天抜き・白濁液篇
前口上。
以下は、さるチャットにて、何が原因で火がついたのかはわかりません
が、居合わせた方々が二回に渡って同一テーマにてネタ披露をしたモノの
集積となっております。私は不参加だったのですが、どういうお話の流れ
からか、ご好意で寄贈頂きました。一応は西奏亭の130万HIT記念と
か何とか。
阿羅本さん、MARさん、権兵衛党さん、ASHさん、Syunsukeさん、
風邪原さん、のちさん、わたるんさん、かがみゆうさん。
何とも豪華な執筆陣で、渡されても「いいのか?」と戸惑うばかり。
読み手の方にも、この競作を楽しんで頂けると思うのですが―――
激しく読み手を選びます。
前の「カゲロウ篇」とかと同じに考えたら、ダメですよ。
何しろテーマが、体液。特に白くて濁ってる液体。米に青の液。
甚だしくエロというかシモネタで、普段の各々書き手の方の諸作品に出
てくるTM作品のキャラとも多少様相が異なります。
端的に言って、○液至上主義の世界観で書かれております。デフォで志
貴の精液好きである秋葉以外のキャラ達までが……。(←この辺りの認識
からして、間違っていると思われます)
原作を有るがままに愛する方には、甚だ不快に思われるかもしれません。
その辺、ご了解ください。
私だって、最初に見せられて、唖然としたんですから。
何だよ、これは。面白いし凄いけど、才能の無駄遣いとか思ったり。
自分でも穴埋めで書きましたけど(笑
それでもOKの方は、多彩な執筆陣の個性の違いを、お楽しみ下さい。
しにを 拝
1.作:阿羅本
凛 「ふふふ……士郎の利息、だしちゃいなさいよ……」
士郎「ああ、遠坂、ああああー」
(どぴゅ)
2.作:阿羅本
士郎「殴ったって……慎二をか?」
凛 「だって、あいつの精液絞ったって売れないから」
士郎「基準がそこなのか遠坂ー!(号泣)」
3.作:Syunsuke
シオン「魔術師の精は、確かに取引されるものなのですが」
シオン「まさか、志貴のものがこんな高値に……」
4.作:阿羅本
志貴 「その、シオン?なんでお口でフィニッシュなんだ?」
シオン「収入源ですから」
5.作:MAR
秋葉「琥珀。遠野家の全力を持って買占めなさい」
琥珀「……秋葉様。いくつかの社が傾きますが」
秋葉「かまわないわ! 兄さんの精を他の人に渡すだなんて!!!」
6.作:MAR
琥珀「(ぼそりと)いい収入源だったのですけどね」
7.作:阿羅本
橙子「黒桐。おもしろいものが手に入ったぞ? 超能力者の
精液らしいが、はて、どう使ったものか」
式 「………」
幹也「………」
8.作:阿羅本
凛 「柳洞はお寺の出だし……ううむ……ちょっと士郎?」
士郎「何?」
凛 「生徒会長殿の精液とってきてくれない? 売れるかも
知れないから」
士郎「きさま俺と一成の関係をなんだと思ってるー!」
9.作:阿羅本
キャスタ「ふふ、甘いわね。すでに売却済みよ」
一同 「がーんがーん」
10.作:Syunsuke
キャスタ「(やはり、宗一郎様のものには魔力は無いようで
した)」
キャスタ「(でも、だからこそ私が)」
11.作:阿羅本
桜「姉さん? 最近は精液ディーラーとして有名ですね。さ
すが私の姉さんです!」
凛「……(泣きながらダッシュ)」
12.作:MAR
凛 「桜。あなた幸せよね?」
桜 「ええ、とっても」
凛 「じゃあ幸せのおすそ分けしなさい具体的には士郎の精
液をほんの1リットル……」
士郎「死ぬわー!」
13.作:阿羅本
桜 「先輩の精液は渡しません!」
ライダー「もしかしてあの冷蔵庫の隅のペットボトルは……」
士郎 「ひぃー」
14.作:MAR
シオン「1リットルくらい軽いですよね、志貴」
志貴 「……だからって一週間ごとに採取してくのは勘弁し
てくれ、シオン」
15.作:阿羅本
秋葉「あら? 先週はどれくらいだったかしら?」
琥珀「はい、450mlですねー、なので1週間では無理で
すよーシオンさんー」
16.作:MAR
シオン「しかしその週は秋葉に800ccほど注いでいるは
ず。だから決して不可能な数字では!」
秋葉 「当然です! 譲れて1/3までです!」
琥珀 (普通一桁下の数字ですよね。流石志貴さんというか)
17.作:MAR
シオン 「なら志貴に三リットル捻出してもらえば。琥珀、
お願いが」
琥珀 「分かりました、卵に牡蠣料理ですね」
志貴 「……死ぬ? 俺今週死ぬ予感?」
18.作:権兵衛党
士郎「……遠坂、どうしても売ると?」
凛 「ええ。仕方ないじゃない、資金難なんだから」
士郎「じゃあ、等価交換で遠坂の愛液を採取しよう。買い手
がいるんだ」
凛 「……げ」
19.作:阿羅本
凛 「あ、あ、愛液くらいなら売るわよ! なんならぱんつ
付けたって!」
士郎「無理するなー遠坂ー」
20.作:阿羅本
凛 「卵子だったら売らないわよ! 私。だって比率が一対
一億じゃない!」
士郎「いや、その中に俺のも二億くらいいるんだけど」
凛 「…………」
21.作:阿羅本
シオン「そうですか……卵子なら売れましたか……」
志貴 「なにかシオンが怖い顔をして呟いてるぞー」
22.作:権兵衛党
凛 「……ひょっとして、士郎の精嚢は高値で売れる?」
士郎「何考えてんだーー! (涙)」
23.作:阿羅本
セイバー「凛。金の卵を産むガチョウを殺してはいけないと、
我が師から教えられました」
凛 「そうだったわね、士郎は生かさず枯らさず……セ
イバー、協力して貰うわよ?」
24.作:阿羅本
琥珀「志貴さん、エビオスがあります!」
翡翠「亜鉛をお連れします」
25.作:MAR
凛 「高純度の魔力の塊ならば高値……高純度……魔力」
セイバー「あの、凛? 何で私をそんな目で? しかも股間
の辺りを……?」
26.作:MAR
セイバー「シロウ、凛がどこへいったか知りませんか?」
士郎 「なんか資料漁りに行ったぞ、なんでも、マーリン
の魔術がどうとか」
セイバー「……まさか(顔面蒼白)」
27.作:阿羅本
橙子「黒桐、よかったな。式が淡泊で」
幹也「噂には聞いています、彼らの悲劇は。で、その精液ど
うするんですか所長」
橙子「さぁな、とりあえず冷蔵庫に入れておいてくれ」
幹也「電気止まってますよ」
橙子「仕方ない、働くか……」
28.作:権兵衛党
凛 「(ふと)ねぇ、セイバーって全身高純度の魔力の塊よ
ね?」
士郎「ああ」
凛 「じゃあ、例えば母乳とか出たら」
士郎「待ってろ、今すぐ孕ませるぜ!」
29.作:阿羅本
アーチャ「キンタマが右に5cm寄っている感覚があるだろう」
士郎 「アーチャー、あなたは」
アーチャ「何、絞られすぎた経験があるからな」
士郎 「…………(涙)」
30.作:MAR
志貴 「先輩、さっきシオンが泣きながら帰っていたけど、
どうかした?」
シエル「いえ、私にもよく分からないのですけど。なんでも
『勿体無いお化けが出ます! 』って……」
シオン「おしりに……あれほどの宝がおしりに……えぐえぐ」
31.作:阿羅本
秋葉「精液銀行……素敵な言葉だと思いません?兄さん」
志貴「いやぁぁー!殺されるー!」
32.作:阿羅本
志貴 「先輩、どうして?」
シエル「ですから滋養強壮と美容のために遠野君のを……きゃ」
志貴 「……」
33.作:阿羅本
橙子「精液銀行というのが魔術師の精液の取引所だと思って
いる馬鹿が多いな」
幹也「あれは遺伝子バンクでしょう? 橙子さん」
橙子「ちゃんとロンドンに精液先物取引所があるのにな、無
知なことだ(ぷはー)」
幹也「……」
34.作:阿羅本
凛 「……ねぇ、この母乳でバターをつくって高濃度に
すればもっと高値で売れそうよねぇ」
セイバー「………」
35.作:阿羅本
凛 「……セイバーの潮と愛液とにょ、どれが一番高値で売
れるかしら」
士郎「夢がないな遠坂……」
36.作:Syunsuke & 阿羅本
志貴「なんで血は売れないのかなあ?」
秋葉「それは私が飲む主食ですから」
一同「(沈黙)」
37.作:Syunsuke
志貴「精液は?」
秋葉「嗜好品です」
38.作:阿羅本
アルク「うわ、なんかみんなすっごく変態」
一同 「……(言い返す言葉がない)」
39.作:阿羅本
凛「ゼルレッチ爺? 爺もむかし、せーえき売ったことあるの?」
その後日本全土は魔術の炎に包まれた……
40.作:風邪原
アーチャ「安心しろ凛、サーヴァントに生殖能力はない」
凛 「や、ちょっと、アーチャぁ、また出てるぅ」
41.作:阿羅本
イリヤ「もう凛ったらはしたない、そんな士郎の精液だのセイ
バーの母乳とか言ってるとはしたないって嫌われるわよ」
凛 「あなたはあんなお城に住んでるじゃないこのぶるじょ
わぁぁー!」
士郎 「遠坂、お前、あの館も」
42.作:ASH
セイバー「シロウ、サーヴァントに生殖機能はありません」
士郎 「……(酷く残念そうな顔)」
セイバー「ですので、その……沢山、くださると、その……」
士郎 「……(酷く嬉しそうな顔)」
43.作:阿羅本
凛 「ダメ。セイバー、配給量を守りなさい」
凛 「贅沢は素敵よ!いや敵よ!」
士郎「……地が出るな遠坂」
44.作:阿羅本
士郎「……(なんで自分の精をつける料理を自分で作ってる
んだろう、俺)」
士郎「……(でもつい気合いが入って三菜も作ってしまう俺
が恨めしい)」
45.作:阿羅本
桜「先輩? 私が衛宮先輩の精が付く料理をつくってあげま
す。だから……」
46.作:阿羅本
ライダー「今日の料理は楽しそうですね、桜」
桜 「ええ、だって先輩にいっぱい頑張って貰わないと
いけないから」
ライダー「………こうなるといっそ哀れですね、士郎」
士郎 「言うな」
47.作:ASH
ライダー「サーヴァントの体液はその全てが高純度の魔力の
塊なのです」
凛 「……」
セイバー「……凛?」
士郎 「……」
セイバー「あの、シロウ?」
ぷしゃああああっ
セイバー「……ぐしゅぐしゅ」
アーチャ「…………ふっ(泣」
48.作:MAR
志貴 「いや、どうせ出たものだし、いまさらどうこう言
わないけれどな、シオン……」
シオン 「志貴、何か不満でも?」
志貴 「出来れば、その、幾ばくかのキャッシュバックを
希望、いやまじで」
49.作:のち
シオン「水は温めると膨張するものではありますが……」
秋葉 「何か問題が?」
志貴 「イヤだから、増えないってば」
50.作:Syunsuke
琥珀「あはー、金冷法と言いまして、むしろ冷やすんですよー」
志貴「ちょっとシオン、それって液体窒素っ?」
51.作:のち
志貴「女性がカレンダーにそういうのを付けているのはわか
るけど……」
琥珀「……男女平等というじゃないですか〜」
志貴「男の生理日を記入されるなんて、人類史上俺が最初だ
ろうなあ……」
52.作:MAR
士郎「なぁ、精液が取引されてるって……買った精液はどう
してるんだ」
凛 「そりゃもちろん飲んで取り込むのが一般的よ」
士郎「飲むっ?!」
53.作:MAR
凛 「そのまんま飲んだり、その……下から、ええぃ、察し
ろ士郎!」
士郎「……頼む、下からの方、遠坂はやめろ」
凛 「何でよ?」
士郎「……ついうっかりが発動しそうで怖い」
凛 「……否定できない自分が嫌ね」
54.作:のち
秋葉「……琥珀、あなた輸血してまで……」
琥珀「いいえ、いいんです。こうしないと秋葉さまも持ちま
せんから……」
(間)
秋葉「と言うことが」
琥珀「ありましたので」
志貴「それは無理じゃないかと思う」
55.作:のち
式 「そう、か」
幹也「……ごめん」
式 「……」
幹也「……でも、誰に聞いたの? そんなこと」
秋隆「なんと嘆かわしい! 精液とは愛の別称であって!」
幹也「あんたかー!」
56.作:のち
晶 「……え? え?」
秋葉「お願い、その舌技教えて!」
晶 「は、はあ(ただ、封筒の口を嘗めていただけなのに〜)」
57.作:のち
シオン「……別に軽くはならないのですね」
志貴 「そのためだけに……」
秋葉 「まあ、いいじゃないですか(つやつや)」
琥珀 「科学のためですよ〜(つやつや)」
58.作:のち
セイバー「おかしいですね?」
凛 「そうね?」
士郎 「あ、あんだけやっといて……」
桜 「体は軽くなったはずなんですけどねー」
キャスタ「アナタの入れ知恵ですか」
桜 「てへ」
59.作:MAR
桜「えと、そうやって擦って。ああ、一回とめて、今度は勢
いよく……ああっ」
「一杯出ましたね先輩」
「ふふ、感じるやり方は覚えました。その時を楽しみにし
ていてくださいね」
桜若き日 土蔵の外にて。
60.作:のち
セイバー「文明の利器とは凄いものですね」
凛 「感心のしどころが違うと思うけどね」
士郎 「ああ……(滂沱)」
61.作:のち
一成「何を言う! 男ならこんにゃくだ!」
凛 「いいえ! 高野豆腐よ!」
士郎「……話だけなら食事なんだけどなぁ……」
62.作:MAR
桜 「ふやけたラーメンはダメなのですか?」
三人「?!」
63.作:わたるん
志貴「もっもう出ないよ、琥珀さん」
琥珀「では、お薬を飲んで迎える明日と飲まないで今日で終
るのどっちにします?(にこっ)」
志貴「……。」
64.作:のち
イリヤ 「ねえねえ、どう?」
バーサー「う、うが」
士郎 「……いや、ミミズ千匹っていうのは比喩で……」
65.作:Syunsuke
橙子「そんなに搾り取りたいのかね。巾着と蛸壺は鍛えれば
身に付くぞ?」
橙子「まあ、ミミズとカズノコも、どうしてもと言うなら相
談に乗るがね」
66.作:のち
士郎 「……(じー)」
ギルガメ「……時代考証を間違っているぞ、雑種」
ランサー「それにアレはユダヤ教徒だ」
67.作:のち
士郎 「いや、確かに俺は構造を調べるのは得意だけどさ。
だからって……」
凛 「なによ」
士郎 「DNA鑑定は出来ないんだけど」
68.作:MAR
志貴 「無理、流石にもう打ち止め、20回は……」
シエル「まだです遠野君! 遠野君の精液で魔力補給して!
今日こそあのどらネコを!」
69.作:MAR
シエル「大体、うち半分は後ろじゃないですか! 意味ない
んですそれじゃ!」
志貴 「そんな事言われてもなぁ……」
70.作:のち
士郎「う、うわぁぁああ! ……はぁはぁ、夢か。……あれ?
……濡れてると思ったのに」
桜 「うふふ」(流し台の下から)
71.作:のち
志貴「屋敷が広いと、こういう時は便利だなあ……とほほ」
ごしごしと洗って
志貴「さ、寝よう」
(間)
琥珀「確かに受け取りました〜」
72.作:わたるん
士郎 「……(じー)」
バーサー「■■■■!」
士郎 「やっぱ外人は……」
73.作:のち
士郎 「……思ったんだけどさ」
セイバー「はい?」
士郎 「魔力供給……逆って有りなのかな?」
セイバー「し、知りません!(真っ赤)」
74.作:わたるん
さつき「やっぱ私には縁が無いのかな。せめてこれだけでも」
(志貴のごみ箱に手を入れて)
75.作:のち
藤ねぇ 「う〜」
士郎 「(凛、お前も手伝えよ!)」
凛 「(あんたが説得しなさいよ!)」
藤ねぇ 「……わかった、いいよロンドン行っても」
士郎 「本当か?」
藤ねぇ 「子種置いていってくれたら」
凛・士郎「なんだそれ〜!?」
76.作:MAR
秋葉「全く、兄さんという人は! 信じられません!
自覚というものが足りないんです!」
志貴(……多分世界中で俺だけだよなぁ。夢精して「勿体無
い!」って怒られるのって……)
77.作:のち
琥珀 「やはり、氷結が一番よいかと」
シオン「そうですね。熱してしまったら、変化してしまいま
すし」
秋葉 「では、そういうことで」
志貴 「……なんの話?」
3人 「保存方法です」
志貴 「……?」
78.作:のち
志貴「よし書けた。琥珀さーん、糊ある?」
琥珀「はーい」
志貴「……なんか、これ、くっつかないんだけど。それにな
んか、生臭いし」
琥珀「あ、間違えました。こちらです」
志貴「……さっきのは?」
79.作:のち
シオン「いえですからやはり書物だけでは適正な知識は得ら
れないわけでこうして実地で見るというのも研究者と
して当然の行為であって」
志貴 「で、俺の自慰を覗き見してたと」
シオン「すいません……」
80.作:のち
アルク「なんで白いのかなあ?」
志貴 「……子どもみたいな疑問だけど……」
アルク「やっていることは、大人?」
志貴 「……まあね」
苦笑しながら
81.作:のち
シエル「先輩ですから」
志貴 「いや、その」
シエル「先輩ですから」
志貴 「でも、汚れているし」
シエル「先輩ですから」
志貴 「……洗濯お願い致します」
シエル「はい」
82.作:のち
凛 「ばかぁ……」
士郎「いや、二日酔いにはこれが一番って」
凛 「だからって、眠っている間に銜えさせることはないじ
ゃない!」
士郎「でも、吸ったし」
凛 「……」
士郎「あ、あ、ガント無し!ちょっと待った!」
どごーん
83.作:のち
アルク「青い空! 青い海! 白い雲! 白い精液!」
志貴 「……で、黄色い太陽」
(ばたり)
アルク「えへへー」
84.作:MAR
志貴「こう、さ。黒髪に白というのが綺麗かな、とか思った
んだよ」
秋葉「……兄さん」
志貴「ゴメン、やりすぎた。これじゃまるで白髪だ」
85.作:MAR
翌日
琥珀「あら、秋葉様。今日は髪の艶が良いですね」
秋葉「ええ、昨日散々亜鉛パックしたんですもの」
琥珀「……そんな物ありましたかね?」
86.作:のち
志貴 「おお、本当に出てる! しかしこの母乳、ちょっと
匂うな、こんなものなのか?」
アルク「私が知っている白い体液って一つだからね」
志貴 「……も、もしかして」
87.作:のち
アーチャ「最後に一つだけ忠告しておこう」
士郎 「なんだ?」
アーチャ「やりすぎると、色が抜けるぞ」
士郎 「……説得力あるなあ」
88.作:のち
朱鷺恵「これが、私のお守り」
志貴 「試験管? 何か入っていますね?」
朱鷺恵「行き遅れたら、着床するからね♪」
志貴 「……まさか、あの時の?」
89.作:Syunsuke
シオン「驚きました。何年も前のものなのでしょう? まだ
本当に生きています」
朱鷺恵「当然よ、他でもない志貴君のなんだから」
90.作:Syunsuke
シオン「……保存方法に秘密があるなら教えて頂きたいので
すが」
朱鷺恵「ふふふ、わたしにも新しいのを採取させてくれる?」
91.作:のち
琥珀「無理矢理膣蠕動をさせるんですよ、これが気持ちいい
からって」
志貴「……」
琥珀「気持ちいいのは、幹久さまだけなのに」
志貴「……」
琥珀「電気をびりびりって流して――」
92.作:のち
志貴「で、今は俺を無理矢理立たせると」
琥珀「いえいえ、それだけじゃなくて、もちろん中身も戴き
ます♪」
志貴「……(今度こそ、死ぬかなあ?)」
93.作:ASH
リズ「あっち、からっぽ」
リズ「わたし、まんたん」
リズ「……イリヤ、じゅうでんちゅう」
母乳ネタ
94.作:のち
琥珀「さあ、もう少しですよー」
翡翠「志貴様……」
志貴「……な、なまくりーむがわりは、無理じゃないかな……」
スポンジケーキを前に
95.作:阿羅本
秋葉と志貴100体が○○したら、秋葉が△△します。
シオン「……(この100名分の精液を採取して売れれば研
究資金に困らないものを)……」
96.作:かがみゆう
秋葉と志貴100体が○○したら、秋葉が△△します。
シオン「これだけいれば1人10人くらいの計算になりますね
……私は1月保つでしょう」
97.作:しにを
秋葉と志貴100体が○○したら、秋葉が△△します。
秋葉「あら、もう終わりですか。琥珀、おかわり」
98.作:しにを
琥珀「金の卵を産むガチョウの話、秋葉さまだってご存知で
しょうに……」
秋葉「だって、だって……」
琥珀「だってじゃありません。とにかく志貴さんの手当ての
邪魔です。
部屋からは出ていってください」
秋葉「……はい」
99.作:しにを
アルク「みんな抜け駆けしてないわよね?」
シエル「大丈夫ですよ、相互監視はきちんとしています」
秋葉 「たまにはこういうのも良いですしね。
琥珀 「今日で二週間……、濃いのが溜まっている筈です」
翡翠 「待つのも楽しみかと思います」
シオン「あえて志貴に誰も抱かれず……待つ、ですか。よく
わかりませんが」
レン 「……」(早くミルク欲しそうな顔。でも我慢)
志貴 「あーあ、夢精しちゃった。誰も相手してくれないん
だものなあ。
パンツ汚しついでに、もう一回。このままじゃおか
しくなる」
怒号と悲嘆と絶望。……そして惨劇。
100.作:しにを
志貴「最後の最後に迷うのが悪いんだろ。
中か、それとも口に出すのか、すぐに言ってくれれば、
こんな、外で暴発なんて……」
101.作:しにを
セイバー「この中にシロウがつまっているのですね……」
士郎 「うん、まあね。
そう言うと、なんだか耳障りは良い感じだけど……」
102.作:しにを
琥珀「ヴェネツィアガラスの器に入れるのもどうかと思いま
すが、犬用の水皿というのは……。
ああ、あんなに幸せそうに、秋葉さま」
103.作:しにを
セイバー「何故、白いのでしょうね、これは」
士郎 「なんでだろうね。でも清らかって訳じゃないなあ」
セイバー「そうですか? そんな事は……」
士郎 「うん。だって……、あ」
104.作:しにを
志貴 「はは、先輩らしくも無い」
シエル「え、何ですか?」
志貴 「口の周り白くしてるよ。ほら、拭いてあげる」
105.作:しにを
秋葉「今ひとつピンと来なかったんですけど……」
琥珀「なるほどって感じですね」
翡翠「ああ、志貴さまの……」
花咲き始めた栗畑にて。
106.作:しにを
アルク「ええと、こうやって手で寄せればいいの?
こうね。あ、それでここに溜めるんだ。ふーん」
107.作:しにを
秋葉「今度こそ、最後までもたせてみせます。さあ、兄さん」
志貴「学校から家まで出したの口に入れたままでって、あれ
は罰ゲームだったんだけどなあ。
なんで、そんなに秋葉の方が固執して、何度も……」
108.作:しにを
秋葉「ああ、こんなにお口いっぱい。
唾液が湧いてきて溢れそう。少しくらい、少しくらい
飲んでも平気よね。
うん、まだまだ歩かないといけないし。
ん……、美味しい。もうちょっとだけ、あと少しだけ。
んん…ふぅ。……ああっ」
109.作:しにを
凛 「ふんふん」
士郎「冷静に観察されるってのも、何だか嫌だなあ」
110.作:しにを
士郎「そうか、むしろ皆の性欲を減退させる料理作ればいい
のか」
111.作:しにを
秋葉「生かさず殺さず。搾り取れるだけ」
琥珀「あの、秋葉さま?」
秋葉「なに?」(平然と)
琥珀「えーと……」
112.作:しにを
士郎「うん、どうした遠坂?」
凛 「一回に出す量を抑えられたら、もっともっと回数こな
せるのかしら?」
士郎「……」
113.作:しにを
橙子「うん、ちょっとした実験だったんだが。
自ら生殖の意図を持って動く……精液。
しかしまあ、ずいぶんと多情だな、黒桐?」
幹也「そんな事言ってる場合じゃないでしょう。
ああっ、鮮花、藤乃ちゃんッッ」
114.作:しにを
幹也「でも、なんだろう、この気持ち……」
焼かれ、殺され、捻じ曲げられ、死んだ精液を見つめて。
115.作:しにを
朱鷺恵「ふうん、外の器は変わったけど、中身は同じなのね。
おかわり頂けるかな?」
志貴 「は、はい。あ、はうう」
116.作:しにを
志貴「ええと、翡翠、これは、その……」
翡翠「お拭きします。そのままお着替えになると、制服が汚
れます」
志貴「あ、ああ。じゃなくて、自分で拭くよ。
そんなの手で触れないでってば、翡翠」
117.作:しにを
一子「絵の具のホワイトが足りない……」
志貴「だから、何です?」
118.作:しにを
藤乃「……温かい」
幹也「わかるの?」
藤乃「ええ」(微笑んで指で)
119.作:しにを
都古「……」
志貴「……」
琥珀「……」
120.作:しにを
士郎「あー、でもセイバーがサーヴァントでよかったよ。
ランサーとかアーチャーだったら、俺には魔力供給で
きないものな」
凛 「何言っているのよ、別に性別関係ないわよ」
士郎「え?」
121.作:しにを
セイバー「シロウとランサーが……」
凛 「士郎がアーチャーに……」
桜 「先輩と柳洞先輩……」
士郎 「その寒気がする視線は何だよ。
特に最後の何だ、桜?」
122.作:しにを
志貴「そのままだけどさ、搾り立てって言い方はやめてくれ」
123.作:しにを
秋葉「何で、ご自分でなどと勿体無いことをするんです。
言って頂ければ幾らでも私が、せめて百歩譲って琥珀
なり翡翠がお相手しますのに。
いいですが、兄さんの出すものは全て、最後の1滴に
至るまで、全て私のものなんですからね!」
志貴「はい(としか言えない……)」
124.作:しにを
琥珀「大変です、秋葉さま」
秋葉「どうしたの?」
琥珀「市場に出回りそうになった志貴さまの精液を回収した
のですが、他のものと混在を。もう、どれがどれやら」
秋葉「案内なさい」
秋葉「ふふふふ……」(いくつもガラス瓶を腕に抱きかかえ)
琥珀「匂い嗅いでとかならまだしも、ろくに見もしないで。
いったいどうやって……」
125.作:しにを
シオン「あくまで実験用ですから」
志貴 「うん、わかっているよ。研究進むといいね」
シオン「はい。提供感謝します」
志貴 「じゃあ、俺は戻るから」
シオン「実験に使用した後は……」(口元に笑み)
志貴 「うん? 何か言った?」
シオン「いえ?」(表情消し)
126.作:しにを
晶「この蛇口を捻ると志貴さんの温かいミルクがジャバジャ
バと……、なんてね」
徹夜続きの修羅場中。虚ろな瞳と止まらぬくすくす笑い。
127.作:しにを
橙子「初めての男と女。その精液と破瓜の血か……。
一見、何かの魔力を秘めていそうなものだがなあ」
128.作:しにを
イリヤ「何よ、わたしだけ仲間外れにするつもり?」
士郎 「だって、さすがにイリヤは……」
イリヤ「む、年下扱いして。お姉さんだって言ったでしょ?」
士郎 「妹でも姉でもマズいと思うんだけど」
イリヤ「ふうん。それなら、最後の1滴出るまで精管全開に
しちゃおうかな」
士郎 「え」
イリヤ「シロウの体操るのなんて簡単だもの。どのくらい出
るかなあ」
士郎 「待て、イリヤ、お願いだから」
イリヤ「じゃあ、じっとしててね、お兄ちゃん?」
129.作:しにを
藤ねえ「うー」
士郎 「無理しなくていいよ、藤ねえ」
藤ねえ「でも、遠坂さんとか桜ちゃんが……」
士郎 「わかったよ、そんな顔するなって。
ここを、こう。うん、そんな感じ」
藤ねえ「えへへ。どう、士郎? 少しは……感じる?」
士郎 「ああ、もう少し頑張って。
(下手だけど、これはこれで……。
でも、なんで皆で欲しがるんだろう、不思議だ)」
130.作:しにを
秋葉「ごちそうさまでした。兄さん。堪能しました。
お腹いっぱいです」
志貴「ああ、満足して貰って嬉しいよ。
しかし、秋葉の場合、文字通り『ごちそうさま』で
『お腹いっぱい』なんだよなあ」
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