天抜きリクエスト Page.5



※サイトの40万HIT企画です。
タイトルやシチュエーションなどを募ってのリクエストモノになっています。


【お題】黄理パパで天抜き(hitoroさん)

 リク101「末は博士か大臣か」

 黄理「不思議なものだな、この俺が……」
 志貴「だぁ、ぷぅ」(むずかる)
 黄理「こうすればよかったのだったかな」(慣れぬ手であやす)
   「健やかに育って欲しいものだ。
    しかし、長ずれば人を殺める術に長けるようになるのだろうな。
    一族としてそう育てるのだから自明の理と言えるが。
    ……。
    いや、つまらぬ夢想をしても詮無きこと。
    他の道など無い。何がどうなろうとも……」



【お題】『比翼の鳥』をテーマに(hitoroさん)

 リク102「君がいなければ」

 幹也「同じところみたいなんだ」
 式 「かばっていたからだろうな。
    かえって過度に変な力が掛かったり、弾みでってのはあるさ」
 幹也「そんなものかな、おっと」
 式 「ほら。ちゃんとつかまってろ」
 幹也「うん。ありがとう、式」
 式 「怪我人に手助けするくらいあたりまえだ」
 幹也「うーん」
 式 「なんだ、鬱陶しい」
 幹也「僕が式を支えたり守ったりしたいのになあって思ったんだよ」
 式 「……」
 幹也「変な事言っちゃったね。忘れてよ、式」
 式 「……ずっと支えられているし、守ってもらっている」(小声)
 幹也「え?」
 式 「なんでもない。行くぞ」
 幹也「う、うん」



【お題】タイトル(風原 誠さん)

 リク103「One more time One more chance」

 志貴 「やり直せるのなら、もう一度最初からって思ったりしないか?」
 アルク「うーん、わたしは無いなあ」
 志貴 「へえ」
 アルク「失敗は失敗、仕方ないもの」
 志貴 「そんなものかな」
 アルク「志貴もそうだと思うよ。
     でも、もういちど機会を与えられたらって考えるのは楽しいかな。
     それもIFだよね」
 志貴 「そうだな」



【お題】タイトル(風原 誠さん)

 リク104「幸せまだかい」

 アルク「志貴、今日も来てくれないのかなあ。
     忙しいのはわかるけど。
     全然会ってないし。
     寂しいよ、志貴……。
     ……。
     あっ」(満面の笑みで駆け出す)



【お題】タイトル(風原 誠さん)

 リク105「水の星座」

 秋葉「ほら、兄さん、どうですか?」
 志貴「うわあ、凄いなこれ」
 秋葉「これだけ水が清らかで、空気が澄んでいるから見られるんですよ」
 志貴「水面に星空が映って、本当に綺麗だ」
 秋葉「私、子供の頃からここの眺め好きだったんです。
    夜空の星も手の届かないものですけど、それがさらに遠いものになって
    いる気がして。目の前にあるだけにかえって儚くて……」
 志貴「そうか……」(秋葉の言葉に何かを感じ、そして手が優しく肩を抱く)
   
  

【お題】タイトル(風原 誠さん)

 リク106「どうしようもない僕に降りてきた天使」

 志貴 「どうしたの、先輩?」
 シエル「遠野くんの事、考えていたんです」
 志貴 「ふうん、どうせ悪口でしょう?」
 シエル「身に覚えでも? いえ、違いますよ。恥ずかしくて言えませんけどね」
 志貴 「それって、なんだか興味引くんですけど。
     まあ、俺も先輩には面と向かって言えない事、考えたりしますけどね」
 シエル「……」
 志貴 「ち、違うよ、そういうえっちな事じゃありません。
     慌ててなんていませんってば。
     その……、シエル先輩って俺の天使みたいだな…とか。
     もう、映画始まるからさっさと行きますよ」(紅潮&早足)
 シエル「変なの……。遠野くんも同じ事考えていたなんて。ふふふ。
     待って下さい、遠野くん」(追い掛ける)



【お題】タイトル(天戯恭介さん)

 リク107「男は辛いよ」

 志貴「すまないな、有彦」
 有彦「気にすんな。よくはわからんが……、久々だしな」
 一子「妹さんからの電話、言われた通りに答えといた。
    ごめんなさいって伝えて下さいって言われたけど?」
 有彦「あれ、秋葉ちゃんの方が折れてるのか?」
 志貴「ああ……。
    でも、今戻ったらダメなんだ。
    秋葉の、秋葉たちの為にならないから……」(自分に言い聞かせるように)
 一子「いろいろあるんだな、有間も」
 有彦「よし、今夜はぱーっとやるか、な、遠野?」
 志貴「そうだな」



【お題】タイトル(天戯恭介さん)

 リク108「主人公は伊達じゃない」

 シエル「わたしなら、全然心配要らないのに。
     遠野くんよりずっと……。
     でも、ありがとう、格好良かったですよ。
     それに、女の子として守ってくれて、わたし嬉しかったです。
     目を開けたらお説教だから、今のうちに言っておきますね……」



【お題】タイトル(天戯恭介さん)

 リク109「ずっと君のそばに居たい……」

 アルク「うん、嬉しいよ、志貴。
     それってプロポーズって言うやつだよね。
     そうだよね
     ずっと、ずうーっと一緒だね……」(一抹の寂しさを宿した、穏かな笑顔)



【お題】セリフ「すみません兄さん、私が間違っていました」(MCさん)

 リク110「主導権を握る方が」

 志貴「謝るって? 秋葉が?」
 秋葉「はい。すみません兄さん、私が間違っていました」(深く頭を下げる)
 志貴「え、ええと……」
 秋葉「……」(恭順なる瞳)

 琥珀「そこで、いや俺も……とか言って妥協しちゃダメなんですよー。
    そうすると却って志貴さんの方が分が悪くな…あーあ」



 リク111「謝らないのは子供か愚者、なんて言葉もある」

 秋葉「すみません兄さん、私が間違っていました」
 志貴「そうだね。
    で、それだけ?」
 秋葉「……それは」(口ごもる)
 志貴「そうか、俺に謝るだけか。それでおしまいなんだ」(冷たく)
 秋葉「シエルさんにもきちんと謝って、許しを請います。
    私のせいで嫌な思いをさせたのですから」
 志貴「……」
 秋葉「兄さんに言われたからでなくて、本当に反省したんです。
    悪かったと思っているんです」(うなだれて)
 志貴「うん、それでいいよ」(声に暖かみが戻る)
 秋葉「(私が悪いのは認めるけど、そんなにあの人のこと……)」
 志貴「ちゃんと秋葉が、自分の非を認められるのが嬉しいよ。
    それって凄く大切な事だからね。
    じゃあ、俺も先輩に一緒に頭下げるから」
 秋葉「え、で、でも……」
 志貴「妹の不始末につきあうのもお兄ちゃんの仕事だろ」
 秋葉「すみません、兄さん。
    いえ、この場合は……、ありがとう、兄さん」

    

【お題】メイドさんロックンロールを聴かされた翡翠(The anonymousさん)

 リク112「めいどいんへぶん」

 翡翠「……」
 
 志貴「誰だよ、翡翠にこんなの与えたの。
    それに、黙って何度もリピートしてなおかつ頷かれてもさ……」



【お題】メイドさんロックンロール聴いている琥珀さん(The anonymousさん)

 リク113「らすとちゃいるど」

 琥珀「ふんふーん♪」

   すいっちおん。

 琥珀「え、え、や、やだっ、な、わあああ」(ダッシュ)

 志貴「……すっごく新鮮な反応」



【お題】セリフ 志貴「君の為なら・・・死ねる」(神楽月 真十郎さん)

 リク114「愛と誠」
 
 志貴「君の為なら・・・死ねる」
 琥珀「志貴さんが言うと、どうにも洒落になりませんね」
 志貴「別に冗談言っている訳では無いんだけど」
 琥珀「もっと悪いです。
    ……生きてください。
    どんな時でも死ぬなんて言わないで、生きてください」
 志貴「う、うん……」
 琥珀「わたしの為に……って言うと言い過ぎですね」(笑いに転嫁させようとしている)
 志貴「琥珀さんの為に」(真顔)
 琥珀「……はい。約束ですからね?」
   


【お題】タイトル(神楽月 真十郎さん)

 リク115「+」

 志貴 「魔眼封じ」
 橙子 「性格の切換え」
 シエル「平穏な日常の象徴」
 幹也 「あれ、当たり前の用途って僕だけなのかな?」



【お題】タイトル(神楽月 真十郎さん)

 リク116「−」

 志貴 「お金かな」(切実そうに)
 幹也 「同感」(もっと切羽詰って)
 アルク「一般常識」(不本意そうに)
 秋葉 「ノーコメントです。言いたくありません。言いませんったら」
 


【お題】タイトル(神楽月 真十郎さん)

 リク117「×」

 琥珀「志貴さんがポイントですねえ。
    あの方々が絡んで下手をすると、何倍何十倍もの力になりますものね。
    そこをどう把握して動かすか……」


【お題】タイトル(神楽月 真十郎さん)

 リク118「÷」

 琥珀「まあ、見方を変えれば志貴さんを上手く使えば……。
    他の方々が、あっさり無力化しますけどね。
    同士討ちと言うか。
    すぱーんと」



【お題】人形の作り方を琥珀さんに教わるアルク、そこにいつもの(思わぬ?)面々が
現れて・・・  人形:歌月でアルクのベッドに置いてあるアレ(神楽月 真十郎さん)

 リク119−1「傍にいないから」

 アルク「ふんふん。そこがポイントなのね」
 琥珀 「そうですね、観賞用なら別な素材を使う方が良いのですけどね。
     抱いたり何だりするなら、こちらの方が肌触りが上ですから」
 秋葉 「あら、何を……。
     もしかして、それ?」
 アルク「ふふーん、志貴だよ」
 秋葉 「ふーん」(心引かれた様子で)
 琥珀 「秋葉さまにもお作りしましょうか?」
 秋葉 「え、ええ」
 琥珀 「でも、こんなのお部屋に置いてあるの志貴さんに見つかったら……」
 秋葉 「あ、ああ。そうね……」(いろいろ考え、残念そうに)
 アルク「わたしは全然平気だけどね」
     だいたい妹には相応しくない。そうよ、妹には贅沢」
 秋葉 「なんですって?」
 アルク「毎日、本物の志貴に会えるんだから、必要ないじゃない?」
     わたし、それって凄く羨ましいもの」(揶揄でなく自然な口調で)
 秋葉 「そうですね……。私達は恵まれていますね」(虚をつかれた様子)
 アルク「え、あ、何?
     軽く言ったつもりなんだけど……」


 リク119−2「傍にいるように」

 秋葉 「よく考えると、あなたは毎日のようにやって来ますしね」
 アルク「まあ、そうだね。
     あ、そうだ。逆に志貴が寂しく無いように人形作っておこうかな」
 秋葉 「逆って……まさか、あなたのお人形ですか?」
 琥珀 「アルクェイドさん人形ですか。金色の絹糸を丹念に植えて……」
 秋葉 「ダメ。何だか凄く嫌」
 アルク「なんなら妹のも作ったら?
     志貴が可愛がるかはわからないけど」
 琥珀 「あら、それなら双子のお人形も作ってみましょうか」 
 
 志貴 「ただいまあ…って、何だか珍しく和やかだな。
     邪魔しないで部屋に戻るか」



【お題】異世界の接触・志貴×鮮花(やすさん)

 リク120「知らぬが花」

 鮮花「どうぞ」(湯気の立ったお茶)
 志貴「ありがとう。うん、美味しい」
 鮮花「そうですか、良かったです。あ、焼いたクッキーがあるので…」(ぱたぱた)
 志貴「なんか良いなあ、可愛い妹って感じで。
    秋葉もあんななら良かったのに」
    

 
【お題】異世界の接触・アルクェイド×式(やすさん)

 リク121「今そこに迫る危機」

 アルク「え……?」
 式  「……」(顔が強張っている)
 アルク「怖い?
     嘘……、ううん、あの魔眼が怖いんじゃない。
     志貴にはそんな恐怖は感じないもの。
     何、あいつ……?」
 式  「わからない。なんだ、あの女?」(額に汗)

 青子 「凄い処に来ちゃったわね。
     でも面白いから、どっちか倒れるまで傍観してようかしら……」(楽しそう)
 


【お題】異世界の接触・シエル×荒耶(やすさん)

 リク122「死を挟む二人」

 シエル「同じ死に取り付かれた者でありながら、あなたとはまったく思考を異にし
     ている気がします」
 荒耶 「同意だ。
     ひとつ問いたい。
     試そうとは思わなかったのか、それほど死を望むのであれば?」
 シエル「何をです」
 荒耶 「世界によって生かされているなら、世界を殺せば良かったのではないか?」
 シエル「……。
     やはり、あなたとは分かりあえない」
 荒耶 「否定はせぬのだな」



【お題】異世界の接触・秋葉×幹也(やすさん)

 リク123「真に悪くて怖い人だから」

 秋葉「すみません」
 幹也「いえいえ、困った時はお互い様だよ」
 秋葉「連絡を取ったので、すぐに迎えが来ると思いますので」
 幹也「そう、良かったね」
 秋葉「はい(何だろう、優しくて感じの良い人なのに……。
    本能が関わりあうなと言ってる。ある意味、怖いくらい)」
 幹也「うん?」(にこにこと)
 秋葉「(兄さんにも通じるような……、毒というか
    でも、素敵な人だな……って、それがダメなのよ)」
  
 

【お題】異世界の接触・翡翠×アルバ(やすさん)

 リク124「貴族の家にはつきものかな」

 アルバ「ふむ、こういう小間使いを置くのもよいかもしれん」
 翡翠 「……」(やや険のある目でお茶のお代わりを注ぐ)
 アルバ「ああ…」(交渉)
 翡翠 「いえ」(決裂)
 アルバ「この私がせっかく…」
 翡翠 「……」(すっと人差し指を上げる)

   数分経過

 翡翠 「失礼致しました」
 アルバ「あ、ああ。
     はて、何かあったような……。
     うん? 何故にお茶がぬるくなっている?
     今、湯気が立ったものが来たばかり……、うむ?」



【お題】異世界の接触・琥珀×藤乃(やすさん)

 リク125「心の闇」

 琥珀「ええ……、それは、もう。でも……」
 藤乃「そうですか。私は……、感覚……、だから……」
 琥珀「そうするしかないですよね」
 藤乃「でも、その選択……、ところで」
 琥珀「どうなさいました?」
 藤乃「そちらの方、どうなさったんですか?
    ただ事ではないご様子ですけど……」
 琥珀「ああ、志貴さんですか。
    そうですねえ、男として義憤を感じて、それなのにオスとして反応し
    てしまった事に、人間として恥じてのた打ち回っている……のかしら」



【お題】異世界の接触・レン×橙子(やすさん)

 リク126「淫夢考」

 レン「……」
 橙子「淫夢か……、内面世界への侵入と異世界の構築。興味深いな」
 レン「……」
 橙子「指向性を持って夢の内容を操れるようだが、その材料は夢見る当人か  
    らの調達か。では淫夢を見る機能の無い人間というのも……いまいな。
    別に必ずしも性欲に根ざす事だけが淫夢ではなし、淫する程に惑溺す
    る対象は星の数ほどもあろうからな。
    それよりひとつ興味がある」
 レン「……?」
 橙子「幾多の淫夢を覗き構築した夢魔、それが己自身の為に見せる……淫夢、
    それはいかなるものなのだろうかとな。
    それとも夢は見ないのかな。
    夢見ることが無い者が、夢を操るというのも非常に皮肉だが。
    まあいい。もっとミルクを飲むかね?」

    

【お題】異世界の接触・シオン×玄霧(やすさん)

 リク127「トレードマーク」

 玄霧 「あなたは誰ですか?」
 シオン「? 先ほど会ったばかりでしょう、ゴドーワード。
     シオン・エルトナム・アトラシアの名を、もう忘失したのですか?」
 玄霧 「いや、その名は良く記憶しています。
     エルトナムの名も歴史も。
     アトラスに関わる事も何もかも。
     私は記憶しています。
     ただし、私が知るシオン・エルトナム・アトラシアとあなたの姿は
     一致しません」
 シオン「……?」
 玄霧 「シオンであれば、いついかなる時でもベレー帽とニーソックスをつ
     けている筈です。
     ニーソックス無しのシオンなど、シオンでは無い」(力強く)
 シオン「今抱く感情をどう判断すれば良いのでしょう?」(でも握り拳)



【お題】「月姫」というタイトルで内容は空の境界(やすさん)

 リク128「月姫」

 橙子「…他にも、女性を大別する表現としてなら、太陽と月を用いる慣習な
    んてのもあるぞ。古今東西問わずにいろいろとね。
    実は私も個人的にもその二分定義を持っている」
 幹也「そうですか。なら……、橙子さんはどちらなんです?」
 橙子「太陽」
 幹也「迷いが無いですね。なら…」
 橙子「式ないしは鮮花はという問いが続くのだろうから、答えてやろう。
    二人とも月だな」
 幹也「ふうん?」
 橙子「納得いかないか。
    いや、割と散文的な区分けなのだがね。
    単体で存在しうるか、照らされて初めて姿を現すのかという違いさ。
    そのお姫様が女としてね」
 幹也「はあ」
 橙子「わからなければいいさ、ふふ」



【お題】「空の境界」というタイトルで内容は月姫(やすさん)

 リク129「空の境界」

 シエル「そうですねえ、例えば遠野くんが傍にいればアルクェイドは満足す
     るでしょう。どんな形であれね。
     人としてであれ、人でないものとしてであれね。
     でも、わたしはそうはいきません。きっと秋葉さんも。
     望むものも、縛るものも多すぎるんです。
     何もかも捨てられたとしてもなお、離れられない領域があるんです。
     そう言った差、隔たり、境界が、人外のものと人間とを分かつので
     はないかと思います。
     如何に人間っぽさを見せていても、根源で彼女は別物なんです。
     だからアルクェイドを選ぶと言う事は……、それだけで人間で無く
     なると言えるのかも知れません。それだけは憶えていて下さい」
    


【お題】タイトル(がんさん)

 リク130「ムーンパズル」

 青子「月をバラバラにして、組み立て直す……ね。
    まあ、壊すだけなら何とかなるけど」



【お題】タイトル(がんさん)

 リク131「太陽反射光線」

 秋葉「モノの熱量を略奪するのと、凍らせるのは違いますから。
    そもそも、その空に氷のレンズを作って云々って何のお話なんです?」



【お題】タイトル(がんさん)

 リク132「こってりでまったりで幸せな味」

 志貴「あれ、意外にこれ美味しい。
    うん、この何ともいえない蕩ける食感が……。
    これって何なの?
    え……、嘘。
    いや、詳しく説明しなくていい。いいってば、翡翠。見せないでってば」



【お題】タイトル(がんさん)

 リク133「スーパーエレビアン」

 シオン「その呼び方はあらゆる意味で否定いたします」
 琥珀 「でも、スーパーアラビアンよりマシですよね」



【お題】タイトル(星の車輪さん)

 リク134「緋色の研究」

 シオン「いつか成就するのだろうか、この研究は……。
     でももし成功したら。
     そうしたら私は何をするのだろう。
     その時もまだ、私はシオン・エルトナム・アトラシアなのだろうか?
     ……。
     ふふ、無意味な思考。今は、そんな事考えるだけ無駄。
     まだまだやる事はいっぱいあるのだから
     その時間を、機会を与えられたのだから……」



【お題】タイトル(星の車輪さん)

 リク135−1「赤毛連盟」

 翡翠「……」 
 琥珀「……」
 青子「……」

 志貴「ある意味、最強だな」
 秋葉「敵に回したくはないですね……」
 志貴「(そう言う秋葉は……、いやいや)」
 

 リク135−2「赤毛連盟2」

 一子「え?
    いや、染めたものだし、そんな訳のわからない特殊技能も無いし。
    遠慮しとくよ、うん」 



【お題】タイトル(星の車輪さん)

 リク136「四つの署名」

 志貴「うん、何これ?
    秋葉と翡翠、琥珀さんの名前。それに、これはレンの肉球印?
    遠野志貴の共有に関する覚書。
    項目が、相互不可侵、共通の敵への排除協力の義務。
    一日辺りの回数制限……、何だ、これ?」

   「見てしまいましたね」

 志貴「えっ?」
    


【お題】タイトル(星の車輪さん)

 リク137「踊る人形」

 志貴 「あの、その……、もう許してくれない?」
 シオン「人形は喋らないものですよ、志貴」
 志貴 「だって。そりゃ確かに少しやりすぎたかもしれないけど、でも……」
 シオン「少し、少しですって?」
 志貴 「そう言うけどシオンだってあんなに……うぁぁ」
 シオン「そのままずっと踊っていなさい」(真っ赤)



 リク138「踊る人形」

 琥珀「ふふふ。
    人形が、人を人形のように操る。
    なんて皮肉。
    なんて……。
    でも、動かなくなっちゃった。
    みんな……、秋葉さまも、志貴さんも。
    わたしも……、もう…動け……な、い……」
    


【お題】タイトル(しゅらさん)

 リク139「志村…もとい、志貴! 後、後ろ〜!」

 志貴「いや、わかっているんだけど。
    怖くて振り向けない。
    でも逃げようにも、足が……。
    だ、ダメだ。
    う、うう……。    
    ッッ!!」(肩に手)



【お題】タイトル(しゅらさん)

 リク140「コッペリアの柩」

 琥珀「人形が横たわっていると死んでいるみたいですよね。
    でも眠っているだけかも知れないですよね。
    そしていつ目覚めるかはわからないんです。
    ふふふ、どうしたんです、志貴さん?
    そんなに……哀しそうな顔をして」



【お題】タイトル(しゅらさん)

 リク141「妹背恋しや ほぅやれほ 兄背恋せや ほぅやれほ」

 秋葉「また、逃げようと言うのですか?
    兄さんの帰る処は、もうここにしか無いのに……」
 志貴「……ふざけるな。
    狂っているよ、秋葉。おまえは頭がおかしくなっている」
 秋葉「否定は出来ません。そうなのかもしれませんね。
    そうでなければ……、こんな真似はしなかったかもしれません。
    だけど……」
 志貴「だけど?」
 秋葉「そうさせたのは、兄さんです。
    ううん、兄さんは何もしていない。
    でも、その兄さんの存在が私を狂わせ、動かしたんです。
    全ては……、兄さんへの恋慕故です。
    それはおわかりでしょう。
    いえ、それだけはわかって下さい」
 志貴「……わかる。
    でも、だからと言って……」
 秋葉「何度でも同じ事をします。
    私には兄さんしかいないんですから。
    他には何もいりませんから」
 志貴「秋葉……」
 秋葉「ふふ。いいですよ。
    行くなら行っておしまいなさい。
    待っていますから。私はずっとお帰りを待っていますから。
    兄さんを夢見てここでずうっとまどろんでいますから」
 志貴「行けない。
    それでも、俺は秋葉の事……、くそぅ……」(悔しそうに)
 秋葉「泣かないで下さい、兄さん。
    私が傍にいてお慰めします。ね?」(慈愛に満ちた狂気の瞳)
 志貴「秋葉」(すがるように、諦めたように)

   兄と妹だけの世界。
   他にはもう何も……、無い世界。



【お題】タイトル(しゅらさん)

 リク143「えくそだす、するかい?(歯をきらりん)」

 七夜「いいんだぞ、遠野志貴。
    逃げる事は必ずしも責められるべき事ではない」
 志貴「……」
 七夜「俺に体を預けてみろ」
 志貴「でも……」
 七夜「少なくとも、おまえを悩ます要因は幾つか消えるぞ」
 志貴「だから、まかせられない。
    そんな真似はさせられない」(苦悩の眼で)
 七夜「そうか。まあ、待ってるからな」(確信に満ちた眼で)



【お題】台詞「兄さんのばかーーーーーーーーーーーーーー!」(しゅらさん)

 リク142「まあ、自覚は」

 秋葉「兄さんのばかーーーーーーーーーーーーーー!」
 志貴「……」
 秋葉「あの、兄さん、その……、反論は?」

 

【お題】ネタ「シシリーウォーク(バカ歩き)」(しゅらさん)

 リク144「手旗信号式でお送りしています。ぱたぱた」

 アルク「ほらほらほら」
 志貴 「まさか口だけでなくて本当にやるとは、とか。
     おまけに驚くほど上手いな、とか。
     一緒にいるの恥ずかしいなあ、とか……、まあいろいろあるんだけど。  
     絶世の、とかつく美人ってのは、周りからそれでも変な目で見られな
     いんだな、なるほど。    
     ああ、もう……、どこで見て憶えたんだ、こんなの?
     と言うか、なんで気に入っているんだ、こいつは」

   賑わいを見せる雑踏にて。
   すとりーとぱふぉーまんすに興じる真祖の姫君。



【お題】ネタ「もんどーむよー」(しゅらさん)

 リク145「続く悪夢」

 都古「お兄ちゃん」
 志貴「今度は、都古ちゃんか。
    って、もう構えているし。
    ねぇ、女の子が、そんな…」
 都古「もんどーむよー。
    ふじんしょーしつふっこげきのえじきになるのだ」(気が満ちる)
 志貴「よくわからんけど、なんだか凄そうな響き」
 都古「とぅーーッ」
 志貴「うわぁぁぁ……。

    ……って、夢なのは、わかっているけど。
    レン、俺なんか悪い事したっけ?」
 レン「……」(ぷいっ)
 志貴「……ふぅ。
    今度はイチゴさん辺りかな……、あ、不自然にねむ…く……すぅ」
 


【お題】秋葉が千年城に一月間ホームステイ(KTさん)

 リク146−1「呆然としている間に」

 志貴 「でもなあ」
 アルク「お願いだから」
 志貴 「わかった。おまえの処でしばらく過ごすだけでいいんだな?」
 アルク「うん」
 秋葉 「ま、待ちなさい。
     そんな破廉恥な行為を私が見過ごせる訳がないでしょう。
     私は絶対に…」
 志貴 「アルクェイド、俺でなくてもいいんだよな?」
 アルク「うん。あ、なるほど、OK」
 志貴 「じゃ、そう言うことで」


 アルク「妹としばらく生活するのもそれはそれで楽しいかもね」
 秋葉 「え、え、ええっ!?」(ズルズルズル・・・)


 リク146−2「独り寝の夜は寂しすぎて」

 秋葉 「いったいどういう事なんです。
     まずは、説明して下さい」
 アルク「だからね、ここは私のお城。
     さっき地球半周くらいして跳んだの。まあ、後で地図見る?
     それでなまじ精巧に作っているから、この城もけっこうガタが来てるの。
     いろいろメンテしなきゃいけないからこっちでしばらく過ごすわけ。
        (中略)
     …と言う訳で修理屋呼んでもダメなの。私が自分で…
        (中略)
          その間は完全に結界にしちゃうから出入りもできないのよ。
        (中略)
     …で、志貴に一緒にいて欲しかったんだ」
 秋葉 「細かい部分はよくわかりませんが……、要は一人では退屈だから、私や兄さん
     を巻き込んだのですね?」
 アルク「うん。な、何よ、やるならやる…
     わ、ごめんなさい、ごめんなさい。暴れないでってば」


 リク146−3「最短だか最長だか」

 秋葉 「まあ、いつまでも文句を言っていても、仕方ありませんね。
     不本意ながら、風変わりな休暇だと思いましょう。
     3、4日程度なら、ゆっくりと過ごすのも……」
 アルク「あ、一月くらいかかるから」(さりげなく姿を消す)
 秋葉 「え?」


 リク146−4「願望というにはあまりにも」

 秋葉 「うんん……、はぁ。あん……、はぁ…、あッッ……。
     兄さん、そんな、あああッッ………………、あ、ゆ、夢?」
 アルク「いもうとー、おはよう。良く眠れた?」
 秋葉 「や、やだ。ち、違うわ」
 アルク「ちょっと、どこ行く…………行っちゃった。
     レン、ちゃんとおもてなししたんでしょ?」
 レン 「……」(こくり)
     

 リク146−5「リクエスト」

 秋葉 「淫夢……。夢魔……。
     信じられないけど、本当なのでしょうね。
     あんなリアルな夢まで見せられては。
     私が見たい夢が見れるの? そう……。
     では、兄さんが私に……、ううん、口頭ではなんだし……」

 アルク「あ、危ない、レン。
     何よ、そんな紙の山抱えて……、え、妹が何?」


 リク146−6「転がる宝石」

 アルク「あ、こういうの興味あるんだ?」
 秋葉 「それは、私も女の子ですから」
 アルク「綺麗だものね。こっちには、こんなのがあるよ」
 秋葉 「なんて大きい……、人造ダイヤではありませんよね、この輝き」
 アルク「良かったらあげようか」
 秋葉 「え、でも……」
 アルク「発掘されてから常に血が付きまとって、貴族の家や王家に連なる者が何人も
     これを巡って死んでいったとかいう由緒正しいものなんだから」
 秋葉 「いりません」
 アルク「ええっ? 似合いそうなのに……」
 秋葉 「(別に嫌がらせじゃないみたいだけど、どういう意味……?)」


 リク146−7「なんて綺麗な……」

 秋葉 「これは、いいですね」
 アルク「あ、これ? ふうん、小さいけどね」
 秋葉 「大きさで価値が決まる訳ではありません。
     兄さんが本気になった時の蒼い眼に似ている……」
 アルク「本当だ。
     うん、ちょうど2つあるし、1つずつ持とうか」
 秋葉 「ありがとう。ふふふ、兄さん……」
 アルク「志貴かあ、うん」

 ???「わたしがここにいれば、ツッコミ入れるところなんですけどねー」
  

 リク146−8「倒される前に倒せ」

 秋葉 「でも、本当に広いなあ。
     こんな処を一人でふらふら歩いていたら、いつの間にか戻れなくなったりして。
     変な仕掛けとかもあるかもしれないし。
     だいたい、ある意味化け物屋敷みたいな……、みたいな?」

     ガタリ

 アルク「だから、どうしてせっかく修復した処をのきなみぶち壊してくれたのか説明
     してよ。
     なによ、泣きたいのはこっちよ」


 リク146−9「まあ魅惑的な姿ではある」

 秋葉 「ふうん、衣服を保管する為の部屋ね。
     歴史ものの映画に出るような古めかしいものもあるわね。
     このドレスなんて全部手縫いで、けっこういい感じ……、お姫様みたい。
     ……。
     ちょっとだけ、ちょっと着てみるだけ」

 アルク「何、怒っているのよ。
     私はどうせ貧弱ですよ、って何なのよ?」

     
 リク146−10「ロザリオは渡せませんけど」

 メレム「お姫様はご機嫌いかがかな……、な、人間?」
 アルク「あ、メレム・ソロモン。よく入れたわね」
 メレム「ふふ、それはもう。
     で、こちらのお嬢さんは?」
 アルク「ええとね、妹なの」
 メレム「い、妹?」
 秋葉 「ちょっと、何を言い出すんです、あなたは」
 アルク「何よ、良いじゃない。妹になるのは間違いないんだし」
 秋葉 「どこが既定事実なんですッッ」
 メレム「姫君にあの口のききよう」(眼を見開いて、それから何度も頷く)

 秋葉 「あの、アルクェイドさん。何やら、あの方……」
 アルク「何だか誤解している……みたいね」


 リク146−11「我独り置いて、時は流れり」

 アルク「あ、こんな処にいたんだ。どうしたの?」
 秋葉 「私がこのお城にいる間も、何事も無く外では物事が動いているんだなって。
     そう思ったら、少し変な気持ちになったんです」
 アルク「ふうん?」
 秋葉 「なんです、その顔は?」
 アルク「自分と関係なく世界が動いて変わるのって当たり前だと思ってたから。
     妹の言ってるのとは意味が違うかもしれないけど」
 秋葉 「そうですね」(アルクェイドのいつもと違う様子に、不思議そうな顔をして)


 リク146−12「ああ、やっぱり我が家がいちばんだね」

 アルク「終わり。
     よーし、これで志貴の処に帰れるわ。
     いも…、そうだいきなり戻ってびっくりさせてあげよう。
     いきなりお家に戻ったら、妹も喜ぶよね」

     空間転移やらなんやら発動

 志貴 「ぅわああッッ」
 アルク「帰ったよー、志貴」
 志貴 「あ……うん、お帰り。秋葉も…って、秋葉……」(眼を見開いて)
 翡翠 「あ、あ、秋葉さま、お、お帰り…なさいませ」(眼を背けつつ)
 琥珀 「あらあらー、秋葉さま凄いお姿で……、でもお元気そうで何よりです。
     お帰りなさいませ」(この上ない笑顔)
 アルク「ごめん、まさかこんな……、ね、いも……うわっ」(身をかわす)

 秋葉 「出てって、みんな、出て行きなさいッッッ。
     う、うう、うわぁぁぁんんん」(泣きながら檻髪&手当たり次第モノを投げる)



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