天抜きリクエスト
※サイトの120万HIT企画です。
文中で使うセリフを挙げて貰い、それを使って書くという趣旨です。
各タイトルの横に出題者の方のお名前、お題セリフを太文字表記にしています。
62.「そのままの君で」出題:はまやらわさん
志貴 「俺は、明日には変わってみせる!!」
アルク「無理だよー」
シエル「無理でしょう」
秋葉 「無理ですね」
琥珀 「無理でしょうねえ」
翡翠 「無理だと思います」
シオン「無理です」
志貴 「な、なんだよ、みんなして。
うん、レン、なんだい?」
レン 「……」
志貴 「志貴は変わらなくていい、だって?
うう、レンだけだよ、俺の味方は……」
レン 「!!!」(抱きしめられて真っ赤)
女性陣「ああああ」
63.「ある最期」出題:はまやらわさん
琥珀「へぇ〜、……だから殺すんですか?」
秋葉「ええ。何か言い残す事は?」
琥珀「無いです」
秋葉「そう」
琥珀「……わたしは槙久さま親子に何もかも奪われて死ぬのですね」
秋葉「……ッッ」(苦痛に顔を歪め、でも手は止めず)
琥珀「ぐふっ」(どこか満足そうに秋葉の顔を眺め)
64.「おぼえあり、多数」出題:はまやらわさん
志貴「あれ、翡翠。どうしたの、怖い顔して」
翡翠「断罪します!!」
志貴「……」
翡翠「……」
志貴「どれを?」
65.「閉じ込めて」出題:はまやらわさん
志貴「……秋葉?」
秋葉「ウソです、まさか信じるとは思いませんでしたけど」
志貴「どうするつもりだ?」
秋葉「別に」
志貴「じゃあ、なんで」
秋葉「疑いつつも、私を信じようとした事で満足しました。
今、助けますね、お待ちください」
66.「口論の後で」出題:はまやらわさん
凛 「ふん」
士郎「キライ……か、そうだろな」
凛 「なんで、あっさり納得するのよ」
士郎「だって」
凛 「だってじゃない。
うじうじしてると本当にキライになるんだからッ!」
士郎「え、本当に? え、ええっ?」
凛 「あちゃー、失言。
……まあ、いいわ。帰りましょ、士郎?」(笑み)
67.「背後に」出題:はまやらわさん
一成「野望は始まったばかりだ!!」
凛 「せせこましいわね。
人間の器の小ささがわかるわ」(立ち去り)
一成「何を、雌狐め。
……衛宮、いつの間に現れたんだ、あやつは?」
士郎「うん、いつだろう」
68.「正と奇」出題:はまやらわさん
セイバー「この場合、裏切られるほうが悪いのです」
士郎 「そうかなあ。セイバーでもそう思うんだ」
セイバー「ええ、真正直にいくのだけが常道ではありません」
士郎 「セイバーもそうしているの? 騙したり裏切ったり」
セイバー「シロウ、私を何だと思っているのです。
侮辱は許しません」
士郎 「……なるほどね」
69.「飾り気無いから」出題:はまやらわさん
リズ 「セラ、これもつけてみる」
セラ 「いい加減にしないと……、でも似合う」
リズ 「髭もつけてみる」
セラ 「額に肉」
イリヤ「バーサーカーに何やってるの、貴方達?」
リズ 「……仮装?」
セラ 「……化粧?」
イリヤ「意外に遊べるけど、しちゃだめ!!」
70.「抑圧されたリビドーがどうとか」出題:はまやらわさん
ランサー「ウソだ、そんなことッ!!」
言峰 「すまん、本当は別に好きなヒトがいたんだ」
ギルガメ「失せろ」
ランサー「待ってくれ、俺の話を、棄てないでくれッ!!
……って、なんてぇ夢だ、畜生」
71.「苦悩は人を老成させます」出題:はまやらわさん
言峰 「認めたくないものだな、若さゆえの過ちというのは」
凛 「過ちはともかく、若さ?」
士郎 「……若さねえ」
イリヤ「お笑いね」
言峰 「うぬ」(不快げ)
72.「はじけろ」出題:はまやらわさん
志貴「たまにはバカになりたいんだ」
秋葉「……」
琥珀「……」
翡翠「……」
志貴「言いたい事あるなら、はっきり言えよ。
なんだよ、みんなで可哀相っていいたげな顔して……」
73.「まだ破局に到る前」出題:はまやらわさん
桜「何もしなければ…」
「何も起きない。そうよね……」
74.「存在意義もなくなるしね」出題:はまやらわさん
イリヤ「格好悪すぎ、あと死にすぎ」
タイガ「……うーん、そうよね」
イリヤ「でも、ここに一回もこないのも……」
タイガ「それはそれで嫌なのね、イリヤちゃん」
イリヤ「うん。タイガは?」
タイガ「まあ、そうよね。
……あ、また」
イリヤ「ぐちゃぐちゃ」
75.「場所ではなく」出題:はまやらわさん
黒桜「帰る場所すら、……もうない」
(聞こえぬ音を、聞いて)
「いえ、今、失った。……先輩」
76.「言い訳の算段」出題:はまやらわさん
志貴 「う〜ん、ごめんフォローしきれない」
アルク「えー、志貴冷たい。昨日はあんなに…」(口を塞がれる)
志貴 「そうやってぼろぼろと墓穴掘ってくれるからだろ。
あー、でも、おまえ一人に任せて置けないか、やっぱり。
いいよ、一緒に行こう」
77.「黒歴史にされた童話より」出題:権兵衛党さん
藤ねぇ「バターがっ、バターが増殖している!?」
イリヤ「ふふふふふ。まだまだ足りないのよ。
シロウにいっぱいお菓子作って貰うんだから。
さあ、タイガも木の周り回るのよ。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる……」
藤ねぇ「あーれーーー」
士郎 「なんか、うなされてるな、藤ねぇ」
イリヤ「いい気なものね、わたしのドラ焼き食べてお昼寝なんて。
ねー、士郎、早くー。代わりのホットケーキーー」
士郎 「はいはい」
藤ねぇ「うーん、うーん……」
78.「聞いているだけで胸焼けしそう」出題:権兵衛党さん
あくま 「さあ、どんどん攻め込むわよ」
藤ねぇ 「おのれバターめっ、かくなる上は汎用人型胃袋兵器を投入する!」
あくま 「無理ね、多次元より無尽蔵に引き出す洋菓子の数々。
時間の問題に過ぎないわ」
セイバー「それでも一回に出せる量は一定。
その都度、全て食べ尽くせばよい。きなさい」
溢れ出るバタークッキー、マドレーヌ、プチフール、ホットケーキ……。
藤ねぇ 「…って夢を見たの」
セイバー「そう言われて、私としてはどう返事をすればいいのか……」
士郎 「それは俺と同じだ。夢占いでもしろって言うのか?」
藤ねぇ 「ううん、お腹空いたから何か作ってよ。ケーキとか贅沢は言わないから」
セイバー「それはいいですね。私も賛成です」
藤ねぇ 「むむ、セイバーちゃんは、あんなに食べたのにまだ足りないのかな?」
セイバー「そんなに食べたのですか?」
藤ねぇ 「それはもう、山のようなねえ」
セイバー「ふむふむ」
士郎 「……すぐ出来るおやつでも作ってくるか」(なんだか疲れた顔で)
79.「うじゃうじゃとね」出題:権兵衛党さん
藤ねぇ「殲滅戦よーっ、手加減抜きで!」
士郎 「やめろって。縁側に出しっぱなしにしていた藤ねぇが悪いんだろ」
藤ねぇ「うう、でも楽しみにしてたのよ。それを蟻が、蟻がたかって……」
士郎 「さすがに、蟻を払って食べる真似はしなかったか」
藤ねぇ「だって、真っ黒だったし。うう、諦めきれない」
セイバー「そうですか、普通は手を出さないものなのですか。
なるほど……、もぎゅもぎゅ」
80.「無断ではありません」出題:権兵衛党さん
セイバー「はい、タイガが食べていいと」
士郎 「藤ねぇは、セイバーちゃんには断ったわよって言ってるんだが」
セイバー「そうですか?」(顔を逸らしつつ)
81.「いろいろ使い道の算段があったんです」出題:権兵衛党さん
士郎 「……で、バタークッキー連隊を完膚なきまでに殲滅した、と」
セイバー「激戦でした」
藤ねぇ 「うんうん、健闘だったわよね」
桜 「美味しかったです」
イリヤ 「また作ってね、シロウ」
凛 「お茶が欲しいなあ」
士郎 「……太るな、絶対」(耳を塞ぎつつ退室)
82.「とりあえず無関心ではない」出題:星詠師さん
橙子「あいつの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ。
奴は必ずその少し斜め上を行く」
幹也「橙子さんに、そこまで言わせるなんて……。
きっと、いいお友達だったんですね」
橙子「……」(憮然)
83.「名古屋かしら」出題:星詠師さん
琥珀 「み、味噌がっ!」
シエル「大丈夫ですよ、美味しいですから」
琥珀 「志貴さん……」(救いを求める目で)
志貴 「うん、本に書いてあったし、試したそうだから平気だとは思うよ」
琥珀 「そうですか?」
志貴 「ああ。でも味噌カレーか……」
84.「嘘偽りの欠片も無く」出題:星詠師さん
志貴 「尻でも触るか乳でももみます」
シエル「う、なんでこんな時の遠野くんの本気って、ちゃんと伝わるんだろう」
85.「恋人です」出題:星詠師さん
藤ねえ「うーん、知らなかったなあ。士郎がいつの間に遠坂さんと」
士郎 「お付き合いと言うか、どつき合いと言うか」
藤ねえ「きっかけは何だったの」
凛 「衛宮くんがハートを射ぬかれて、わたしは大切にしていたものを喪失して」
士郎 「待て」
86.「一夜の」出題:星詠師さん
士郎 「桜を抱っこして寝る」
セイバー「桜をですか」
イリヤ 「なんでよー」
凛 「そうよ、説明しなさいよ」
士郎 「いちばん抱き心地が良いから」(断言)
桜 「お布団敷いて来ました、先輩」
士郎 「じゃあ、おやすみ」
セイバー「ああもはっきり言われると……」
イリヤ 「反論できないわね」
凛 「ある意味、男らしいわね」
87.「喧嘩するほど」出題:ペースケさん
アルク「じゃあ、行ってくるね」
秋葉 「なんでわざわざ言いに来るんです。
黙ってればいいでしょう」
アルク「うーん、だって、無駄に心配かけちゃいけないし」
秋葉 「まるで私を思いやって下さっているようなお言葉ですね」
アルク「別に、わたし妹のこと嫌いじゃないよ。
こんなにポンポン言ってくるの、他にシエルくらいだしね。
志貴は、シエルとわたし、実は仲がいいとか言うから……。
ねえ、妹ともそうなのかな?」
秋葉「……おバカ」(毒気を抜かれたように)
88.「制極界とかね」出題:ペースケさん
藤ねえ「弟子よ、何やら秘密兵器とな?」
イリヤ「ふふふ、下克上よ。
魔法はダメでも、これなら」
藤ねえ「ふ、拳で語るがいい」
イリヤ「メガトンパーンチ!」
藤ねえ「ふ、無駄ァ――」(相殺)
イリヤ「え、え、何、今の?」
藤ねえ「だから、ここでは何がどーなっても、わたしは負けないのー」
イリヤ「不公平っス。」
藤ねえ「ふっふっふっ、甘い、甘い。
本編で使えなかったコインを、全てここで放出って感じかなー。
…………うう」
イリヤ「あ、自分で言って落ち込んでいる」
89.「朝から叱られる」出題:ペースケさん
志貴「どうしても、夜遅くなっちゃうんだよなあ」
翡翠「そんなことだからいつまでたっても……」
志貴「でもさ、自分で起きられてもそのまま寝てるかな」
翡翠「どうしてですか?」
志貴「さてね。じゃあ、着替えるから」
翡翠「? はい、ではこっちに着替えを。失礼致します」
志貴「起こしてくれてありがとう、翡翠」
翡翠「はい」
志貴「……うん、やっぱり朝の楽しみだしな、翡翠の笑顔」
90.「平然と職員室をパニックにする気もしますが」出題:ペースケさん
キャスター「じゃあ、こういうのはどうです?」
宗一郎 「良くはわからないが、弁当にハートは必須なのか?」
キャスター「えーと、その……、ダメ?」
91.「○○ダニット」出題:ペースケさん
アルク「切り株みたいね」(あっさりと)
志貴 「不思議に思わないのか、おまえは。
こんな誰も近寄れない密林の奥で、誰が何本も木を切断したのかとか。
どうやって跡形も無く運んだのかとか。
そもそも何の為にしたのかとか。
……思わないのか、なるほどな」
92.「火を通せば平気だよー」出題:ペースケさん
士郎 「これはどうかな?」
藤ねえ「う〜ん……これは食べられないよぅ」
士郎 「廃棄、と。藤ねえ、こっちは……」
藤ねえ「あ、これは平気」
士郎 「じゃあ、今日中に使っちまうか」
藤ねえ「お肉は揚げたの食べたいよ、士郎」
士郎 「OK」
凛 「何、あれ? 食材を山にして」
桜 「冷蔵庫がちょっと……」
凛 「ふぅん。まあ、選別はいいんだけど、基準が藤村先生?」(不安顔)
93.「けっこう鈍感です、男は」出題:ペースケさん
秋葉 「ふぅん。なるほどね」(優越感)
琥珀 「少しメニューに配慮致しますね」(見せ掛けの同情)
翡翠 「……」(視線が動く)
アルク「あはははは」
シオン「むしろ不思議ですね」
志貴 「みんながシエル先輩見る目が……、どうしたの?」
シエル「い、いいじゃないですか別に!」
志貴 「う、うん?」
琥珀 「志貴さんがお気づきでないのなら、よろしいでしょう、シエルさん」
シエル「女のプライドの問題です。なんで、体じ…いえ、何でもないですってば」
志貴 「……さっぱりわからない」
94.「しかし、実際どこに入っているのやら」出題:ペースケさん
士郎 「いいんだよ、セイバー、無理しなくてさ」
セイバー「いいからいつものアレをください」
士郎 「うん、ほら」
セイバー「ありがとう、シロウ。これで心置きなく料理を楽しめる」
凛 「なーに、あれ?」
桜 「ダイエット用のお薬なんですけど」
凛 「セイバーがダイエット? でも、料理を楽しむって」
桜 「満腹感を与えるお薬なんです。
確かに食べる量は減っている……のかなあ」
凛 「あれで、減っているんだ。ふううううん」
95.「仮面の中」出題:ペースケさん
秋葉「何か言える事はあるの?」
琥珀「いいかげんに……!」
秋葉「……ああ」
琥珀「秋葉さま、え……、涙?」
秋葉「やっと、見れた。
琥珀、あなたの笑顔じゃない怒った顔を。やっと……」
96.「釈迦の掌」出題:ペースケさん
凛 「じゃあどうする? やめる?」
士郎「やる。
……たださ、そのやっぱりねって顔は見せるな」
97.「おまえ、はあり」出題:ペースケさん
志貴「君のことだって大事だよ」
琥珀「ほら、どうですか?」
秋葉「本当だ、不思議ね」
翡翠「はい」
琥珀「志貴さんは、女の子に名前使わないと何だか冷たく聞こえるんです」
98.「富める者のお言葉」出題:ペースケさん
桜「貧にはわかりませんよ」(ぼそり)
凛「何か言ったかしら、桜?」
桜「いいえ、遠坂先輩?」(胸をちらりと見つつ)
99.「アンタッチャブル」出題:ペースケさん
さつき「足払いから、浮かせ中攻撃、爪二回、そして――
固有結界『枯渇庭園』発動!!」
――You Win!!
さつき「こんびねーしょん!」
チャラッチャーチャチャチャンンッッ♪
さつき「せっかく登場なのに。
こんなに強くなったのにッ、真祖の姫にだって負けないのにッ。
ハメキャラだから使われないなんてーーーーッッッ」
100.「再会したら見違えたパターンではある」出題:ペースケさん
凛 「人間、そうそう本質は変わらないものよ。
磨耗しようが、折れ曲がろうがね。
ねえ、え・み・や・く・ん?」(悪魔を超えて魔王状態の笑み)
アーチャ「……すいません、キャラ作ってましたぁ!」
101.「一度堕ちたら這い上がれんさ」出題:ペースケさん
晶「同人誌よりも……大切なものを見つけたんです」
(電話を切る)
「ごめんなさい。不義理をして。
でも、きっぱりと足を洗うんです。
…………この先はわからないけど。
ああん、そうじゃなくて」
102.「昼の光景」出題:ペースケさん
三枝「やーだよ♪」(教室から出て行く)
蒔寺「フラレタ。うーん、あれ、本当に由紀っちか?」
氷室「由紀の字とは思えんが、そんなに嬉しかったか……」
蒔寺「意外だ、遠坂も人の子だったとは」
氷室「ところで、私達二人で昼を食べなくても良いのではないかな?」
蒔寺「お、なるほどね。食堂だったな、見に行くとしよう」
二人、にやりと笑ってそそくさと……。
103.「はじまりはじまり」出題:ペースケさん
四季「ああもう、どうだっていいだろ」
琥珀「そうですか、では参りましょうか?」
四季「おお。……どうした、琥珀?」
琥珀「いえ、普段と変わりませんが」
四季「そうか、俺には。……まあいい、行くぞ」
琥珀「(四季さまにもわかるなんて、動揺しているの、わたし?
笑っていたのかな、それとも……、泣いていたかしら)」
104.「魔界」出題:ペースケさん
士郎「いや、だから、遠坂と俺はなんでもなくてだな……」
遠坂「知り合いではあるけどね、衛宮くんとは」
蒔寺「それにしちゃ、親密そうだったけど。弓道場でさあ」
遠坂「み、見たの、嘘ッッ」
蒔寺「そんなのウソに決まってるじゃん」
遠坂「な…」(絶句)
蒔寺「ふっふっふっ」(実にいい笑顔)
士郎「あかいあくまを騙すのは、やっぱりあくまなのかなあ」
105.「ドラマ的人生」出題:ペースケさん
羽居「そんなことよりあの子をどうするか考えようよ」
蒼香「まあ、そうだな」
秋葉「そうね、その方が建設的ね」
羽居「うん……」
蒼香「しかし、捨て猫拾ったり、赤ちゃん見つけたりって……」
秋葉「才能と言うか、人間が決まっているって言うか……」
106.「甦る勝利の笑み」出題:ペースケさん
綾子「うわぁぁぁぁ!」
がばりと布団から跳ね起き。
綾子「ああ、夢か。
もうとっくに勝負にも負けて、祝福して……。
結局、罰ゲームも受けたのに。
なんで、こんな……。
まあ、あいつらの結婚式も近いからかな。……ふん、寝直そう」
107.「半ば死んでる」出題:秋月 修二さん
凛 「あんまり吐いてしまいました」
士郎「その言い方、おかしくない?」
凛「それくらい気持ち悪いのよ。うー」
108.「悄然として言われてもね」出題:秋月 修二さん
式 「オレを笑ってほしいんだ」
幹也「うーん。無理だよ、式」
式 「幹也……」
幹也「一緒に笑う事なら出来るけど。
笑って、それから後始末しよう、それならどうかな?」
式 「……うん」
109.「否定はしません」出題:秋月 修二さん
晶 「この淫女ッ!」
秋葉「そうね、認めるわ」
晶 「えっ?」
秋葉「兄さんに対しては、何でもするし、プライドも捨てるわ。
浅ましく、最低の方法で、奪い取る真似だってする。
せめて、もっと罵ったら? 少しも痛痒に感じないけど」
晶 「くぅぅ」
秋葉「それでは、ごきげんよう。義姉さん」
110.「微妙な心理作用」出題:KTさん
アルク「あ、秋葉だ」
秋葉 「……」
アルク「ねえねえ、どうしたのよ?」
秋葉 「本当に私が妹になったら、名前で呼ぶんですね、あなたは」
アルク「うーん?」
111.「まだ温かい」出題:KTさん
藤乃「どうしよう。みつからない……」
幹也「藤乃ちゃん、入っても大丈夫?」
藤乃「は、はい、先輩。どうぞ」
幹也「どうしたの? あ、水着には着替えたんだ」
藤乃「ちょっと、探し物が。もう一回探そう。
先輩、ちょっと持っていてください」
幹也「う、うん……。なんだろう慌てて。
別に服と下着なんて渡さなくても……、って下着?」(硬直)
藤乃「あー、みつからない。どうしよう、どうしよう」
112.「最初からあぶのーまるなぷれいは」出題:瑞香さん
士郎「――ええっと……そのぅ……魔力の共有はどこででもいいんだよね?」
凛 「えっ?」(驚愕)
士郎「うん? どうした、遠坂。
違う、場所の話だ。する場所ッッ」
113.「他の奴には見せない顔だし」出題:瑞香さん
凛 「――――――――――――――――――――――――――――莫迦」
士郎「……」
凛 「なんで喜んだ顔してるのよ」
士郎「いや、何となく」
114.「シンプルな提言と結果」出題:星の車輪さん
アーチャ「俺にならないか!?」
士郎 「そうだな」
アーチャ「ならば死ね」
115.「自分が動くのでなく、人を動かす」出題:カパーラさん
セイバー「いわゆる一つの、戦略というものです」
士郎 「戦略って……」
セイバー「とりあえず目の前の敵を打ち破る事で、増援を引きずり出す」
士郎 「そう言われれば、そうかもしれないけどさ」
セイバー「はやく炊けませんかね、ご飯」
士郎 「藤ねえとセイバーがおかわり一杯我慢すれば足りたのになあ」
116.「天国というか修羅界というか」出題:カパーラさん
士郎 「今更ながら実感したよ」
セイバー「何をです、シロウ」
藤ねえ 「うーん?」
凛 「何よ、突然」
桜 「何ですか、先輩?」
士郎 「やっぱり異常だよ、今のこの家は」
女性陣 「誰のせいと……」
士郎 「え、俺?」(心底意外そうに)
117.「快感ですよ〜」出題:カパーラさん
志貴「頼むよ、翡翠、この通り」
翡翠「嫌です、と申し上げたら?」
志貴「え、それは……、困るけど。翡翠?」(すがるような瞳)
翡翠「(志貴さまのお顔、あ、姉さんの言ってた通り……)」
118.「嘲笑は受け入れる、同情は耐えがたい」出題:カパーラさん
シエル「まだまだ負けませんよ」
アルク「はいはい。気のすむまでどうぞ」(優しい笑みで)
シエル「くぅぅ」
119.「宝石のような日々」出題:カパーラさん
アルク 「そんなのってないよ」
ゼルレッチ「夢というものは、いつか必ず終わる。
それも大抵、いちばん良いところで醒めるものなのだ、姫……」
120.「状況を作るのでなく活かすと言うか」出題:カパーラさん
秋葉「油断したわね、琥珀」
琥珀「え、秋葉さま、何故?」
秋葉「わからないかしら?」
琥珀「まさか、この私が!?」
秋葉「そうよ、罠は回避したわ、寸前でね」
琥珀「わたしの策が、嘘、嘘です」
秋葉「……あのね、個人的見解だけど。
琥珀、あなたは、実際には策士とは少し違うと思うわ」
121.「助けて貰ってなんだけど」出題:カパーラさん
志貴 「静かだな」
さつき「そうだね」
志貴 「どうなるんだろうな、俺たち」
さつき「……」
志貴 「大丈夫だ、なんとかなるよ」
さつき「うん……、でも」
志貴 「なに?」
さつき「非常識にもほどがあるよ」
志貴 「え?」
さつき「あんまり親しくない女の子の電話で夜中に飛び出してきて。
殺されそうになったのに、その子を助けて。
あげく、あんな目にあったのに、まだ……」
志貴 「そうだなあ、でも、非常識でよかったよ」(震える肩を抱いて)
さつき「……馬鹿。でも、ありがとう遠野くん」(体を預けて)
122.「自らのエプロン姿に何の違和感も」出題:カパーラさん
アーチャー「やはり俺は衛宮士郎なのだな」
123.「おぼつかぬ手での繕い物」出題:カパーラさん
キャスター「私だってたまには」
宗一郎 「……ありがたいが、これ以上見ていられん」
キャスター「すみません、宗一郎様」
宗一郎 「慣れている。おまえは指の傷を労れ」
キャスター「……はい」(恥ずかしそうに)
124.「さすがに対象外だったけど」出題:長谷さん
文臣「それでも私は」
志貴「……」
文臣「きみの事が好きだったよ」
志貴「お世話になりました」
文臣「まあ、都古が大きくなったら……」
志貴「はい?」(妙に心引かれた様子で)
文臣「いやいや、元気でな」
125.「距離」出題:長谷さん
志貴「あれ、そうだったんですか」
文臣「ああ、意外かね?」
志貴「少し」
文臣「遠野槙久が大嫌いでな!」(どんとテーブルを叩き)
志貴「あーあ、酔ってますね」
文臣「久々でな、すまない」
志貴「でも、そのわりには近くに住んでいたんですね」
文臣「うむ。槙久はそういう男だった。自分に敵対するかもしれない者を近場に。
それは志貴くん、きみも同じだ。他に預け先は幾らでもあったのに」
志貴「……ああ、なんで勘当されたのに、こんな近くにとは思っていました」
文臣「今となっては、どういうつもりだったのかわからないがね」
志貴「(シキはどうだったんだろう……?)」
126.「もはや触れる事あたわず」出題:長谷さん
啓子「あ、あの秋葉様‥‥‥私、何かお気に触る事でも?」
秋葉「い、いえ。何でもありません。
兄さんを理解する為です、もっと昔の話を」
啓子「はい。それでですね、お風呂で裸の志貴さんが……、秋葉さま?」
秋葉「な、なんでもありませんから、続きをッッ」(鼻血)
啓子「は、はい」
127.「いい人Verの場合だと別種の味わい」出題:長谷さん
都古「おとーさんっっ!!あたしおとーさんの子供でよかったよぉ(えぐえぐ」
文臣「いや、決して悪い人ではないのだよ、久我峰さまは。……多分」
128.「ひとねこひと」出題:星詠師さん
志貴 「レンが喋るなんて……」
琥珀 「よっぽど嫌だったんでしょうねえ」
シエル「無理もありませんね」
猫ある「あちきと一緒にするなって、どういう事にゃー」
129.「行方不明」出題:星詠師さん
アルト「どこに置いたんでしたっけ?」
フィナ「はて?」
アルト「動きを見て処置をと、それから……」
フィナ「ずいぶんと見ませんな」
アルト「お腹が空いたら帰ってくる……とか」
フィナ「姫のお言葉なくば、百年でも使命を果たそうと続けますよ」
アルト「そうよねえ。どこに行けと言ったんだったかなあ、リィゾ」
130.「THE DOCTOR IS ‘IN’」出題:星詠師さん
店員「近距離戦に特化した機体です」
客 「それでは役に立たんな、こちらを貰おう」
幹也「……って夢を何度も見たんです」
式 「幹也が近距離……ううん?」
鮮花「そうね、もっと何ていうか……違うわよね」
式 「ああ、珍しく意見が合うな」
橙子「待て、黒桐の本質を見誤るな」
鮮花「と、言いますと?」
橙子「つまりだな……」
幹也「いや、そういう話をしたいんじゃなくて……。
それに近距離戦って?」
131.「イメージには合致」出題:はまやらわさん
アルク「ちょっと待って、それ誰よ!!」
志貴 「え? おまえのお姉さんだろう?」
シエル「死徒二十七祖、ブリュンスタッドの名を持つ者?」
秋葉 「あら、あなたの血族と聞いて納得しましたけど?」
琥珀 「はい、そう覗いましたよ」
翡翠 「アルクェイドさまの姉上と」
アルク「あれ、アルトルージュじゃ……ないよね?」(不確かな気分に)
132.「判別」出題:はまやらわさん
シエル「カレーライスは、いりません」
掌を前に突き出し拒否。
シエル「ハヤシライスでは、いけませんか?」
志貴 「うん、この合言葉なら完璧だ」
アルク「シエルに化けた奴からは絶対に出ない言葉」
秋葉 「たとえ知ったとしても、こんな声は出ませんものね」
志貴 「本当に魂からの慟哭を秘めた声……」
133.「ワックスがけの後」出題:はまやらわさん
シオン「きゃっ」(すてんと尻餅)
「痛た……、え?」
志貴 「……」
シオン「た、たまには……」
志貴 「ああ、予期せぬアクシデントで失敗するのは当然だよ。
それはシオンの計算とかとは関係ないと思うよ」
シオン「そ、そうです。無用な誤解を受けず嬉しいです」(足早に離れる)
志貴 「脚が綺麗だなあと思って眺めていたとか、あんな見事に転んだか
ら、縞模様が丸見えだったとか……。
そこら辺を見咎めなかったのは、どうかと思うけど」
134.「想い」出題:はまやらわさん
志貴「俺、都古ちゃんには嫌われていると思ってた」
都古「そんなことあるよ!!」
志貴「え?」
都古「あ、違……」(わたわたと必死。でも言葉は出ない)
志貴「ああ、何となくわかったから、うん。平気だから」
135.「どっち?」出題:はまやらわさん
士郎「そんな、姉妹なのに、別々でなんて……」
凛 「わたしだって、妹想いの姉でいたかったわよ!!」
桜 「遠坂先輩、いえ、姉さん。
それは状況が許さなかったんですか?
それともわたしに何か問題がありと?」
凛 「えーと」
136.「永遠の愛」出題:はまやらわさん
士郎「そんなの認めない。絶対に助ける」
桜 「ごめんなさい先輩、手遅れです」
士郎「桜……」
桜 「幸せでした、ずっと好きだった先輩に、愛して貰えて。
ほんの少しだけだったけど」
士郎「俺には桜しかいないんだ、絶対に死なせるもんか」
桜 「嬉しい……。
じゃあ、わたしが死んでも、わたしを愛しつづけてくれますか?」
士郎「あたりまえだろう」
桜 「他の女の人には目もくれないですよね」
士郎「……あたりまえだろう」
桜 「(ふふ、今の間、わたし……まだ死ねない)」
137.「正義の味方を目指す者としてはね」出題:はまやらわさん
ライダー「変身!! …はしませんよ」
士郎 「…………」
ライダー「何故、膝から落ちて突っ伏してしまう?
あれだけ傷ついても立ち上がった強い子だったのに……」
138.「同性の目」出題:はまやらわさん
キャスタ「な、何故バレたの?」
凛 「あんな、顔を晒しておいて」
桜 「嫌味……」
藤ねえ 「ふんだ、ふん」
セイバー「確かにキャスター、あなたは美女だ、それは認めよう」
凛 「でも、その自覚していませんって顔、作ってるわよね?」
桜 「ほら、さりげなくお化粧してます」
藤ねえ 「ほんとだー」
セイバー「シロウもこんな女に見惚れるなんて……」
キャスタ「えーと、あの……?」
139.「君を信じよう」出題:はまやらわさん
アーチャ「自信なしだ!!」
凛 「え、策無しだと言うの?」
アーチャ「ああ、打つ手はないな。私には……だが」
凛 「え?」
アーチャ「だが、私のマスターは違う。
年若いが、優秀で不屈の闘志を持つマスターなら、決して負けない。
何かを考えつき、自分のサーヴァントを動かす筈だ、勝利の為に」
凛 「と、当然よ」
アーチャ「では少し見回りをしてから休ませて貰う。おやすみ、凛」
凛 「おやすみなさい。
……何だか、うまく乗せられた気がするけど。
そうよね、うん、ありがとう、アーチャー」
140.「異端の快」出題:はまやらわさん
ギルガメ「我が死んでしまうぞッ!?」
言峰 「ああ、そうか、失念していた。すまぬな」
ギルガメ「……本気であったろう、貴様」
言峰 「大事なサーヴァントをわざわざ死なせる? ありえんな」
ギルガメ「唯一の切り札を無くす不幸を楽しんだのではないのか?」
言峰 「あるいは、無くすかも知れぬ不安をか。
いやいや、あり得んとも」
ギルガメ「……ふん」
141.「敵にする方がまだ」出題:はまやらわさん
橙子「全て忘れてくれ、うん」
幹也「橙子さんがこんな慌てるなんて、かなりの大事なんですね」
橙子「……」
幹也「その秘密を僕は知ってしまったと」
橙子「黒桐」
幹也「脅そうとしていますね」
橙子「いや、最終的に黒桐が私に不利益になる事はしないとわかっている」
幹也「そうですか」
橙子「ああ。だが、これ以上黒桐が私を不安がらせるなら……」
幹也「なら?」(息を呑む)
橙子「不安が解消してから、感謝するぞ」
幹也「え?」
橙子「最終的に、私はこの上なく黒桐に感謝する。恩義に感じる。
それはもういつか報いようと、心より決意する。いいのか?」
幹也「……僕は何も見ませんでした」
橙子「よろしい」
142.「獅子は千尋の谷だそうだが、虎は?」出題:はまやらわさん
士郎「あんなの冗談でも勝てるか!!」
「死ぬ、死ぬって、藤ねえ」
「たすーけーてーぎゃあああああ」
「見ろよ、藤ねえ。顔背けるなって。ここ、ここに刺さったヤツ」
「……この状態の俺に飯作れって、鬼めッッ」
士郎 「ああ、小さい頃から鍛えられたよ、うん」
セイバー「いい師だったのですね、タイガは」
士郎 「激しく異議あり」
セイバー「そうですか?」(不思議そうに)
143.「初めて個別認識した頃」出題:はまやらわさん
式 「好きでも嫌いでもないけど……、なんでか気になる」
秋隆「……」
式 「おい」
秋隆「私は何も申しておりませんよ、式お嬢様」(実直そうに)
式 「……ふん」(早足)
秋隆「……」(その背を興味深そうに、何か言いたげに)
二次創作頁へ TOPへ