頂き物天抜き その4






 ネタ:中日ドラゴンズ+喫茶マウンテンで10本です
    (06年セリーグ優勝記念)

 151.「あらき」作:和泉原さん

 志貴	「一番バッターって、形容詞にもなってますよね」
 シエル「そうですね。切り込み隊長も同義語ですが」
 琥珀	「最近は動詞としての使用率も高いですけどねー」
 秋葉	「…何です、その目は。私が最初に手をつけろって言うの?」
 琥珀	「うたたねしてたのは秋葉様じゃないですかー」
 秋葉	「…ちょっと寝惚けただけなのに」
 シエル「少なくとも、生返事で許可したのに気付いた挙げ句、慌てて道連れ
	 要員にされた者には、状況を動かして頂く権利がありますね」


 152.「いばた」作:和泉原さん

 翡翠	「冷めてしまわないうちに、どうぞお召し上がりください」
 秋葉	「く…わかりました。だけど、翡翠?」
 翡翠	「…あ、気付かず申し訳ございません。大きさを揃えてしまいました」
 秋葉	「いいのよ。初挑戦なんでしょう?仕方がありません。
	 兄さん、私には少々多いようですので、半分お譲りします。
	 お昼を抜いておられたと伺いましたし」
 志貴	「…なるほど…二番はつなぐのが仕事と」


 153.「ふくどめ」作:和泉原さん

 翡翠	「…どうなさったのでしょう?」
 シエル「化粧直しと言いたいところですが」
 秋葉	「あまり行儀の良いことではありませんね。まあ、直後に走れ
     る程度の物だということは判りました」
 翡翠	「?」
 琥珀	「直球でも厳しくても、とにかく打ち返せるのが首位打者たる
 	 所以ですねー」


 154.「たいろん」作:和泉原さん

 アルク「やほー。ん?なに?なにかのお祝い事?」
 シエル「いえ。実は昨日、かの有名な喫茶マウンテンの特集がテレビで」
 琥珀	「さー、アルクェイドさまー。せっかくおいでになられたのですから、
	 同席いただけませんか?食事は一緒の方が楽しいですよー」
 アルク「…?う、うん。志貴は?」
 琥珀	「ちょっと席をはずしてますが、すぐに戻られますよー」
 秋葉	「状況を打破するのが役割でしょうし、実際それだけの力は持っている
	 わけですが…守備の不安や、三振が多いのもお約束なんでしょうね…」


 155.「たつなみ/もりの」作:和泉原さん

 志貴	「…あー、アルクェイドが半分引き取ってるのか…先輩は味覚を調整
     してるみたいだし…琥珀さんの脂汗は珍しいな。秋葉ですら我慢出来
     るレベルなのに」
 シオン「志貴?そんなところで何をしているのです?」
 志貴	「あ、帰ったのか。調べ物の方は?」
 シオン「秋葉に頼まれた分は完了です。自分の分は明日、資料館の方へ
	 足をのばす予定ですが」
 志貴	「他人の仕事を片付ける方が早いんだよな。責任感が強いと言うか」
 シオン「で、志貴は扉の前で何を?」
 志貴	「ん、あ、いや、トイレのついでにレンを探してたんだ。食事の時間
     なのに見付からなくて。すぐ戻るって秋葉に言っておいて」
 シオン「わかりました」


 156.「ひでのり」作:和泉原さん

 秋葉	「翡翠…これ…抹茶って名前…」
 翡翠	「正確には、甘口抹茶小倉スパです」
 シオン「穴蔵でも当たり前でしたが…さぼてんピラフとは…」
 アルク「さぼてんって炒めて食べるんだねー」
 琥珀	「抹茶なのに、さぼてんなのに、納豆との組み合わせなのに」
 シエル「なんでことごとく紅いんでしょうねー。この辛いかき氷も」

 アルク「でもおいしいよ?」


 157.「いのうえ」作:和泉原さん

 レン「………」
 志貴「甘い物、好きだよね?」
 レン「………」
 志貴「たっぷりの甘いクリームだよ。パスタだけど」
 レン「………」
 志貴「ダメか。いくらアルクェイドでも全部は無理だしなあ。甘味の
    フォローは期待してたんだけど…追加トッピングがあるもんな」
 レン「………」
 志貴「やっぱダメ?」


 158.「たにしげ」作:和泉原さん

 翡翠	「ねえさん?ねえさんっ!」
 シエル「限界でしたか。ここまで理不尽だと当たり前ですが」
 シオン「いちご味のごはん…ほんのりとした塩気…たっぷり乗せられた小倉あん…
	 ふふふ…五番も七番もカット出来ないとは…ああ、一番すら」
 秋葉	「意外性にもほどがあります。いくら隠しメニューとはいえ」

 アルク「でもおいしいよ?」


 159.「かわい」作:和泉原さん

 翡翠	「アルクェイド様。そんな所でお休みになられては困ります。
     どうしましょう。
	 ソファは、ねえさんとシオン様で塞がっておりますのに」
 シエル「…にんにく入りの甘味なんて、いくら学習しても想像できませんからね」
 秋葉	「完璧な仕事だと褒めるべきでしょうか…全滅は時間の問題ですわね」


 160.「あれっくす」作:和泉原さん

 有彦「泊めるのは構わんがな。…戻れるのか?」
 志貴「戻る時間を逸したのがまずかった」
 有彦「で?」
 志貴「いや、戻ってやるべき事はわかってるんだ。単に覚悟に時間が
    かかるというか…」
 有彦「ま、別に心配はいらんだろ。結果はいつもの事だし」
 志貴「…そうだな」



 161.「座布団一枚没収」作:蒼兵衛さん

 士郎 「―――おあとがよろしいようで」

 イリヤ「……ゴメン、ぜんぜんよくない。
     シロウがなに言いたいのか、サッパリ解らなかったわ」
 士郎 「そうか……切嗣のマネなんだけど、イリヤにもウケなかったか……。
     やっぱり艶笑話ってチョイスに問題があったのかな……?」



 162.「敬称」作:寒梅さん

 志貴「秋葉」
 秋葉「なんですか、兄さん」
 志貴「翡翠」
 琥珀「なんでしょうか、志貴様」
 志貴「琥珀さん」
 琥珀「はいは〜い、お呼びですか志貴さん」
 琥珀「?何でしょう、この疎外感は・・・」



 163.「欲しい物は?〜凜ルート〜」作:寒梅さん

 凜 「お金ね」
 士郎「金だな」
 桜 「完全に染められてますね・・・・」


 164.「欲しい物は?〜桜ルート〜」作:寒梅さん

 桜 「赤ちゃんが欲しいです」(頬を赤く染めながら)
 士郎「精力剤・・・・・」(やつれて青白い顔で)


 165.「欲しい物は?〜イリヤルート〜」作:寒梅さん

 士郎「魔眼殺しの眼鏡・・・」
 セラ「あなたのような下等な人間にイリヤ様の人形というありがたい役目を与えて
    あげようというのに・・・いったい何が不満なんですか?」(蔑んだ目で)


 166.「欲しい物は?〜ライダールート〜」作:寒梅さん

 士郎  「自転車とかバイクの修理クーポンがあったらありがたいな・・・」
 ライダー「すみません・・・」
 士郎  「もう土蔵が修理予定の自転車やらバイクやらでいっぱいだもんなぁ」


 167.「欲しい物は?〜偽アサシンルート〜」作:寒梅さん

 小次郎「将棋盤でもあればありがたいのだがな」
 士郎 「暇だもんな」
 小次郎「む、また来たのか?いくら休戦中とはいえ一人のこのこ敵陣にやってくる
     のは感心できんな、セイバーのマスターよ」
 士郎 「まぁそう言うなって。ほら、前にお前が食いたいって言ってた芋ようかん
     も持ってきたからさ」
 小次郎「ふむ、ならばしばし待て。今茶を用意する」


 168.「欲しい物は?〜セイバールート〜」作:寒梅さん

 士郎  「セイバーの戸籍かな。じゃなきゃ結婚もできないしさ」
 セイバー「シロウ・・・」(瞳を潤ませて)
 凜   「あ〜バカップルバカップル」
 カレン 「それにしても意外ですね。わたしはてっきり食費という答えが返って
      くるものだとばかり思っていましたが」
 士郎  「ギクッ」
 セイバー「シロウ・・・」(怒りに身を震わせながら)


 169.「欲しい物は?〜ランサールート〜」作:寒梅さん

 ランサー「静かで落ち着ける安息の地。特にエセシスターやエセ神父、ネジのとん
      でる王様の居ない住処とか、騒がしい奴らの来ない釣り場。」
 士郎  「その気持ちはよくわかるよ。家に帰れば悪魔達が戦争してるし、最近は
      唯一の聖地だった台所に赤マッチョが住み着いてるし・・・」
 ランサー「お互い苦労するなぁ、坊主」
      
      隠れ家(山中のテント)にて


 170.「欲しい物は?〜陸上三人娘ルート〜」作:寒梅さん

 士郎「静けさ」
 氷室「激しく同意するが無理な話だ、諦めろ」
 三枝「こ、これはこれで賑やかで楽しいんじゃないかな」


 171.「欲しい物は?〜カレンルート〜」作:寒梅さん

 士郎 「今のオレには言論の自由も許されないから・・・」
 カレン「あら、どうしてかしら?」(悪魔のほほえみを浮かべて)
 士郎 「こうなるからだよ」(ボソッ)


 172.「欲しい物は?〜バゼットルート〜」作:寒梅さん

 士郎「おいしい、の一言」
 桜 「先輩、次はこれなんてどうでしょうか?」(料理雑誌を手に)


 173.「欲しい物は?〜誰もいないルート〜」作:寒梅さん

 士郎「藤ねぇの結婚相手」
 凜 「つまり藤村先生の理不尽な暴力の身代わりが欲しいわけね」
 士郎「・・・・・・・・うん」


 174.「欲しい物は?〜アーチャールート〜」作:寒梅さん

 士郎   「う〜ん・・・刀崎の武器かな?」
 アーチャー「ふむ、確かにあれを入手するのは骨が折れたな・・・・」
 士郎   「あとは漫画とかアニメに出てくるようなでたらめな剣も一度手にして
       みたいな」
 アーチャー「む・・・作ってみる価値はあるかもしれんな・・・」
 凜    「独特の世界ね」
 イリヤ  「正直にオタトークって言えば?」



 175.「あられやこんこ」作:蒼兵衛さん

     SE:<―――バラバラバラバラッ!!!>

 イリヤ「きゃッ!? 一体なんなのっ!?」
 士郎 「雨があられになったんだよ。今日は冷え込んだし、まあ無理もないさ。
     もう本格的な冬の訪れも間近だなあ」
 イリヤ「そうなんだ……雪はイヤになるくらい見てきたけれど、こんなの初めて。
     当たったら痛そうだけど、今のわたしには傘を差してくれるシロウがいるし
     ―――冬か……わたしが冬木に来て、もうすぐ一年になるのね―――」



 176.「コタツを出して」作:蒼兵衛さん

 藤ねえ「ミカン常備は基本中の基本。応用編としては、
     コタツであったまりながらアイスを食べるのが、また格別なのよう!」
 士郎 「―――ってその業務用アイス、ドコから持ってきたっ!? ―――ああっ、
     セイバー、寸毫も躊躇わずにスプーンを突き立てるんじゃないっ!!」



 177.「聖杯戦争後〜ジョブチェンジ〜」作:寒梅さん

 藤村「そういえば士郎の料理最近変わったね」
 士郎「そう?特に意識はしてないんだけどな?」
 藤村「えっとね、前はおふくろの味っていうか・・・家庭料理がメインだったのに、
    最近は高級店っぽいっていうか・・・ねぇ?」
 桜 「主夫からシェフへ、ですね」
 士郎「桜・・・」
 藤村「桜ちゃん・・・」



 178.「聖杯戦争後〜影のトラブルメイカー〜」作:寒梅さん

 士郎「最近平和だなぁ…」
 一成「ふむ、言われてみればそうだな」
 凜 「問題児が一人消えたからでしょ?」
 桜 「おかげで我が家も平穏です」



 179.「頭からはみ出る活字の群れ」作:蒼兵衛さん

 桜 「最近夢見が悪いんです……気がつくと言葉の羅列に飲み込まれて、
    不思議な世界に迷い込んでいるというか―――」
 士郎「そ……それは良くない。絶対良くない。おとなしく休んでいてくれ。
    足りないのなら魔力でも何でも分けてやるから」
 桜 「……はい……迷惑をかけちゃってごめんなさい……。
    今日は、先輩のお言葉に甘えちゃいますね……」

 士郎  「……臓硯め、いまさら桜にちょっかい出して、何するつもりだ……。
      ライダー、間桐の家で何か変わった事はなかったか?」
 ライダー「すみません士郎。実はこの数日、グインサーガとペリーローダンを
      読破するのに忙しくて、あの屋敷には寄っていないのです」



 180.「宴の後」作:大崎瑞香さん

 式 「……まさか……」
 鮮花「……だって……」
 幹也「……しかし……」
 式 「……トーコが……」
 鮮花「……脱ぎ上戸で……」
 幹也「……キス魔だったなんて……」
 式 「…………」
 鮮花「…………」
 幹也「…………」    



 181.「機動屋台マークX 〜男たちの挽歌〜」作:蒼兵衛さん

 弓兵「不本意ながらこの槍兵と、紅茶専門の移動式スナックバーを営む羽目になった」
 士郎「あー、要するに変わりダネの屋台な」
 槍兵「おう、けっこういいだろ。しかし弓兵、テメエの仏頂面は客商売に向かねえな。
    オレが客寄せしてやらなきゃ閑古鳥が鳴いてるトコだぜ」
 弓兵「ついでにナンパなどしている、アルスターの英雄殿に言われたくはないがね。
    バイトの種も尽き、ここまで流れてきたのだろうが。真面目に働け」
 士郎「オーナーは遠坂とカレンか……バゼットにこんなコト知られたら、
    どうなっちまうんだろう……?」



 182.「翡翠の時間」作:寒梅さん

 アルク「・・・・・・」
 シエル「・・・・・・」
 秋葉 「・・・・・・」

    〜モニタールーム〜
 琥珀「あの三人が喧嘩どころか騒いでもいないなんて・・・」
 翡翠「志貴様の寝顔には魔力があるのです。」(心なしか誇らしげ)



 183.「意外な事実」作:寒梅さん

 志貴 「こんなの嘘だ!!」
 有彦 「嘘だろ!?シエル先輩だぜ!?」

   目の前にはシエルの家計簿。そしてカレー代を上回る第七聖典関連費

 ななこ「こんな愛はイヤです!!」



 184.「中華娘の独白」作:蒼兵衛さん

 凛「あの子はパンダが師匠だけど、わたしにはパンダ柄の弟子が居る」



 185.「成長しない人たち」作:寒梅 さん

 アルク 「志貴〜♪」
 セイバー「士郎、今夜のご飯はなんですか?」
 志貴  「肉体的に成長しない人って」
 士郎  「精神的にも成長しないのかな・・・」
 アルク・セイバー「?」



 186.「続・成長しない人たち」作:寒梅 さん

 秋葉「何を指しているのかしら、兄さん?」(髪を赤くしながら)
 凜 「同じ質問を士郎にもしたいわね」(人差し指を禍々しく光らせながら)
 志貴「ま、待て、落ち着くんだ秋葉!!」
 士郎「そう、誤解なんだ誤解!!」
 秋葉「あら、私は落ち着いていますよ、兄さん」
 凜 「えぇ。私たちは殺す前に理由を聞いてあげるくらいには冷静よ」
 志貴「精神面だぞ!!精神面!!いつまでたっても琥珀さんにからかわれる
    ところとか」
 士郎「いつまでたっても大ポカかますところとか」
 秋葉・凜「どのみち許しません!!!」



 187.「さしすせそ」作:寒梅 さん

 士郎   「これは?」(額に冷や汗をにじませながら)
 キャスター「昨日坊やに聞いた料理の基本をもとにアレンジしてみたのだけど、
       何かおかしいかしら?」
 士郎   「少なくとも嫌がらせとかじゃないんだな?」
 キャスター「?」
      
      士郎の前にはドンブリ一杯の水飴とその中に浮かぶラーメン・・・



 188.「不幸」作:寒梅 さん

 志貴 「家族殺されたり殺されかけたり」
 シエル「取り憑かれたり拷問されたり」
 アルク「よくわからないけど周りから見たら不幸な人生だったみたいだね」
 秋葉 「家庭環境が・・・」
 琥珀 「この能力のせいで・・・」
 翡翠 「姉さんのこともありますし・・・」
 志貴 「みんな結構不幸だよな・・・」


 弓塚「アイデンティティーの危機!?」    
 

  
 189.「クリスマスミサでの有難いお話」作:蒼兵衛さん

 言峰 「では私の若かりし頃を、語って聞かせよう」

     ――――――。

 士郎 「ウソ吐くんじゃねえっ!! 切嗣がそんな外道なワケないし、
     そもそもお前がそんなタマか!?」
 カレン「まったく……己を美化した中年男の昔語りほど、
     虫唾の走るモノはありませんね……(溜息)」



 190.「たらちねのははをおもふ」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「お母様の遺伝を思うと、むちむちのぱつんぱつんはムリかなぁ……。
     ―――はぁ……」



 191.「ARCHER」作:白黒灰さん

 士郎   「なぁ、アーチャー」
 アーチャー「なんだ、貴様が話しかけてくるとは珍しい」
 士郎   「いやな、ふと思ったんだけど…」
 アーチャー「?」
 士郎   「アーチャーって…

       A赤い悪魔に
       R理不尽で
       C致死性のある
       H被害を受けた
       E衛宮士郎の
       R連合

        ってなるな」
 アーチャー「ふっ…、だから貴様は未熟だというのだ」
 士郎   「なんだっ…

      『ダダダダダ、ガシッ!』

 凛    「衛宮君、赤い悪魔って誰のことかしら?」
 士郎   「うわぁ!いやちがうんだこれは…」

 アーチャー「…そういうことを思っても口にしているようではな」   



 192.「ヌシの末路」作:蒼兵衛さん

 大河 「くわぁ――っ!! 美味しいわっ、この自家製ソーセージ!
     ソーセージがこんなに美味しいものだなんて、わたし知らなかったよぅ。
     特にこのカレー和えなんて絶品じゃ――!!」(もぐもぐ)
 イリヤ「まあタイガだから、こういう野趣溢れる料理は気に入るだろうと思ったわ。
     セイバーもいるし、料理が余る心配だけはしなくて良さそうね」

 リズ 「タイガ達が喜んで良かった。これでオオコトヌシも浮かばれる。
     ……さらば、強敵(とも)よ」(もぐもぐ)



 193.「和服の着付け」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「へへー、どうサクラ、似合うかしら?」
 桜  「ええ、とっても素敵ですよ、イリヤさん」
 イリヤ「うん、ありがとう♪ ……でもわたしの着られる和服が、リンのお古しか
     無かったのは意外だったわね……タイガのはあんなのだったし」
 桜  「うちは家庭の事情が事情でしたし、最初は藤村先生を当てにしてたんです
     けどね……あはは(誤魔化し笑い)」



 194.「切れ長目の和服美人」作:蒼兵衛さん

 楓 「明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します」
 士郎「は………?」
 蒔寺「なんだよー、その反応は!?
    せっかくこっちが正月らしく挨拶してやったのに、失礼なヤツだなー」
 士郎「あ……ああ、悪い。明けましておめでとう、蒔寺。
    一瞬誰だか判らなくて混乱しちまった」



 195.「左腕の所在」作:ばか者さん

 カイエ「ねぇ、アリカは自分の左手、仮に見つけたらどうする?」
 アリカ「それを昼間に質問するか……そうだな。多分、廃てる」
 カイエ「へぇ……どうして?」
 アリカ「だって、完全に左手が無くなれば左腕(あれ)がもらえるだろう?」
 カイエ「貸してあげるかもしれないけど、あげはしないよ?」

   水槽の下、隅の方で欠伸をする黒犬を指差して―――――。



 196.「所在と的」作:ばか者さん

 アリカ「ねぇマトさん。スパゲッティと射的、どっちが好きですか?」
 マト 「? 何だそのちぐはぐな質問は。まぁいい。そうだな……少なくとも、
    ミートスパゲッティは好きじゃあないな。更に乗っているまま消化しそうだ
    それより所在。サンドバッグと的、どっちがいい?」
 アリカ「ハハハハ………すんません」



 197.「定義」作:ばか者さん

 アルク&セイバー「メインヒロインが金髪じゃないなんて、認められない(ません)!!」



 198.「アリカの居ぬ間に……」作:ばか者さん

 カイエ「『憎悪』『悲哀』『歓喜』………アリカの左手に『歓喜』を……あ、あれは
     今貸し出してるんだっけ? ――――――ちぇ、つまんないの」



 199.「食い合わせ」作:ばか者さん

 殺人貴「―――――――」
 復讐騎「…………………」

 シエル「……あの組み合わせは―――――」
 シオン「えぇ、非常に心臓に悪い」



 200.「混沌」作:蒼兵衛さん

 式 「何だよおまえら、オレに文句があるってんなら聞いてもいいぜ」
 里緒「いやいや両儀、彼女達の言う事も尤もだよ。
    映画化を機会に、ボクともお揃いの、金髪に染めてみてはどうだい?」
 幹也「式、抑えて―――それと先輩は、引っ込んでいて下さい」

 シエル「―――うっ!? 眼鏡の好青年に邪険にされたような、胸の痛みが……」
 

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