頂き物天抜き その6






 お題「お祝い品(スーツベルトネクタイクツ)」での11本です。

 251.「ステキな赤いネクタイ」作:White Snowさん

 カレン 「うふふ、そのネクタイはよく似合っていますよ」
 ランサー「うぎゅっ……し、絞めるんじゃねー!」



 252.「正装をするお仕事」作:White Snowさん

 バゼット「……どうして今日は正装してますか、貴方は?」
 ランサー「あー、今はホストのバイトしてんだよ」

 バゼット「さようなら、私の英雄像!」



 253.「英国式晩餐会」作:White Snowさん

 遠坂「ほら、士郎。ちゃんとエスコートしてよね」
 士郎「あ……うん」
 遠坂「緊張してる、士郎?」
 士郎「するだろ、遠坂綺麗だし。
    ……ドレス、よく似合ってる」
 遠坂「ありがと。士郎も、カッコいいよ。
    ……うんうん、見込みどおりタキシードが似合う男になったわねー♪」



 254.「黒服」作:White Snowさん

 ななこ「あれー、マスター、おでかけですか?」
 シエル「マスター……ノンです。今の私は、エージェントです」
 ななこ「よ、よくわかりませんが、コードネームは“インドカレー”の方ですか?」

 シエル「な、なぜ私の秘密のコードネームを……!?」
 ななこ「……」



 255.「穴なし」作:White Snowさん

 久我峰「ホホホ、私のベルトは穴のないタイプです」
 秋葉 「少しは痩せる努力をなさいっ」



 256.「穴あり」作:White Snowさん

 桜   「わ、ベルトの穴一つ分、腰回りが細くなってる……!?」
 ライダー「ええ、ええ、本当にダイエットをよくがんばりましたね、サクラ(涙)」

      ……数日後。

 ライダー「また、がんばりましょうね、サクラ(涙)」
 桜   「くすん、今度は穴二つ分……」

 士郎    「みんな、お茶しないかー、お土産に江戸前屋のどら焼きあるぞー!」
 桜・ライダー「!」



 257.「冠するネクタイ鉢巻」作:White Snowさん

 カレン 「バゼット、それはお酒の席では……こうするのですよ」
 バゼット「そ、そうなのですか、これが酒席のマナーですか……?
      感謝します、カレン」
 カレン 「うふふ、よく似合いますよ、酔いどれサラリーマン……いえ、
      まだ無職でしたね、貴女は」



 258.「思い出のネクタイ鉢巻」作:White Snowさん

 イリヤ「それ、キリツグもよくやってたよ?」
 士郎 「……待っていろ、イリヤ。俺もネクタイとってくる」
 イリヤ「わーい、シロウ男前だー!」



 259.「礼服兼用」作:White Snowさん

 黒桐「スーツは一着しかないけど、全然問題なし」



 260.「結婚式出席」作:White Snowさん

 黒桐「うわぁぁ、ネクタイが白い……ッ! うぅ、息が詰まる……!」
 橙子「黒装束禁断症状かね?」



 261.「美人は映える」作:White Snowさん

    ――燕尾服。

 セイバー「……どう、でしょうか?」
 遠坂  「うん、似合う似合う」

    ――ウェディングドレス。

 遠坂「ぷぷっ」
 士郎「……何故に俺はお嫁さん?」



 262.「野球」作:十七式さん

     テレビでプロ野球の試合を見て・・・・

 セイバー「シロウの学校でも野球をしているのですか?」
 士郎  「ああ、野球部がだけどな。試しにキャッチボールでもしてみるか?」
 セイバー「ええ、お願いしますシロウ」

 セイバー「行きますよ、シロウ」
 士郎  「ああ、こい」
 セイバー「約束された―――」
 士郎  「ちょ、ちょっと待て!!」
 セイバー「勝利の一球!!」
 士郎  「ぎゃあああああ!!!」 



 263.「至福の悪寒」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「わたしが髪形を、ツインテールにして―――」
 子供凛「わたしが金ピカからガメた、秘薬を飲んで―――」
 二人 「「ライダーに抱きつくッ♪」」

 ライダー「ああ……お許しください、姉様方……」(ガクブル)



 264.「酒は飲んでも飲まれるな」作:蒼兵衛さん

 ブルマ「ささ先輩、おひとつどうぞッス」
 RIN「……よし、注げ」

 士郎 「うわぁ〜……二人とも、仲良くしてるのは結構なんだけど、
     なんか人格変わってないか……?」
 藤ねえ「んー、そうかなー? イリヤちゃんと遠坂さんといったら、
     元々こんな感じじゃなかったっけ?」



 265.「赤色と一角と言えば……」作:六文銭さん

 志貴 「先輩、ななこちゃんは一角獣なんですよね?」
 シエル「はい、確かにセブンは一角獣と少女の融合体みたいな者ですが……どうしました?」
 志貴 「いや、角を赤く塗ったら破壊力が”三倍”になる! 
     何て事は起きませんよね、さすがに」
 シエル「……何処のキャラの設定ですかそれは!? でも、試してみる価値は有るかも
     知れませんね」
 志貴 「えっ! 先輩冗談ですよ! 冗談!
     ……ってもうペンキの用意が出来てるんですね」
 シエル「ふふふ、帰ってきたら久々に改造しますよ、ふふふふふふふふ」
 志貴 「(ななこちゃん……ごめん)」    



 266.「紫陽花と蝸牛」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「あ。葉っぱにカタツムリがついてるよ、カレン」
 カレン「……あら、本当。
     そういえば先日そこで、衛宮士郎がナメクジを駆除していました」
 イリヤ「ええッ!? ……もう、ここにはいないよね?」
 カレン「それは私には判りかねます―――そんなに嫌わずとも、
     ソレも殻を被っているだけで、同類のようなものでしょう?」



 267.「橋での会話」作:蒼兵衛さん

 士郎「なあ遠坂」
 凛 「ん、何よ」
 士郎「渡英前に、ここから突き落としてみてくれないか。予行練習に」
 凛 「は?」



 268.「天敵【G】」作:六文銭さん

 志貴 「殺す!」
 アルク「消し飛ばすわよ!」
 シエル「セブン!」
 秋葉 「その全てを奪います!」
 琥珀 「琥珀流抜刀術……奥義!」
 翡翠 「暗黒翡翠流……」
 シオン「カットカットカットカットカット!」

 レン(たかがゴキブリに全力で行かなくても……)



 269.「力を持って……」作:六文銭さん

 シエル「志貴君は……その眼の事をどう思ってますか?」
 志貴 「……正直な所、綺麗だった世界がツギハギだらけの世界に変わったのは辛いよ」
    でもこの眼のお陰で先生に会えた、皆と出会えた、辛い事もあったけど、
    それ以上に幸せだから……」
 シエル「だから?」
 志貴 「この力を手放そうとは考えない、これからも背負っていくよ」
 シエル「そうですか、安心しました……遠野君! あそこにゴキブリが!」
 志貴 「恐れず怯まず迷わず逃がさず、殺す! 唸れスリッパ!」



 270.「名は体を・・・・」作:寒梅さん

 セイバー「この国には名は体を表すという諺があるそうですね」
 凜   「えぇそうね。ちなみに私の名前には『引き締まってすきがない』という意味があるの」
 セイバー「そうなのですか?吝(リン)というのはケチの意だと桜から聞きましたが・・・・」
 凜   「そう。ふふふふふ・・・・・桜の下には何があるのか教えてあげるわセイバー」



 271.「London bridge is falling down」」作:蒼兵衛さん

 主 「―――吊り橋効果、というものがあるそうです」
 従者「お、お嬢様……?」
 主 「ですから此処でなら、鈍感なシェロにも私の気持ちが届くのでは、
    と思ったのですわ」

 凛 「アンタ達――ッ!! そんなトコロで何やってんのよ!?」



 272.「カレーVS・・・」作:十七式さん(KANONとのクロス)

 栞  「カレーなんて人類の敵です!!」
 シエル「何を言っているんですか!! カレーは人類を救うんですよ!?」
 栞  「あんな毒にも似たモノがこの世に存在しているだけで罪に等しいんです!!」
 シエル「そんなことは断じてありえません!!」

 志貴「先輩に向かってカレーが嫌いと真正面で言えるなんて・・・・」
 祐一「確かに・・・」



>型月作品と石川賢作品とのクロス5本

 273.「5000光年の……」作:クンタキンテさん

 虎  「俺は虎だ!」
 藤ねえ「虎っていうなーー!」



 274.「UBW終盤、アインツベルン城にて」作:クンタキンテさん

 アーチャー「俺の屍を越えていけー! 」
 士郎   「先に地獄でまってやがれー! 」
 凛    「(呆れたように)………ねえ、あんたらに先も後もあるの?」



 275.「 「 」への到達って……」作:クンタキンテさん

 桜 「やっぱりラ=グースにとりこまれることだったりするんでしょうか?」
 士郎「いや、ゲッター線に導かれるという事も…。」
 凛 「あんたらねぇ…………。」



 276.「男の証明」作:クンタキンテさん

 志貴 「穴があったらつっこむのが男ってもんだろうが!」
 女性陣「流石絶倫超人、いうことがちがいますね。」(怒りのオーラを漂わせて)



 277.「ニヒルな男ですから」作:クンタキンテさん

      アーチャー召喚直後

 アーチャー「今日はやけにマスター風をふかすじゃねえか、凛さんよ!」
 凛    「……今日はも何も、初対面なんだけど……。しかも台詞似合ってるし。」    
 


 278.「我思う、故に我有り」作:蒼兵衛さん

 イリヤ「『人間は考える葦である』―――じゃあシロウ。今も考えるコトだけは
     できる貴方はニンゲンなのかしら? そして、わたしは……?」 



 279.「目指せホルスタイン」作:寒梅さん

 志貴「コラ!秋葉。食べてからすぐ寝るなんて行儀が悪いぞ」
 秋葉「ほっといてください!」
 志貴「まったく・・・そんなことじゃ牛になるぞ」
 秋葉(ビクリ)



 280.「目指させろホルスタイン」作:寒梅さん

 志貴「少し横になったらどうだ?秋葉」
 秋葉「いきなりどうなさったんですか?兄さん」
 琥珀「志貴さんは秋葉さまのお体(の一部)を心配されてるんですよ」
 秋葉「そ、そうなんですか?いえ、確かに忙しくはありますが食後すぐに寝ると
    いうのは行儀が悪いですから」(必死に嬉しさを隠そうとしている)
 琥珀「あは〜志貴さんとの時間が減るのがそんなにイヤなんですか〜」
 秋葉「な!?何を言ってるんですか琥珀!!」
 翡翠「志貴様が珍しく心配していらっしゃるんですから今回は素直に従っても
    よろしいのではないでしょうか」
 秋葉「クッわかったわよ。琥珀!ベッドメイキングは済んでいるんでしょうね」
 琥珀「もちろんです」
   (秋葉、去る)
 志貴「大きくなるかなぁ・・・・」
 琥珀「もう迷信に頼るしかないですもんねぇ」
 翡翠「無理だと思います。」



 281.「怪奇! 倫敦塔から飛び降りる、謎の落下傘少女」作:蒼兵衛さん

 士郎  「ローアイアスを投影して、二人を着地の衝撃から守ろうと思ったんだ。
      あの時は気が動転してそんなコトしか思いつかなかった。
      よく考えれば、二人とも重力制御の魔術くらい使えたんだよな」

 凛   「ええ勿論。……そして、そんな衛宮くんの考えなしのお蔭でわたし達は、
      ロンドン塔の新しい怪奇現象の一つになっちゃったワケよね」
 ルヴィア「そちらはタブロイド記事程度で収まりましたが、時計塔では恥ずかしい
      綽名が広まってしまいましたわ。……恨みましてよ、ミスタ・エミヤ」



 282.「ラストサムライ」作:蒼兵衛さん

 由紀香「こ、小次郎さん……こんな恰好、恥ずかしいです……」
 小次郎「はっはっは、何を言われるか由紀香殿。これから拙者にまたがって
     お馬の稽古などもして頂かねばならぬのでクマ」

 キャス子「……あのハレンチ侍、宗一郎様の教え子に、なんてコトをッ……!!」



>型月作品+ダイナミック企画もの5本

 283.「この人なら殺ってくれる 1」作:クンタキンテさん

 凛   「サーヴァントは英霊なのよ。人間が敵う存在ではないわ」
 士郎  「いや、でもあれ………」
 竜馬  「わはははは! どうだ、サーヴァント共! いくら貴様らでもこいつには敵うめい!」
 敷島博士「ヒャハハハ! どうじゃ、ワシの開発した対サーヴァント破壊光線銃の威力は!」



 284.「この人なら殺ってくれる 2」作:クンタキンテさん

 凛 「ま……まあ、あれは例外として……」
 士郎「じゃああれもそうなのか?」
 弥勒「九龍覇剣 虚空斬破!」
 乱蔵「妖魔消滅! 」
 爆裂「爆裂拳! 」
 凛 「っていうか、あの人たちホントに人間? 」



 285.「魔獣対決(この人なら殺ってくれる 3)」作:クンタキンテさん

 ネロ 「貴様、私の獣を何匹喰えば気が済むのだ!」
 慎一 「お前がそんなことを知る必要はねえー!」
 アルク「何者よ……。ネロとお互いを喰い合って引けをとらないなんて……」



 286.「共感する者たち」作:クンタキンテさん

 デビルマン「これが!これが!俺が身を捨てて守ろうとした人間の正体か! 」
 アーチャー「解る!解るぞその気持ち! 」
 凛・士郎 「なんか意気投合してるー! 」



 287.「メルブラ、ラストバトル前」作:クンタキンテさん

       アルクェイドの力を手に入れて……

 ワラキア「私は無敵だ! 神にも悪魔にもなれるのだ! うはははは! 」  



 288.「妹二人のお人形遊び」作:蒼兵衛さん

 凛  「ねえイリヤ。士郎知らない?」
 イリヤ「お兄ちゃん? ならここにいるよ」
 凛  「は? ここって何処によ―――って、まさかアンタ……!」
 イリヤ「うん。今はこの子がシロウ♪」
 凛  「まったくアンタって子は……。毎回懲りもせず魔術にかかっちゃう
     士郎も士郎だけれど。それで、アイツの身体はどこにやったの?」
 イリヤ「そっちのほうは、シロウの部屋で寝かせてあるわ。
     今ごろはサクラがお世話してるんじゃないかしら?」
 凛  「……あの子もグルかい。とにかく用事があるんだから起こしてくるわよ。
     それも容赦なくベアで」
 イリヤ「えぇ〜っ、リン横暴ー」
 凛  「どっちがよ!?」



 289.「エミヤの本」作:寒梅さん

 凛    「過去も未来もなくただひたすらに本のような記憶がある。ということね?」
 アーチャー「そうだ。」
 凛    「ふーん・・・・・それじゃあホントにいつ頃の自分がどの戦いにおもむいたか
       全くわからないわけ?」
 アーチャー「いや、初期と末期ではさすがに違いがあるさ」
 凛    「ふーん。よくわからないわね」
 アーチャー「それが普通だ。」
      (『今回も涙』それしか残らぬなど・・・・・・)



 290.「まんじゅう〜アルクェイドの場合〜」作:寒梅さん

 アルク「志貴〜『まんじゅう怖い』ってどんな話なの?」
 志貴 「えーっとだな・・・・(説明中)ていう話だ」
 アルク「ふ〜ん。なんか志貴みたい」
 志貴 「は?」
 アルク「だって〜大好きだけどたまに怖いんだもん」
 志貴 「はぁ・・・・全く理解してないな、お前」(照れながら)



 291.「まんじゅう〜シエルの場合〜」作:寒梅さん

 志貴 「そういえば先輩の怖いものって何なの?」
 シエル「志貴君はその質問にカレーと答えろと言うんですか?この私に!」
 志貴 「いえ!?なんでもありません!!」



 292.「まんじゅう〜秋葉の場合〜」作:寒梅さん

 志貴「『まんじゅう怖い』って落語を知ってるか?」
 秋葉「えぇ。」
 志貴「それと同じなんだよ」
 秋葉「あら、つまり兄さんは[怒った私が好き]ということかしら?
    それなら存分に・・・・」
 志貴「ま、待て秋葉!違う、違うんだ!!」
 秋葉「あぁ、そういえば兄さん、あのお話のオチはたしかまんじゅうを
    喉に詰まらせて死んでしまうんでしたっけ?」
 志貴「ヒィィィィィ!!!」



 293.「まんじゅう〜翡翠の場合〜」作:寒梅さん

 翡翠「志貴様、何故あの人は最後に渋いお茶を欲しがったのでしょうか?」
 志貴「ん?どういうことだい?」
 翡翠「いえ、おまんじゅうにならもっとよく合う飲み物があるのではないかと」
 志貴「ふ〜ん・・・・じゃあさ、もしオレがおまんじゅうに合う飲み物が欲しいって
    言ったら何を出してくれるんだ?」
 翡翠「そうですね。志貴様にお出しするなら果汁がたっぷり入った梅干しジュース
    などはいかがでしょうか。」
 志貴「い、いや、遠慮しておくよ」



 294.「まんじゅう〜琥珀の場合〜」作:寒梅さん

 ???「甘い話ですね。私ならもっとじっくり時間をかけていろいろと要求
     していくんですがねぇ。」
 


 295.「まんじゅう〜志貴の場合〜」作:寒梅さん

 志貴 「怒ってるアルクェイドが怖い。怒ってるシエル先輩が怖い。怒ってる秋葉が怖い。
     怒ってる翡翠が怖い。怒ってる琥珀が怖い。」
 シオン「その呟きをブルーが聞いていた。とそういうことですか。」
 志貴 「あぁ・・・・今は腎虚が怖い」


  
 296.「真名(まことな)」作:六文銭さん

    士郎がキャスターに料理の指南を頼まれ、食卓などの整理をしている時

 キャ「ボウヤ、前にセイバーに対して名前の事を言ったわよね?」
 士郎「そうだけどどうかしたか?」
 キャ「真名については知ってるの?」
 士郎「セイバー達の生前の名前だろ? アーサー王とか」
 キャ「私達クラスの魔力の持ち主は時として偽名を用いて、強力な呪いから逃れるのよ。
    それに呪いに長けた人物に対して迂闊に真名を言い当てられると、魔力が極端に
    減少したり、強制服従されるの。
    呪術に対して対抗力のある宝具や能力があるのなら別なんだけど……
    まぁ今はサーヴァントだから名乗ってもこれと言って支障は出ないからいいけど」
 士郎「そうなのか……」
 キャ「名乗りは効果的だけど、反転すれば敗北は確実……気をつけることね」
 士郎「判った……キャスター、その味噌はもう少し多めに入れた方が良い」



 297.「殺人剣と活人剣」作:六文銭さん

    一室でキャスター達の料理が出来るのを待っている葛木とアサシン
    外は突然の雷雨に見舞われている

 アサ「雷が落ちているのか……今の拙者なら斬る事は容易なのかも知れんが……
    あの立花道雪は唯の人間の器でやってのけだのだ……」
 葛木「どうしたんだ?」
 アサ「いや、生前も剣豪が多かったが死してからも剣豪や名のある将が生まれている。
    受け取った書物に記されているのを見て……斬り合いたいと思う拙者は……」
 葛木「…………お前はお前だ」
 アサ「死してなおも貫き通せるか、我が殺人剣……」
 葛木「使い手の心を奮い立たせているのだ、活人剣ではないのか?」
 アサ「我、剣客にして大義抱かず、苦を極みに知らずして活人にあらずして楽を知る
    故に殺人なり」
 葛木「…………そうか」
 アサ「何を持って殺人・何を持って活人とするのか良く判らんのは歯痒いのだがな」
 

 298.「ご加護」作:六文銭さん

   楽しく皆で囲んでいる食卓だが、唯一人だけ異様な量を平らげている英霊

 凛「……ねぇセイバー?」
 セ「何ですか、凛?」
 凛「どうしてそんなに食べて太らない訳? ”英霊だから”は却下ね」
 桜「あっそれは私も気になりますね」
 セ「無論、英霊だからもありますが、生前なら私の鞘の恩恵もありますね」
 凛&桜「鞘?」
 セ「剣の力は錆びる事無く・刃こぼれする事無く・私自身が疲れる事を忘れさせてくれます。
   鞘の力は深手を負う事無く・呪術に力強く・そして使い手を常に戦いに対して理想の
   体型にします
   無論、鍛錬をしているのもありますが鞘の加護のおかげで私は太らない訳であるのです」
 凛「良いわね本当に……士郎に投影させれないかしら」
 桜「……アーチャーさんにも頼みましょうか」



   
 299.「俺は」作:十七式さん

 アーチャー(エミヤ)「私はこんな奴と筋力が同じなのか・・・」

   ※前回の聖杯戦争のキャスター、ジル・ド・レェと同じ筋力。

 アーチャー(エミヤ)「ああ、何て・・・無様」



 300.「そのままのあなたで」作:十七式さん

 桜「ありがとう。それが嘘でも、先輩が先輩でいてくれて、本当に、よかった」
   そうして士郎は桜の胸にナイフを突き立てた。
 


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