天抜きリクエスト 頂き物編


※サイトの90万HIT企画です。
文中で使う言葉を挙げて貰い、それを複数使って書くという趣旨で、
皆さんから頂いたものを集めています。


 1.「夢はSEXを繰り返す楽園-タナトス-」作:月影さん  琥珀「私の夢ですか?そうですね…私と志貴さんと翡翠ちゃんの三人でSEXという     名の愛欲に溺れる行為をただひたすらに繰り返す楽園を作る事でしょうか。」  秋葉「つまり遠野家を乗っ取って、邪魔な誰かさんを追い出したいってわけね?]  琥珀「!」  翡翠「ちなみに私の夢はそれから更に姉さんの存在を引いたものです。」  琥珀「!!」  2.「不幸自慢」作:月影さん  琥珀 「フフフ、鋼鉄の処女ですか、いい言葉ですねぇ、…もっとも私の場合はさし      ずめ屑鉄の処女といったところでしたけど♪」  シエル「フフフ、鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)ですか、アレは痛いんですよね      ぇ、…教会の人間ときたら私をなんとか殺そうってあんなものまで持ち出し      てきたんですよ、どうせ無理に決まってるのに、ホント笑っちゃいますよね♪」  志貴 「いや、二人とも、なにもそんな心の深海を見せ合わなくても…ね?」  3.「希少価値と実用性」作:ペースケさん  琥珀「おや?志貴さん。それ、二千円札ですか?」  志貴「うん。有間の家を出る前に啓子さんがくれたんだけど・・・」  琥珀「へえ。めずらしいですねー」  志貴「そ、そうかな?(ちょっと嬉しそうに)」  琥珀「ええ。まあ、自動販売機でも使えないようなお札なんてタバコの吸殻と同じく     らい役にたちませんけどねー」  志貴「・・・・・・・」  琥珀「どうかなさいました志貴さん?そんな泣きそうな顔をして」  4.「幸せな空想」作:ペースケさん  志貴「あー。このままお空の向こうに飛んでいけたらどんなに幸せだろうなー・・・」     門限を守らない罰として     寒空の下、凧にくくりつけられて空を漂いながら。     5.「ネロ優勢」作:MCさん  ネロ 「ふむ、情報理論とはなかなかに面白い話題だな。      つまり自ら未来を予測することの不可能性を認めるというわけか」  シオン「そうではありません。不要な要素を取り払って単純化する      ことによって未来の予測は充分に可能です。 たとえば……」  ネロ 「不要な要素など存在しまい? 現実にすべての事象は互いに      干渉しあって混沌としていよう。 ゆえに……」  志貴 「Zzz……」  6.「要らないよね、実際」作:がんさん     秋葉は、   10000 円札。うかつに手が出せないんだよな。     先輩は、   5000 円札。なんとなく微妙なところ。     翡翠は、   1000 円札。手元にあると安心する。     イチゴさんは、 500 円玉。頼りになるよな、この一枚。     琥珀さんは、  100 円玉。いつもお世話になっています。     弓塚さんは、  50 円玉。ちょっとまわりに埋没気味。     アキラちゃんは、10 円玉。結構タフ…… な、はず。がんばれ。     アルクェイドは、 5 円玉。なぜかいつもここにある。     レンは、     1 円玉。本業以外で意外に便利。  シオン「期待の大型新人の私は、二千円札ということですね。」  志貴 「最近見ないよなぁ、あれ。」  秋葉 「最初から見ていませんわ。」  琥珀 「レジで嫌な顔されました。」  アルク「記念紙幣じゃなかったの?」  シエル「ただのオヤジギャグです。」  翡翠 「存在自体が、許せません。」  シオン「うわーーーーーーーん。」     泣きながら走る シオン・ザ・二千     夕闇の街に消えてった     かのバドガールを 気取ってみたか     おさつ模様の 全身タイツ     夜なべで作った シオン・ザ・二千     せっかく着たのに この仕打ち     寒空の下 どーこーへー行ーくー  6’−1.「不景気も峠を越えたみたいだし」作:がんさん  シオン「千円よりも価値が大きく、      五千円程使いにくくない。      時代は、二千円なのです。      期待の大型新人の私には、      この服が似合うはずです。      まさに景気浮揚の鍵です。」  志貴 「最近見ないよなぁ、コレ。」  秋葉 「カードしか使いませんし。」  琥珀 「お店で嫌な顔されました。」  翡翠 「本能的に受け付けません。」  アルク「これって、一発ネタなの?」  シエル「ただのオヤジギャグです。」  シオン「うわーーーーーーーーん。」  6’−2.「でも要らないよね、実際」作:がんさん     泣きながら走る シオン・ザ・二千     夕闇の街に 消えてった     かのバドガールを 気取ってみたか     おさつの模様の 全身タイツ     夜なべで作った 二千円札     せっかく着たのに この仕打ち     止めてくれるな シオン・ザ・二千     ああ寒空の下 どこへ行く  7.「やるなら、ショタ狙いだな」作:がんさん  一子 「女の子の憧れとして、『お姫様抱っこ』ってのがあるよな。」  有彦 「大変だぜ、あれ。かなり筋肉がないと、ふらついちまう。やるなら、      ロリ狙いだな。」  ななこ「わたしなら浮いているから、ろりろりでなくても大丈夫ですぅ。」  一子・有彦「それじゃあ、『抱っこ』のありがたみがないよなぁ。」  一子 「でだ。」  有彦 「おう。」  一子 「お姉さんの夢として、『王子様抱っこ』ってのはありかな?」  有彦 「したいのか?」  一子 「かなり。」  8.「似て非なる」作:ペースケさん  有彦「シエルせんぱーい!中庭で昼飯くおーぜ!」     10分後。  志貴「あ、秋葉だ」  有彦「お、秋葉ちゃーん!こっちこっち!」  志貴「・・・・・おまえ女の子なら誰でもいいのか?」  有彦「バカいえ!かわいい女の子を口説くのは男の本能だ!」  志貴「お前のは煩悩だろ」  9.「としつき」作:かがみゆうさん  志貴「昔は『蝶よ花よ……』って感じの日本人形みたいなお嬢様だったのに……」    (ガサガサ)  志貴「今は『鋼鉄の処女かい?それとも審問椅子かい?』って感じの女王様だも     んなぁ」    (ゴソゴソ)  秋葉「……兄さん、私の部屋で何を?」    (ガサッ!)     年月(としつき)は秋葉だけでなく志貴も変えた、というお話  10.「郷愁」作:Jinroさん    「アオザキを例えるならか?」    「そうだな、さしずめ甘い蜜を持った毒花か、瑠璃の羽を持つ毒蛾だろう」    「理由?お前あの毒婦に関わった馬鹿共の行く末を知らんのか?」  11.「(脳内の)ある小国の物語」作:ペースケさん    中世。とあるヨーロッパの小国に突如として現れた吸血姫。    彼女はその大いなる力で、月の輝く終わらぬ夜を作り出した。    小国に吸血姫に対抗する術などあるはずもなく    国民は終わりの無い死の舞踏にただ喘ぐのみ。    それを見かねた小国の姫は吸血姫に国民を助けてやって欲しいと訴える。    吸血鬼はそれを認めたが、その代償行為に姫の命を欲した。    国民を救うため、姫がその命をささげようとしたその刹那、   「待て!」と言う声と共に青年が現れた。    青年が持つ剣は、その持ち主の力に呼応して魔剣と化す。    そして、激闘の末に青年は吸血鬼を打ち破る。    その命を共に散らせて・・・    姫は青年に駆け寄り、ただひたすらに涙を流す。    と、一粒の雫が青年の頬に落ちた時。    ━━━━奇跡が、起きた。    一ヶ月後。    命を吹き返した青年は、姫と結婚した。    小国は太陽を取り戻し、楽園は永久の物となった。    青年と姫はお互いを助け合い、後世に名を残す名君となったそうな━━━━  シエル「という夢を見たんですよ。あ、この姫が私で、青年と言うのが遠野君な      んですけ」  アルク「わかったからはよ帰れ」  12.「日常会話」作:ペースケさん  有彦「おまえいい体してんなー。なんだ? そんな筋肉つけて『俺が守ってやる     よ・・・』ってか!?かー!このむっつりスケベめ!動機が不純なんだよ!」  志貴「うっさいこのたわし頭」  有彦「だ、だれがたわし頭だこら!」  志貴「・・・・・・・」  有彦「指差してんじゃねえよ!」  13.「タタリ」作:星の車輪さん   ――自身を存在ではなく現象に祭り上げようとした祖のなれの果て。                      (歌月daily-message)   ――誰も見た事がない筈なのに、しかし存在するとされていた。                        (月姫研究室)  志貴「・・・二千円札?」  14.「カミキリのように愛して」作:がんさん     ちょっと言い間違えただけですってば  琥珀「カミキリのメスが、交尾のときにオスを食べちゃうように……」  秋葉「カミキリ?」  翡翠「カミキリ?」  志貴「カミキリ?」  琥珀「繰り返して言わなくてもいいですよ。ええっと…… 百科事典、百科     事典……     カミキリムシ科の甲虫の総称     体長 5 〜 150 mm の多くの種がある     体長と同等以上の長く堅い触角が特徴     幼虫は害虫     です。」  志貴「ルリボシカミキリなんてのがいる。瑠璃の羽だ。」  翡翠「赤いベニボシカミキリも。」  秋葉「こんなに目立つ色をして、鳥に食べられたりしないのかしら。」  志貴「こんな毒々しい色、ちょっと食べたくないなぁ。」  琥珀「あはー。」  翡翠「飼うとしたら、何を食べるのでしょう? 動物性蛋白なら、ちくわと     かでしょうか?」  志貴「肉食じゃないみたいだね。オロナミン C が良いらしいよ?」  琥珀「あはー。」  秋葉「で? メスがオスを食べるって?」  琥珀「あはー。」  15.「楽園」作:Jinroさん    それはひとつの楽園の形。    白い月の下で    寒空に降る粉雪のなかで    みんなで遊んだ幸福の痕    誰かが笑ってた。    誰かが泣いていた。    まるで夢と云う幹に生え茂ったヤドリギのような    瞬く間に枯れてしまった思い出の残滓  16.「プラモデル」作:八房さん  ななこ「あ、マスターお帰りなさい、早かったんですネ。      えと、何ですか?そのお人形?はぁ…“ぷらもでる”??      え?カッコイイでしょうって…そーですかぁ??      いえいえいえっ!!ウソですっっ!!とってもカッコイイですっ!ホン      トですって!!やだなーもー。      え?憧れちゃいますか?…って、その、あの、仰ってる意味が……」  17.「一般的女の子」作:ペースケさん  シエル「遠野君。こんなわたしにも、普通の女の子らしい夢があるんですよ?」  志貴 「へぇ・・・例えば?」  シエル「そうですね・・・咲き乱れる陽だまりの花のなか、カレーをもった王子      様が迎えに来てくれる・・・とかですかね(ウットリ)」  志貴 「ふーん・・・って、いま明らかにおかしい単語はいってたよね?」  18−1.「王様の耳は」作:ペースケさん     カチ。ジー・・・・  志貴「先輩と初めてSEXしたとき?うん、あれはびっくりしたなぁ。まさかあ     んなに筋肉ムキムキだとは思わなかったよ。まあ死徒を相手にしなきゃい     けないからやむをえないのはわかってるんだけどさ。なんかこう・・・男     としての自信を失うよな」    カチ。    テープレコーダーに日々の不満を録音する習慣が出来たという。  18−2.「壁に耳あり障子にメアリー」作:ペースケさん  琥珀「あはー。だめですよ志貴さん。そういうものは形を残さないようにしなく     ては」     自室内の監視モニターを眺めながら。  19−1.「峠ですが何か?」作:神代斑さん  秋葉「琥珀が風邪で倒れたって本当!?」  翡翠「今夜・・・峠だそうです・・」  琥珀「踏み込めアクセル、唸れロータリー、     マ○ダの技術は世界一なんですよー」  志貴「うあわぁーーーーーー!!!」  秋葉「峠って・・・(汗」  翡翠「峠です」  琥珀「あはー」  19−2.「計画通り?」作:神代斑さん  翡翠「今夜は雪が降ってますね」  秋葉「山から染み出た水とかも凍ってるんじゃない!?」  翡翠「・・・・」  秋葉「・・・・」  琥珀「あはー、滑りましたー」  志貴「ぎゃーーーーーーー!!」      (がしゃーん)     真っ白な路面の舞台から     寒空への死の舞踏  19−3.「夜の騎士たんじょー」作:神代斑さん    (暗い部屋の中で)  志貴「ここは・・・」  ??「あはー、気がつきましたねー」  志貴「こ、琥珀さん!?、一体何事!?」  ??「琥珀なんて知りません、手術は成功ですねー」  志貴「手術て!?、え!?、なに!?」  ??「時代は繰り返します。重症、緊急手術、成功、とくればこれでしょー」     突如ライトアップされ、そこには黒いトランザムが  志貴「これって・・・・」  ??「さー、マイケルの次はあなたですよー♪」  19−4.「夜の騎士?」作:神代斑さん  琥珀「変身ベルトにカード挿して鏡の中へ〜、と言うのも良かったですねー」  志貴「・・・・・え?」  琥珀「やっぱりコウモリのライダーが一番かっこいいですよねー♪」  20.「1024 ≦ n < 1048576」作:がんさん  シオン(まさか両手両足? 再計算が必要です。      指二十本で数えることができる最大数は 2^20 - 1 = 1048575。      これは、遠野家と私だけで志貴を独占した方が……      いえ、みびいきはいけません公平にいきましょう。      「三人を一時間」ペースだと、一巡に 73 年半。      一生に一度というのはあんまりですね。志貴にはもっと頑張っても      らうことにします。      ならば、一秒に「十七斬り」のペースでこなすと仮定すると、      61681 秒。十七時間と少々。これなら問題ありません。      しかし「一秒に十七回」というのでは、ベッドを使っているわけに      はいかないはずで……)        シオン「志貴。」  志貴 「ん?」  シオン「ベルトコンベアでするのは、どうかと思いますよ。」  21.「儚い夢」作:ペースケさん  秋葉「兄さん・・覚悟はいいですか?」  志貴「ふふ・・・秋葉よ。いつまでもやられっぱなしの兄ではないぞ・・・」  秋葉「え?」  志貴「さあ行けレン!般若のごとき鬼妹を自慢のジェットで打ちのめせ!いまだ     必殺、猫ドリルー!」  秋葉「・・・・・で、兄さん。何か言い残す事はありますか?」  志貴「(ガタガタ)」  部屋の隅には血にぬれて横たわる一匹の黒猫。  22−1.「我慢大会」作:ペースケさん      温泉旅館に来た一同。  アルク「ねー、みんなでサウナに入って一番最後まで我慢できた人が志貴と一緒      に寝れるっていうのどう?」  シエル「いいですよ。受けてたちましょう」  秋葉 「なにをバカな事を・・・・」  アルク「あ、妹自信ないんだ?」  秋葉 「! ・・・なにをバカな事を・・・いいでしょう。後悔させて差し上げ      ます」      40分後。  シエル「・・・なかなかやりますね・・・」  秋葉 「このくらい気合で乗り切れなくて遠野家の当主が勤まるわけないでしょ      う。それよりアルクェイドさん、顔色が優れませんが、早目に出ないと、      やせ我慢は体に毒ですよ?」  アルク「妹は人の心配より自分の胸の心配をしたほうがいいんじゃない?」  秋葉 「なんですって!?(檻髪発動)」  志貴 「・・・で、ついつい二人と一緒に周りの熱まで略奪したわけか・・・た      く、何やってるんだ三人して?」  アシ秋「う、うう・・・」  22−2.「ちゃっかりさん」作:ペースケさん  琥珀 「じゃあ、志貴さんとご一緒するのは私と翡翠ちゃんということで」  アシ秋「「「おい!」」」     

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