『Fate』天抜き 「直球50本勝負第2弾」改訂版

作:White Snow

 



 下記の作品は、『Fate』を中心にした内容となっております。作中のネ
タバレを含んでおり、『空の境界』、『月姫』、『歌月十夜』、『メルティブ
ラッド』の関係者が多数出演しております。また、中には故意に若しくは必然
的に壊れたキャラが勃発しております。本作のイメージを崩したくない方はご
注意ください。

 〜作者から読者の皆様に〜
  当作品は、『Fate』をクリアされ、オールコンプを果たし、イメージを
崩されたキャラを見てもなお愛していけると、士郎のように宣言できる猛者に
お勧めします。
 コンセプトは、ゲームを振り返ってもう一度楽しもう、です。

 注:文体変更、誤字修正、内容のグレードアップなどの加筆修正いたしまし
た。おまけとして、新たに3本追加いたしました。




 1.早朝から挙動不審 

 桜    「おはようございます、先輩」
 士郎   「うわぁっ、さ、桜!! い、いや、何もやましいことは、
       し、していないぞ〜! 絶対に、本当だぞ〜」
 黒桜   「ラ、ライダー、あなたマサカ!?」
 黒ライダー「ごちそうさまです、桜」(満ち足りた表情)

     ライダー、淫夢再び。士郎、一体何を見た!!??


 2.質疑応答 〜ライダーVS士郎 第一ラウンド〜 

 士郎  「何であんな夢を見せたんだ!!!」
 ライダー「? お好み合いませんでしたか?」
 士郎  「そ、そうだ。なぜあんなものを見せたんだ〜」(泣き)
 ライダー「ご、ごめんなさい。仲良くしていたのを見かけたもので、
      本心ではと……」(焦り)
 士郎  「よりにもよって一成となんて、本気にしちゃいそうじゃな
      いか……」(照れ)
 ライダー「え?」


 3.質疑応答 〜ライダーVS士郎 第二ラウンド〜 

 士郎    「とにかく次からはあんな夢はやめてくれ」
 ライダー  「……はい。力を分けていただいているので楽しんでい
        ただこうとしただけなのですが……」
 士郎    「次からは……ライダー、君がいい」(真顔)
 ライダー  「……本気ですか?」(後ズサル)
 黒(?)士郎「ほ、本気だ」(真顔)
 ライダー  「私は構いませんが、しかし、その機会があればいいの
        ですが……」(そそくさと離脱)

 黒桜    「やっぱり先輩、食べちゃいます」
 士郎    「きゃー」

   咀嚼音が響き渡る。


 4.目覚め 〜誰かいない、朝〜 

 遠坂「おはよう、桜」(どんより顔)
 桜 「おはようございます、姉さん」(晴れ晴れ顔)
 遠坂「あれ、士郎いないね」(少し覚醒)
 桜 「さぁ、今日は見かけませんね」
 遠坂「あの馬鹿、朝食の準備しないでどこに行ってるんだか……。で、
    たまには私が朝食つくろっか?」(優しい顔)
 黒桜「いえ、今日は満腹ですので」
 遠坂「ん? そう珍しいわね。……なんだか悲鳴? 助けを求める声が
    聞こえたような……?」(だんだん不安な顔に)

 黒桜(うふふふ、先輩可愛い。タスケテタスケテ、言ってる)
 遠坂「さ、桜?」(強張る表情)



 5.スカウト 〜拝啓魔法使いさま〜 

 キャスター「手紙? 誰からかしら」

   「はじめまして。突然の手紙を差し上げて驚きかと思いますが、あ
    なたの才能を生かせる仕事をしませんか。ズバリ、あなたは変身魔
    法少女の才能があります。私といっしょに世界を混沌の渦に落とし
    てみませんか。このお話に興味を覚えましたら、ぜひともこちらへ
    ご連絡ください。×××−××××−×××× By M・A」

 葛木   「……?」
 キャスター「そ、宗一郎様! わ、私は別に『マジカルキャルコ』などに
       はなりません。え、ええ、なりませんとも、なりたいなんて、
       絶対にっ! 断じて『マジカルキャルコ』などに!!!」
 葛木   「それは悪いことなのかね?」
 キャスター「え?」


 6.都市伝説 〜空飛ぶホウキ二組噂1〜 

 イリヤ 「ねぇ、タイガ知ってる?」
 藤ねえ 「ん、何?」
 イリヤ 「最近、謎の飛行物体が目撃されているらしいの」
 藤ねえ 「こ、怖いのは嫌よ」
 黒イリヤ「ふふ、聞きたい?」
 藤ねえ 「きゃー、怖いの嫌い〜!!」


 7.都市伝説 〜空飛ぶホウキ二組噂2〜 

 遠坂「ねぇ、士郎知ってる?」
 士郎「ん〜?」
 遠坂「最近、変な噂聞かない?」
 士郎「あぁ、今朝藤ねえから聞いた」
 遠坂「私は桜からだけど、何でも夜な夜なホウキに乗って現れて、『あは〜』
    とか言って注射されたり、『男なんて、男なんて』とか言ってカップル
    を無理やり別れさせたりする二人組みの話よね」
 士郎「あれ? お化けヤカンとお化けキノコじゃないのか? んで、『ジョ
    グレス〜!!』とか何とかかんとか……」

 ハト時計「ぽー、ぽけきょ」
 士郎が修理しているハト時計が突如鳴く。

 士郎「忘れた方がいいな」
 遠坂「そうね」


 8.都市伝説 〜謎の飛行物体 真相編〜 

 秋葉 「さぁ、お兄さま。今年の文化祭こそ大空高く羽ばたくのです」(赤髪状態)
 志貴 「ア、アキハサン。コレハ、ヤリスギナノデハ?」
 有彦 「遠野、いい加減覚悟決めろ。せっかく秋葉ちゃんが改造パワーアップし
    てくれたのに」(なぜか本懐を遂げた顔)

   ジェット噴射が取り付けられた機(誤字にあらず)ぐるみ、YAKAN−D
   URU改(搭載:志貴)、OBAKE−KINOKO改(搭載:有彦)、既
   にカタパルト準備OK。

 翡翠 「恒例のお仕置きタイムです」
 秋葉 「その通り。寂しくないように有彦先輩も同行させます。操縦は全てメカ
      翡翠が担当しますから、テスト飛行を楽しんでください」
 メカ翡翠1号・2号「マカセテ」
 志貴 「テ、テスト飛行!? ま、待って、お、お願いしますお願いしますお願
     い〜〜!!!」
 シオン「安心してください、志貴。それの設計は私がしました。理論上では月ま
     で逝けます」
 志貴 「じ、字が、誤字だと言って〜!!!」
 秋葉 「ふふ、いい顔ですわよ、お兄様。翡翠、Go!!!」
 翡翠 「了解、秋葉様」
     ポチッとな。

 志貴・有彦「じょっ、ジョグレース!!!」


 9.都市伝説 〜謎の飛行物体 未知の邂逅編〜 

 マジカルアンバー「あ、あれは!?」
 マジカルキャルコ「ヤ、ヤカン!? それにキ、キノコ!?」

   マッハ3ぐらいで螺旋軌道を描いてかっ飛んでいく二つの物体。

 志貴・有彦   「ジョグレース!!!」(もはや意識不明で、絶叫中)

 マジカルアンバー「あはー、今ここで聞いてはいけない人達の声が聞こえたよ
          うな?」(焦り)
 マジカルキャルコ「あ、あれがUFO?」(感心)


  噂のルートとして、イリヤと桜は『魔法少女の噂』を仕入れ、藤ねえはイリ
  ヤの他に、葛木先生からキャスター経由で『謎の飛行物体の噂』を聞いてい
  ます。結局士郎は、藤ねえにとって面白い話を聞かされた流れになります。



 10.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜シナリオ作成秘話1〜 

 藤ねえ「わたしだけのシナリオ〜!!」
 某製作スタッフ「大人の事情だから」


 11.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜シナリオ作成秘話2〜 

 イリヤ「シロウとラブラブしたい!」
 某製作スタッフ「ん。考えとく」
 藤ねえ「何、この差?」


 12.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜わいるどわいるどいんぐらんどりたーんず〜 

 セイバー「シロウが料理長だったら、はぁ」(遠い目)
 士郎  「セイバー、ご飯できたぞ〜」(天使のような笑顔)
 セイバー「はぁ」(更に遠い遠い目)
 士郎  「?」


 13.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜生活苦〜 

 遠坂「お金よ、お金。他に何があると言うの!」(断言)
    請求書の束を投げ散らかして。


 14.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜悲恋〜 

 キャスター「お、男運をぜひ」(ちょっぴり恥かしげ)


 15.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜時空迷子〜 

 式 「誰だ、今のは?」
 荒耶「今の爺さんの起源は、『迷子』で、あ〜る」

 ゼルレッチ「いかん、また出る場所を間違えてしまった。歳はとりなくないものだな」

     ゼルレッチ、弟子の子孫遠坂凛に会うため次元を迷走中。本音はかなりピンチ。
     ※1−2弘法筆の誤りからの続編。


 16.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜切望〜 

 ランサー「もう少しマシなマスターを」

 言峰  「はふ、はふ。――ふむ、食うかね?」
 ランサー「いらん」

    差し出されたマーボーを拒絶され、ご機嫌斜めな辛党神父。


 17.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜主夫〜 

 アーチャー「俺はサーヴァントだ!!!」
 遠坂   「は〜い、次、階段の掃除ね」(悪魔の微笑み)

 アーチャー「地獄に落ちろ、マスター」


 18.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜将来〜 

 士郎   「別の意味でなりたくない」
 アーチャー「運命を変えてくれ」(涙)

 遠坂「無理よ」(にやり)


 19.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜誕生〜 

 アンリ・マンユ  (外に出たい)
 げーむぷれいやーず(嫌、それは絶対嫌)


 20.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜忘れないで〜 

 セラ    「イリヤスフィール様、私たち忘れてないかしら?」
 リーズリット「お城にて、今か今かと、待つメイド」

 セラ    「何それ?」
 リーズリット「日本、俳句。暇、勉強、つくった。イリヤ〜」
 セラ    「その言語能力で?」

  (セラ氏のリーズリット氏の訳「日本の俳句と言うの。暇があったから勉強して
   つくってみたの。イリヤまだかなぁ」です)


 21.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜小さな囁き〜 

 桜 (先輩、気づいてください〜)
    顔を赤くし、上目遣い。
 士郎「さ、桜!? か、風邪か? い、いけない。すぐに病院に!」

 桜 (心配してくれるのは嬉しいのですが……鈍すぎです)


 22.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜存在意義〜 

 バゼット「出番〜!!!」(血涙)
 遠坂  「血痕と左腕だけじゃねー」(第一発見者)

    注:バゼット・フラガ・マクレミッツ。元・ランサーのマスター(しつ
     こいって?)だ!!!


 23.永遠を旅する人 〜振り出しに戻る〜 

 ゼルレッチ「むぅ、いくらトオサカに会えてもここは二百年前か」
 遠坂永人「師匠、旅立たれてからこれで何回目ですか? 一週間連続ですよ」

 ユスティーツァ「何を落ち込んでいらっしゃるのかしら?」(小首を傾げる)
 マキリ    「よくわかりませんな」(まだ若いし)

     ゼルレッチ、本当に『全て遠き理想郷』な気分。
     時空迷子からの続編。いい加減到着しろ、ゼルレッチ!!!



 ※下記の作品は、TYPE MOON作品、『空の境界』、『月姫』、『Fate』
  の登場人物を混ぜての作品になります。『属性分類』シリーズは、登場人物による
  仲間内の投票結果という裏設定有り。一応ストーリー性はあります。
   

 24.『属性分類』シリーズ 〜メイド〜 

 リーズリット「仲間、仲間」(淡々)
 セラ    「私が独りだけでお城を管理?」(疑問)
 翡翠    「当然――」
 琥珀    「――ですねー」(粛々と)
 アーチャー 「……もう何も言うまい」(げんなり)
 士郎    「な、なんでさ?」(悲哀)


 25.『属性分類』シリーズ 〜メイド 黒馬(だって、くろいから)〜 

 黒桐「あ、あれ? 僕もメイドですか?」(橙子女史推薦、「にやり」)
 秋隆「はい。わたくしめといっしょにがんばりましょうね、黒桐様」
 黒桐(メ、メイド? メイドなのか!?)


 26.『属性分類』シリーズ 〜支配階級〜 

 セイバー   「務めですから」(厳粛に)
 秋葉     「当然です」(必然)
 遠坂     「ま、デフォルトで使い魔が二人いるし」(苦笑)
 イリヤ    「主に、お兄ちゃんを」(雪の妖精笑顔)
 アルトルージュ「あらあら」(優雅に)

 ギルガメッシュ「王は他を支配するものだ」(王様発言)
     あーゆーさーばぁんと?

 ライダー   「鎖、持っているからですか?」(怪訝)
     注:そんなS風に使いません。あくまでイメージで。

 琥珀     「遠野家は、私のですよ〜」
 遠野家関係者 「またれよ」


 27.『属性分類』シリーズ 〜女性陣の疑惑〜 

 志貴「ご、誤解だ、みんな!!!」(激しく動揺)
 有彦「し、信じてくれ!!」(そこはかとくなく嬉しそう)

 士郎「……な、なんでさ?」(現実逃避)
 一成「遠坂、あやつの仕業か?」(『打倒、遠坂!!』で、燃えている)
 
    ※1−40「疑惑」からの続編。


 28.『属性分類』シリーズ 〜健気〜 

 晶    「し、志貴さん、感激です」
 桜    「わ、私なんて、……い、いいんでしょうか?」(うつむき)
 イリヤ  「わーい」(無邪気)
 翡翠   「主人に仕えてこそ、です」(誇らしげ)
 レン   「……、……」(喜)
 由紀香  「ふわぁ〜」(いっぱいいっぱい)
 藤乃   「え、えーと」(照れ照れ)
 キャスター「宗一郎様〜」(うっとり)
 さっちん 「あ、出番あるんだ」(ガッツポーズ)


 29.『属性分類』シリーズ 〜救済求む〜 

 藤ねえ「はいは〜い、この中で行き過ぎちゃってる人がいると思いま〜す」

 黒桜・黒イリヤ・黒藤乃・黒キャスター・黒さっちん「ナニカイッタ?」(渦巻く黒いオーラ)
 藤ねえ「ハ、ハイ、ナンデモアリマセン」


 30.『属性分類』シリーズ 〜ザコ〜 

 アルバ「なぜ、なぜだ〜!!」
 慎二 「はっ! み、みんな衛宮が悪いんだ! そうに決まっている」

 志貴 「有彦、選ばれなくって良かったな」
 有彦 「オレがザコなわけないじゃん」(得意げ)


 31.『属性分類』シリーズ 〜漢(おとこ)〜 

 切嗣    「ただ人を助けたかった」
 志貴    「ん? いや、そんな柄じゃないし」
 士郎    「正義の味方になりたかっただけだし」
 黒桐    「へ? そんな大したことしてないし」
 アーチャー 「そんなものはいらんぞ」
 ランサー  「興味ないね」
 バーサーカー(イリヤ、守る)
 小次郎   「剣の証をたてることが、本懐」
 アサシン  「主の命を守るのみ」
 黄理    「息子、里の皆をこの手で守りたかった」

 女性陣   「……それに引き換え……」
 アルバ・慎二「な、何が言いたい!?」
 女性陣   「見習いないさい!!!!」


 32.『属性分類』シリーズ 〜外道〜 

 臓硯「カカカ、カカカカ」

 荒耶「おおぉ、この爺さんの起源は『蚊』で、あ〜る」
 臓硯「カカカカカ、カカ、カ?」

 橙子「荒耶、それ適当だろう?」
 荒耶「……」(重苦しい目)
 橙子「なぜ、目をそらす」
 荒耶「……」(更に重苦しい目)
 橙子「だからって寄るな、馬鹿」


 33.『属性分類』シリーズ 〜ペット〜 

 ペガサス「…………」(堂々とした風格)
 ななこ 「わたしが一番ですよ〜」(ああぁ、勘違い)
 エト  「ペットじゃないでちゅよ」(不服そう)
 レン  (私は使い魔、ペットじゃない)

 シエル 「う、うらやましい……」(ペガサスとセブンを比較して)
 ネロ  「わ、わたしに譲ってもらえんか? あれほどの生命、わがものに」

 ライダー「その子は私の『子』です」

   注:ギリシア神話において、ペガサスはメデューサが首をはねられた時の
     出血から生まれたため、厳密に言うと生みの親にあたり、ペガサスは
    『子』にあたる説から。


 34.『属性分類』シリーズ 〜執着心・狂〜 

 四季  「秋葉〜!!!!」(秋葉人形を抱いて)
 遠坂  「宝石。なによ、悪い?」(そっぽ向く)
 シエル 「カレー。なぜそんな当たり前のことを」(ぱくぱく)
 言峰  「マーボー」(はふはふ)
 ソロモン「財宝若しくは真祖の姫君だね〜」(写真にほおずり)
 久我峰 「ほっほっほっ、やっぱりブルマーですかな」(『ピー』してます)

 翡翠  「志貴様です。志貴様です。志貴様です。志貴様です。志貴様です。志貴様
      です。志貴様です。志貴様です。志貴様です。志貴様です。志貴様です。
      志貴様です。志貴様です。志貴様です……(エンドレス)」
 全員  「……こわっ」

 黒桐  「給料」(ぼそり)
 橙子  「ない」(即答)
 志貴  「おこづかい」(涙目)
 秋葉  「不要です」(即答)
 セイバー「シロウ、食事を」(期待の眼差し)
 士郎  「うん」(嬉しそう)


 35.『属性分類』シリーズ 〜金欠者〜 

 志貴「ふ。一人、認識を間違っているのがいるな」(あまりのハングリーさに『七夜』化)
 黒桐「そ〜だ〜ねぇ〜」(栄養失調気味)

 遠坂「そ、それって私?」


 36.『属性分類』シリーズ 〜眼鏡っ娘〜 

 ライダー「石にしますよ」
 氷室鐘 「知的に見えますか?」
 橙子  「睨んであげようか?」
 遠坂  「作業中に少し」
 シエル 「先生と先輩、どっちがいいですか〜?」


 37.『属性分類』シリーズ 〜似非眼鏡っ娘〜 

 猫アルク  「明らかに間違っているのがいるニャ、主にカレーが」

 本気シエル 「セブン! コード・スクエア!!」
 本気猫アルク「にゃんぷし〜」


 38.『属性分類』シリーズ 〜黒幕〜 

 言峰     「我らなど、ほんのお茶目」
 ロア     「そうだな」
 ワラキア   「それは然り」
 荒耶     「彼らの起源こそ真正の『黒幕』で、あ〜る」
 ギルガメッシュ「我(おれ)こそ王だ」(あいかわらず王様発言)


 39.『属性分類』シリーズ 〜真の黒幕〜 

 マジカルアンバー「新開発、『虹色』のお注射ありますよー」(空飛んでるし)
 黒桜      「お行儀良く食べてさしあげます」(冷笑)
 橙子      「まだ躾が足りないようだな」(超大型トランクを片手に)

 志貴・士郎・黒桐(ガクガクブルブル)


 40.『属性分類』シリーズ 〜トラブルトリガー〜 

 羽ピン   「やっほー、秋葉ちゃん。わたし、選ばれた〜!」
 藤ねえ   「うむ、参加することに意義有り、と認めたり」
 アルクェイド「やった〜、志貴、志貴〜、褒めて褒めて」

 月姫    「いいのか秋葉、羽居、喜んでるぞ?」
 秋葉    「もう何も言わないで」
 シエル   「あ〜ぱ〜、ですね。頭が痛いです」
 志貴    「はは、は」(わかってて喜んでいるのか?)
 イリヤ   「師しょー、さすがです」(キラリ)


 41.『属性分類』シリーズ 〜トラブルトリガー 黒馬〜 

 黒桐「あ、あれ? また僕もノミネート?」
   (式様推薦、「いつも心配かけさせるからな」)


 42.『属性分類』シリーズ 〜特異点発生、危機を察知する者たち〜 

 セイバー「大変です、シロウ。今、危険予知が働きました」
 晶   「きゃー、ガクガクブルブル、あうっ!」(何かを見たらしく、
      あまりのことに気絶。一体何を見た、晶!!!)
 シオン 「私の計算では未曾有の災難が迫っている」
 志貴  「ニゲロニゲロニゲロニゲロニゲロニゲロ」(『七夜』化)
 士郎  「ここにいちゃいけない、ここにいちゃいけないカエレカエレ
      カエレカエレカエレカエレカエレカエレ……」


 43.緊急事態発生 〜緊急避難命令 特異点発現〜 

   そして誰もいなくなった荒野にて、突如出現する七人。

 ギルガメッシュ「一体どうなっている?」
 軋間     「……?」
 バーサーカー 「……?」
 ORT    「ピー、ガーガガー、ピー?」
 アンリ・マンユ「呪呪呪呪呪呪呪呪、呪呪呪呪?」
 朱い月    「何者じゃ、そちらは?」
 青子     「んん? 志貴いないの?」

 オーテンロッゼ「あ、あれ? ば、場違い、みたいなー?」
         そしてそのおまけ。


 44.第三次世界大戦 〜7人だけの聖杯戦争〜 

 ギルガメッシュ「エヌマ・エリシュ!」
 軋間     「!!」
 バーサーカー 「うがー!!」
 ORT    「ガーガーピー!!」
 アンリ・マンユ「呪呪呪呪!!」
 朱い月    「『偽りの月よ』」
 青子     「青子ビーム!!!」

 オーテンロッゼ「死ぬ、死んでしまう〜!!!!」(真っ先に余波を喰っている)

    この日、地球が割れた。若干勘違いした吸血鬼がいたが小事(ライダー氏談)。
    で、みんなバルハラ温泉に強制招待。  〜Dead End〜


 45.『助けて!タイガー知得留温泉』 〜授業受けますか?〜 

 知得留「出会い頭の不運な事故――」
 タイガ「報われない薄幸を救済する――」
 イリヤ「『助けて!タイガー知得留温泉』の時間で〜す!」
     鳴り響く拍手。


 46.『助けて!タイガー知得留温泉』 〜喧嘩は命がけ〜 

 知得留「語るまでもありませんが……、一応説明しないといけないですね〜」
 タイガ「もちろん『士道負覚悟』です。敵に背を向けたら駄目なのよ〜!!!」
 全員 「無茶を言うな、無茶を!!」
 タイガ「むむ、だらしないぞ〜。漢なら困難な道にだって……」
 イリヤ「原因の一人がそれを言うか〜!!!」
     イリヤのアッパーカット炸裂。

 知得留「確かに逃げるのはよくないですが、今回の相手は単体でも命がけの相手
     です。喧嘩は相手をよく見て売りましょう」
 全員 「あい」


 47.『助けて!タイガー知得留温泉』 〜ワラキア、初めて感謝される日〜 

 知得留 「……では、説明好きのシオンさんもいるので論理的に解説してもらい
      ましょう」
 シオン 「はい。今回の敗因は、危険なものをいっしょにしたことが最大にして
      究極の失敗です。トラブルを引き起こす要因となる人物をいっしょにす
      ると、危険歪曲指数が軒並み急上昇、聖杯なみに危険になります。どれ
      くらい危険かと言うと、これの数式は……」
 ワラキア「カット、カットカットカットカットカットカットカットカットカット
      ゥ!!!」
      鳴り響く拍手。

 シオン 「……」(憮然とした表情)


 48.『助けて!タイガー知得留温泉』 〜化学反応〜 

 知得留「琥珀さんではありませんが、そう混ぜるのは良くないのです。カレーは
     違いますけどね〜」
 タイガ「あぁ、トイレでよく言う、混ぜると塩素出ちゃう話よね」
 知得留「え、ええ、そうです。ちょっと危険の度合いはかなり違いますが、良い
     例えです」


 49.『助けて!タイガー知得留温泉』 〜最終話〜 

 知得留 「では、また賢くなったところで……」
 タイガ 「また、どこかで会いましょうね」
      鳴り響く拍手。

 猫アルク「……ボケられなかったニャ」


 50.冷静な突っ込み 〜リセット不可?〜 

 遠坂「で、私たちどうしたら元に戻れるのかしら?」

 全員「あ」



 *加筆修正版、下記追加

 51.人類初 〜帰ってきた戦士たち〜

 志貴 「月って本当にウサギいたよ」
 有彦 「あぁ、餅をついていた」

 秋葉 「ほ、本当に行ってきたんですか?」
 シオン「予測どおりです」

   
  ※「都市伝説」シリーズの最終話。



 52.『慟哭、魂の叫び』シリーズ 〜存在意義2〜

 一成   「――え、無縁仏?」
 葛木   「そうだ。素性どころか、名前もわからん。当然、引き取り手もいな
       いそうだ。着ている服装からして手品師だそうだが」
 一成   「手品師? ……不況だからですかね。しかし、不憫ですね。名前も
       わからないでは戒名をつけられないです」
 葛木   「そうだな。しかし運ばれてきたとあっては弔ってやらねば」
 一成   「はい」

 ???? (ナマエモナイナンテ、ノロッテヤルゥ〜)

 一成   「? 何か聞こえませんでしたか?」
 葛木   「いや、何も聞こえなかったが」

 キャスター(おろおろ、あせあせ)

       キャスターの元・マスターが柳洞寺に運ばれて。



 53.『属性分類』シリーズ 〜月茶お断り〜

 軋間    「……」
 バーサーカー「……」

 志貴    「うわっ、目を合わせたくない」
 士郎    「同席するのは勘弁してください」



 54.『属性分類』シリーズ 〜悪人〜

 志貴 「なぜ俺が!? どこにでもいる普通で真面目な万年金欠な一般
     庶民なのにっ!?」
 月姫ヒロイン一同「へぇ、その減らず口を叩くのはこの口ですか?」
 志貴 「ヒィッ!」

 士郎 「な、なんでさ? 俺は正義の味方に目指しているのにっ!?」
 桜  「先輩、全てはニブチンが悪いのです」
 遠坂 「可哀想だけど、事実よね。乙女心を理解しない奴は悪人なのよ」

 イリヤ「でも、乙女心を理解するシロウは、シロウではない気が」

 Fateヒロイン一同「――そのままがいい」
 士郎「どういうことだよ?」



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