2003年5月11日。東京電力の横須賀火力発電所の一般公開があったので行ってきました。 入り口には虹がかかっていました。 前に電力中央研究所の一般公開で見たのとそっくりなので、レンタルかもしれません。 入り口脇のグランドでゲームをしていました。
受付のテントで「電気を大切にね」と書いてあるタオルを人数分(1歳児含めて5枚)くれました。 帰りに見たら配ってるものが袋に変っていたので、どうやらなくなっちゃったみたいです。 タオルはいくつあっても助かるのでラッキーです。
2年前に行った時は発電所の外を回ったので、今度は発電所の中を見学しました。
事務所っぽいビルの4階が発電所の建物とつながっていました。
なんか案内の人が一生懸命だけど手馴れていなくて(そこがまたよかったけど)、歩いて4階まであがりました。
ちょっとしんどかった。
発電所の中は油や排気で汚れてるかと思ったら、きれいで、ごちゃごちゃしたものもなくて意外とあっさりしていて、
入り口では思ったより静かでした。
1号機の前で説明を聞きました。発電機は平行して軸が2つあって、1方の軸に高圧タービンと低圧タービンが、もう一方のは中圧タービンがあります。高さは2階建て分ぐらいありそうです。ボイラーで加熱した水蒸気が最初高圧タービンに送られ、再度水蒸気を加熱してから中圧タービンに送られ、そこから出たものが低圧タービンに送られ、最後に海水で冷却され、ボイラーに戻るらしいです。タービンはカバーがかかっていて中は見えませんでした。発電機はGENERAL ELECTRICのラベルが付いていたのでアメリカ製みたいです。 発電機の上にメンテナンス用のクレーンがあって、こちらは石川島播磨でした。
1号機は止まっていたみたいです。2号機は点検中でした。 2号機の周りはカバーを外して点検してる様でしたか、囲いがしてあって見えませんでした。 制御ルームの中も2号機のところには札(多分点検中と書いてあるんだと思うけど遠くて読めませんでした)が いっぱい下がっていてました。
発電機は1号機から8号機ぐらいまであるようですが、かなり距離があるので、 3号機のあたりまで行って引きかえしてきました。 3号機は動いていてかなりのうるさい音がしました。 水蒸気がパイプを通るときの振動音らしいです。 3号機の音が1号機のあたりでは静かなので、とっても建物が大きいのがわかります。 あとで聞いた話では横須賀火力発電所でまかなえる電気は、三浦半島くらいだそうです。
そういえば発電機だけでボイラーは見ませんでした。
今年の面白そうだった事は、高所作業者での空中散歩だけど、待ってる人が多かったのであきらめました。 子供たちはハムちゃんの形をしたエアー遊具(ゴールデンハムちゃん)に入ったり、 消防隊の格好をして消防車にのって写真を撮って喜んでいました。
横須賀火力発電所(http://www.tepco.co.jp/yokosuka-tp/index-j.html)
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