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昼食のあとはバザールの見学。広い通りを挟んでたくさんの店が出ている。ガイドブックにも出ている解放南路沿いのバザールらしい。交通量はそれほどでもないが,ガイドは用心して信号のあるところを渡らせる。今日から現地ガイドは季(中国読みでは「ジ」だそうだ)さん。西安までいっしょに世話をしてくれるという。日本語ペラペラで,時にユーモアも交えながら説明してくれる。 バザールには,食料品から日用品,衣類,履物などなど何でも売っている。値段が安いか高いかは元(1元≒15円)で値段が書いてあるのですぐには分からない。ちょっとしたおやつ代わりの食べ物などを買う人もいて,結構時間を取る。40分ほどの予定時間はあっという間に過ぎてしまった。1999年に北京・西安の旅行をしたときは,バザールは見たがただ歩いただけで終わったような気がする。旅行会社も旅行者の好みや,したいことを企画の中に取り入れだしたのだろうし,中国自体も開放的になってきたのかもしれない。 新疆ウイグル自治区博物館を見学。カメラを持って入るのはいいが,撮影は禁止。いちいちメモを取るのも面倒なので,カメラに収めておくと大体の様子が思い浮かべられる。そう思っていたが当てが外れた。 総合民芸品店で買い物。中国では観光客相手に開いている店があって,たいていそこを案内してくれる。その土地の高級品を中心に買わせようというわけだ。この地方では絨毯などを盛んに進めるが,トルコで買ったというと,店の人も黙ってしまう。 【訂正】No.581 「誤」ノーベル賞 「正」芥川賞 |