そらのやま「旅行記」Yukito Shimizu

とし子の旅日記 ニュージーランドの旅 N06

 リゾート地ワナカ
 楽しみの4つ目。秋色のワナカでちょっとリゾート気分。
 ホテルは,今回いちばんおしゃれなホテル。「」エッジウォーター リゾート ワナカ」有名なホテルらしい。すべて平屋でロビーもレストランも直接戸外と続き,広い芝生が広がる。部屋もそれぞれ別棟になっていて,外から直接部屋に入る。ガラスの戸を開けると広広とした芝生の庭に続いている。芝のずっと向こうは広い川に沿って,秋色のポプラ並木,「パンフレットに出ていた風景だ」。ところが,今年は紅葉(黄葉)が早く風が強かったと言うことで,テッペンの黄色い葉は吹き飛ばされ,下のみかろうじて残っている。残念。
 私の友達は用心深い人で,部屋続きの戸を空けて外に出ようとすると,「物騒だから鍵は閉めておかなければ」と言い,せっかくの夢のような部屋続きの庭の散歩も,鍵を閉めてドアから回って庭に出るという,なんとももったいない使い方。そのくらい庭は広くホテルと外部との境界もない。大木のポプラ並木が夕日に輝く様子をイメージしながら散歩を楽しむ。
 夕食もホテルで。あちこちに紅葉した葉を置いて,おしゃれな演出。ワインもご馳走もおいしくいただきました。
 朝,出発が遅いので散歩に出る。赤や黄色の葉の並木,白い山,蒼いそら。360度どちらをみても美しい。リゾート地ワナカは,人口四千人の町だが,夏には四万人になるそうだ。自然の中でゆっくり過ごすと言う習慣のない私だが,将来そんなことも考えてみたいなと思った。

 再びクライストチャーチへ
 旅は6日目となり,もと来た道をクライストチャーチへ向かう。途中同じ風景だが,行きは曇っていて帰りはよい天気なのでそれだけで景色も違う。マウントクックはくっきりと見え,よき羊飼いの教会では日本人のカップルの結婚式に出会う。牧師さんと,介添え人の女性1人の3人だけの結婚式だった。私たちも立会人。名前も知らないけど。
  湖畔の和食レストランで食事をする。サーモン丼。すし飯にサーモンの切り身,いくら,などがのっていた。意外とおいしかった。経営は日本人。ニュージーランドは日本人経営のお土産店やレストランが多い。それだけ,旅行者が多いということだろう。しかし,このSARSの影響か,どの店も暇そうだった。このレストランも私たちだけだった。ちなみに運転手のフィルさんは,箸を上手に使ってサーモン丼を食べておられた。
 
 クライストチャーチに着くと,大橋巨泉のOKギフトショップでお買い物をする。夕食はホテルでフラワーディナー。スープとか,サラダとか,メインディシュとかにいろいろな花が入っていたり,飾ってあったり,目に楽しい食事だった。
 食後,みんなで近くの大型スーパーに買い物に。お土産店より相当安い。チーズとナッツを買う。急いで買わなければよかったと反省しながら。