天抜き・いちはちきん


 某チャットで古守久万さんが、「ごたくをならべる」をお題で何かという話を振られ、
それが幾つか作品化しました。が、「天抜き」は非18禁という方針(一応……)なの
で、別枠で掲載する事としました。
 それと、お題は別ですが、妙に火がついたので幾つか書き加えてみました。
 18禁な「天抜き」お楽しみください。



 エ1.「ごたくをならべる」作:のちさん

 琥珀「食べる 舐める 味わう 触る 頬ずる ……どれにしますかー?」
 志貴「……ええっと」 



 エ2.「ごたくをならべる」作:のちさん

 シオン「……さて、ここで問題になるのは、これに対してどのような対応をするか、
     ということなのです」
 志貴 「はあ」
 シオン「すなわち、男の価値というのは……」 
 琥珀 「襲う、嬲る、蹂躙する、イタズラする、コレクションする、で分かれると
    いうことですねー?」
 志貴 「……琥珀さん、それ違うと思う」




 エ3.「ごたくをならべる」作:古守久万さん

 シオン「普通でも、後ろからでも、わたしが上でも、向かい合っても、側面でも、
     それぞれに利点と欠点があって、ひとつずつ説明するならば……ああ」
 志貴 「……で、結局どれがいいの?(笑顔で」
 シオン「……志貴がしたい格好でしてください」

 

 エ4.「ごたくをならべる」作:のちさん

 琥珀「緩やかに締め上げてからきゅっとした方がいいのでしょうか? それともい
    きなりゴンゴン突き上げて蹂躙される顔を見たいのでしょうか? それとも……」
 琥珀「ふふ、返答もできないほど、気持ち良かったのですか? 志貴さん? それ
    なら、ここからはあなたの好きにしてもよろしいですよ?」

    ちゅぷり

 琥珀「ほら、元気になりました。……さあ、どうなされるのです?」 
 琥珀「犯すのも、しゃぶらせるのも、縛るのも、お尻を貫くのも、嘗め回すのも……
    いいえ、私の言葉に縛られる必要はないんですよ。……ねえ、志貴さん……」 
 志貴「……そういうの、いつもひとりで録音しているの?」
 琥珀「ええ、何かに使えるかもしれませんから」
 志貴「……」



 エ5.「ごたくをならべる」作:のちさん

 志貴 「胸、お尻、鎖骨、うなじ、指……うん、どれも捨てがたい」
 ?  「なぜです?」
 志貴 「だって、アルクの胸は魅力的だし、先輩のアナルの良さといったら天下一
     品だし、秋葉の鎖骨を舐めた時の反応といったら涎ものだし、琥珀さんの
     崩れた襟から覗くうなじは官能的だし、翡翠の白い指先を俺からいぢめる
     のはとてもいいし……って……」  女性陣「で?」 



 ここから、追加分です。

 エ6.「性と赤子の関係図」作:古守久万さん

 アルク「ふふっ、赤ちゃんみたい〜」
 アルク「赤ちゃん、出来ちゃうよぉ……」
 アルク「……オムツ?」



 エ7.「水風船が弾けるようにね」作:しにを

 秋葉「せっかく我慢して我慢して、濃くてたっぷりとした……。
    ああ、もう、兄さんの馬鹿」
 志貴「俺だって泣きたいよ」
 琥珀「まあ、こうしていても仕方ないですね。
    こちらはお下げします」
 秋葉「お待ちなさい。それ、どうするつもり」
 琥珀「もちろん、お洗濯ですよ」
 秋葉「いいわ、私がします」
 琥珀「秋葉お嬢様にそんな真似はさせられません。
    これは、わたしのお仕事ですから」
 秋葉「いいから、貸しなさい」

   どうしたものかとおろおろする志貴。
   その目の前を行き来する、夢精の跡でびゃびちゃなパンツ。



 エ8.「比較対照」作:しにを

 アルク「やだ、こんな格好」
 志貴 「いいじゃないか、綺麗だぞ、アルクェイドのここ。
     開いてきらきら光ってる。少し指で弄るとこぼれて……凄いな」
 アルク「こっちまで向けないでよ。……ああ、こんなになってる。
     顔に垂れてきちゃうそう」
 志貴 「なら、舐めてやるよ。ほら」
 アルク「ひゃう。……ねう、志貴、わたしのって変じゃない?」
 志貴 「ああ。少しもおかしな処なんてないぞ」
 アルク「それ、誰と比べて?」
 志貴 「ええと……」



 エ9.「一点集中」

 シエル「ふううん、遠野くん、もっと優しくして下さい。
     ああ、形が崩れちゃう。遠野くんに引っ張られて潰されて取れちゃいそう。
     でも、気持ちいい。痛みがじんわりと熱になって、こんなに先っぽも……。
     遠野くん、アルクェイドとはご無沙汰してるんですね」
 志貴 「ああ。なんでわかるの?」
 シエル「こんなにおっぱいばかり執着して。
     しばらく豊かな胸とは縁が無かった証拠です。
     今度は、挟むんですか? はい、遠野くんのが凄く固くて、熱い……」



 エ10.「白昼の……」作:しにを

 志貴「秋葉はさ、誰かに見られるかもって思うと、体を硬くして締め付けてきて……。
    それも凄くいいんだけど、続けてるとそのうち、見られても構わないに変わっ
    て、急に柔らかく溶け出すんだ。それがもう堪らないほど気持ちいいんだよ。
    ほら、もう少し。こんな風に」



 エ11.「おしおきメイド」作:しにを

 志貴「さあ、翡翠」
 翡翠「お許しください、志貴さま」
 志貴「失敗には罰が必要だろう?
    ちゃんと躾を行うのも主人の勤めだしね。さあ?」
 翡翠「は、はい」
    スカートの裾をたくし上げると、口に端を咥える。
 志貴「なんだか下着に染みがあるね、何を期待しているのかな?」
 翡翠「……」
    頬を真っ赤にしつつもショーツを下ろし、そのまま志貴に近づく。
 志貴「うん、素直でいいよ。さあ、俺の膝に体を、そう、それでいい。
    いくぞ、歯を食いしばって」
    膝に上半身を乗せて剥き出しになった尻に手を振り下ろす。
 翡翠「ひいッッん、ああ、志貴さま。ひんんッッ」
 志貴「…五回。よし、もう許してあげる」
 翡翠「ありがとうございます」(深々と礼をして退室)

 志貴「一定の頻度でわざわざ俺の前で失敗するのって……。
    それもわざとらしさの欠片もなく自然に。凄いなあ、翡翠は」



 エ12.「鬼の居ぬ間に」作:しにを

 志貴「うん、可愛い下着だね、脱がすのが勿体無いくらい。
    でも、脱がしちゃうけど」
 晶 「あん、志貴さんの手が」
 志貴「いやらしいなあ、何もしないのに。
    ねえ、もう入れてみてもいいかな。少し痛いかもしれないけど」
 晶 「大丈夫だと思います。わたしも早く志貴さんが欲しい。
    ええと、こうですか……、んんんあっ、はいったあ」
 志貴「やっぱりこなれてないから凄いきつい。
    でも、気持ちいいよ、アキラちゃん」
 晶 「うんん。いっぱい…です……」
 志貴「誰もいないからってこんな処で凄いよな、考えてみると」
 晶 「だ、大丈夫ですよね、遠野先輩とか……」
 志貴「ああ。大丈夫だって。秋葉は…………」
 晶 「志貴さん? どうしたんです、ねえ」(声に震え)
 志貴「な、なんで……、秋葉が」
 晶 「いやあああああ」

 琥珀「それで、膣痙攣ですか。
    まったく。もう、まったく。  
    一番早く帰って来たのがわたしだからよかったですけど……」



 エ13.「面従腹背は少し違う」作:しにを

 シオン「志貴はですね、口に出しては私の事を苛めるんです。
     澄まし顔してこんなに乳首を突き出してとか、いやらしく腰が動いているよ
     とか言って、私を笑ったり淫乱だって呆れたり。時には本当に腹を立てたく
     なるような言葉をぶつけたり。
     でも、頭の中を覗くと、居たたまれなくなるくらい誉めてくれて、夢中にな
     ってくれて……、あれは凄く快感です」



 エ14.「栄養ではある」作:しにを

 志貴「うん、レン、いいよ。
    ああ、舌使いが堪らない。なんでこんなにツボを抑えた……あ、あう。
    少しこっちからもお返ししないと。
    ここは本当にちっちゃな女の子なのになあ。指一本できつきつで。
    どうかな、レン? ここ舌でこちょこちょされるの弱いよね。
    ッッああ、そう来るか。ダメだ、もうもたない。
    いくよ、レン。咥えて。お腹いっぱいにしてあげる」

    びゅく、ぴちゃぴちゃ、ちゅうう……。

 琥珀「レンちゃん、ご飯ですよー。
    あら、最近ちょっと太ったかな。
    もしかしてどこかでおやつでも貰っているのかな。
    それじゃ、このケーキは今日はなしですねー」
 レン「!!!」



 エ15.「男の汗」作:のちさん

 志貴「……うっ!」
 都古「……」
 志貴「み、都古ちゃん? いつから? ……あ、こ、これは、その、汗なんだよ。
    そう、汗」
 都古「……」
 志貴「え、ええっと、だから」
 啓子「そう、汗なのよ、情熱の汗。志貴は都古のこと思って、汗をかいたの」
 志貴「け、け、啓子さん!?」
 啓子「だから、二人で一生懸命出しましょうね〜」
 都古「(こくん)」 



 エ16.「知恵の輪的」作:しにを

 志貴 「これくらい普通だぞ?」
 アルク「そうなんだ。いろいろやらないといけないんだね。
     ええと、脚をこうして、いいよ、志貴。これで入る?」



 エ17.「平和的解決方」作:のちさん

 アルク「ほ、ほら、シエル、早く参ったしなさいよぅ……あん!」
 シエル「だ、誰が! あなたこそ……あ、ダメ、そこだめぇっ!」
 志貴 「これなら誰も怪我しないけど……。
     なんだって双頭バイブなんて持ち出して、わざわざ俺の部屋で……」
 琥珀 「志貴さんには目に毒ですね〜」



 エ18.「実地教育」作:のちさん

 志貴「確かに、これならわかりやすいだろうけど……」
 琥珀「流石に、ちょっと刺激が強いかもしれませんねー」
 レン「?」
 都古「うーん、すごいよおにいちゃん……むにゃむにゃ」 



 エ19.「宴の後に」作:秋月 修二さん

 シエル「ん、ぷぁ……。ん、ええと…塗り広げたりはしなくていいんですか?」
 志貴 「いや、そこまではいいかな…」



 エ20.「器の違い」作:しにを

 シエル「あ、指ですくって舐めるのと、そのまま眼鏡を舐めるのでは味が違う……」



 お風呂でエッチをテーマでの連作です

 エ21.「葡萄風呂」作:ユウヒツさん

 志貴 「一つ。二つ。三つ……」
 アルク「あんっ、どこに入れてるのよ、志貴」
 志貴 「いやっ、お前のここにどんだけ葡萄が入ると思ってな」
 アルク「変なの入れないでよ」
 志貴 「分かった。お前の好きなのを入れてやるよ」
 アルク「ちょっと、まだ、葡萄は入ったまま……あんっ」

 
 エ22.「葡萄風呂二」作:ユウヒツさん 

 志貴 「たしか、日本の神道か沖縄だったかに噛み酒というのがあってな」
 アルク「……」
 志貴 「女性が米を噛んで作るというお酒だ。今ではほとんど廃れてしまっ
     たみたいだけどな」
 アルク「……」
 志貴 「だから、ここで復活させようと思う」
 アルク「だからって……志貴……激しすぎ。ああんっ」

    パンパン腰を動かす志貴。アルクェイドのあそこからは愛液と葡萄
    のつぶれた果汁が太ももをつたう。


 エ23.「牛乳風呂」作:ユウヒツさん

 秋葉 「アルクェイドさん。これはどういう意味です」
 アルク「妹が胸が小さいと悩んでると聞いて用意したの」
 秋葉 「よけいなお世話です。あがらせて貰います」
 アルク「まあまあ、牛乳は胸を大きくするよ。それにほら、こうやってマッ
     サージをすれば」
 秋葉 「あんっ、どこを触るのです。だめっ、吸わないで」
 アルク「うーん。すべすべ。気持ちいいよ妹。きっと胸も大きくなるよ」 


 エ24.「ゆず風呂」作:ユウヒツさん

 琥珀「ふうー。気持ちいいですね志貴さん」
 志貴「そうだね。琥珀さんとゆず風呂。香りがよくて気持ちいいよ」
 琥珀「ふふっ、こうやってゆずを浮かべてる湯は風情がありますよね」
 志貴「そうだね」 
 琥珀「あら、こんな所に一つだけゆずが沈んでます」
 志貴「──琥珀さん、それは俺の……」
 琥珀「あはー、どんどんヘタが大きくなりますよ、このゆず」 


 エ25.「バラ風呂」作:ユウヒツさん
 
 アルク「わあー、バラ風呂。珍しいし、綺麗ね」
 琥珀 「ふふっ、気に入って頂いて光栄です。ぜひ試してみてください」
 アルク「うん、さっそく──なにこれ、体が動かない」
 琥珀 「古来よりバラは吸血鬼を追い払うものです。しかもこのバラは琥珀
     特製。さあ、翡翠ちゃん、やっちゃいましょう」
 翡翠 「はい。あなたを絶頂です」


 エ26.「香油風呂」作:ユウヒツさん

 シエル「さあ、アルクェイドさん。特製のお風呂を用意しました」
 アルク「わあー、いい香りー」
 シエル「どうぞ、味わってください(ふふっ、教会特製の香油を混ぜてます
     これで……)」
 アルク「本当に気持ちいいー」
 シエル「なぜ、動けるのです──」
 アルク「シエル、忘れたの。わたしにはたいていの魔術には抗体耐性がある
     のよ。お礼にシエルを気持ちよくさせてあげるね。ここのお風呂は
     ぬるぬるしていて気持ちいいの」
 シエル「あーんっ、やめて下さい(どうしてこうなるのですー)」


 エ27.「クリーム風呂」作:ユウヒツさん

 アルク「レン。聞いたわよ。志貴のところでお風呂に入りたがらないって」

     レン、すこしおびえた表情。

 アルク「だから、レンのために特製の風呂を用意したよ」

     そこには生クリーム一杯の風呂の浴槽。

 アルク「さあ、久しぶりに洗ってあげるわよ。舌でね」

     そういって二人は生クリームの中に。

 
 エ28.「聖水風呂」作:ユウヒツさん

 女性 「ああっ、出して。出して、お願い」

   苦しみもだえる女性。それを同じ湯船につかりながら眺めるナルバレック。

 ナルバレック「おや、教会特製の聖水風呂はお気に召さなかったかね、
        死徒エリザベート・バートリー」
 エリザベート「お願い。許して。出して。殺してー」
 ナルバレック「ふん、貴様の処女の生き血風呂には一人でも慈悲を出したこと
        あるのか。地獄へ行く前に現世でたっぷりと罪を償え」
 エリザベート「出してー。お願いー」
 ナルバレック「明日は清めた濃硫酸風呂を用意してやろう。楽しみにして待っ
        ているんだな」


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