天抜き 其の三十七






 千八百一「手を繋ぐ」

 秋葉「遠回しにほのめかしても絶対に気付いてくれない。
    ええ、それは確かだわ。間違いない。はっきりと口にしないと。
    兄さん、手を繋いでください。
    ……どうだろう。あまりに直接的すぎるかしら。
    兄さん、手を繋いでくれませんか。
    ……うん、問い掛けにした方が良い感じ。おねだりっぽく。
    兄さん、手を……。
    それとも、こっちの方が。これで手をこうしたら、兄さんだって察する……かなあ。
    完全には言葉にしないで、兄さんから行動に移してくだされば嬉しいのだけど。
    いいわ、そこまでは望まない。
    あ、もう来た。さ、準備、準備」

 志貴「秋葉、お待たせ。
    うん、どうかしたか?」
 秋葉「に、兄さん」(緊張の面持ち)
 志貴「うん?」
 秋葉「て、手をつな…つな……、  手を繋げ!
    え、あ、違う」
 志貴「はい、お姫様」(うやうやしく手を取る)
 秋葉「あっ…」(頬を紅く染める)
 


 千八百二「目玉焼き」

 セイバー「良いですか。黄身がひとつだろうと二つだろうと、半熟でも固焼きでも、
      引っくり返そうとすまいと、醤油だろうとソースだろうと、目玉焼きに
      変わりはありません。
      そんな朝から言い争いをするのは無益というものです。
      では、それぞれ思う形で全て作ればいいではないですか。
      十や二十なら食べるのにもそれほど……はダメですか、そうですか」



 千八百三「芭蕉扇」

 イリヤ  「あつーいー。バーサーカー、団扇で扇いでー」
 ハーサーカ「……」(頷き)
 イリヤ  「うーん、涼し…きゃあああ!!!」(ごろん)



◇「天抜き 特に意味のないありふれた光景」〜掲示板の書き込みより。
 妄想過多な人なら、あるベクトルへの想像をするかもしれない会話文に
 適切なタイトルをつけて日常の出来事にする……という主旨のお遊び。


 千八百四「お姫様抱っこって、実は結構大変なんです。
       特に男性の方が」 作:やすさん(本文:しにを)

 士郎  「ああ、セイバーはやっぱり軽いなあ」
 セイバー「ちょっと、シロウ、こんな侮辱は許しません」



 千八百五「総菜屋のコロッケって、揚げたてを立食いするのが
       一番おいしいんですよね」作:やすさん(本文:しにを)
 
 ライダー「立ったままですか、まあ、お好みであれば
            ……サクラには内緒ですよ?」



 千八百六「魔術で血液を使う場合、獣や鳥の血の他に術者自身の
       ものを用いることもある」 作:やすさん(本文:しにを)

 キャスター「そして触媒に自分の……、今は便利なものが開発されているのね。
       管を挿にゅ…んんっ」



 千八百七「駅や街角に張られているポスターを、
       勝手にはがして持ち帰るのは犯罪です」作:やすさん

 凛「ねぇ士郎、ほんとにこんなことしなきゃいけないの?
   いくら真夜中だからって、いつ人が通るかわからないのに。
   …………。
   …………。
   わ、わかったわよ。やればいいんでしょ、やれば。
   ……はぁ、なんでわたし、等価交換なんて言っちゃったんだろう……」



 千八百八「風邪による発熱時には、水分の充分な摂取が必要である」 作:やすさん

 桜「もう先輩ったら、姉さんやセイバーさんにもこんなことしても
   らっているんですか?
   それじゃあ、いきますよ。
      ちゃんとこぼさないで全部飲んでくださいね」



 千八百九「風呂あがりに濡れた髪をそのままにしておくと、
       湯冷めの原因になります」作:やすさん

 イリヤ「ちょ、ちょっとシロウったら、やめてよ。
     そんなことまで、してくれなくてもいいわよ。
     拭くのくらい、自分でできるってばっ」


  ……以上です。
      


 千八百十ノ一「まりーあんとわねっと様が見てる」作:White Snowさん
 
 橙子「パンも買えず、おかしも買えず、一体何を食べたらいいんだ、黒桐?」
 黒桐「何も食べなければいいんですよ、所長。僕はかれこれ一週間は、
    水だけです。ふ、ふふふっ……!」

 橙子「……き、聞かなかったことにしてくれ」

    ……ぐーきゅるきゅる。


 千八百十ノ二「おつき様は見て見ないふり」作:White Snowさん

 黒桐「――式、食べてもイイかい? イイよね? 
    僕は、僕はもう我慢できないんだ!」
 式 「!? ……や、優しくしてくれ、幹也」


 千八百十ノ三「いもうとが見ている」作:White Snowさん

 鮮花「ちょっと、待ちなさい!」

 式 「……チッ」
 黒桐「……どうして、止めるんだい、鮮花?」
 鮮花「そ、それは、当然です! 妹として、兄の暴挙を……」

 黒桐「…………いい、もう二人まとめて……!(くわわっ)」
 式・鮮花「二人同時!?」

   ――注:黒桐くんは、あくまで料理を食べようとしているだけです。



 ※志貴のネクタイ結ぶのを夢見て練習している秋葉が元ネタ

 千八百十一ノ一「男性恐怖症でも、夢見て練習したりする訳ですよ」作:がんさん

  志貴「俺に直接さわれないのは分かるけどさ、
        マジックハンドってのは、一つの芸だと思うよ。うん。


 千八百十一ノ二「猫でも、夢見て練習したりする訳ですよ」作:がんさん

  志貴「『おくちでごほうし』ってのは、
        そういうことじゃないと思うんだけどなぁ。
        上手なのは、認めるけどさ。」


 千八百十一ノ三「幼女でも、夢見て練習したりする訳ですよ」作:がんさん

  志貴「『あしでする』ってのも違うからね。」


 千八百十一ノ四「一心同体を、夢見て練習したりする訳ですよ」作:がんさん

  志貴「俺の手を、リモコンで動かすってのは、違うから。
        絶対違うから。」


 千八百十一ノ五「黒幕を、夢見て練習したりする訳ですよ」作:がんさん

  志貴「………………」


 千八百十一ノ六「宴会芸を、夢見て練習したりする訳ですよ」作:がんさん

      ♪てててて てってって てってって てってって
        てててて てってって てってって てってって

  ヒゲアルク「………………」(←おどっている)
  ヒゲシエル「………………」(←おどっている)
  志貴      「………………」(←しばられてる)

        てってって てってって てってって てってって
        てってって てってって てってって てってって

  ヒゲアルク「………………」(←おどっている)
  ヒゲシエル「………………」(←おどっている)
  志貴      「………………」(←しばられてる)

        てててて てってって てってって てってって
        てててて てってって てってって てってって


 ※解説:その昔、ドリフの「ヒゲダンス」ってのがありました……。



 千八百十二「スタッフロールを目指して、難易度5」作:White Snowさん
 ※千七百七十三「戦闘力」の続きっぽく

 志貴「……でも、エンディングは見たいんです。いい加減、負けてくれませんか?」
 青子「ダ、メ、よ♪」
 志貴「せ、先生!? ど、どこに連れて行く気ですか!?」

 青子「もち、ゲーセン。アーケードにも出たのよ? 
    今日はとことんつきあってもらうわねー♪」



 千八百十三「甲斐性なし」作:White Snowさん
 ※千七百七十六「フローズン」の続きっぽく

 黒桐「……じゃ、式はアイスは何が食べたい?」
 式 「ハーゲンダッツ、ストロベリー」
 黒桐「……式、どうしてそこでアーネンエルべのアイスを食べたい、とかって
    言ってくれないのさっ!?」
 式 「…………気がつかなかった。ご、ごめん、幹也。じゃ、駅前のところの
    アイスで――」

 黒桐「――ごめん、そこだと予算が……」
 式 「……(怒)」



 千八百十四「夕涼み」

 士郎  「普通はあまりスイカの種は食べないんだが」
 セイバー「そうですか」
 士郎  「別に害は無いと思うけど」
 セイバー「それならば良いのですが」
 士郎  「と言うか、今更だよな。これだけ食べると」(皮の山を眺めて)



 千八百十五「肝試し」

 士郎  「そうだな、桜が一緒がいいかな」
 桜   「先輩……」(嬉しそうに)
 凛   「なんでよ、士郎」
 セイバー「そうです」
 藤ねえ 「お姉ちゃんじゃダメだって言うのー」
 士郎  「だって、怖がりそうなの桜くらいだし」



 千八百十六「かき氷」

 凛「……、あまりこめかみを押えて転げまわる姿は見たくなかったわね」

   

 千八百十七「バケーション」

 橙子「夏休みとするか」
 幹也「いいですね」
 橙子「一年間くらい」
 幹也「……待て」



 千八百十八「ある意味応援すらされていただろう」

 桜「もしかしたら、思い切って先輩に向かっていっても……、
   邪魔するライバルはいなかったのかしら」



 千八百十九「犬」作:Jinroさん

   「ほら恵んでやるよ、腹減ってるんだろ?」

   「意外です、まさかあれほどの犬好きだとは」
   「――――色々と屈折しているのだと思います」
 

 千八百二十「狗」作:Jinroさん

   「――――”誇り”まで狗になったつもりはねぇ!」

    ランサーと書かれた餌入れを蹴飛ばす。


 千八百二十一「射ぬ」作:Jinroさん
 
   「くそっ……くそくそくそっ!! 弓でさえお前に叶わないのかよっ!!」

    降りしきる雨に濡れながら、手に持った弓を叩き折る人影――――ひとつ。
  

 千八百二十二「鋳ぬ」作:Jinroさん

   「あんた――――その腕!?」
   「持っていけ、俺が渡せるものはこれだけだ」
 
    手渡される剣一振り――――あまりに短いその生涯でただ一本の剣を鋳ぬ。



 ※上記を受けての返歌(みたいな)

 千八百二十三「犬> お手!」作:White Snowさん

 慎二  「ほら恵んでやるよ、腹減ってるんだろ?」

 ランサー「ほぉ?(かちん)」
 慎二  「はっ、嬉しがっているのかい? いいよ、這いつくばって感謝してみせてくれよ」

 ランサー「……オマエの心臓、何色しているんだろうな?(やり気満々)」


 千八百二十四「狗> 銘剣・物干し竿」作:White Snowさん

 小次郎  「……これは何かね、キャスター?」
 キャスター「あら、知らないの? 洗濯ばさみよ」

 小次郎  「……干せと申されるのかっ、私に………!(くわわっ)」


 千八百二十五「射ぬ> 射殺す、百言!」作:White Snowさん

 遠坂「そうね。顔、身長、心意気、魔術回路、家事技能、それに……そのタフだし。
    全然、アンタじゃ話になりゃしないわ」 
 桜 「兄さん、そのワカメ頭だけは鬱陶しいから、止めて欲しいです……」
 遠坂「そうそう、キモイわねー」

 慎二「うわぁぁぁあああん!!!(脱兎)」



 千八百二十六「鋼の騎士と、野生のトラ」作:White Snowさん

 セイバー「士郎! しっかり、しっかりしてくださいっ!」
 藤ねぇ 「ねぇ、士郎ってば、食中毒? ヘンねぇ、私達は平気だよ?
      あはは、士郎は軟弱者ねー」

 士郎「っく……! ……同じ物食べてるのに。平気なのは、なんでさ?」



 千八百二十七「しまってるよ……」作:White Snowさん

    ……がちゃ、がちゃ。

 黒桐「あ、あれ? 開かないぞ。……ん、この張り紙、は?」

 橙子『――探究の旅に出る。すまないが、黒桐。後は任せる』

 黒桐「……僕の給料、一年分は?」

    ――――ひゅるりー、ひゅるりーららぁ〜。


 千八百二十八「……しめてます」作:White Snowさん

 秋葉 「――立て篭もるとは、いい度胸ね、兄さんっ!」

 志貴・晶「ヒィィ!」


 千八百二十九「……しまってますね、こーどせぶん!」作:White Snowさん

 アルク「あは、志貴ぃ〜」
 志貴 「……アルクェイド」

     ……らぶらぶ〜。

 シエル「――セブン、準備はいいですか?」
 ななこ「あのー、いいんですか、マスター? 人の恋路を邪魔すると、馬に蹴られちゃう
     んですよ?」
 
 シエル「――そんなもの、逆にカレーの具にしてさしあげます! いざ、ゴルゴタの丘へ!」



 千八百三十「教科書のようなツンデレ振り」作:もとはるさん

 レン「…(地理の教科書を指差して)」
 志貴「凍土地帯? …それはツンドラだって」
 レン「…(歴史の教科書を指差して)」
 志貴「クルスク反攻作戦? …それはツィタデレだって」
 レン「…(国語の教科書を指差して)」
 志貴「ごんぎつね? …まあ、言われてみればツンデレかも知れないけど」
 レン「…(金の髪の使役者を指差して)」
 志貴「それは…確かに正解だけど、あいつのツンは命懸けだからなぁ」



 千八百三十一「桃鉄」作:紅雪 雅弥さん

 式 「生きているなら神も殺す」
 幹也「式、だからってゲームの中のボンビーを殺せるわけないだろ。
    どうするのさ、テレビ壊しちゃって」 



 千八百三十二「生鮮」

 士郎「ただいま」
 凛 「お帰りなさい。あら、手ぶら? 釣果はどうしたのよ?」
 士郎「釣れたんだけどな」
 凛 「それとセイバーは、一緒じゃなかったの?」
 士郎「玄関辺りまでは一緒だったな」
 凛 「要領を得ないわね。で、釣れた魚はどうなった……、何よ変な顔して」
 士郎「なまじナイフなんて出して見せたのが拙かったなあ」(包丁を使う仕草で)



 千八百三十三「夏期休暇の終わりに」

 琥珀「どうですか志貴さん、進み具合は?」
 志貴「もう少しってところかな」
 秋葉「まったく、出された宿題など早々に終わらせれば良いのに」
 翡翠「お茶をお持ちしました」
 志貴「お、ありがとう。少し休憩しよう」
 秋葉「いいタイミングで水が入ったわね」
 志貴「小学校みたいに毎日の日記なんて無くて良かったな」
 秋葉「何でですか?」
 志貴「だって……、書けないだろ、あった事」
 秋葉「ああ」



 千八百三十四「プライベートプールでの恋人との甘い午後」

 士郎「うん、まあ、先にこんな事になるんじゃないかとは思ってたよ」
 凛 「士郎、もう水入れても平気ー?」
 士郎「まだ掃除終わらないから、もう少し待ってくれ」
 凛 「わかったー」
 士郎「ふう」



 千八百三十五「試してみよう」

 セイバー「シロウ、食べ物は投影できないのでしょうか?」
 士郎  「む……、どうだろう」



 千八百三十六「夏支度」

 シオン「暑くないのですか?
     ……そうですか」



 千八百三十七「図書室」

 ライダー「一体全体、何でこんな事に……」(部屋にいる複数人を眺めて)
      


 千八百三十八「釣りキチランサー」

 ライダー「どうしました、ライダー?」
 ランサー「いや、このポイント、なかなかの穴場と見た。
      しまったな、竿持って来れば良かった」
 ライダー「それは残念でしたね」
 ランサー「針はこいつで何とかするとして、おい、髪の毛二本ほどくれないか?」
 ライダー「拒否します」(きっぱり)



 ※「しめている→しめっている」ネタ?(掲示板より)

 千八百三十九ノ一「しめてます」作:がんさん

  琥珀「違うんですよ、志貴さん。

        絞めているだなんて。
        これは、ちょっとリリカルな、チョーカーなんです。

        ええ、違うんですよ。」


 千八百三十九ノ二「しめってます」作:がんさん

  晶  「ち、違うんです。遠野先輩。違うんです。

        湿ってるって……
        これは、ちょっともれ……

        いえ、違うんです。違うんです。違うんです。」


 千八百三十九ノ三「校長先生」作:White Snowさん

 久我峰 「むは〜!」

 秋葉・晶「!!!」


 千八百三十九ノ四「しめったハンカチ」作:White Snowさん

 志貴「俺に惚れんなよ、ベイビー」

    …………あなたのことが、好きでした――



 ※桃鉄ネタ

 千八百四十ノ一「本職」作:紅雪 雅弥さん

 志貴「秋葉、お前は現実でもこんな事をしているのか?」
 秋葉「まさか。こんな生易しい事を私がすると思いますか?」
 志貴「ハハハ、そうだよな、いくらなんで・・・・・今なんて言った?」


 千八百四十ノ二「策士」作:紅雪 雅弥さん

 志貴「そもそもさ、この人に知能ゲームで勝とうとする方が間違ってるんだ」
    秋葉よりもえげつない方法で破産させられて・・・・・・。 


 千八百四十ノ三「一買占め王」作:White Snowさん

 式 「じゃ、店ごと買えばいいんだろ」

 黒桐「……ゲームの話、じゃないんだよね?」


 千八百四十ノ四「憑き」作:White Snowさん

 黒桐「はは、離れてくれないね」

 式 「――ホントに、金運ないんだな……」


 千八百四十ノ五「最凶の王」作:White Snowさん

 黒桐「はは、元に戻らないね」

 式 「――いつまで続くんだ、キング?」



 千八百四十一「燦々と照りつける陽射しを受けて」

 士郎「不思議と想像し難いよな、日焼けしたセイバーとかライダー」



 千八百四十二「心眼」

 セイバー「何故、私は参加させて貰えないのですか」
 士郎  「何故って言われても」
 セイバー「理由を。上手くやる自信はあります」
 士郎  「それが理由なんだけど」
 イリヤ 「セイバーなんか放っといて、早くやろーよー、スイカ割り」
 士郎  「ああ。な、セイバー、今回は食べるのに専念してくれ」
 セイバー「むう」



 千八百四十三「小雨、傘無し」

 桜   「ライダーまでつきあわなくてもいいのに」
 ライダー「まあ、そう言わずに。もう少しですし」
 桜   「うん」
 


 千八百四十四「電気炊飯器」

 セイバー「む、炊けました」
 士郎  「そうか、って行っちゃったか。
      でも何でわかるんだ、音かな?」
 凛   「でも、別にピーって鳴ったりしないわよね、ここの家の」



 千八百四十五「日替わりB定食」

 志貴 「ここいいですか、シエル先輩?」
 シエル「どうぞ、遠野くん、乾くん」
 有彦 「あれ、珍しいっすね、先輩」
 志貴 「ほんとだ。カレーでもカレーうどんでもない」
 シエル「わたしだって毎回毎回カレー食べてる訳ではないですよ」
 有彦 「そりゃそうか」
 シエル「でもほら、今日のコロッケ、カレーコロッケなんです」(嬉しそう)
 有彦 「どうだ?」(小声)
 志貴 「微妙。でもセーフ」(小声)
 シエル「うん、どうしました?」



※ガンダム台詞関連

 千八百四十六ノ一「カリバーン<エクスカリバー」作:White Snowさん

 アーサー王「カリバーンとは違うのだ、カリバーンとはっ!」

 マーリン 「えぇい、剣より鞘が大事だと言うに……!(怒)」


 千八百四十六ノ二「剣<鞘」作:White Snowさん

 アーサー王「エクスカリバーとは違うのだ、エクスカリバーとはっ!」

 マーリン 「誰が鞘を使えと申したかっ!」
 アーサー王「……では、一体どうすればいいのですか、私は?」

 マーリン 「ふつーに使えと言うに、ふつーにっ!」


 千八百四十六ノ三「トラに金棒」作:White Snowさん

 士郎  「……きゅぅ(死)」
 藤ねぇ 「どう? 竹刀とは違うのよー、竹刀とはー!」

 セイバー「あぁ、大河、私の剣を、剣を返してください〜!(涙目)」


 千八百四十六ノ四「柳洞寺の君」作:White Snowさん

    ……ごーん、ごーん。

 一成「――いい音色だろう?」
 士郎「……いや、よくわからない」


 千八百四十六ノ五「梅料理」作:White Snowさん

 志貴「あぁ、時が見える……」

 翡翠「志貴様、美味しいですか?(にこり)」
 志貴「もちろんさ、翡翠。お花畑と川が見えるくらいに(天上の笑み)」

 翡翠「そう、ですか(喜)」


 千八百四十六ノ六「逃避行」作:White Snowさん

 士郎  「俺は生きる! 生きてライダーと添い遂げるっ!!! 
      ライダーとなら、愛を抱いて溺死してもいいっ!!!」
 ライダー「……し、士郎(っぽ)」

 黒桜  「せ〜ん〜ぱ〜い〜(ずごごごっ)」


 千八百四十六ノ七「最初から……」作:White Snowさん
>「この戦争は負けるな」

 志貴「ごめんなさい」
 琥珀「素直ですねー」


 千八百四十六ノ八「正義は俺が決める!」作:紅雪 雅弥さん

 志貴 「正義は俺が決める!」
 アルク「じゃあ、私を十七分割したのも正義?」


 千八百四十六ノ九「俺は、貴様と戦ってみたかった。」作:紅雪 雅弥さん

 志貴「僕は君と寝てみたかった」
 晶 「志貴さん・・・・・・」


 千八百四十六ノ十「悔しいけど、僕は男なんだよな・・」作:紅雪 雅弥さん

 志貴   「くっ、悔しいけど、僕は男なんだよな・・」
 ヒロインズ「言いたい事はそれだけか?」


 千八百四十六ノ十一「この子・・怖いって事を知らないの?」作:紅雪 雅弥さん

 その後、ヒロイン一同からリンチを受けた志貴君


 千八百四十六ノ十二「謀ったな!シャア!」作:紅雪 雅弥さん

 秋葉「琥珀!謀ったわね!琥珀!」
 琥珀「ふふふ・・・・、君の父上がいけないのだよ」

 志貴「・・・・・・いつもの事だよなぁ・・・・」
 琥珀「志貴さんが落っこちるのも、いつもの事ですよ」
 志貴「こっ、琥珀さん!やめて!それ、ひっぱらな・・・・ああああああ!」 


 以上です。



 千八百四十七「捨て去りがたく」

 士郎「そうだなあ、アイスの蓋舐めるのはあまり行儀良くないと思うよ」



 千八百四十八「何でも出来るのに」

 橙子「ただ一つ望んだものは手に入らない……。
    こうしてみると悲劇のヒロインにでもなりそうだな」
 鮮花「何か言いましたか?」
 橙子「いや、別に」



 千八百四十九「先にいる人達」

 士郎「うーん」
 凛 「どうしたのよ、考え込んで」
 士郎「俺が知ってる魔術師を思い浮かべてたんだ」
 凛 「へえ。それでどうかしたの」
 士郎「俺がこの先修行を続けてさ、そんな魔術師に…」
 凛 「なれるか不安になってる訳? 大丈夫よ、わたしがみっちり仕込んであげるから」
 士郎「いや、なっちゃっていいのかなって」
 凛 「どういう意味よ、それ」
 士郎「怒るなよ。だって考えてみろよ、遠坂はともかくとしてさ。
    ……いや、遠坂もたいがいのものだけど」(小声)
 凛 「え? …………なるほど。じゃ、やめる?」
 士郎「やめないけど」



 千八百五十「塩胡椒だけでも美味しかったです」

 有彦「なんだ、遠野。また緊急避難か」
 志貴「ああ。少しお邪魔する」
 有彦「いったい何をやらかしたんだ」(楽しそうに)
 志貴「夕飯にさ、何か肉の焼いたのが出たんだ」
 有彦「ふうん?」
 志貴「少し血が滲むくらいの焼き加減で、熱いうちにと思ってすぐに食べたんだ。
    食べ終えたところで琥珀さんが現れてさ」
 有彦「どうした?」
 志貴「その肉にかける筈だったソースを手にしてたんだ。
    何でも朝から丹念に準備して作ったそうでさ、空の皿を見つめる目が……。
    それで居たたまれなくなって逃げて来た。あーあ」(頭を抱える)
 有彦「よくわからんが大変そうだな。いいぜ、泊まってけ」


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