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東照宮

東照宮の石の鳥居の前は遠近法で実際より長く見えるようになってるそうです。 鳥居の柱も左右で大きさが違うとか。 巨大な杉の森の中で、入口にあった石灯篭は苔生していました。 折からの小雨で、いかにも日本的な雰囲気です。

釣燈篭。寛永十三年(一六三六)オランダ国より奉納されたもの。ローソクの火をつけて廻転するので廻転燈篭ともいう。燈篭一本灯篭。東福門院(将軍秀忠公の娘で後水尾天皇の中宮)の奉納されたものである

東照宮は門からして、赤の柱に緑や青や金で模様が描かれ、カラフルで、いかにも東照宮です。 埃を被って色が薄くなっているのが少し残念ですが、複雑な形状で、手入れは大変なのでしょうね。。 中に入ると灯篭がいっぱいありました。 昔は暗かったからなのでしょうか? それとも何か意味があるのでしょうか。 石製が多いけど、鉄製もあるし、回転するものや、枝が多いものなど、 形は様々なので、いろんな時代に、いろんな人が奉納したのでしょうね。

上神庫 想像の象は入ってすぐ見えるところにあります。 比較的大きな彫り物です。 白と黒の二匹、ラッパの様な耳をして、なんといっても眼つきが怖い。

表門の飾り よく見ると東照宮のあちこちに象の彫り物があります。 意味があるのかな。

神厩舎 向かいには有名な「見ざる、言はざる、聞かざる」の三猿がいる、神厩舎、つまり馬小屋です。 隣では三猿みくじがありました。

重要文化財神厩(しんきゅう) 東照宮境内唯一の素木造室町時代武家邸宅の厩舎形式によったものといわれる。御鎮座の際は慶長五年関が原の陣に御祭神家康公が乗られた御乗馬が神馬とされ、その後は幕府から奉納されていた。 明治以後は大正天皇北白川宮等の御乗馬が寄進された。現在の御神馬「光波号」は昭和五十六年、四月十五日ニュージーランド国首相マルドゥーン閣下、農林水産大臣マッキンタイヤ閣下の特志により献身された。 なお建物の欄間に飾られた八個の神猿彫刻は去るが馬の健康安全を守るという信仰にもとづいたもので、なかでも見ざる言はざる聞かざるの三猿は有名である。


水盤舎の飾り 手を洗う手水舎、屋根を見ると羽の生えた龍がいます。 龍というより、始祖鳥みたい。 修学旅行か林間学校か何かの集団があらわれぞろぞろと観光をしていました。

石段を上がって左手に鳴龍がある本地堂、中は撮影禁止でした。 拍子木を鳴らして、鳴龍の鳴きをガイドしていました。 小学校の修学旅行で手を打ったときは、鳴いているのがよくわからなかったけど、拍子木で打つと鈴の様な音がはっきり聞こえました。

樽 外に出ると土砂降りになりました。 陽明門でしばらく雨宿り。 修学旅行ではわからなかった、陽明門の魔除けの逆柱は、今回ははっきりわかりました。 言われてよく比べないとわかりにくいです。 陽明門の左右の廊下には寄進されたと思われるお酒が並んでいました。 入って右手方向は日本酒の樽でしたが、左は洋酒の樽でした。 近くで英文のおみくじも置いていました。

眠り猫 雨が小降りになってきたので眠猫を見に行きました。 小さな彫り物なので、何もなければ通り過ぎてしまいそうなものです、 ちょうど奥宮への入口の坂下門の手前にあるので有名なのかとも思ってしまいます。

眠り猫 奥宮(家康公のお墓所)の魔除けとして参道入口に施されている眠猫には、左甚五郎作として数々の逸話が伝えられています。 特に猫の彫刻は、他の神社・寺院にも見られますが、寝ているのは東照宮の猫だけであります。 この猫の裏側には竹林に遊ぶ二羽の雀が施されておりますが、猫は雀を襲おうともせず武器である爪を隠して転寝をしており、雀も猫が寝ている為、その側で安心して暮らしております。 このように眠り猫の彫刻は、平和な時代が訪れたことを意味しております。


杉 坂下門の先は江戸時代は庶民は入れなかったそうです。 石畳の道と約二百段の石段、きれいな石積みです。 石段は1段毎に一枚石を用い、石柵も一本石をくりぬいて作ったという贅沢な作りです。 石柵は所々で割れたのを補修した跡がありました。 途中、杉にワイヤが架けてありました。 倒壊防止でしょうか? 興醒めしますね。 雨が降っていたので、石段は滑りやすい状態でした。 途中に看板が立っていました。 『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し急ぐべからず。東照宮御遺訓』 階段は急ぐと危ないと言いたいのかな。

蜃気楼? 奥宮は入口が唐銅(金銀銅の合金)の鳥居、社殿は銅板に黒漆塗りです。 鳥居の脇にある朝廷から家康公や東照宮におくられた文書を収めた御宝蔵は、外部を青銅で包んでいます。 その先の墓所である奥宮御宝塔は、唐銅製で、重さを感じさせます。 銅だらけですね。 350年式年大祭を記念して特別に公開されているそうです。 もっとも大祭は昭和40年にあったそうなので、どこまで特別なのかよくわかりません。 奥宮御宝塔への緑色の鋳抜門、これも唐銅製製だそうですが、に蜃気楼っぽい像が付いていました。 東照宮は空想の動物も多いですね。 奥宮の脇では眠猫みくじがありました。 子供を連れて(時には担いで)階段を登った疲れと、雨で、ここの休憩所でしばし休みを取りました。 修学旅行か林間学校か何かの子供たちが、集合時間を気にしながら大急ぎで降りて行きました。 最後に本殿の中を見ました。 本殿も撮影禁止。 葵の紋付の印籠型のお守りがありました。

※写真のいくつかはマウスを動かすと拡大図が見れます。


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