天抜き競作企画・お題其の一



※サイトの70万HIT競作企画として、
 【琥珀さんが『遠野家のコン・ゲーム』でゲットしたものを使って】
というお題で作品を募ってみました。いろいろ拡大解釈OK。
 ご参加の方々ありがとうございました。

 【獲得物一覧】

  志貴:七夜の短刀         ネロ:愛犬クールトー
  さつき:原田知世のアルバム    シエル:第七聖典
  アルクェイド:志貴        シキ:秋葉
  秋葉:一日遠野家当主の座     琥珀:リボン
  有彦:乾有彦編集による、遠野志貴少年時代アルバム集

 【決まり手】

  ・琥珀(勝) 対 ネロ(負) :クールトーの背中なでなで
  ・琥珀(勝) 対 シエル(負) :カレートラップ
  ・琥珀(勝) 対 秋葉(負) :志貴台詞(録音)トラップ
  ・秋葉(勝) 対 シキ(負) :秋葉悲鳴トラップ
  ・シキ(勝) 対 さつき(負) :シキの命令
  (秋葉  対 シキ  志貴への援護射撃.シキ気絶.)
  ・シエル(勝) 対 有彦(負)
   :カレーに夢中で厨房に残っていたシエルに見つかる
  ・秋葉(勝) 対 アルク(負) :シエルを囮に背後からタッチ
  ・琥珀(勝) 対 志貴(負) :双子トリック



 
 コン61.「取られちゃった」作:月影さん

 アルク「志貴は今ごろ琥珀とデートかぁ…。」

 アルク「んー……。」
 アルク「うーん………。」
 アルク「むぅぅー…………。」

 アルク「…はぁ、やっぱり志貴を賭けるなんて軽率だったかなぁ、会いたい
     よ…志貴。」


 コン62.「私のだもん」作:月影さん

 志貴「それで、あのゲームの約束を本気にしたアイツにいくらで俺を売ったの?」
 琥珀「あははー♪人生一度じゃ使いきれませんねー♪」

 アルク「志貴、もう放さないからね♪」


 コン63.「重火器が聖典?」作:月影さん

 琥珀「うーん、秋葉様、この第七聖典って結局何に使うものなんでしょうね?」
 秋葉「え?」
 琥珀「聖典という割に書物ではありませんし、大体こんなものが聖典だなん
    てシエルさんは一体 どんな宗教に入ってらしゃるんでしょうか?」
 秋葉「し、新興宗教…とか?」


 コン64.「なんちゃってだしー…」作:月影さん

 琥珀「シエルさんは確か志貴さんの先輩でいらっしゃいましたよね?」
 志貴「ん?うん、そうだけど?」
 琥珀「最近の女子高生の間ではこういうものが流行ってるんですか?」
 志貴「ブッ、第七聖典!?」
 琥珀「ほら最近の若い方って面白いデザインのものを好まれるじゃないです
    か、それでもしかし たらと思ったんですけど…。」
 志貴「いや…、その、ほら、あの人は<なんちゃって>だしー…。」


 コン65.「新発見」作:月影さん

 琥珀「翡翠ちゃん、凄いことが分かったの!!」
 翡翠「それはシエル様の…第七聖典ですか?」
 琥珀「そう、なんとこれ、カレーに近づけると震えだして、人参を近づける
    と光輝くのよ!!」
 翡翠「………それで、一体それは何なんです?姉さん。」
 琥珀「それが全く分からないのよー(号泣)」


 コン66.「腕の一本や二本」作:月影さん

 志貴「あれ?今日のクールトーはご機嫌だね、何かあったの?」
 琥珀「はい、先程お昼ご飯に人肉…ゴホッゴホッ、いえハムをあげたところ
    なんです、喜ぶんで すよー、<ハム>をあげると♪」
 志貴(………人肉?)

 シキ「何が<また生えるからいいですよねー♪>だ…。」



 コン67.「コン・ゲームif(1)」作:権兵衛党さん

 ななこ「そんな! ありがたい聖典なんですよ!?」
 シエル「重々承知の上です」
 ななこ「それでもわたしを賭けるんですか!?」
 シエル「ええ。……あなたが『大事な物』だからですよ」
 ななこ(嘘だ! 絶対ウソだぁぁぁっ!? ……な、ならっ)

 琥珀 「あはー、飛び入り参加のセブンさんです。賭ける物はシエルさん」
 シエル「…………へ?」
 ななこ「大事なモノだからです(キッパリ」



 コン68.「コン・ゲームif(2)」作:権兵衛党さん

 志貴 「……なあ、もしロアが参加してたら何を賭けていただろうな」
 アルク「えー? 転生の秘術とかじゃないの?」
 志貴 「いや……たぶん、さ……」



 コン69.「過去に飼い犬がいた事実はありません」作:しにを

 志貴「まあ、こんな広いお屋敷だし、番犬の一匹もいてもいいかもな」
 琥珀「そうですよね。お庭だって走り回っても問題ないですし」
 志貴「とは言っても放し飼いって訳にもいかないな。
    首輪とか鎖とか、後で買いに行ってくるよ」
 琥珀「あ、それでしたら間に合わせですけど、ありますよ。
    サイズとか合わなかったらダメですけどね」
 志貴「ふうん、それなら面倒が無くていいね。
    どこにあるの? 見てみようよ」
 琥珀「こちらですよ。大型犬でも平気な筈ですから……」

   談笑しつつ屋敷内に入る二人。



 コン70.「デジタル」作:しにを

 翡翠「志貴さま、これは何をするものですか?」
 志貴「これって、ああ、CDか」
 翡翠「はい」
 志貴「音楽を聴く為のものだけど……、レコードはわかるよね?」
 翡翠「……確か、お屋敷にも何枚かあったと思います」
 志貴「そうか(これは違うけど、電子データを書き込んだり、ゲームした
    り写真とか映像入れたり……なんて教えたら混乱するだろうなあ)」
 翡翠「志貴さま?」
 志貴「とりあえず俺もよく知らない曲だけど、聴いてみようね」
 翡翠「はい」(よくわからぬながらも嬉しそうに)



 コン71.「あきはいぢめ?」作:各務正樹さん

 秋葉 「何をしているのかしら?琥珀」
 琥珀 「ええ、ちょっとシエルさんからいただいた第七聖典に細工を」
  ・
  ・
  ・
 秋葉 「琥珀の奴ぅぅぅぅぅぅ!!」
 ななこ「あわわわわ、胸が大きくて落ち着かないですぅぅ」
 秋葉 「うるさい!!」


 コン72.「G秋葉誕生秘話?」作:各務正樹さん

   (コン・ゲームのラストシーンから)
 志貴「それじゃ琥珀さん、今回貰った物の中で一番嬉しかった物は?
 琥珀「皆さんとの共通の思い出、ですね、やっぱり」
  ・
  ・
  ・
 琥珀「それとも……やはり新たな実験体ですかねぇ」
 秋葉「むぐーーー!」
     手術台らしき物に拘束されている秋葉



 コン73.「あきはいぢめ by こはく」作:がんさん

    羽交い締め状態続行中

 琥珀「てややぁ!」
 秋葉「きゃ!」
 志貴「うわっ!」

 琥珀「あー、駄目じゃないですか志貴さん。ちゃんと秋葉さまを押さえてい
    ただかないと。」
 志貴「いや、そんなもん振り回されたら、普通逃げるだろ。俺も怪我するし。」

 琥珀「大丈夫ですよ。トレーニングモードですから。」作:がんさん


 コン74.「さつきいぢめ by こはく」作:がんさん

    トレーニングモード?

 琥珀 「わたしって、遠距離攻撃ができる技に乏しいのですよねぇ。」
 さつき「わたしの CD 握りしめながら、そういうこといわないで……」

 琥珀 「えーー。」
 志貴 「『えー』じゃありません。CD は投射武器じゃないんだから。」

 志貴 「それは弓塚さんに返すこと。いいね?」
 琥珀 「えーーーー。」


 コン75.「さつきいぢめ by みすたーちん」作:がんさん

    トレーニングモード続行中

 琥珀 「CD は投げるダメあるねー。」
 琥珀 「武器を投げるはオッケーあるねー。」
 琥珀 「謎のナイフ使いミスター陳の出番あるねー!」

 琥珀 「二人揃って、七ツ夜の的になるよろしー!」

 志貴 「琥珀さん。CD 投げていいよ。」
 さつき「えーーーーーー。」



 コン76.「あきはいぢめ with 白いリボン」作:がんさん

 琥珀「志貴さんの右手に、思い出のリボンを巻いて…… これで志貴さんの
    身も心もわたしに縛り付けです。」

   「なんですとー!」

 秋葉「じゃ、じゃあ、私も子供の頃の赤いリボンで……」
 琥珀「あはー、二番煎じのネタでは、志貴さんの心は縛れませんよー。」


 コン77.「あきはいぢめ with リボン…… 何色だっけ」作:がんさん

 さつき「じゃあ、わたしは……」
 さつき「ツインテールを縛っているリボンを片方解いて、志貴くんの左手
     に。」
 秋葉 「っく。」
 琥珀 「ほらほら、秋葉さま。重複ネタは不許可ですよー。」


 コン78.「あきはいぢめ with 鉄色のリボン」作:がんさん

 志貴「アルクェイド…… 鎖は止めてくれ、鎖は。」
 秋葉「うう……」
 志貴「秋葉もな。」


 コン79.「あきはいぢめ with 赤いリボン」作:がんさん

 シエル「制服のリボンを解いて、遠野くんの右腕に。」
 琥珀 「わぁ、なんだか、えっちですねぇ。」

 秋葉 「あうう。」
 琥珀 「『セーラー服のスカーフ』なら、もっとポイント高かったでしょう
     にねぇ。」


 コン80.「あきはいぢめ with 布色のリボン」作:がんさん

 アルク「思い出のガムテープ!」
 志貴 「不許可!」


 コン81.「あきはいぢめ with 青くないけど青いリボン」作:がんさん

 翡翠「あの…… 志貴さまの左足首に。」
 翡翠「脱ぎたてのガーターベルトを。」
 琥珀「きゃー、翡翠ちゃんてば、大胆すぎー!」

 琥珀「ということで、秋葉さま。その脱ぎたてのパンティストッキングは、
    履き直してくださいねー。」
 秋葉「あうううう。」


 コン82.「あきはいぢめ with 紅白のリボン」作:がんさん

 アルク「思い出の包帯! 志貴のお腹!」
 志貴 「まあ、それで勘弁してやるか。」

 琥珀 「真祖の方の血も、どす黒くなるのですねぇ……」


 コン83.「しきいぢめ with 赤と黒のリボン」作:がんさん

 志貴「秋葉のリボンも巻いてやるから。ほら、泣くな。」
 秋葉「ぐじゅ ぐじゅ ぐじゅ……」

 志貴「俺のどこに、秋葉の何を巻くんだ?」
 秋葉「兄さんの…… 兄さんの首に……」
 志貴「く、首に?」

 秋葉「私の髪の毛……」



 コン84.「欠番」作:しにを

 志貴「なあ、有彦、ところどころ抜けてるけど、どうしたんだ?」
 有彦「武士の情けだ、感謝しろよ」
 志貴「何言ってるんだ?」
 有彦「うちにどれだけ写真あったと思う?」
 志貴「うん? ……ああ」
 有彦「だから武士の情けだと言ってるんだ、わかったろ?」
 志貴「すまん、ありがとう有彦」



 コン85.「漢字変換すると?」作:しにを

 琥珀「いいですかー、志貴さんが秋葉さまや翡翠ちゃんをなかすような真似
   をしたらがぶりとやっちゃっていいですからねー」
 クル「……」(生ハムを噛みつつ頷き)

 志貴「……なかすって、え、ええっ?」



 コン86.「あきはいぢめ as きせかえにんぎょー」作:がんさん

 琥珀「というわけで、秋葉さまにはコスプレをしていただきます。」
 秋葉「恥ずかしい格好じゃないでしょうね?」
 琥珀「……」

 琥珀「特別講師として、瀬尾晶女史もお呼びしてあります。張り切って、参
    りましょー。」

 秋葉「ちょ、ちょっと、今の間は何よ、今の間は。」
 琥珀「踊り子さんにはお手を触れないようにー。」
 秋葉「琥珀っ。」
 琥珀「あはー。テーマは『リボン』です。」

 
 コン87.「あきはいぢめ as 野々原姫子」作:がんさん

 琥珀「では、先生。模範演技どうぞ!」
 晶 「いけいけ ごーごー じゃーんぶ!」
 秋葉「そんな恥ずかしいこと、高校生にもなってできませんっ!」

 晶 「……中学生でも恥ずかしいです。」


 コン88.「あきはいぢめ as 相原結/チャチャ」作:がんさん

 秋葉「だいたい、なんで『姫リボ』なのっ。同じ『りぼん』系アニメの『赤
    チャ』に、男性声優の質で大きく引き離されているし、水沢めぐみな
    ら、『ポニーテール白書』でもいいじゃない。ちゃんとリボンしてい
    るし、今流行の剣道少女だし。」

 晶 「先輩! 流行なのは『剣術少女』であって、『剣道少女』じゃありま
    せん。そもそも、この剣術少女というものは、少年漫画系のサブヒロ
    インの一形態で……」

 志貴(よく分かんないけど…… 詳しいんだね、二人とも。)


 コン89.「あきはいぢめ as サファイア王女」作:がんさん

 琥珀 「では『剣術少女』ということで、『リボンの騎士』のサファイア姫
     です。」

 琥珀 「まずは、模範演技から。」
 シエル「『剣術』というのは違う気がしますし、お姫さまの格好には見えま
     せんし、何ですか、これ?」
 晶  「男装の麗人なんです。宝塚のイメージで、キリッといきましょう。」
 シエル「なるほど。」
 シエル きりっ!

 シエル「女の子にばかりもてそうな秋葉さんにはお似合いですね。」
 秋葉  ぎりっ!


 コン90.「あきはいぢめ as サファイア王子」作:がんさん

 晶  「サファイア姫って、男の子として生まれるはずが、天使の悪戯で女
     の子になっちゃったんですよね。」

 アルク「それなら、妹にぴったりだねー。」
 志貴 「どこが?」
 アルク「胸が。」


 コン91.「あきはいぢめ as 高円寺沙由香」作:がんさん

 琥珀 「模範演技、どうぞー。」

 アルク「志貴の瞳を守るため、胸の鼓動が夜を裂く!」
 アルク「エスカレイヤー、志貴の前に個人的に参上だにゃー!」

 志貴 「リボン?」
 琥珀 「はい。武器がリボンです。」


 コン92.「あきはいぢめ against 高円寺沙由香 」作:がんさん

 志貴「これは秋葉には無理だろう。」
 琥珀「どこがです?」
 志貴「胸が。」


 コン93.「あきはいじめ as 綺堂さくら」作:がんさん

 琥珀「しかたないですねぇ。じゃあ、これでどうです? はい、翡翠ちゃん
    模範演技。」
 翡翠「『先輩……』」

 琥珀「年下・高一・ヘアバンド、酒豪にお嬢に吸血種、さらには赤い髪と条
    件が揃っていて……」

 琥珀「バストは 72 です。」
 秋葉「着ます!」


 コン94.「あきはいじめ over 綺堂さくら」作:がんさん

 秋葉「琥珀、この服胸がきついわ。主人の服のサイズはちゃんと把握してく
    れないと困るわね。」
 秋葉「ええ、本当に胸がきついわ。困ったものね。」
 秋葉「ああ、全く、胸がきついだなんて……」

 志貴(秋葉…… あんた、ほんまにすっきりや。)


 コン95.「あきはいじめ beyond 綺堂さくら」作:がんさん

 秋葉「胸がきついわ、どうしましょう。」

 志貴(ところで、「リボン」って?)
 琥珀(胸元に大きなリボンが付いているでしょう。)
 志貴(付いているけど、それだけ?)
 琥珀(胸にコンプレックスのある方の定番アイテムですー。)

 秋葉「胸ー。」



 コン96.「まあネロの一部なわけだし」 作:猫児小判さん

 琥珀「本当に、ハムが好きなんですねー」
 クールトー、ハムを食うのに夢中。

 琥珀「ハムだけで大丈夫のは楽でいいんですけどねー」
 クールトー、食べ終わり、もう無いの、と琥珀を見上げる。

 琥珀「明日特売してるし、まとめ買いしちゃいますか」
 クールトー、新たにハムを与えられて、尻尾を振りながらかぶりつく。

 ネロ「何ィ! 売り切れだと!?」
    この世の絶望を見た感じで。



 コン97.「好きという感情が障害になることも」 作:猫児小判さん

 琥珀「折角頂いておいて何ですが……。
     クールトー君はお返しします。
     やっぱりこの子は、番犬には向かないみたいで……」
 ネロ「それもそうだろう。誇り高き此奴には、犬の真似などできるはずもない」
 琥珀「いえ……ハムで簡単に餌付けされてしまうので。
     もうアルクェイドさんやシエルさんには尻尾まで振っちゃってます」
 ネロ「…………(目を逸らす)」



 コン98.「拡散」 作:しにを

 ネロ「我が混沌より現れる獣達も、体の一部という解釈であったな?」
 志貴「ああ、そうだな」
 ネロ「では、やりようによって序盤で勝利を得られた訳か」
 志貴「どうやって?」
 ネロ「部屋が黒々しとなるほどの、素早く小さい生物を。
    そうだな、蝿やゴキブリ、鼠などを……、何故耳を塞ぐ?」



 コン99.「ホーリー」 作:しにを

 アルク「わたしは平気ー。気分いいものじゃないけどね」
 さつき「わ、ちょっとダメ、怖いよ」
 ネロ 「うむ、試したが、何体か消えていく……」
 志貴 「何だか嫌な思い出があるんで、あまり近寄りたくはないかな」
 有彦 「うーん、厄介事の原因だからなあ」

 秋葉 「何、あれ?」
 琥珀 「シエルさんの第七聖典が触れるかどうかですって。
     わたしや翡翠ちゃんは何とも無いんですけどね」



 コン100.「実用物だし」 作:しにを

 琥珀「じゃあ、さっそく使わせて貰いますね」
    林檎を手に取りしゅるしゅると皮を剥き始める。
 志貴「いや、いいんだけど……、なんだ、このもやもやは?」



 コン101.「れんいぢめ?」作:がんさん

 レン ぷいっ
 志貴「レンー、機嫌直してよー。」

 レン(わたしの出番…… なかった。)
 志貴「いやだって、レンはグラスムーンで初ヒロインなんだから、コン・ゲー
    ムには出演できないだろ?」
 レン(わたし、月姫本編で存在が明かされてる。)
 志貴「確かに出ているけどさあ。」

 レン(わたしが出ていれば、優勝していた。)
 志貴「まあ、レンは優勝候補だろうけどさあ。」
 志貴「だったら、優勝賞品を何とか工面するから、機嫌直してよ。な?」

 レン ぶいっ


 コン102.「しきいぢめ by れん」作:がんさん

 レン ぶいっ
 志貴「今日一日は、俺を専有していいから。な?」

 レン(わたしは志貴のもの、志貴は私のもの。)
 レン(わたしのものは志貴のもの。)
 レン(志貴のものはわたしのもの。)

 レン(一日だけなんて,だめ。)

 志貴「……他の子たちには聞かれていないよな、この会話。」

 レン ぶいっ


 コン103.「あきはいぢめ by れん」作:がんさん

 レン ぶいっ

 志貴「じゃあ、秋葉を……」
 レン(いらない。)


 コン104.「遠野家いぢめ by れん」作:がんさん

 志貴「遠野家一日当主の座は…… いらないよなぁ。」
 レン ぶいっ


 コン105.「原田知世のアルバムいぢめ by れん」作:がんさん

 志貴「わ、駄目駄目。爪研いじゃ駄目。」

 レン むー


 コン106.「写真いぢめ by れん」作:がんさん

 レン(ここに写っている、この志貴の頭を撫でている女は誰?)
 志貴「それは有彦のお姉さんの……」
 レン(こっちの志貴に頬ずりしている女は?)
 志貴「ああ、それは俺がかかっている医者の……」
 レン(志貴に膝枕しているこの女は?)
 志貴「居候になっていた家の……」
 レン(タックルしているこの女は?)
 志貴「その子も、居候になっていた家の……」
 レン(ツインテール?)
 志貴「クラスメートの……」

 レン(志貴、爪研いでいい?)


 コン107.「ナイフいぢめ by れん」作:がんさん

 志貴「わ、駄目駄目。ナイフを舐めるのも駄目。」


 コン108.「クールトーいぢめ by れん」作:がんさん

 志貴「じゃあ、クールトーをレンの部下にするってことでどうだ。」
 志貴「ほら、クールトーは便利だぞ。番犬にするとか、番犬にするとか、後
    は番犬にするとか。」

 レン むー!

 志貴「あ、もちろん、猫の方が便利だよな。撫でてよし、抱いてよし、愛で
    てよし。食費も少なくてすむし、隠密行動もできるし,高所にも対応
    できるし。うんうん。」

 志貴「犬なんて、非常食くらいにしか役に立たないよな。うんうん。」


 コン109.「リボンいぢめ by れん」作:がんさん

 琥珀 「猫ですねぇ。」
 秋葉 「まったくもって猫だわ。」
 翡翠 「猫です。」

 シエル「可愛いですねぇ。」
 さつき「お持ち帰りしていいかな?」
 アルク「志貴ー、わたしも。わたしも。」

 志貴 「ほーら、レン。捕まえてごらーん。」
 レン  がじがじ けりけり ぶんぶん びゅん

 琥珀 「リボンでじゃらされてご機嫌なんて、可愛すぎますー。」


 コン110.「れんいぢめ by こはく」作:がんさん

 レン がじがじ けりけり

 志貴「ところで、このリボン、ボロボロにしちゃっていいの?」
 琥珀「はい、もう使っていないものですし。」

 琥珀「それに……」
 志貴「それに?」

 琥珀「宗玄先生のふんどしですし、あれ。」

 レン がじが…… じ?



 コン111.「空耳アワー」作:西紀貫之さん

 琥珀「『ド』じゃなくて『ゲ』です、『ゲ』」
 志貴「ああ、なんだ、びっくりした」
 琥珀「(もう……Hのときに着けたことも着けようともしないくせに)」



 コン112.「アルバム」作:Woncさん

 志貴「有彦、あとで覚えてろよ」
 有彦「恨むんなら一子を恨むんだな」
 志貴「一子さん?」
    :
    :
 一子「無いっ!有間スペシャル(アルバム)が無いっ!!」



 コン113.「大切なもの」作:Woncさん

 青子「姉さんの首とか」
 志貴「いりません!!」



 コン114.「一日当主」作:Woncさん

 志貴「無理だ!俺には出来ない!」
 秋葉「下請けの下請けを切り捨てるぐらいで、大袈裟ですよ。兄さん」
 琥珀「それが社会の厳しさですよ。志貴さん」
 志貴「(何か違う!何か違う!何か違う!)」



 コン115.「一日当主2」作:Woncさん

 秋葉「先に言っておきますけど遠野グループは食品産業には参入してません」
 シエル「ええっ!それじゃあ、三咲町カレー都市化計画はどうなるんですか?!」
 志貴「先輩……」



 コン116.「志貴>黄金」作:Woncさん

 志貴「黄金1トンかぁ…」(鏡に映った自分を見ながら)


 コン117.「志貴≒黄金」作:がんさん

 琥珀「金が一トンというと、凄そうに聞こえますけど。」
 琥珀「十億円というと、微妙なリアリティがありますよね。」

 琥珀「保険金的に。」

  ちなみに 1g が千円くらいです.



 コン118.「その必死な瞳と屈辱の表情」作:しにを

 秋葉「返して欲しいのでしょう、兄さん?
    それならさあ、早く……」(愉悦に歪んだ表情)

 秋葉「うーん、もっと淡々としてエスカレートさせる方が。
    返すなら条件があります、兄さん。……うん、こんな感じで」


 コン119.「主張したもの勝ち?」作:しにを

 琥珀 「では、気がすみましたので、皆さんにお返ししますねえ」
 アルク「やったあ。志貴が戻ってきた」
 秋葉 「待ちなさい。何を言っているんですか、あなたは。
     うるさいですよ、シキ。え、何を血迷い事を。
     こっちはそれどころじゃ、兄さんも少しは嫌がりなさい、まったく。
     だから、もおおッッッ!!!」



 コン120.「私、こういう者です。」作:Nyaoさん

 有彦 「先輩がななこのマスターだったなんて・・・、あの時の格好ってコスプレ
     っすか?」
 シエル「?!な、何故それを・・・。い、いえ。セブンなんて知りませんよ?乾君、
     誰かと勘違いしてるんじゃないですか?」
 有彦 「勘違いもなにも、コレ。しばらく家に有ったし。」
     指差す先には、第七聖典の巨体が・・・。


 コン121.「あなたは、何も見ていない!良いですね。」作:Nyaoさん

     第七聖典を隠すようにして。
 シエル「コレは別物です!乾君、あなたは何も見ていない。知らなかった。良いで
     すね?」
 有彦 「けど、そこについてる傷は見覚えあるし。そのセリフ、こいつを引き取り
     にきたときと同じっすよ?」
 シエル「くっ・・・。どうあっても忘れてくれないんですね。」
 有彦 「流石にインパクト有りまくりだったからね〜。」
 シエル「どうしても忘れないと言うなら・・・、セブンを実体化させて乾君の家に
     送りつけますよ?」(ニヤリ)
 有彦 「先輩にそっくりな見ず知らずの黒服の方に『それだけは勘弁してくれ』と。
     お伝えください。」(即答)
 シエル「別人だって判ればいいんですよ。フッフッフッ。」



 コン122.「本当は・・・。」作:Nyaoさん

 琥珀「志貴さん。りんご食べませんか?」
 志貴「良いですね。・・・それで皮を剥くんですか?」
    りんごと一緒に七夜の短刀が有るのを見つけて。
 琥珀「折角ですから、使ってみようと思いまして。」
 志貴「切れ味良いから気をつけてね。」
 琥珀「あは〜、わざと指を切って志貴さんにしゃぶってもらおうかしら。って、あ
    ら?」
 志貴「琥珀さんどうしたの?もしかして本当に指切っちゃったの?」
 琥珀「違いますよー。コレ、全然切れないんですけど・・・。って、刃が付いてな
    いですよ?この短刀。」
 志貴「そんな馬鹿な!俺はコレで今まで戦ってきたんだから。」
 琥珀「あの〜、志貴さん?」
 志貴「何?」
 琥珀「『線』をなぞる時って刃物じゃなきゃ駄目なんですか?」
 志貴「そんなこと無いよ。割り箸でコンクリートだって切れるよ。」
 琥珀「やっぱり。志貴さん『線』をなぞる以外に、この短刀使ったこと無いでしょ。」
 志貴「あっ・・・。」
 琥珀「今度、刀崎様に頼んで砥いで頂きましょうね。」



 コン123.「さっちんを探せ」作:Zuckenさん

    アルバムを見ながら.
 アルク「ここにもさっちんが居るよ」


 コン124.「志貴様,愚鈍です」作:Zuckenさん

    アルバムを見ながら.
 秋葉「兄さん,弓塚さんとは最近親しくなったと言っていませんでしたか?」
 志貴「そうだけど」
 秋葉「なら,この写真は何ですか?」
    さっちんと志貴が仲良く写っている写真を見ながら。
 有彦「それ,クラスの連中が無理やり取らせたものだぜ」
 秋葉「な!」
 有彦「そこまでやっても志貴のやつ全然気づかなかったからな」
 弓塚「しくしく・・・・・・」


 コン125.「実は」作:Zuckenさん

    アルバムを見ながら.
 弓塚「バレンタインデー,クリスマス,誕生日にはプレゼントを手渡しして,修学
    旅行とかは,同じ班になるか同じコースを回って,夏休みや冬休みには乾君
    と友達に頼んで一緒に海やスキーに行って,いろいろ手を回したのに・・・」
 有彦「最近まで親しくなれなかったと」
 弓塚「しくしく・・・・・・」



 コン126.「クールトーとネロとエト(1)」作:かがみゆうさん

 琥珀「クールトー君、お散歩に行きましょうか」
 クールトー「わん!」(パタパタ)

 ネロ「……幸せそうだ。良かったな、クールトー」(ホロリ)
 エト「ワチらは散歩なんて連れて行ってもらったことないでちゅけどね」
 ネロ「……だってお前たち数が多すぎるじゃないか」


 コン127.「クールトーとネロとエト(2)」作:かがみゆうさん

 琥珀「クールトー君、エサをあげましょーか?」
 クールトー「わん!」(パタパタ)

 エト「自分用のメシがもらえるなんていいでちゅねぇ、ワチらのエサはみんなどっ
    かの誰かの腹に収まっちまうのに」
 ネロ「……」(視線を彷徨わせる)


 コン128.「志貴と琥珀」作:かがみゆうさん

 琥珀「うふふ、志貴さんが私の所有物になるなんてッ!」
 琥珀「これはつまり、月姫世界のメインヒロイン全員を自在に使えるということ
    ですねッ!」
 琥珀「世界征服……狙ってみますか♪」



 コン129.「この隅の方に」作:しにを

 アルク「ふーん、志貴って小さい頃は可愛かったんだねえ」
 シエル「ほらほら、このちょっと驚いた顔」
 秋葉 「こっちのも、いいなあ……」
 アルク「わあ、裸だよ、志貴ってば」
 シエル「ふうん」
 秋葉 「可愛い……」
 アルク「ああ、何よ、この女」
 シエル「女? ああ、乾くんのお姉さんですね」
 アルク「なんで志貴に抱きついているのよ」
 秋葉 「どう見ても兄さんをからかっているみたいだけど。
     嫌がりつつも、満更でもない顔ですね、これは。まったく」
 シエル「ああ、こんなあられもない姿」
 秋葉 「な、な、……はぅん」
 アルク「これは今に近いねえ」
 シエル「中学校でしょうかね。少し幼いですね」
 秋葉 「家を出された頃の兄さん……、ごめんなさい」
 シエル「この怯えた瞳そそりますよ、この場にいれば、こう……」
 アルク「ねえ、これ変だよ、この影。何だろう?」
 シエル「はい? う、これは……、やだ、この手は」
 アルク「怖いよねえ」
 秋葉 「あなた方が何を戯言を。それより次を……、えっ!?」
 シエル「うわ、合成じゃないですよね」
 アルク「やっぱり、怖いよ」

 志貴 「いつまで続くんだよ。
     今の状態の方がよっぽど寒気がするよ、俺は」



 コン130.「悔いなし」作:しにを

 琥珀「遠野家の当主の力をリミッター外して使うと、これほどなんですねえ。
    次が無いのは残念ですけど、楽しかったですねえ。
    こんなになっちゃうんだ、ふふふ、あははははは。

    ……さようなら」


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