天抜き 其の四十二






 二千五十一「金を練る」

 志貴 「錬金術師と言うけど、シオンは何か作ったりはしないんだ」
 シオン「なかなか良い指摘ですね。
     この借りは何らかの形で返します」
 志貴 「借りって、おーいシオ……、行っちゃった。
     そんなに急所突いたのかな」



 二千五十二「パッション」

 有彦 「でさ、信じられないくらいなんだよ」
 志貴 「ふーん。でも有彦が言うんなら相当なものなんだろうな」
 シエル「どうしました、お二人さん?」
 有彦 「あ、先輩。いや、俺が新規開拓した店の話」
 シエル「なるほど。何のお店なんですか?」
 有彦 「カレー屋…げふぅ」
 志貴 「ああ、先輩、締まってる、締まってるよ」
 シエル「すみません、つい。信じがたいなんて言われると」
 志貴 「先輩、残念だけど逆。信じがたいほど不味いんだってさ」
 有彦 「そ、そうなんだ。この世の物とは思えないほど不味い」
 シエル「ほほう、それは興味深いですね。で、どこです」(目を輝かせ)
 志貴 「……ここまでいっちゃってたか」



 二千五十三「暇つぶし」作:フィガロ二世さん

 凛     「こんなとこにいたんだ、で、何やってるわけ?」
 士郎    「バーサーカーと一緒に渡り鳥の為の巣箱を作って木に掛けてるん
        だよ、人は来なくても動物は暮らしてるし」
 バーサーカー「・・・」
 士郎    「なかなか器用だぜ、昔父親がらみで鷲の世話したこともあるってさ」



 お題:主人公に質問

 二千五十四ノ一「あなたの特技は?」作:ばか者さん

 士郎「料理」
 幹也「情報処理」
 志貴「………」


 二千五十四ノ二「貴方の必殺技は?」作:ばか者さん

 士郎「無限の剣製」
 志貴「直死の魔眼」
 幹也「………」


 二千五十四ノ三「貴方が今一番望むものは?」作:ばか者さん

 三人「平穏な日常!」



 お題:貴方が今一番望むものは?

 二千五十五ノ一「無いものねだりでは無いけど…」作:ばか者さん

 志貴「う〜ん、確かに有間の家にいればこういうことにはならないんだろう
    けど…、だけど、今は今で楽しいから、それでいいかな」


 二千五十五ノ二「無いものをねだっても仕様がない」作:ばか者さん

 橙子「しかし、幹也は随分痩せているんだな。その足では運動もできんだろ
    うに……」
 幹也「そうですね。まぁ、一番の理由は払うべきものを払ってもらっていな
    いせいでしょ   うか…」
 橙子「…………(そっぽ向いて煙草プカプカ)」


 二千五十五ノ三「無いのならば造ればいい」作:ばか者さん

 凛 「ねぇ士郎。貴方の家族って火災でみんな死んでしまったのよね?」
 士郎「あぁ。その後親父に引き取ってもらったけど、結局親父もあちこち飛
    び回ってて家にはいなかったけどな……」

 桜   「ふふふ…先輩と家族、家族計画……(ぶつぶつ)」
 ライダー「それを行うには障害がありすぎる様ですが……」    
 


 二千五十六「夫婦とは?」作:ビューラリウスさん

 キャスター「まず、夫がいない時に留守を守る。そして夫が夢を追おうともそれを
       全力でサポートする。そして、夫婦生活は共にステップアップ!! 
       何より、夫の帰るべき場所であり続ける為には常日頃から努力するの
       です」

 凛「ね、ネネさん?」
 桜「ふたりエッチですか?」

 凛&桜「…相手葛木先生で助かった〜(普通に考えて実現したら、女としての単純
     な魅力以上の物があるし)」



 ※各キャラをMSに例えてみました

 二千五十七ノ一「定番」作:ビューラリウスさん

   秋葉:ナイチンゲール

 秋葉「…どうせ“ンゲ”を“チガ”にして、私だと言いたいのですね?」
 羽居「それに赤いしね」
 秋葉「!!?(何故知っているの?)」


 二千五十七ノ二「分かった人は結構年」作:ビューラリウスさん

   ライダー:キュベレイ
 
 ライダー 「大人のお姉さんで、紫系の髪…更に服が黒だからですね?」
 キャスター「違うわよ。“モンスターメデューサキュベレイ”よ」
 ライダー 「分かる人少ないですよ!!」

 ステンノ&エウリュアレ「キュベレイMk−2狙ってたのに!!」


 二千五十七ノ三「金ピカだし、非Fateファンにとっては…。」作:ビューラリウスさん

   ギル=アカツキ

 セイバー「まぁ特性上百式よりかは…」
 士郎  「非Fateファンには、アカツキの諸設定に対するガンダムファンへの
      印象とあまり差はないだろうし」

 ギル 「我は種と相性悪いのではないか!?」

 士郎やアーチャー、凛等「お前は並行世界で相手世界側にもっとも批判される人間
             なんだよ!」

 桜 (もっと批判されるのは…)
 琥珀(…かなりいるんですけどね〜)


 二千五十七ノ四「黒い方が悪いんです 桜編 〜でも希望はある〜」作:ビューラリウスさん

   桜:ネオガンダム

 凛「黒い方が悪いし、中の人強いから適任ね」
 桜「あ、あんまりです!」

 士郎  「せめて色つながりで…ストライクルージュにしよう」
 桜   「シャ…シャア専用機にしてください」
 ライダー「アレは“赤”ですよ?」

 桜「酷いです!」


 二千五十七ノ五「まぁ虎だし…」作:ビューラリウスさん

   藤ねぇ:ガイアガンダム(アンドリューカラー)

 藤ねぇ「だから虎じゃない!!」


 二千五十七ノ六「最強なんです。」作:ビューラリウスさん

   アルクェイド:νガンダム

 アルク「サン○イズの公式発言?」
 志貴 「じゃあ朱い月は…」

 アルク&志貴「「Hi−νガンダム!!?」」


 二千五十七ノ七「声優ネタ…黒歴史編」作:ビューラリウスさん

   志貴:デスティニーガンダム

 志貴 「あんまりだ!」
 アルク「そうだよね。そこまで駄目主人公じゃないし…」
 秋葉 「まさかとは思いますけど…
    『作者の思い入れがある、主人公の仇 軋間:ストライクフリーダムガンダム』
     という風につなげるのでは?」

 琥珀「秋葉様、作者批判発言ですか〜」
 翡翠「…次のであんまりなオチが待っています…」


 二千五十七ノ八「似てない双子なんです」作:ビューラリウスさん

   翡翠:ガンダムアシュタロンHC
   琥珀:ガンダムヴァサーゴCB

 琥珀「私と翡翠ちゃんが一体となって、最強兵装サテライトキャノンを使う…
    正に姉妹の絆…」
 翡翠「…姉さん…更に次を読んでください」(涙がにじみはじめる)


 二千五十七ノ九「男は特殊能力ないんです」作:ビューラリウスさん

   葛木宗一郎:ガンダムX、ガンダムDX

 士郎「優遇されてない?」
 凛 「キャスターがティファ…? あり得ない」

 キャスター「宗一郎様を魔術で私がフォロー…何より私は既に宗一郎様と結ばれる為
       ならば…“魔術を放棄する”覚悟は出来ています!」

 士郎「ほ…本物過ぎる!!」

 琥珀「そ…そんな…新婚夫婦の夫の妻へのラブパワーの引き立て役…」
 翡翠「姉さん、ガンダムXで一番大きな力は愛の力なのです」


 二千五十七ノ十「馬なんです」作:ビューラリウスさん

 有彦:ゴッドガンダム
 ななこ:風雲再起

 有彦 「それで俺はお前に…『好きだ、お前が欲しい!』と全宇宙に公言する訳か…
     冗談じゃないぜ!」
 ななこ「そんな〜有彦さんは私に乗っかるだけじゃないですか〜」

 シエル「そうなりますと、私が“中の人が最強”のマスターガンダムですね」


 二千五十七ノ十一「完結編:超お約束」作:ビューラリウスさん

 アーチャー:バスターガンダム

 アーチャー「確かに痔悪化に似ているとネタにされた事もある。
       ヤツの武器もアーチャーの名に反しないだろう…」

 士郎「俺はエロスマンじゃない!」


  ……以上です。   



 二千五十八「雪を見て」

 士郎「完全に娯楽派と嫌な思い出派に分かれるんだなあ、サーヴァントって」



 二千五十九「ギリシア神話の英雄達」

 キャスター「正直、船ごと沈んでいた方がどれだけ……」
 ライダー 「……」(頷き)
 イリヤ  「そんな小者とは格が違うわ。ね、バーサーカー」
 バーサーカ「……」(無言だが、回顧して首を捻り)



 二千六十「刈取リノ時間ダ……」

 秋葉「兄さん、もうすぐホワイトデーですね」
 志貴「そ、そうだな」

 琥珀「ああ、秋葉様が真っ向から正面突破を。
    先月はあれほど渡すまで苦心惨憺しておられたのにッ」



 二千六十一「山と積まれた」

 セイバー「シロウ、さすがに食べ飽きました」
 一同  「セイバーが……」
 セイバー「出来れば、味付けを変えて頂きたい」
 一同  「やはり……、というか食べるのは止めないのか」



 二千六十二「夢見る事はしないとして」

 志貴「使い魔といっても……、何して貰えばいいんだろう?」
 レン「……」(さあ、と言いたげな風情で)



 二千六十三「遊びに来た」

 志貴「うーん?」
 有彦「何だ、ひとん家で飯出されて文句ありそうな面だな」
 志貴「そうじゃないけど」
 有彦「黙って食え」
 志貴「う、うん。しかし、大根だけのなますとか、牛蒡だけのきんぴらとか、
    グリーンピースとコーンだけのミックスベジタブルとか、何と言うか
    おかしくないか?」
 有彦「そうか? 何ならニンジン抜きシチューもあるぞ」
 志貴「だから、何で…わかったよ、いただきます」



 二千六十四「ホワイトデーの甘い気遣い」

 桜「姉さん、気付きました?」
 凛「ええ。わたしと桜の貰ったクッキー、明らかにセイバーのと違うわね」
 桜「少しショックです。先輩がそんな事するなんて」
 凛「そうね」
 桜「悔しいですね」(ポツリと)
 凛「ローカロリーか……」(歯軋りの音)



 ※SRW他の名セリフが元ネタシリーズ

 二千六十五ノ一「こんなもの・・・!」作:レフ=フィルクさん

      (UBW、教会前)
 ランサー 「ゲイ…ボルグ!」
 アーチャー「こんなもの、アイアスで押し返してやる!」


 二千六十五ノ二「この私が・・・」作:レフ=フィルクさん

 金ぴか 「この我が、粛清しようというのだ!」
 士郎  「エゴだよ、それは!」


 二千六十五ノ三「遊びを・・・」作:レフ=フィルクさん

      (UBW、廃墟の城での一騎討ち)
 アーチャー「遊びをやっているつもりか!?」
 士郎   「遊びでやってんじゃ、ないんだよーー!」


 二千六十五ノ四「貴様らは・・・」作:レフ=フィルクさん

 士郎   「何のつもりだ、アーチャー!?」
 アーチャー「貴様は、正しいのか?」
 士郎   「何!?」
 アーチャー「貴様は、正しいのかと訊いている!」


 二千六十五ノ五「俺のこの手が・・・」作:レフ=フィルクさん

 ゾウケン 「もうよい、アサシン、止めじゃ」
 真アサシン「ワタシのこの手が真っ赤に燃える・・・」

   ……言峰は、逃亡に成功しました


 二千六十五ノ六「次元連結・・・」作:レフ=フィルクさん

  (士郎、対金ぴか)
 士郎 「『無限の剣製』の力を使えば・・・・・・衛宮士郎は、負けない!」



 二千六十六「クラスチェンジ セイバー編」作:HELIXさん

    セイバーがパラディンにクラスチェンジした場合。

 士郎  「『聖騎士』。一番合う職業だな」
 セイバー「そうでしょうね。私は騎士として生きてきましたから」
 士郎  「で、騎士以上の実力を備えた訳だから、どう使うつもりなんだ?」
 セイバー「……」

   時間はそろそろ六時。
   ご飯を食べに衛宮家に大勢集まる時間。

 セイバー「そうですね……」

   賑やかな声が聞こえてくる。

 凛   「こんにちは」
 イリヤ 「おじゃまするのだ」
 桜   「おじゃまします」
 大河  「こんにちは」
 アーチャ「ふむ、ここがセイバーが居候する家か」
 慎二  「ご飯はまだか!!!」
 バーサー「……」
 ランサー「よう、じゃまするぜ」
 ライダー「おじゃします」

   的を引きつけて……。

 セイバー「はああああああああああああああああああっっっっっっっっ
      っっっ!!!!!!!!!!!」

   衛宮家に入ってきた及び、帰ってきた、凛・イリヤ・桜・大河・アーチャー・
   慎二・バーサーカー・ランサー・ライダーを聖騎士の名の元に一撃で空高く吹
   き飛ばす。

 セイバー「私は士郎を守る義務がある以上、この得た力で邪魔者を排除する為に使
      います。士郎と食べれなくなるその日まで」
 士郎  「……おいおい。バーサーカーまで一撃で倒すのは洒落になってないって」
     (吹き飛んでいく人達を見ながら)



 二千六十七「クラスチェンジ アーチャー編」作:HELIXさん

      アーチャーが幻影師にクラスチェンジした場合。

 凛    「貴方には似合いそうにない職業ね」
 アーチャー「そう思うか?」

 凛    「第一、貴方は弓なのに、弓を使うわけではないでしょ?」
 アーチャー「ああ、その辺は大丈夫だ」

      弓と矢を用意する。

 凛    「……どこで覚えてきたのかは後で追求するとして……。
       じゃあ、幻影師としての実力を……!!」
 アーチャー「見せろ、というのだろう? 基本でいいのならな」

      矢を空に向けて放つ。
      放った矢は速度を遅める。

      矢先は下を向いて地上に落ちてくる。
      矢は無数の矢となって流星の如く落ちてきた。

      地面に落ちた矢は爆発を起こす。
      辺りは抉られた地面と巻き添えを食らった人々。

 アーチャー「これでいいか?」
 凛    「……アーチャー、暫くその力を使うのは禁止よ」



 二千六十八「クラスチェンジ 蒼崎青子編」作:HELIXさん

      蒼崎青子がセージにクラスチェンジした場合。

 青子 「私が『賢者』っていうのも悪くないかもしれないわね」
 アルク「私としては合わないと思うけど、まあいいわ。」
 青子 「それは悪い事をしたわね。真祖のお姫様」
 アルク「で、賢者の力をどう利用するつもり? ブルー」

   一瞬の沈黙

 青子 「その答えは解っているんじゃなくて?」
 アルク「……」

   一瞬の沈黙

 青子 「破壊だけでなく魔術を真面目に覚えようかと思ってね」
 アルク「同時に、自分のその自分勝手な性格を修正しょうとしてる訳……でしょ?」
 青子 「ご名答」
 アルク「……まあ、がんばりなさいな」

   勉強道具を持っている蒼崎青子と何時ものアルクェイドの光景。

 志貴 「先生ってそういう性格なのか……」(ある意味で納得しながら)

 一同 「あ……ありえない。あれは蒼崎青子じゃない」(驚きの表情)   



 二千六十九「まっすぐいくから避けろ」

 葛木「相手の構えを待たずに、初手で終わらせる。
    即ち、この拳の性を知られれば、もはや力は失われる」

    構え、予備動作も無く腕を動かす。

 士郎「そう言われても」
 一成「目で捉え切れないのですが」



 二千七十「スターシステム?」

 ネコ「なんね、えみやん?
    クスリが何。売っているのかって? 売人?
    えーと、いろいろと難しい理屈になるんだけどねえ。
    ……あ、売ってる、売ってる」
 士郎「ええっ」
 ネコ「古来より酒は百薬の長とか言われてる。
    あー、急がし。配達行かないと」(軽やかに)

   ※第二回人気投票結果コメント参照



 二千七十一「姉と弟」

 綾子「似てるかもしれないな」
 実典「何が」
 綾子「あんたとあたし」
 実典「ああ?」(露骨に嫌な顔)
 綾子「いろんな選択には恵まれてた筈なのに、よりによってってとこ」
 実典「何だよ、それ?」
 綾子「さてね。でもまあ、見る目はある……のかなあ」
 実典「全然わかんねえよ」



 二千七十ニ「似て非なる」

 士郎「セイバーは量を多く食べたいのかい。
    それとも長い時間食べ続けていたいのかな?」
 


 二千七十三「動作分解」

 志貴「あれ、あれれ、これは……」
 秋葉「意外に食べられますね」
 志貴「いったい、どんな魔法が」 
 翡翠「本にある通りそのままの作り方をしてみました」
 秋葉「それだけ?」
 琥珀「正確には、お料理だと思わないで、野菜を切る、指定時間火にかける、
    決められた分量調味料を入れる、とか作業して貰ったんです。
    味見とか工夫は一切なしで」(小声)
 志貴「なるほど」



 二千七十四「賀茂川の水、双六の…」

 秋葉「思い通りにならないものがあると認識するのも、人間的成長には大切
    なんでしょうね」
 志貴「そうなんじゃないか、よくわからんけど」
 秋葉「そうですね。……ええ」
 志貴「……?」  



 二千七十五「慣れというか」
 
 志貴 「おはよう、シエル先輩…って、どうしたの?」
 シエル「おはようございます、遠野くん。眼鏡、壊しちゃって」
 志貴 「眼鏡してない顔も見てるんだけど、制服姿だと何だか違和感が」
 シエル「そうですか、実はわたしもなんです」
 志貴 「と言うと?」
 シエル「別に視力に関係ないんですけど、何だか距離感が変だったり。
     どうにも無いのが気になって」
 志貴 「大変だね」
 シエル「早くカソックに着替えたいです」
 志貴 「ふうん?」



 二千七十六「属性」作:寒梅さん

 琥珀「翡翠ちゃんの料理下手のせいであまり目立っていませんけど私は
    ドジっ娘属性なんですよ?」
 秋葉「それは掃除に関してであって調合はまた別でしょう?」
 琥珀「ドジっ娘だからなんですよ〜」(地下へ強制連行)



 二千七十七ノ一「薄幸≠不幸」作:寒梅さん

 弓塚 「私って幸が薄いだけで不幸なわけじゃないんだよ」
 シオン「他人より劣っているのですから大差はないのでは?」
 弓塚 「でも財布落としたりドブにはまったりしないってのは大きいよ」
 シオン「それはただのドジというのでは?」
 弓塚 「あ・・・」


 二千七十七ノ二「続」作:寒梅さん

 シオン「なにより突然吸血鬼におそわれると言う時点で薄幸ではなく
     不幸でしょう」
 弓塚 「うぅ・・・」


 二千七十七ノ三「とどめ」作:寒梅さん

 秋葉「あなたが薄いのは幸ではなく影でしょう?」(嘲笑)
 弓塚「うわぁ〜ん」



 二千七十八「戦場」作:寒梅さん

 大河  「ここはやっぱり量を増やすべきよ!!」
 セイバー「同感です。」
 イリヤ 「え〜、それよりもっと食材にもこだわって質を上げる方が先でしょ」
 凜   「賛成〜」(心の底から楽しげ)
 バゼット「最小限のコストで必要な栄養を摂取できれば十分でしょう」
 桜   「安くあげるっていうのは賛成です」

 士郎 「なんでこんなことに・・・」
     バイトから帰ったものの居間に入れず
 カレン「あら、なんだかお疲れのようですね」(凜の数倍楽しげに)
 士郎 「あんたが元凶か!!」
 カレン「失礼な物言いですね。そんなに居間に入りたいんですか?」
    (天使のような極上の笑みで)



 二千七十九「選択肢」作:諸葛孔明さん

  志貴「今日は学校も休みか……。どうしようかな」

  1.家で休む→琥珀さんの手伝い 
 2.外へ遊びに行く→アルクェイドか先輩に捕まる 
 3.このまま夢の中へ→秋葉が起こしに来る  

 志貴「休めない。折角の休日なのに……」



 二千八十「DADDY FACE」作:諸葛孔明さん

 秋葉「くっ、小さい頃に兄さんの子供を作っておけば」 
 翡翠「…………(同じ考え)」 
 琥珀「あは〜(思案顔)」  

 志貴 「あれ? どうして寒気がするんだろ……」 
 朱鷺恵「どうしたの志貴君?」 
 志貴 「い、いえ。なんでもありません」 
 朱鷺恵「そう」 



 二千八十一「冷凍庫いっぱい」

 橙子「どうした憮然として」
 式 「何か欲しいものはないかと言われたんだ、あいつに」
 橙子「それで、ストロベリーアイスか。何か問題でもあるのかね」
 式 「毎日食べたいといったんだ」
 橙子「それなら、願い事通り……ああ、なるほど」
 式 「別に業務用のでかいカップが欲しかった訳じゃない」
 橙子「毎日、持って来て欲しいと言うべきだったな」
 式 「普通は個人では売ってくれないんだけどね、なんて得意顔して」
 橙子「なるほどな」(笑み)



 二千八十二「不発弾」

 琥珀「あのう、秋葉さま」
 秋葉「何かしら」
 琥珀「エイプリルフールがありましたよね」
 秋葉「ええ。来年は禁止しようかと検討しているけど」
 琥珀「あのですね、その……」
 秋葉「じれったいわね、言いたい事があるならはっきりと言いなさい」
 琥珀「後になって嘘がばれた場合、どういう扱いになるのかと思いまして」
 秋葉「後になって? 何をしたのか、早く言いなさい」
 琥珀「ヤブヘビでしたねえ」(溜息)



 二千八十三「食べられません」

 士郎「セイバー達が菜食主義とか豚はダメとかでなくて良かったな」
 凛 「唐突ね。まあ、多少の好き嫌い程度だものね」
 士郎「肉がダメとかでも、工夫はするけど難しいよな、毎日だと」
 凛 「そうね。……でも、それなら食事なしにするのも手よね。
    サーヴァントなんだし。まあ、士郎はしないでしょうけど」



 二千八十四「翌日」

    菜箸をふと止めて、

 士郎「今度あんな事があったら、うちでは二度と焼肉はしない事にしよう」



 二千八十五「世界中の誰よりきっと」

 氷室「相手を選ばなければ、いや、それどころかより取り見取りのように
    思えるのだが。
    何でよりによって見ている方向が……、というのは見る分には面白
    いな、うむ」
 士郎「良くわからないが、俺が何か関係あるのか?」
 氷室「唯一鎖から逃れている人物がこれか、まったく面白い限りだ。
    む……、仮にこの油揚げをさらったら、どう事態は変わるのか」
 士郎「……」(危険を察したのか後ずさり気味)



 二千八十六「ヴェネチアの1ポンド」

 士郎「すまないな、遠坂。家に帰ったらすぐに返すから」
 凛 「いいわよ、たまたま持ち合わせがなかっただけなんでしょ。
    別段大金って訳でもないし」
 士郎「でもなあ、遠坂は真顔でトイチとかいいそうだし」
 凛 「ふうん、それなら期待にお応えしてもいいいのよ。
    わたしなら血を流さずに心臓の肉抉り取るくらい簡単だから」
 士郎「寛大で優しい遠坂にすぐに返すよ」



 二千八十七「心奪われるような」

 キャスター「何と言われても、惚れ薬だけは作らないから。
       毒薬とか、呪具ならまだしも……」



 二千八十八「頬の絆創膏」

 志貴「いや、秋葉にね。
    違うよ、何を見てるのかって言われたから、枝毛あるのかなあって。
    それだけだよ。
    ……何で、みんな俺が悪いって顔するのさ?」



 二千八十九「あわなそうなもの」

 志貴 「餅、パスタ、そうだ、コーンフレークは」
 シエル「実施済みです。なかなか」
 志貴 「白滝、春雨、白玉だんごなんかは……、何とかなりそう」
 シエル「難しいものですね」
 志貴 「そうだ、ところてんってさ、うどんの汁にいれると恐ろしくまずいらしい」
 シエル「なるほど。実験してみる価値はありそうですね」
 志貴 「ねえ、先輩」
 シエル「なんです、遠野くん?」
 志貴 「最初は変わったカレーの食べ方の検討じゃなかったっけ?」
 シエル「そう言えば。まあ、いいでしょう。ベクトルの向きが逆なだけです」
 志貴 「だけ……なのか」



 二千九十ノ一「銘酒・野生の証明 後日談 その1.犬」作:蒼兵衛さん

 凛   「動物に喩えるとしたら、やっぱりバゼットは犬かしら」
 士郎  「ああ、それも外見は狩猟犬で、中身は子犬属性という珍しい犬種だ」
 カレン 「……それってただの調教に失敗した、デカい犬の事じゃないかしら?」
 バゼット「…………(怒)」


 二千九十ノニ「その2.狐」作:蒼兵衛さん
  
   イリヤ「シロウはわたしをキツネって言ったけど、わたしよりキツネに相応しい娘がいるわ」
 士郎 「へえ……一体誰のことだ?」
 イリヤ「カレンよ。キツネといえば憑きものだし、オイナリサマは神様に仕えるんでしょう?
    ―――ほら、カレンにぴったりじゃない」
 士郎 「うーむ、なるほど」

 桜  「狐って性悪とか、エッチなイメージもありますもんね」


 二千九十ノ三「その3.兎」作:蒼兵衛さん

 カレン「……いえいえ私ごとき、淫猥さにかけては桜さんに及ぶところではありません」
 桜  「な、何ですかそれ! わたしのどこが淫…エッチだって言うんです!?」

 凛  「あら、つい先だってのことを忘れたの、桜?」
 イリヤ「ウサギになったサクラは『さびしいんですピョン』とか言ってシロウに擦り寄って…」
 凛  「…『先輩(お坊さま)、わたしを食べてください』って服を脱ぎだしたのよね」
 桜  「いやーーーっ!? せ、先輩、あれは違うんです!
    あれはわたしじゃなくて、ウサギが勝手にしたことで、その……」
 士郎 「…………(真っ赤)」




 二千九十一「最高の魔王の台詞1」作:ビューラリウスさん

 大魔王宗一郎 「なにゆえもがき 生きるのか? 滅びこそ我が喜び。
         死にゆくものこそ美しい。さぁ、我が腕の中で息絶えるがよい!!」
 勇者キャスター「宗一郎様の腕の中で死ねるのならば本望!」

     その日…世界は闇に包まれた…



 二千九十ニ「コンセプト」作:ビューラリウスさん

   元ネタ:サガフロンティア。アセルス編

  「俺は…誰かのモノじゃない!」

   その日大きな屋敷には数多の血と…原型を留めていない無数の肉塊だけの山の上で、
   血の涙を流しながら狂う、短刀を持った男がいた…



 二千九十三ノ一「雨降り、傘ひとつ」

 志貴 「三人は無理だと思うけどなあ」
 アルク「いいの」
 シエル「いいんです」
 志貴 「二人に傘貸すから俺は走って…」
 アルク「だーめ」
 シエル「駄目です」
 志貴 「はいはい」


 二千九十三ノニ「さらに」

 秋葉「あら、兄さん、奇遇ですね」
 志貴「そうだな。秋葉も帰りだったか」
 秋葉「はい」
 志貴「で、何で車だけ帰しちゃうんだ?」



 二千九十四「三時になりました」

 琥珀「お茶をおいれしました」
 秋葉「あら、緑茶なのね」
 琥珀「たまにはよろしいかと。それにお茶受けがありますので」
 志貴「へえ、買ってきたんだ」
 秋葉「何、これ?」 
 琥珀「志貴さんが食べたいと仰っていたので、駄菓子を作ってみました」
 秋葉「ふうん」
 志貴「駄菓子を作った……、何か語呂が悪いというか違和感あるな」



 二千九十五「何をしてるの?」

 琥珀「レンちゃん、ミカンの匂いは平気? そう。じゃあ歯磨き粉は?」
 
 秋葉「何でしょうか、あれ?」
 志貴「嫌いなものの調査、かな?」
 秋葉「何の為に?」
 志貴「さあ」



 二千九十六「対消滅」

 琥珀 「あら、何でしょう、変なステッキが……」
 ルビー「あわあわ」



 二千九十七「疑問」

 凛  「バゼットの腕が悪魔で、それを回収したいのよね?」
 カレン「ええ。協力してくれると?」
 凛  「んー、中立、中立。
     で、悪魔が近づくと反応するのよね、あなた」
 カレン「ええ。それだけがわたしに与えられた力です」
 凛  「じゃあ、なんでバゼットが傍にいても平気なの?」
 カレン「秘密です」(笑み)



 二千九十八「金属製の函に入っていてね」

 セイバー「……」
 士郎  「うん、どうした、セイバー?
      なんだ、貰い物の煎餅か。欲しいなら食べても良かったのに」
 セイバー「そうなのですか?」
 士郎  「ちょっとくらいおやつにしてもいいよ。なんで驚くのさ」
 セイバー「この国の主食は米ですね、シロウ」
 士郎  「ああ。毎日食べてるだろう?」
 セイバー「なので、乾し固めたこれは非常時の保存食かと思いまして。
      では、いただきます」(がさがさ、ぱりん)
 


 二千九十九「おい、どこに行くんでい?」

 ライダー「……」
 凛   「うん? どうしたのよ、ライダー。箸を止めたままの姿で。
      ……まさか、そんな体しててダイエットとか戯言を」
 ライダー「いえ。途中まで食べていたらサクラに『鰻って関西では蝮と呼ぶの
      よね』などと言われまして」
 凛   「う、それはちょっと食べ難いわね。でも本物の蛇ではないし」
 ライダー「いえ、それはそうなのですが。
      そんな事を言われるとは、何かサクラに嫌われているのかと……」
 凛   「ああ、そっちの悩みね。うーん」


 二千百「ストロベリーだか、薔薇だか何だか」

 実典「……」
 氷室「ふふ、見たぞ少年。何やら手紙を渡されていたな。
    君の憧れとはタイプが違うが、かなりの美少女ではないか」
 実典「ああ」
 氷室「おや、隠すかと思えば素直だな。ん……、随分と気抜けした様子。
    どうかしたのかね」
 実典「これ、……姉ちゃん宛」
 氷室「なに? ……おお。なるほど」
 実典「こーいうの、初めてじゃないけどなあ。ただ、声かけられて、けっこう
    可愛い子だったからどぎまぎして、ちょっと期待が……、ふぅ」
 氷室「その……なんだ、一緒に帰ってやろう」



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