2005年1月2日。 一度は行って見たいと思っていた、一般参賀に行って見ました。
年始の霞ヶ関に出るとほとんど人はいませんでした。 皇居に近づくと道路に観光バスがたくさん停まっていました。 そして皇居に向かい人の群れが出現しました。
皇居前広場は車輌通行止めになっていました。 近づくと、観光、団体参賀、個人参賀、の3つの道ができていました。 見た感じでは団体と個人が半々ぐらいで、観光バスで来る人が多い様でした。 そしてボーイスカウトらしき子供が日の丸の旗を配っていました。
途中で荷物検査とボディチェックを受けたあと、列で待機になりました。 どうやら二重橋(正門石橋、下乗橋)に入る人の量を調整しているようです。 前の列が進み終わったぐらいに次の列が動き出す感じです。 しばらく待たされた後正門石橋を渡り皇居に入りました。 正門脇にはいつものように皇宮警察の人が立っていました。 制服が違うのと、背筋が伸びてるのとで、他の警官と違いは明らかです。 正門の先は緩い坂になっていますが、ここまで来ると道が広がり、 人の流れも隙間が出来ました。
宮殿東庭、一般参賀の人が待っている場所ですが、に入ると、 ちょうど第1回目のお出ましが終わったところで、皇族の方が奥に戻る所した。 人が動き出したので、ほぼ正面の位置に向かって移動して、2回目を待つことにしました。
見渡すと外国人の方も多数いました。 広場の東京駅側のちょっと高くなっているところに報道陣が巨大なレンズのカメラをかまえていました。
待って待って待ちわびた頃に放送が入り、天皇陛下を先頭に皇族の方がお見えになりました。 とたんにみんなが一斉に日の丸を振り出し、 右翼っぽい人達が「天皇陛下万歳」と叫びだしました。 天皇陛下は手を振って応えていました。
天皇陛下の挨拶が始まると、一旦、静かになり、日の丸を振るのも停まりました。 写真撮影のチャンスですね。 挨拶は、簡単な一言で終わりでした。 挨拶が終わるとまた「天皇陛下万歳」と旗の波が始まりました。
すこしして天皇陛下を先頭に置くの戻っていかれました。 時間的には数分間ぐらいだったと思います。
人の波に乗って出口に向かいました。
帰りは坂下門か桔梗門か乾門のどれかから出れるのですが、 一番遠い乾門まで行って見ました。
途中で面白い消防車がありました。
皇宮警察本部と書いてあったので、警察の消防車の様です。
乾門までの道は真ん中で仕切られ、半分が歩道、半分が車道になっていました。 1車線なので、すれ違いが出来ず、警察の方が車を止めたりして整理していました。 多分、皇族の直接の知り合いか何かだと思いますが、ちょくちょく出入りがあるようでした。 歩いてる途中で、2回目で終わりの皇族の方が車に乗って、手を振りながら通り過ぎていきました。 乾門から外に出るのですね。
道の途中に道灌濠がありました。 江戸城を作った太田道灌に由来するものだと思います。
乾門を出ると、目の前は北の丸公園です。 正月早々やってるところはないと思っていたら、目の前の東京国立近代美術館の工芸館が、 無料で入れる日でした。 中をのぞいたら、茶碗や食器などが展示してありました。
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