるけどさ。       その芸はいろんな意味で洒落にならないから、やめろ」  セイバー「むう」(不満そうに)  38.「あえて優雅に名づければ」出題:がんさん  一成  「金と銀の円舞曲……」  士郎  「目を背けたい気持ちはわかるけど、これもセイバーだから」  セイバー「止まりなさい、イリヤスフィール」  イリヤ 「やーよ。一個もらったくらいで大人げなーい」  セイバー「あのプリンは私が楽しみに、楽しみに。待ちなさいッ!」  イリヤ 「いやーよーー。あはははっ」  39.「惨憺たる跡」出題:がんさん  藤ねぇ 「じゃあ後よろしくね。」  士郎  「ああ。」  セイバー「いいのですか、シロウ? これはタイガが……」  士郎  「いても役に立たないどころか、かえって邪魔になるし。       いや、俺もわりきれないけどな」  セイバー「とりあえず、片付けましょう」  士郎  「そうだな」         40.「なんか魔力で限界超えたっぽい」出題:がんさん  ライダー「この乗り心地は、なかなかよいですね。」  桜   「……」  士郎  「……」  ライダー「何故、二人とも気絶しているのです?」           41.「悪魔の囁き」出題:がんさん  慎二「無理すんなって。」  凛 「……」(耳元で二言、三言)  慎二「な……」(立ち尽くす)  凛 「行きましょう、衛宮くん。」  士郎「なあ、今の……、いや、何でもないです。」(何度も振り向き)    42.「深読み、そして」出題:がんさん  ランサー「最近、猫飼ってんだけどよ。」  アーチャ「何、猫だと。       …………いやいや、しかし。       ううむ」  ランサー「何を考えてるのか知らんがな、あいにく本物の猫だ」  43.「絆」出題:10=8 01(と〜や れいいち)さん  セイバー「シロウハ、スバラシイ、マスターデス」  凛   「負けたわ。こんな心の奥底でもあいつの事を……。       でも、治るかしら、これ」  44.「じたばた」出題:10=8 01(と〜や れいいち)さん  士郎  「ああもうっ、可愛いなぁセイバーはっ!」  セイバー「ちょっとシロウ、そんな真似は……、あ、ああ」  士郎  「嫌なら、跳ね除けられるだろう。セイバーなら?」  セイバー「それはできますけど、ちょ……、もう、シロウのバカ」  45.「思い出」出題:10=8 01(と〜や れいいち)さん  切嗣 「好きだよ」  藤ねえ「え……」  切嗣 「大河ちゃんも、藤村の人達もみんなね」  藤ねえ「……なんだ」  切嗣 「うん?」  46.「境界」出題:レインマンさん  凛「大丈夫、あなたはきっと、わたしを、忘れるから」    手が光を帯びる。   「だから、普通の生活に戻りなさい、衛宮くん。まだ、間に合うわ。    少しの間だったけど……、さようなら」          47.「ぐきり、ばたん」出題:レインマンさん  凛   「うわー……ちょっと、もしかして頭からいっちゃったんじゃない?」  セイバー「加減はしました、シロウならば……平気?」  凛   「なんで、半疑問形なのよ」  セイバー「……」  凛   「黙らないでよ、不安になるでしょッ」     48.「朝食は美味しいらしいよ、重いけど」出題:レインマンさん  セイバー「一分待ってあげます。どう料理してほしいですか?」  士郎  「料理って、セイバーか……。英国式ね、うーむ」  セイバー「意味が違うッッッ」    49.「宅配便でーす」出題:レインマンさん  配達人「ではここに印鑑をお願いします」  凛  「はい、これでいいわね。ご苦労様」  配達人「ありがとうございました」  士郎 「……いつの間に遠坂が印鑑の場所憶えているんだ?」  50.「手間省けますし」出題:レインマンさん  士郎「後はまっとうな部屋と言っても、俺の部屋しか空けられない」  桜 「わたしは一向にかまいませんッッ!!」  士郎「じゃあ、桜は俺の部屋で寝てくれ」  桜 「は、はい」(夢見る表情で)  士郎「2日もあれば修理できるから、それまでの辛抱だな」  桜 「……もっと長くたって」(小声)  士郎「じゃあ、俺は土蔵で眠るから」  桜 「あ、あれ?」  51.「人からも魔からも追われ」出題:MCさん  弓塚「わ、わたしは遠野くんの心の傷跡になりたかったわけじゃ……」  志貴「気にするなよ。弓塚を助けたのは、俺の意志だから。     見捨てられなかった。弓塚だって俺の血を吸わなかっただろ?」  弓塚「ごめん、ごめんね、遠野くん」  志貴「いいよ。さあ、少し眠っておこう。     また、昨日みたいな長い夜になるかもしれないから」  弓塚「うん、わかった。おやすみ、遠野くん。また、夜に」  志貴「おやすみ」    頼るモノも行くべきトコロもなく、けれど束の間の平穏を。  52.「絶望への切望」出題:月影さん  士郎  「…ッ、それでも…、それでも!!」  凛   「あれを見ても、まだ行ってしまう、セイバー?」  セイバー「シロウ……」  53.「思いがけぬ処で会いました」出題:月影さん  凛 「綺礼…?へー…意外ね、アンタにもそんなとこがあるんだ。」  綺礼「そうかね?」  凛 「だって、こくな女の子しか入らないような店」  綺礼「ならば問うが、おまえの為に用意した服の数々、どうやって入     手したと思っている?」  凛 「え? あ……」(顔曇らせて)  54.「燗酒」出題:月影さん  宗一郎 「一献どうだ?」  キャスタ「あ、あの、それではお言葉に甘えて、す、少しだけ…」  宗一郎 「日本酒ゆえ口に合わぬかもしれぬが」  キャスタ「そんな事はありません。       宗一郎様は、よく嗜まれるのですか?」  宗一郎 「いや、普段はほとんど呑まない。       何故、今夜は呑みたくなったのだろうか……」  キャスタ「おつぎします」  宗一郎 「まあ……よいか」  キャスタ「はい」(幸せそうに)  55.「答えはいらない」出題:月影さん  イリヤ「ねぇ、バーサーカー、つまらない事聞くけど、私のこと…大切?」     ブロンズの像のように、身動きできない状態であるのを知りながら。  56.「騙し騙され」出題:月影さん  ランサ−「は、なるほどなるほど!!全く大した女狐っぷりだな、お嬢ちゃん!」  凛   「わたしは正面から噛み付ける獅子じゃないもの」  ランサー「そうかい、まあ、女はそんなもんだがな」  凛   「侮辱なら、受けて立つわよ」  ランサー「いいや、誉め言葉だ。狐で気に喰わんのなら……」  凛   「何かしら?」(ちょっと期待)  ランサー「うー……」  凛   「まさか、狐以外浮かばないとか言わないわよね?」  ランサー「いや、その……」(苦渋)  57.「おまえもな」出題:三十八式アカツキさん  秋葉「兄さんは鬼子です!」  志貴「……」  琥珀「いろいろ突っ込みたい事あるけど、我慢している顔ね」  翡翠「……」(こくこく)  58.「傷薬も持って来たよ」出題:須啓さん  言峰「ふむ、修羅場だな」  士郎「な、な、何しにきやがった」  言峰「無論、嫌がらせだが」  士郎「何だと?」  言峰「他のマスターとサーヴァントとの痴話喧嘩か」  士郎「……おまえでも笑うんだな」  言峰「ああ、実に愉快だ。では、帰る」  士郎「何しに来たんだ、あいつ?」  59.「世話するから」出題:須啓さん  士郎  「仕方ない、片付けて元に戻そう。しかし、何考えてるんだ、藤ねえ」  イリヤ 「んー、でも、タイガの部屋には―――」  士郎  「何だ、イリヤ?      ……って、何だ、こいつ?」  イリヤ 「あーあ、見つかっちゃった」  藤ねえ 「違うもん、虎じゃないもん、ただの子猫だもん」  士郎  「どう見ても虎の子供だ。いったい何処で拾ったんだ。       だいたい、猫だとしても、人の家で勝手に飼うな」  セイバー「シロウ、虎でタメならば、ライオンの子供ならいいですか。       懐いてとても可愛らしい」  藤ねえ 「ええっ、虎がいいよう。虎が可愛いよう」  士郎  「ややこしくなるから、セイバーは黙ってろ」  セイバー「むう」   60.「弾みとか」出題:須啓さん  凛 「覚悟はいいかしら?」  一成「つまり、俺を殺そうというわけか」  凛 「ほら、見てよ。真顔の本気なのよ、彼。ね、士郎?」  士郎「だからって、その『ならいいよね』って笑顔はなんだ?」  61.「犯人は君だ」出題:須啓さん  セイバー「えーと。あまり大河ばかりを責めるのはどうかと」  士郎  「ふっ、尻尾を出したな、セイバー。       藤ねえ一人に罪を着せるのに、罪悪感を感じたな」  セイバー「な、シロウ!」  士郎  「じゃあ、セイバーは食べてないと?」  セイバー「……食べました」  士郎  「よし。……しかし、二人であの鍋一つ空けるか、うーむ」
二次創作頁へ TOPへ