頂き物天抜き その2






 51.「想像」作:ビューラリウスさん

 有彦 「なぁ…」
 ななこ「なんですか?」
 有彦 「俺たちに子供が出来たらどんな子が生まれるんだ?」
 ななこ「有彦さんに似ればとてもカッコ良い男の子ですよ〜」
 有彦 「…お前に似たら人参を生で毎食喰うだろうな」
 ななこ「そんな、あんまりですよ〜」

 シエル(真祖や鬼と人間が交配可能ならば、精霊と人間が交配出来ても…まぁ、
     今回は多めに見ますよ、セブン)



 52.「常冬の城 その3.ミカン星人の必殺ワザ」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「……えいっ」(ぷしっ)
 音子 「にゃぷッ!? そ、そこな少女、柑橘類はやめなさいっ!」


 53.「常冬の城 番外 あこがれたぬくもり」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「ねね、これ何? シロウ」
 士郎 「ああ、それは湯たんぽだよ。そんな処に仕舞ってたのか」
 イリヤ「そう…これがユタンポ―――ねえ、シロウ…これ貰っていい?」

   ―――その日以来、イリヤの部屋のベッドがちょっと、あったかくなったとか…。



 54.「Fateキャラで演ってみよう。水戸黄門編(第18部〜第27部)」作:諸葛孔明さん

     水戸光圀 …… セイバー
     佐々木助三郎 …… 衛宮士郎
     渥美格之進 …… アーチャー
     うっかり八兵衛 …… 後藤くん
     かげろうのお銀 …… ライダー
     柘植の飛猿 …… バーサーカー
     風車の弥七 …… ランサー

 士郎   「う〜ん、いい配役だと俺は思うぞ、ランサーが弥七役って似合いそうだし」
 凛    「王様だけあって、水戸黄門がセイバーってのもいいわね」
 桜    「あの、どうして18部からなんですか? 17部でもこのメンバーじゃありませ
       んでしたっけ?」
 アーチャー「もっともの疑問だが、17部ではまだ飛猿は仲間というわけではない」
 セイバー 「風車が最後に出演したのは「27部」の半分ぐらいで終わりましたから……。
       あの人柄は良かったです」
 士郎   「ところで、これは味方だけだけどさ。黄門様の最大のライバルの柳沢は誰が
       適任だと思う?」
 ランサー 「麻婆神父しかいねぇだろ。何気に似合ってそうだしな」
 アーチャー「……セイバーの場合は、軽く柳沢の罠に陥りそうだがね」
 セイバー 「何か言いましたか。アーチャー」
 アーチャー「いや、なんでもない」
 凛    「ところで、後藤くんって誰?」
 桜    「さぁ」
 士郎   「……俺のクラスメイトだよ。まあゲームでは立ち絵はなかったけど、アニメ
       ではちゃんと登場して音声もあったんだぞ」
 

 55.「Fateキャラで演ってみよう2。水戸黄門編(第31部〜」作:諸葛孔明さん

     水戸光圀 …… セイバー
     佐々木助三郎 …… 衛宮士郎
     渥美格之進 …… アーチャー
     疾風のお娟 …… ライダー
     風の鬼若 …… バーサーカー
     アキ ……イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
     よろず屋の千太 …… 後藤くん
     鳴神の夜叉王丸(スペシャルのゲストキャラ) …… アサシン(佐々木小次郎)
   
 士郎   「これがだいたい今の水戸黄門のメンバーだよな」
 凛    「アキがイリヤで、鬼若がバーサーカーか。なんかぴったりの配役よね」
 桜    「ライダーは相変わらずお色気担当ですか……」
 士郎   「いや、だってさライダーは忍びの役も十分にこなせるからさ。色気は関係な
       いと思うぞ。――――たぶん」
 アーチャー「因みに「よろず屋の千太」が登場したのは第32部からだ」
 ランサー 「最近は博打や賭博の話が無いし、印籠もなんか必ず出すからな」
 ライダー 「昔は印籠を出すどころか、先の副将軍とは名乗らずに去る話もありましたよね」
 セイバー 「殺陣の時間も前に比べて迫力がなくなりました……」
 士郎   「――まあ、今は今で良いところもあるさ」


 56.「Fateキャラで演ってみよう3。ルパン三世」作:諸葛孔明さん

     ルパン三世 …… ランサー
     次元大介 …… アーチャー
     峰不二子 …… ライダー
     石川五右衛門 …… アサシン(佐々木小次郎)
     銭形警部 …… 藤村大河

 ランサー 「納得できねぇー。俺ってそんなにエロくないぞ」
 アーチャー「……私は銃ではなく、弓や剣がメインなのだが」
 ライダー 「私はそんなに色気は振りまきません! サクラじゃあるまいし」
 桜    「ライダー? なんか言ったかしら」
 ライダー 「ナンデモアリマセン。サクラ」
 小次郎  「――(意外と満足そう)」
 士郎   「藤ねぇが銭形警部か。……手錠の代わりに竹刀を持って追いかけてきそう
       だよな」
 凛    「それを必死に逃げるランサー一味。想像してたら笑えてきたわ」



 57.「類似点」作:ビューラリウスさん

 有彦「なあ…俺達ってどこか似てないか?」
 志貴「そうか?」(不本意そうに)
 有彦「まず恋人が人外で金髪だ」
 志貴「……そうだな(ななこさん!?) で、それ以外は?」
 有彦「ねぇな! 敢えていうなら自分より立場が上な女兄弟がいるくらいだな」
 志貴「それだけかよ!!」



 58.「相違点」作:ビューラリウスさん

 有彦「ま、男としては俺の完全勝利だな」
 志貴「言って…」
 羽居「間違っていないよね〜(蒼ちゃんや秋葉ちゃんにまで手を出してるからね〜)」
 蒼香「浮気性で性欲魔人だな(私が愛人で満足してやるものか!)」
 有彦「俺はアイツ一筋だからな」(ちょっと照れながら)

 志貴「認められない悔しさだ〜!」 



 お題『志貴が毒舌だったら』

 59.「アルクェイド」作:ばか者さん

 アルク「おっはよー、志貴ー!」
 志貴 「……」
 アルク「?」
 志貴 「寄るな。馬鹿が写る」
 アルク「!!」


 60.「シエル」作:ばか者さん

 シエル「こんにちは、遠野君」
 志貴 「あれ、先輩、今日もカレーですか?」
 シエル「えぇ。大好きですから……」
 志貴 「ところで先輩、カレーって結構太りやすいんですよ? 知ってました?」
 シエル「え……」
 志貴 「あ、先輩の場合は大丈夫ですね。全部尻に行きますから…」
 シエル「!!」


 61.「秋葉」作:ばか者さん

 秋葉「兄さん、こんなに遅くまで何をやっていたんですか!? 
    遠野家長男としてもう少ししっかりしていただかなくては……」
 志貴「ところで秋葉、頭カンカンでまるで赤鬼……あ、これは比喩になってないな……」
 秋葉「に、兄さん〜!? (握りこぶしを握り締め、志貴をにらむ)」
 志貴「ま、ソレは兎も角。この屋敷、意外と壁が薄いみたいだから、夜は気をつけた
    ほうがいいぞ?」
 秋葉「////!!?」



  お題『黒桐が自分に正直だったら』

 62.「自分の勤め先の所長に一言」作:ばか者さん

 幹也「所長、今月は給料……」
 橙子「すまない、黒桐。今しがた使ってしまった」
 幹也「……またですか。仕方ありません。とある伝を使って徴収してきます」
 橙子「お? じゃあもう給料は払わなくて良いのか?」
 幹也「良いですけど、今度困るのは所長ですよ?」
 橙子「?」
 幹也「ええ。そろそろ所長の私物が売れてる頃だと思いますから」
 橙子「! ……黒桐、貴様、クビになりたいのか?」
 幹也「あれ? 僕がいなくなって困るのは橙子さんでは?」
 橙子「う? う、ううん……」
    煩悶→苦悩→解決→疑問→煩悶の無限ループに突入。



  お題『格ゲー風 戦闘開始前の口上』

 63.「七夜志貴 VS 両儀式」作:ばか者さん

 七夜「ふん、四大退魔の一か……。ま、関係ない。さぁ、殺しあおう」
 式 「巫山戯ろ。貴様だけ消えろ、殺人貴」


 64.「衛宮士郎 VS 遠野志貴」作:ばか者さん

 志貴「どうしても、引く気は無いのか…?」
 士郎「悪いな。俺にも、守らなくちゃいけないものがあるんだ!」
 志貴「そうか、じゃあ仕方が無いな!」
 士郎「あぁ、お手柔らかに…は無理だよな!」


 65.「赤主秋葉 VS 両儀式」作:ばか者さん

 秋葉「あら、退魔師がこんなところに何の用?」
 式 「ほざけ。貴様こそ何故こんな所に来ている? 混血」
 秋葉「貴方には関係ないわ。それではごきげんよう……とは、いかないわよね?」
 式 「当たり前だ。貴様こそ、嬉しそうに言うなよ。気持ち悪い」


 66.「アーチャー VS 暴走アルク」作:ばか者さん
 
 ワルク  「ククク……、アーハッハハハハハッハッハハハ!!」
 アーチャー「はぁ、これも『掃除』の一環か……」
 ワルク  「待ってなさい……貴方も、すぐに殺してあげる」
 アーチャー「出来るものならやってみろ。堕ちた真祖」


 67.「蒼崎青子 VS 蒼崎橙子」作:ばか者さん

 青子「さぁ、覚悟はいい?」
 橙子「まぁまて。今防音結界を……と、意味は無かったな」
 青子「あら、今更解ったの?」
 橙子「あぁ。どうせ私たちが争ったら、この辺りに生きているものなど居ないからな…」


 68.「アルクェイド VS セイバー」作:ばか者さん

 セイバー「貴様、この地に何用だ! Qeen of anarch!」
 アルク 「貴女こそ、なんで英霊なんて召喚されてるの? King of Viking?」
 セイバー「……そんな事はどうでもいい。だが、吸血姫を黙って帰すわけにはいかない!」
 アルク 「そんな精霊剣で、私を殺せると思うの?」
 セイバー「たとえ殺せずとも、再起不能にして差し上げよう!」


 69.「ギルガメッシュ VS ワラキアの夜」作:ばか者さん

 ギル  「王たる我に逆らうか、吸血鬼。高々現象風情が出すぎた真似を」
 ワラキア「ふん、英雄王か…。残念ながら君は脚本には載っていないピエロだ。
      早々にお帰り願おう」
 ギル  「ほざけ、出来損ない。我が出ていないだと? そんな脚本ごとき、
      捻り潰してくれるわ」
 ワラキア「やれやれ、生きても死んでも居ない役者には興味が無い。
      ならば、我が力の一旦を担ってもらうことにしよう」


 70.「ギルガメッシュ VS 遠野四季」作:ばか者さん

 ギル「セイバァァァアアアァァアァアァァアアアァア!!」
 四季「秋葉ああああああああああああああああああああああああ!!」



 71.「あったかもしれない欠片」作:蒼兵衛さん

     わくわくざぶーんにて。

 セイバー「イリヤスフィール! その歌は、やめ…ガボッ……」
 士郎  「うわっ、大丈夫かセイバー!?」

 イリヤ 「あ――っ!? 二人とも離れなさいよ―――っ!!」
 リズ  「…イリヤ。それ、自爆」



 72.「4日目を越えて」作:蒼兵衛さん

 カレン「暫く冬木の教会で代行を務めます故、着任の挨拶に参りました」
 イリヤ「……ねえ貴女。アンリマユって知ってる?」
 カレン「拝火教の悪魔ですね。穢された聖杯は、その名を冠していたとか。
     ―――それがどうかしましたか? イリヤスフィール」
 イリヤ「…いいえ、何でもないわ。彼のコトはわたしが憶えてればいいんだから」



 73.「一文字変えてみる その1.カラドボルグU並に捩れた宝具」作:蒼兵衛さん

 バゼット 「フラグ ラック!」
 キャスター「ルートブレイカー!」

 バゼキャス「「……………」」(←凹んでいる)

 アーチャー「…わ、私じゃないぞ!? いくら“壊れた幻想”並の破壊力とは云え」



 74.「“ゴッドハンド”違い」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「バーサーカーはスゴいんだよ。手でビール瓶を斬れるんだから!」
 狂戦士「■■■■■■■■■■■■」

     シュパンッ!(←ビール瓶の首が滑らかに斬り飛ばされる音)

 士郎 「……空手バーサーカー一代?(…く、苦しい)」



 75.「一文字変えてみる 欠番」作:蒼兵衛さん

 橙子「少女趣味と幼女趣味、一文字変えただけでえらく印象が変わると思わないか?」
 式 「今すぐ病院行け、キ○ガイ」



 76.「冬木市は西日本らしい」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「納豆はダメだけど、シロウのご飯は好きよ」
 士郎 「和食には必須の、味噌や醤油は大丈夫だものな、イリヤは」
 イリヤ「ええ、そもそもわたしは半分ニッポン人だもの」
 士郎 「意外だけどそうなんだよな…関西人で納豆嫌いってのは珍しくないし」



 77.「宝石魔術師はつらいよ」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「わたしの城を工房代わりに使い、他家に貰われた妹から借金までして
     …トオサカの家訓の優雅さとやらに、その行いは抵触しないの?」
 凛  「……お金の苦労のないアンタには、わたしの気持ちは解らないわ……」



 78.「今夜はハッスル」作:蒼兵衛さん

 桜   「…先輩に淫夢を見せたそうね、ライダー」
 ライダー「許してください、サクラ。私は二人の為に良かれと思って……」
 桜   「……分かったわ。“騎英の手綱”を貸してくれたら許してあげる」
 ライダー「――えぇっ!?」



 79.「hollowの桜は幸せそうで良かった」作:蒼兵衛さん

 桜「今は先輩と姉さんが出会っていたことに、感謝しているんです」
 凛「な、何よいきなり」
 桜「そうじゃなければ、こうしてまた姉さんと一緒にはなれなかっただろうし」
 凛「…うん、そうね。そういう意味ではあの朴念仁に感謝かな」

 桜「――でも先輩は譲りませんからね」
 凛「――桜も言うようになったじゃない。上等よ」



 80.「聖杯戦争よりシャレにならないかも」作:蒼兵衛さん

 凛  「魔術は継承していくもの。女当主として婿をとるのは義務なわけよ」
 桜  「……何が言いたいんですか、姉さん」
 イリヤ「あまり軽率な言葉は吐かない方がいいわよ、リン」

    「――――――」(←誰かの引き金の言葉)

    御三家全面戦争勃発。



 81.「アーチャーの日本刀談義」作:蒼兵衛さん

       投影した立派な太刀を示しながら。

 アーチャー「――清和源氏に伝わる宝剣には、妖退治の逸話が多くてな。
       童子切、鬼切、蜘蛛切などは、名の表す通りのいわく付きだ。
       蜘蛛切は源義経が、薄緑と名を改め佩刀している」

 志貴・式 「「…………」」(←刀に目が釘付け)

 士郎   「主人公が刃物フェチってのは、よく考えると微妙かもな……
       ……まあ人のコトは言えないけどさ」



 82.「歳月の傷み」作:蒼兵衛さん

 黒桐「橙子さん、奥さんが眠り続けていた夫婦の話ですけど…」
 橙子「ああ、あの話か。あれがどうかしたのかい?」
 黒桐「もし式が長い年月眠り続けていたら…また違った悲劇になったかも、と思って」
 橙子「式は昏睡中、歳を取らなかったからな―――そうなったらまさに浦島太郎だ。
    玉手箱は乙姫の慈悲だという説もあるくらいだからね」



 連作「イリヤの一日」

 83.「その1.早朝」作:蒼兵衛さん

    吼えろワルキューレ! 疾走れベンツェ300SL!

 イリヤ「なんぴとたりともわたしの前は走らせないわ!
     ス○ード違反なんて、魔眼の暗示でブッチよ!!」(←すごくいけません)



 84.「その2.朝」作:蒼兵衛さん

 桜  「おはようございます先輩。そろそろ時間ですよ」
 士郎 「ん―――そうみたいだ。おはよう桜。起こしにきてくれてサンキューな」

 イリヤ「―――出おくれた…ゆうべはタイガんちに泊まればよかったわ。
     ま、いっか。シロウのごはんができるまで、テレビ、テレビ……」



 85.「その3.いってらっしゃい」作:蒼兵衛さん

 士郎 「いってきます」
 三人 「いってらっしゃい」
 士郎 「………」
 イリヤ「ん、どうかしたの? シロウ」
 士郎 「いや、以前はそう言ってくれる人がいなかったからさ。なんだかくすぐったくて」
 イリヤ「……うん、わたしもそうかな。
     じゃあおかえりなさいも言ってあげるから。シロウ、ちゃんと帰ってきてね」



 86.「その4.午前」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「みんなが出かけちゃうと静かね、この家も……。
     ライダーはアルバイトの時間まで読書。セイバーは道場で瞑想。
     …タイガんちに行って、ライガとおしゃべりでもしてようかしら」



 87.「その5.お昼」作:蒼兵衛さん

 セイバー「イリヤスフィール、今日のお昼はこちらで食べて行かれますか?
      シロウは貴女の分も用意してくれたようなのですが…」
 イリヤ 「せっかくのシロウの心づくしだもん、もちろんいただくわ。
      ―――セイバー、今すごく残念そうな顔しなかった?」
 セイバー「ソ、そんなことはありませんですヨ!?」



 88.「その6.三時頃」作:蒼兵衛さん

 ライダー「いらっしゃいませ―――おや、イリヤですか。
      どうしたのです? 貴女がこの店を訪れるとは珍しいですね」
 イリヤ 「ちょっとコレを買いにきたついでの気まぐれよ。
      ライダーも一緒に食べない?」
 ライダー「どら焼きですか…ええ、そろそろ休憩ですし、お相伴に与ります。
      それでは私はお茶でも淹れてきましょう」



 89.「その7.夕方」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「ただいまバーサーカー。…しゃべってくれないのは、ちょっとさびしいね。
     ううん、バーサーカーがわたしのサーヴァントで良かったって思ってる。
     ―――ええ、またお城までお願いね」



 90.「その8.夕食」作:蒼兵衛さん

 セラ 「お嬢様、いい加減にエミヤの屋敷に入り浸るのはお止めなさいませ!
     かの一族はアインツベルンの汚点。しかもあの者は所詮、
     エミヤキリツグに拾われただけの、素性の知れない者なのですよ」
 イリヤ「……セラ、食事中に不愉快な話をするのはやめなさい」
 リズ 「うん、カリカリしながら食べるのはダメ。消化に悪い。
     だからセラは胸、大きくならない」
 セラ 「余計なお世話です! それにこの身体は生まれついてのもの。
     成長しない私達は、そのような事を気にかける必要などないのです!」
 イリヤ「セラ、ホムンクルスには、あくまで成長の概念が無いだけよ?
     食事の摂り方による容姿の変化は有りえるわ」



 91.「その9.夜」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「おやすみなさい。シロウ」
 士郎 「ああ、おやすみ。イリヤ」

 凛  「ちょっとイリヤ、あんた今晩もこの家に泊まる気?」
 イリヤ「あたりまえでしょ、今日はリンもサクラも泊まるんだもん。
     それなのにわたしが泊まっちゃいけない理由でもあるの?」
 凛  「まあ普通なら無いんだけど…。
     でもいつぞやのように衛宮くんの布団に潜り込んだりしたら、
     命の保障はしないわよ―――衛宮くんの」
 士郎 「なんでさッ!?」



 92.「彼方の痕」作:刀巾さん

 藤ねぇ  「アーチャーさん、弓道部顧問として貴方に勝負を挑みます!」
 アーチャー「フ…、やめておけ。ケガをするだけだぞ」
 藤ねぇ  「問答無用!てやぁぁー」
 アーチャー「ム!?(体が動かん…! これは…恐怖か!?)」

       パコーン

 士郎「弓道云々言っといて、結局剣道で勝負とか。 俺は大人になっても、
    竹刀を持った藤ねぇには敵わないのか。とか」    
 


 93.「万年反抗期ですから」作:蒼兵衛さん

 バゼット 「…アンリ、貴方は実の父親から、あのような仕打ちを―――」
 アンリマユ「はあ? ―――マスター、寝ボケて何見たのか知らねえケド、
       オレには親なんかいねえぜ。名前と一緒にニンゲンの部分は
       キッチリ剥離されちまったからな」

 

 94.「知識人は語る」作:レフ=フィルクさん

 凛  「シエルさん。今更ですけど、お聞きしたいコトが」
 シエル「なんでしょうか?私に答えられることでしたら、どうぞ」
 凛  「たとえば魔眼の様に、元々身体に異常に特殊な能力を持った方々は、
     やはり魔術師として異状をきたしてしまうのですか?」
 シエル「何を持って異常とするかは色々ですが…まあ、あながち間違いでは
     ないでしょう。どんな特殊能力を持っていたとしても、脳に負担がか
     かるわけですからね。やはり連動して身体にも異常が……」
 凛  「あー、そういうことではなく…」
 シエル「と、言いますと?」
 凛  「性格的に、です。
     ひねくれたり、捻じ曲がったり、朴念仁になったり…」
 シエル「はあ。(どう答えればいいんだろう)」



 95.「朴念仁は語る」作:レフ=フィルクさん

 士郎「よく言うよ。自分はアクマのくせに」
 志貴「こっちの鬼には聞かせられないハナシだね…」

 琥珀(お二方とも、『朴念仁』は否定されないのですね)



 96.「異常者は語る」作:レフ=フィルクさん

 式  「否定はしないさ」
 アルク「私?私は人間じゃないもの。関係ないでしょ」



 ※第4回TYPE-MOONキャラクター人気投票のキャラ紹介参照

 97.「シオン・高速思考・最適戦略」作:HELIXさん

 シエル「この技は攻撃を防ぐのではなく、避ける技ですね」
 シオン「はい。一試合に一度だけ、攻撃を必ず避けられる。そして敵の硬直中に
     最大限の攻撃を仕掛けていく。
     攻撃は防御するより避けたほうが次の決め手に繋がりうる」
 シエル「しかも、前後の隙が極めて少ないという高性能技ですね。
     で、制限されているのは手加減ですか?」
 シオン「そうなのでしょう。本来ならば攻撃は全て避けでかわしたいですが、
     そうでもしなければ壊れ技と言われても仕方が無い」
 シエル「まあ、そうですね。第一、あのアルクェイドが納得している以上」
 シオン「今では全員避けが使えますが、それでも使われるのは極小数。
     それでいて、私だけ避けが特化しているのは……不味い」
 シエル「そうですね。永久連続技も装備していますし」
 シオン「……」
 シエル「……」

  ※アーケード版では無限コンボが本当に実在します。


 98.「両義式・武装変更」作:HELIXさん

 幹也「ナイフから刀に持ち変える技だね」
 式 「オレの得意武器は刀だ。逆を言えば、本気を出したということだ」
 幹也「ナイフとの違いは何?」
 式 「刀によって、オレの魔眼の力を常に引き出せるから、強烈な一撃を
    決められる」
 幹也「式は刀を使った剣舞が上手いし、それに行動がハイスペックで、
    攻守ともに隙なしの能力だからね」
 式 「まあ、一番の醍醐味が次の技だな」


 99.「両義式・無空」作:HELIXさん

 幹也「この技は確か回避不能の当て身技だね」
 識 「敵の攻撃を防いだあと、瞬時に致命的な一撃となる居合いで攻撃する技」
 幹也「……そうなの?」
 識 「それも、辞書に書かれている通りの性能」
 幹也「つまり、それは?」
 識 「そのままの通り、その試合の勝利が確定する」
 幹也「……それは、不味くないかな?」

   ※当て身とは、ひじ・拳(こぶし)・足先などで相手の急所を打ったり
    突いたりする技。本当に相手の命を奪いかねない。


 100.「両儀式・十七解体」作:HELIXさん

 志貴「これは俺の技と似ているな」
 式 「ああ。敵を通り際に十七箇所を瞬時に斬り裂く技だ」
 志貴「違う点は無いのか?」
 式 「無い。移動モーションが違う以外、お前の十七分割と同じ性能だ。」


 101.「琥珀・ダストシュートな罠」作:HELIXさん
 
 琥珀「紐を引っ張って、相手を落とし穴に陥れるコマンド技ですね」
 レン「ヒット・ガード・距離問わずに地上にいたら投げられるのはズルイと思う……」
 琥珀「でも、外した隙が大きいからそうでもないですよー」
 レン「でも、相手の着地を狙って出されると、どうしようもない……」    
 

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