宮内庁のウェブページを見ると皇居参観の申し込みはオンラインで出来るようになっていた。
ありがたいことです。
集合場所は桔梗門に13時30分でした。
桔梗門は皇居の門の中でも小さいほうなのかな?
業者の方が出入りに使ってるようで、雰囲気的に通用門みたいでした。
13時ごろにとうちゃくするとすでに団体が並んでいました。
すぐに中に入れてもらえ、窓明館で一旦休みになりました。
窓明館は一般参観や勤労奉仕など、庶民用の休息所みたいです。 けっこう広い大きさです。 宮内庁生協とかの売店があり菊の紋入りのグッズがいろいろ売っていました。 お菓子などが定番化と思いますが、ネクタイや財布や服や漆器やいろいろ売っていました。 帰りの時間には閉まっていたので営業時間は短いみたいです。
13時30分になり、パンフレットの配布と、10分ぐらいのビデオ上映がありました。 車が通るので列を乱さないで、写真は止まったときだけにして、などの注意がありました。
外に出ると先頭に外国人グループで列を作りました。 外国人には解説メッセージが入った機械が配られていたみたいです。 窓明館の向かいには天皇の最高諮問機関だった枢密院の建物がありました。 大正11年に完成で、国会議事堂のモデルになった建物だそうです。 現在は廃墟で、廃墟マニアが喜びそうなところです。
皇居の石垣にはあちこちマークが彫ってありました。 石垣を作った大名のマークだそうです。 皇居の石垣を見てるときれいに積んであるところから穴だらけのところまで、様々ですね。
少し進んだところに富士見櫓がありました。
石垣の上にあり、四面が同じ形だそうです。
明暦の大火(1657)で天守閣やいろいろなものが類焼した後、万治2年(1659)三層の櫓として再建されました。
天守閣は再建されなかったので、時々殿様が登って江戸を見渡すなど、富士見櫓が天守閣の代わりを果たしました。
石垣は伊豆の石だそうです。
他にも櫓は11ありましたが、現在は富士見櫓しか残っていないそうです。
外国人は喜んであちこちで立ちどまっては記念写真の撮影を始め、列やて車の往来を邪魔していました。
富士見櫓からまっすぐ進んで、坂下門の上に宮内庁があります。
坂下門の坂とは宮殿や宮内庁から坂下門へ下る坂の事みたいですね。
宮内庁は古い建物で、戦争で明治宮殿が焼けた後、宮殿が再建されるまで、3階が仮宮殿だったそうです。
当時の元旦の一般参賀では玄関の上のバルコニーに天皇陛下が立ったそうです。
宮内庁の隣に宮殿があります。 宮殿のある位置は江戸時代に西の丸の御殿があったそうです。
明治5年に明治宮殿が造られ、昭和20に空襲で焼けました。
昭和43年11月に現在の宮殿が落成したそうです。
宮殿は5つの建物からなり、一般に目にする正面は長和殿です。
正月の映像で感じたよりは低くて、地上2階地下1階、幅160m、廊下は最大100mです。
正月の映像で天皇一家がお立ちになるお立ち台は12月になると中央に作られます。
長和殿の前に四国の石を使用した東庭があり、最大2万人入るそうです。
東庭の下は駐車場だそうです。長和殿に向かって右側にあるの松の塔は照明です。
長和殿の左手にある南庭には、2匹の亀の形をした大刈込みがあります。
小山ではなく、約22種類の樹木の合わせ植えで、高いところで6mあるそうです。
植木職人が中に梯子をかけて手入れしているそうです。
東庭の先に二重橋があります。皇居の入口からするとちょっと高い位置にあります。
天皇誕生日や正月の一般参賀では、皇居正門を入り、二重橋を渡りますが。
二重橋は現在では二十ではありませんが、江戸時代は木造で、堀が深いため二重い見える構造だったそうです。
明治に鉄橋に架け替えられました。
二重橋の上のほうに、伏見櫓があります。
伏見櫓は湿気が少なく美術品保存にいいそうです。
二重橋で一般参観は折り返し、宮殿の脇を進み山下通りに行きました。
山下の山とは、隣の紅葉山の事だそうです。
紅葉山の向こうにはその奥に道灌掘(みれなかった)や御所(みれない)があります。
山下通りは桜並木だそうで、
サクラの時期に行くときれいかもしれません。
また名前の通り紅葉山は紅葉がいっぱいあったので、秋にはきれいかもしれません。
山下どおりを下ると蓮池堀があります。
皇居と東御苑を分ける蓮池堀は、名前の通りハスでいっぱいでした。
7月から8月にはきれいだそうです。少し花が咲いていました。
橋居内を皇宮警察の車が走っていました。
パトカー塗装ではありませんでした。
自転車で走ってる婦警さんも見かけました。
参観後に外から二重橋を見たら、消防車を見かけました。
正門の脇には皇宮警察の方でしょうか、2人が見張りをしていました。 背筋を伸ばして直立不動です。
宮内庁 (http://www.kunaicho.go.jp/)
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