空の山通信11

No.579  シルクロード旅日記1

「遥かなるシルクロード7日間」という旅行企画でシルクロードを訪ねることにした。4月初めの分に申し込んでいたのだが,参加者が少ないということで3週間遅らせて実施となった。今回は以前教員仲間だった加藤さんと荻原さんにも声をかけて4人まとめての申し込みとなった。旅行会社から来た大まかな日程は次のようなものであった(自宅〜関空の日程は自作)。

4月21日(金) 自宅発6:30 荻原宅 加藤宅経由関西国際空港へ11:30
        出国手続き後空路北京へ 14:30発 16:00北京着
        着後夕食 北京泊
 4月22日(土) 空路ウルムチへ 08:20発 12:10着 着後市内観光
        ウルムチ泊
 4月23日(日) ウルムチ郊外・市内観光 バスでトルファンへ トルファン泊
 4月24日(月) トルファン観光 夕食後寝台列車で敦煌へ 車中泊
 4月25日(火) 敦煌着 朝食後敦煌郊外・市内観光 敦煌泊
 4月26日(水) 敦煌観光後空路西安へ 15:10発 17:30西安着 西安泊
 4月27日(木) 西安観光後空路北京にて乗り継ぎ帰国の途へ
        西安発13:10 北京着14:50 北京発16:20 20:00関西国際空港着 着後入国手続き後解散 帰宅28日01:00

 今回加わった加藤さんは私より4年先輩。家庭の都合で自由な旅行などできな
かったが,状況が変わって今回の参加となった。荻原さんは昨年退職で,妻と同
年輩。妻の呼びかけに応じて,加藤さんにも声をかけてくださった。
 私たちにとっては初めての4人グループがこうして出来上がったというわけだ。

 さて,シルクロード。NHKでも盛んに報道されて,いつか行ってみたいもの
だとずっと前から思っていた。ラクダで旅したその当時の人たちの目にしたもの,
砂漠の厳しい自然を体験したり,ラクダで旅したりすることは到底不可能だとしても,見るぐらいのことはしてみたいものだ,と。
 昨年,トルコ旅行をして,ヨーロッパ側からのシルクロードにふれることができた。ずっと前にローマ観光をしてその目的地も目にしていた。中国旅行で西安にも行っている。その間を埋めていかなければならない。私はそう思っていた。
 シルクロードには,「天山北路」「天山南路」「西域南道」があり,さらに西安に至る「河西回廊」などがあって,その道,その途中の町など様々な特徴があるのだが,そのすべてを見ることはもちろん,語ることも十分にはできそうもない。僅かな期間のうちに見た私たちの旅日記のようなものをここに載せていくことにしよう。
   写真:火焔山山中にあるベゼクリク千仏洞にて