天抜き競作「いぬ」
サイトの170万HIT企画という事で、「いぬ」をお題にしての
競作となっています。本文やタイトルに使われていたり、あるいは内
容的に「いぬ」であればOK。漢字変換するといろいろと……。
いぬ1.「犬」作:MCさん
「いかがでしたか兄さん」
「今度は私も犬を飼ってみたいと思うのですが」
いぬ2.「狗」作:大崎瑞香さん
秋葉「では兄さん。
今度、わたしの飼っているネコを紹介いたしましょうか?」
いぬ3.「いぬ」作:星詠師さん
琥珀「ワンちゃんを飼う時のコツは、常に自分が上だと認識させる事ですねー。
エサを食べなかったりお痛をした時はちゃんとお仕置きをしないと。
え? クールトーちゃんのお話ですよ?」
いぬ4.「間桐邸には犬は居ぬ」作:真さん
「明日、首輪を買ってこないとな」
「先輩、それなら家にあるのを持ってきましょうか?」
「ああ、頼むよ」
桜帰宅後
「あれ?慎二は“犬なんか嫌いだから飼ったことなんかない”って言って
たような?」
いぬ5.「今更なのに」作:しにを
琥珀「あれ、汚れちゃってますねー。
ちょうど良いから、お風呂で一緒に洗ってあげます」
犬 「わん」
琥珀「行きますよー」
志貴「……なんでこんなに羨ましいんだろう」
いぬ6−1.「捨て犬行脚の旅 〜衛宮宅〜」作:White Snow さん
士郎 「え? 犬を飼わないかって? つーか番犬以上のモノが既に二体いるんで、これ以上
猛獣は勘弁してください」
セイバー「シロウ、人類始まって以来の危機です。…………早くしないと、この剣を振るってし
まうかもしれない――(ワナワナブルブル)」
タイガー「士郎、早くゴハンを用意しないと食べちゃうぞ――(ハグハグ)」
………………タジ。
いぬ6−2.「捨て犬行脚の旅 〜遠坂宅〜」作:White Snow さん
アーチャー「……残念だが、うちでは犬を飼える余裕はない。今月は特に。誇りしか喰わせられ
ないが、それでいいなら置いてやらんでもないが――(ニヤリ)」
遠坂 「今月は赤字……今月は赤字……」
………………涙。
いぬ6−3.「捨て犬行脚の旅 〜アインツベルン城〜」作:White Snow さん
イリヤ 「ほぉーら、あのホネ(?)とっておいでー!」
バーサーカー「うがー!」
………………ヒィ。
いぬ6−4.「捨て犬行脚の旅 〜間桐宅〜」作:White Snow さん
臓硯 「カカカ、カカカカ!」
アサシン「キキキ、キキキキキ?」
慎二 「はは、お手だよ、お手。何だよ、そのぐらいの芸もできないの? は、使えないヤツ」
………………カチン。
黒桜 「くすくす、間桐家は血に濡れて、ゴーゴー!」
ライダー「うちの仔に、牧羊犬はいらない――(フフン)」
いぬ6−5.「捨て犬行脚の旅 〜柳洞寺〜」作:White Snow さん
キャスター「――クス、番犬らしくそこにいるのなら置いてあげてもいいわよ」
一成 「伽栖子(キャスコ)さん、葛木兄が呼んでおりましたが」
キャスター「ハーイ、今参りますわ〜♪」
小次郎 「……フフ、私と同じだな」
………………ファワ〜、ア〜ア(欠伸)。
いぬ6−6.「捨て犬行脚の旅 〜帰巣本能?〜」作:White Snow さん
言峰 「…………素晴らしい」
魃さん「サイコーの出来アルー」
………………ゾクり。
ギル 「――――――エンキドゥ、どうして我(オレ)を置いて逝ったんだ――(走馬灯中)」
いぬ6−7.「捨て犬行脚の旅 〜旧・マクレッミツ宅〜」作:White Snow さん
………………グス。
いぬ6−8.「捨て犬行脚の旅 〜三枝宅〜」作:White Snow さん
由紀香 「はい、ランサーさん、ゴハンですよ♪」
ランサー「貴女の家の番犬になり、生涯守り抜くと誓う」
由紀香 「?」
いぬ7.「矛先が尾を掠めた」作:うづきじんさん
琥珀 「ご主人様の命令には素直で忠実で。
何も言わなくっても後をついて来て。
その御手を噛むなんて、とんでもない。
……そんな人間関係は、つまらないと思いませんか?」
秋葉 「いいえ?ちっとも思わないわね(即答)」
シエル「……隠れないで下さいってば。
叱られているのは琥珀さんですよ?
―――気持ちは分かりますけどね。ええ」
いぬ8.「首輪と鎖はつけられますが」作:しにを
幹也「ちゃんと餌貰えるからなあ。
ふぅ、お腹すいた……」
いぬ9.「 教育」作:しにを
志貴「いや、あれは違うんだよ、都古ちゃん。
オス犬がメスを苛めている訳じゃなくてね。
ええと、どう言ったものかなあ」
いぬ10.「犬耳」作:しにを
士郎「セイバー、遠坂、桜……、うん。イリヤもまあ、順当。
ライダーも意外といいかもしれないな。
キャスターは置いておいて、後は藤ねえ。
藤ねえ、藤ねえ。……微妙」
いぬ11.「遠野家殺人未遂事件・解決編」作:星の車輪さん
翡翠「倒れていた姉さんの口に入っていた紙片はこれです」
『七夜志貴
犬井有彦
夢魔
猫』
翡翠「姉さんの筆跡です」
志貴「『犬井』は間違っているね」
翡翠「それはヒントです、志貴さま。すべて平仮名に直して縦に読むのです」
志貴「! 犯人は、琥珀さんだったのか……」
翡翠「はい、こんなこと書いた姉さんの自業自得です」
いぬ12−1.「お題は『いぬ』です。」作:八番さん
琥珀「はぁ。見ての通り一級品のアンティーク物ですがそれが何か。」
志貴「それは『椅子』でしょう」
いぬ12−2.「『いぬ』ですよ。」作:八番さん
琥珀「お高価いですけど着心地はいいですねー」
志貴「それは『絹』」
いぬ12−3.「『いぬ』ですって。」作:八番さん
琥珀「志貴さんはこういう話が嫌いなんですよねー」
志貴「それは『イフ』」
いぬ12−4.「『いぬ』ですってば。」作:八番さん
琥珀「志貴さんのご友人の―――」
志貴「それは『乾』」
いぬ12−5.「…いや、いいけど。」作:八番さん
琥珀「―――あはっ、出しちゃえ」
志貴「い、『いく』ッ…っていきなり何するんですっ!」
琥珀「あはー。」
いぬ12−6.「犬死」作:八番さん
紅秋葉「………何してやがりますか貴方達はッ!(檻髪発動一秒前)」
志貴「って『死ぬ』ーーーーーーーーー!?」
琥珀「あはー(退避済)。」
いぬ13.「安定か、自由か」作:しにを
秋葉「では、兄さん。鎖に繋がれた飼い犬と、野垂れ死にする野良犬……。
どちらがお好みなんです?」
志貴「どっちにしても犬かい」
いぬ14.「一矢」作:しにを
士郎「射抜くでなくて、射抜いたなんだ。手を離した瞬間に。
……わからないよな、こんな事言っても」
凛 「アーチャー……、なるほどね」
いぬ15−1.「いぬ:出題:意味はなし」作:荒田 影さん
有彦「よぉ遠野、突然だがこれを見ろ」
志貴「……何だ、この紙。“いぬいぬいぬいぬ”?」
有彦「読んだな。じゃあ訳せ」
志貴「――はぁ!?」
有彦「や・く・せ、と言っとるんだ」
志貴「また訳のわからん遊びを……」
いぬ15−2.「いぬ:有彦:ねぎまの如く」作:荒田 影さん
有彦「ちなみに俺は“沼”と訳した」
志貴「……何故に?」
有彦「“乾ぬ乾ぬ”」
志貴「あー、“ぬ間”ね」
(く、くだらない……)
いぬ15−3.「いぬ:アルクェイド:単純ともいふ」作:荒田 影さん
志貴 「――で、何故かその遊びに乗ってる自分がいる」
アルク「やっほー、志貴。――なにコレ?」
志貴 「暗号みたいなもん。何て読む?」
アルク「えー? いぬいぬーって書いてあるだけじゃない。
志貴、犬でも飼いたいの?」
志貴 (さすが、素直というか直球というか……)
いぬ15−4.「いぬ:秋葉:発火点低し」作:荒田 影さん
秋葉「え、“犬犬……”じゃないんですか?」
志貴「あー、そうだよな、うん。
普通はそうとしか見ないよな」
秋葉「む……何か含みがありそうですね、兄さん」
志貴「へ――い、いや、何もないぞ。何も」
秋葉「あら、でしたらどうしてどもるんですか――?」
志貴「だからホントに何もな――って、赤っ赤ッ!!
なんでそうすぐに怒るんだお前はーーッッ!!」
いぬ15−5.「いぬ:翡翠:おろおろと」作:荒田 影さん
翡翠「…………」
志貴(……困ってる)
翡翠「…………あの」
志貴(……困ってる)
翡翠「し、志貴様……?」
志貴(……不安気にしてる)
翡翠「……申し訳ございません」
志貴(可愛いなー)
いぬ15−6.「いぬ:琥珀:素直?」作:荒田 影さん
琥珀「う〜ん、あっ、わかりました!」
志貴「何て読む?」
琥珀「志貴さん、犬が飼いたいんですねっ」
志貴(おお、意外と素直に――)
琥珀「でもダメですよー、志貴さん。
犯罪に走ると秋葉さまが悲しみま――あの、どうかされました?」
志貴「いや……やっぱり琥珀さんなんだな、って」
いぬ15−7.「いぬ:シエル:裁縫道具」作:荒田 影さん
シエル「馬、ですね」
志貴 「…………馬?」
シエル「はい、馬です」
志貴 「ええっと、何処をどうしたら」
シエル「――さ、そろそろ行きましょうか、遠野君。
新しいお店、見つけたんですよ」
志貴 「え、あの、先輩――?」
ななこ「縫い縫い縫い、っと……。
……ぅぅ、マスタァ、わたし精霊なんですけどー?」
いぬ15−8.「いぬ:シオン:魔術師たるもの」作:荒田 影さん
シオン「言葉遊び――暗号のようなものですか」
志貴 「暗号っていうか、まぁ、そんなものかな。
シオン、こういうの得意そうだろ?」
シオン「愚問ですね。
魔術の書の多くは秘を洩らさぬように暗号で書かれています。
故に魔術師にとって、その手の能力は必須。
特に答えが無く、ただ意味があるように想定しろ、というなら、
際限なく例を挙げる事が出来ます」
志貴 「そ、そっか」
シオン「はい。ですが志貴がどのような答えを求めているかは知りません。
どちらかといえば期待を裏切る答えの方が多いでしょう。
私の答えは“遊び”という概念が薄いですから。
そもそも魔術師にとって暗号とは――」
志貴 (……前ふり長いし)
いぬ15−9.「いぬ:シオン2:だから魔術師たるもの」作:荒田 影さん
シオン「では、答えの一つを挙げます」
志貴 「“犬居ぬ射ぬ逝ぬ”?」
シオン「犬が居なかったので、射る事ができなかった。
よって獲物は死なずに済んだ、と訳します」
志貴 「へぇ」
シオン「もっとも、言葉の使い方としては間違っている部分もあります。
暗号というものは情報を圧縮させた記号ですから。
言語の形をしていたとしてもそれは通常の言語ではないのです。
実際、暗号の中には強引な解釈をあてはめるものが――」
志貴 (……後も長いし)
いぬ15−10.「いぬ:さつき:報われん」作:荒田 影さん
さつき「えっと……犬? 飼うの?」
志貴 「う〜ん、やっぱりそう言う答えになっちゃうか」
さつき(犬……かぁ。遠野君、どんな犬を飼うんだろ。
でも“犬を飼う”って、なんか変な響きあるよね)
志貴 「さて、と。それじゃあ……って、弓塚さん?」
さつき(えっ? まって、それじゃあこの意味……!?)
志貴 「お〜い……聞こえてないのかな?」
さつき(そ、そんなっ。でも“飼いたい”ってことだよね?
やだっ、そんな、でもでもっ)
志貴 「……仕方ないか。じゃ、俺はこれで」
さつき「あ、あの、遠野くんっ! わ、わ、私でよければ――
――って、もういないしっ!?」
いぬ15−11.「いぬ:レン:…………」作:荒田 影さん
レン「…………」
志貴「あはは、ゴメンな、レン。
やっぱわかんなかったか」
レン「……(ふるふる)」
志貴「え? 違う?」
レン「……(じっ)」
志貴「“こんな風なのがイイの?”って――
――ああっ、待った! 違う、違うからっ!!」
レン 「……(ウフフ)」
志貴「あ――ぁあああああああっ!」
レン (……ごちそうさま)
いぬ15−12.「いぬ:志貴:ま、幸せなんでしょ」作:荒田 影さん
有彦「……で、結局お前はどう読んだ?」
志貴「んー、“騒がしき日常”ってとこかな」
有彦「はぁ? 意味わかんねぇぞ、それ」
志貴「ああ、大した意味はないよ」
有彦「なんだそりゃ」
志貴「――ただ、さ。これだけ犬に囲まれてるんなら、
さぞかし楽しい日々を送ってるんだろうな、ってね」
いぬ16.「犬がつく」作:しにを
凛 「猟犬、闘犬、野良犬、飼い犬、駄犬、名犬、捨て犬、番犬、座敷犬……」
士郎「何を言っているんだ、遠坂?」
凛 「サーヴァントを犬で例える遊び」
士郎「ふうん。…………誰がどれだ」
いぬ17.「明言は避けてみよう」作:しにを
凛 「当然あるわ、伊達に中華料理を極めてないわよ」
ランサー「……俺に訊くか?」
藤ねえ 「あるわよー、お土産の燻製だったよね、確か」
士郎 「ああ。知らずに……」
セイバー「戦地では馬すら泣く泣く……、経験としてはありますよ」
桜 「え、わたしだけですか、まだなの」
いぬ18.「一発芸」作:がんさん
レン「…………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………わん」
いぬ19.「おあずけ」作:ハニワックさん
士郎 「セイバー、待て!」(令呪使用)
セイバー「なっ!? なにをするのです、シロウ!」
士郎 「セイバー、昨日水羊羹を食べただろ、冷蔵庫を勝手に開けて。
で、遠坂と相談して決めたんだ。
罰として、夕食の直前に「待て」をかけようって。」
セイバー「そ、そんな! 殺生です! 生殺しです! 後生です!
もう勝手にお茶請けを食べたりしません!
だからその冷しゃぶを! シロウ! シロウ〜!!」
遠坂 (こうしてみるとやっぱりセイバーって犬属性よね。
それにしても士郎がなんかすごく嬉しそうなのは気のせいかしら?)
いぬ20.「駅で」作:しにを
桜「ご主人様のお帰りを待っているの?
来るわ……、きっと」
いぬ21.「興味津々」作:しにを
士郎「藤ねえ、おかわりもたっぷりあるから、そんながっついて犬食い
するなってば。
……いや、セイバーそういう意味じゃないから」
いぬ22−1.「いぬかみ 〜子犬〜」作:White Snow さん
秋葉「――あら、子犬に噛まれてしまいましたか。……ふぅ、どうしましょう
ね…………瀬尾ぉっ!」
瀬尾「ヒィ!」
志貴「――アキハサン、オハナシヲ……」
レッド・秋葉「……お話は、遠野家の地下王国でゆっくりお伺いいたしますわ」
いぬ22−2.「いぬかみ 〜飼い犬・姉〜」作:White Snow さん
琥珀「えー? わたしは秋葉様を噛んでいませんよ。ええ、舐めているだけで――」
志貴「余計ダメじゃん」
いぬ22−3.「いぬかみ 〜飼い犬・妹〜」作:White Snow さん
翡翠「もちろんです。主人を噛むなど、考えたこともありません。志貴様を舐
めるだけです」
琥珀「指じゃないところもですねー」
秋葉「兄さんっ、翡翠にナニをさせているんですかっ!」
いぬ23.「ワンワンスーツ 〜ある意味、新鮮?〜」作:White Snow さん
レン「……」
志貴「これは、ぐっと来るな。――レンの犬の着ぐるみ……」
いぬ24.「思い出のイヌ 〜遠き日の時計塔〜」作:White Snow さん
橙子「――ああ、昔時計塔にいた頃にイヌを飼っていたな」
鮮花「へえ、どんな犬だったんですか?」
橙子「そうだな。赤くて、キャンキャンとよく騒いで、私の退屈な時間を潰し
てくれたよ。面白いヤツだった――」
鮮花「……好きだったんですね?」
橙子「くく、今も鞄に持ち歩くくらいにはな」
鮮花「……と、橙子師?」
いぬ25.「名は体をあらわす」作:もとはるさん
凛 「確かにアンタって、いかにも女の娘の好きそうなタイプよね」
ランサー「ああ。女に困った記憶などないな。オレの行く処どこでも、村娘か
ら姫君までが、あるいは顔を赤らめ、あるいは熱い眼差しを送って
寄越したもんだ。だが…真に我が渇きを癒してくれる女には、つい
ぞ出会えなかったがな」
凛 「そんな色男様が実はこんな趣味なんて、意外もいいとこよねえ」
ランサー「クッ。このこと、もし他に漏らしたら…殺すぞッ」
凛 「へぇえ、御主人様に向かって何かしら?その口の利き方は!」
ビシッ。
ランサー「あぁン…い、犬とお呼びください。女王さまっ」
いぬ26.「鬼の居ぬ間の洗濯」作:もとはるさん
志貴「こんなとこ秋葉に見つかったら、鬼のような貌で『なんてもったいない
ことを、兄さん!』とか、なじられるんだろうなぁ、きっと」
ザブザブ
志貴「そこんとこ察してくれないかな、レン」
いぬ27.「プレイ?」作:しにを
志貴「首輪と鎖があれば犬になるけど、猫はどうしたものかな。
ねえ?」
いぬ28.「自由か、それとも」作:しにを
ギル 「ちっぽけな島国とはいえ王であったのであろう。
鎖で繋がれた飼い犬である身を省みて恥じはせぬのか?」
セイバー「飼い犬と呼ぶのなら、そうであるのかもしれない。
主に従い、命ずるままに動くのは確か。それは否定しません。
しかし、ギルガメッシュ、あなたは大事な事を忘れている」
ギル 「なんだと、それはいったい?」
セイバー「飼い犬には餌が与えられるのです」
ギル 「……そうか」
セイバー「はい」(何やら思い出して満足そうに)
いぬ29.「慣用句だけど」作:しにを
橙子「子犬のような目ってわかるかね、式?」
式 「ああ」
鮮花「ふうん」(不機嫌)
いぬ30.「月茶・参 〜負け犬三頭〜」作:White Snowさん
ロア「出番がないのはなぜだ、ビジュアルかつドット映えする私をなぜ出さ
ないっ!?」
シキ「アキハー! お兄ちゃんは諦めないからなー!」
軋間「…………(ギロリ)」
ロア「……で、出れなくて良かったかもしれん」
シキ「アキハ、お兄ちゃんを助けてくれ!」
いぬ31.「お姫様の三銃士? 〜ワンワン三匹が行く〜」作:White Snowさん
アルト「シロ、クロ、ポチ、お散歩に行こっ♪」
白騎士「……」
黒騎士「……」
プライミッツ「ワン♪」
白・黒騎士「…………切ない」
いぬ32.「ワンワンプレイ 〜琥珀〜」作:White Snowさん
琥珀「この首輪をつけてお庭を回るんですか? まあ志貴さんったら、秋葉
様がいないことを良いことにやりたい放題。まさに鬼の居ぬ間に洗濯。
それにしてもワンワンプレイですか。相変わらず志貴さんは、鬼畜で
変態ですねー♪
……あれ、どうされたんですか? 今更何をためらうんです!?
女の子に恥をかかせてはいけません!
手術プレイに、お代官さまプレイ、メイドプレイなどなどされた志貴
さんが、今良心に目覚めてどうするんですか! メッ、です!」
志貴「――みんな、誤解がないように言うと、俺が“ウケ”ばかりだから。
……しかも強制だったし」
琥珀「あはー」
いぬ33.「無題」作:大崎瑞香さん
翡翠「あなたを犬です」
哀しそうな目でふるふると否定する番狼に対して、ビシリと。
いぬ34.「洗脳はちょっとしたコツなのです」作:がんさん
翡翠 「あなたを、犬です。」
クールトー ふるふるっ
翡翠 「あなたを、犬です。」
クールトー ふるふるふるっ
翡翠 「あなたを、犬です。」
クールトー ふるふるふるふるっ
翡翠 「あなたを、猫です。」
クールトー「にあ?」
いぬ35.「質問」作:しにを
凛 「士郎は犬と猫どっちが好き?」
士郎「そうだなあ。俺は……。
先に訊くけど、何か深い意味があるのか?」
凛 「え、な、なな、何の事かしら?
……いいから答えなさいッッ」
士郎「あ、ああ(って、何なんだいったい)」
いぬ36.「始末」作:しにを
ランサー「不本意ではあるが、犬死ではない。
そんなとこかな……くっ」
いぬ37.「捨てられた子犬のような目」作:しにを
青子「あれさえなければねえ……、ま、いいけど」
いぬ38.「主を待つ 〜忠犬〜」作:White Snowさん
士郎「……立派な犬だな。飼ってやりたいけど、家じゃ既に二頭いるし。
とりあえずゴハン置いとくか」
クールトー「……クゥーン」
士郎「……相当義理堅いと見た。なんか葛藤してるし」
いぬ39.「鬼のいぬ間のなんとやら」作:ハニワックさん
志貴「まあ、俺の場合は本当の鬼なんだよなあ。
っていうか、俺も含めて鬼ばっかじゃないか?」
いぬ40−1.「わんにゃん路地裏ランドその1 建国過程」作:八番さん
さつき「ねぇお願い、いいでしょシオン…」
シオン「ダメです。これ以上は私達の手には負えません。諦めなさい、さつき」
さつき「あぁっ、ホラ、寂しそうに震えてる…うぅ、可哀想だよぉ。
ねぇ、シオンってば〜」
シオン「無理なものは無理なのです。
たった二人でこれ以上動物を賄う解など如何に私の分割思考を駆使しても
弾き出せません」
いぬ40−2.「わんにゃん路地裏ランドその2 教えて!シオン先生」作:八番さん
シオン「クロ、貴方は少し独占欲を抑えなさい。野良らしからぬその体型、
大方余所の餌場から強引に食料を奪うなどの狼藉を働いてきたのでしょう。
しかしここに来たからにはそのような粗相はこの私が許しません。
もう少し厳しく躾ける必要がありそうですね。
逆にシロ、貴方は少食に過ぎます。
本来貴方の種は一回り大きいくらいが標準のサイズであるというのに、
栄養価が不足している証拠です。
あぁっ、ミィ、それにミユ、食事中はじゃれ合うのは禁止だと何度言えば…」
さつき「…拾ってあげた子には私以上に構ってくれるんだよね、シオンって(微笑みつつ」
いぬ40−3.「わんにゃん路地裏ランドその3 たのしそうだったから」作:八番さん
レン 「にゃー」
さつき「あっ、黒猫さんだ。かわい〜」
シオン「またですかさつき。貴方の優しさは美徳だと思いますが愛らしい生き物に
見境なく構おうとする癖はどうにかして………。
―――おや、貴方は確か、志貴の」
さつき「えっ?この子って、志貴くんの猫さん?」
シオン「えぇ、以前遠野邸にて見かけたことが」
レン 「(こくこく)」
シオン「どうやらこのあたりは貴方の散策コースだったようですね」
さつき「そうなんだ。あ、それじゃせっかくだから私達と遊んでく?
黒猫さんのお友達になってくれそうな子もたくさんいるし」
レン 「にゃー(擦り寄って肯定の意を示す」
さつき「あはは、じゃあ決まり!いこっ、黒猫さん!」
レン「にゃん」
シオン「やれやれ…」
いぬ40−4.「わんにゃん路地裏ランドその4 かすかな月明かりの下」作:八番さん
レン 「(すやすや)」
さつき「くー…くー…」
シオン「すぅ…すぅ…」
たくさんの動物達の温もりに包まれて。
いぬ40−5.「わんにゃん路地裏ランド おまけ:中てられちゃいました」 作:八番さん
アルク「――――――なんて」
シエル「――――――平穏」
喧嘩中、眠る彼女達を偶然見つけた二人。
いぬ41.「訊かないでやれ、何があったかは」 作:しにを
士郎「…………犬と呼んで下さい」
いぬ42.「お腹がすきました」 作:しにを
セイバー「エビフライ」
藤ねえ 「つくね焼き、かっぱ巻き、串団子」
セイバー「むむ、目玉焼き、アスパラガス、きんぴらゴボウ」
藤ねえ 「カレー丼、流しソーメン」
セイバー「風呂吹き大根」
桜 「何ですか、あれ?」
士郎 「セイバーが拾ってきた犬の名前……だったんだ、最初は」
いぬ43.「豆知識」 作:しにを
橙子「昔、画家だったか、作家だったか、冷蔵庫を買おうと借金までして
町に出かけたのに、ペットショップで売られてた犬に魅せられて、手
にした有り金全てを投げ出してしまった男がいてだな。
それでって顔をされても困るんだがな、ええと……」
いぬ44.「いぬぞくせい」作:芋神元帥さん
志貴 「う〜ん……翡翠とシエル先輩かな」
翡翠 「………………」
シエル(それってやっぱり私が犬のように可愛いということなんでしょうか?
もう遠野くんってば♪)
志貴 「忠犬と雑種って感じかな(悪意無し)」
翡翠 「………………(満ち足りた顔で、そして勝ち誇った顔で)」
シエル「え?何ですか、その目は?私が雑種とでも言うんですか翡翠さん。
え、その通り? 何故、何故ですか遠野くん! 私のどこが性質の悪い
雑種犬なんですか!? こんな綺麗な女性を捕まえてどこの口がそんな
ふざけた言をほざきやがりましたか!? さあ、説明を要求します!納
得のいかない説明ならば即座に主への供物にしますからそのつもりで答
えてください!」
志貴 「いや、そこまで言ってないけど………ああ待って下さい今言いますから
とりあえずその第七聖典置いて黒鍵捨てて武装解除して落ち着いて座っ
て深呼吸してください明鏡止水ですよ明鏡止水。………ええその調子で
心を穏やかに波ひとつたたない凪を保ってください。わかりました言い
ますよ。いいですか怒らないでくださいね? だってシエル先輩、アル
クェイド(野良猫)と秋葉(家猫)と仲悪いじゃないですか。それにレ
ンに夢を見せられた翌日は必ず俺の匂い嗅ぐじゃないですか。ほらどこ
をどう見ても縄張りを調べている雑種の犬ですよ」
シエル「はぅっ!?」
いぬ45.「犬神家」作:Q38さん
地底にて。
なかなかこない士郎を待って退屈な一同を案じて、
ハサン「ミるがイい我が必殺ノ一発芸 ――スケキヨッ!!」
いぬ46.「神の狗」作:星詠師さん
シエル「言われ慣れてますから」(しれっと)
いぬ47.「カレーの狗」作:星詠師さん
シエル「……い……言われ慣れてますから」(えぐえぐ)
いぬ48.「雪の白樺並木」作:しにを
士郎「幻想種も乗りこなすんだから、当たり前かもしれないけど……」
桜 「犬ぞり……、何だか凄いわ、ライダー」
士郎「でもさあ」
桜 「あの格好は違和感ありまくりですね」
いぬ49.「美徳」作:しにを
凛 「あら、忠義心とか従順さとか、悪い意味じゃないと思うわよ」
士郎「犬が良い悪いじゃなくてさ、なんで遠坂が言う側なんだよ」
凛 「……当たり前の事に答えるのって、難しいわね」
いぬ50.「渡されたもの」作:しにを
一子「ほら……、有間」
志貴「ありがとうございます」
一子「じゃあな」
志貴「また、遊びに来ますね。
……にしても、時々貰うこれ、一子さんからすると餌付けのつもり
なのかなあ。
逆に犬が掘り出した宝物持って来るみたいにも思えるけど」
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