2006年6月4日。 横須賀しょうぶ園に行ってきました (しょうぶは「菖蒲」で「勝負」ではありません)。 名前の通り、花をメインにした公園で、季節によって、藤、石楠花、ツツジ、紫陽花、椿、薔薇、などがあります。 が、やっぱりメインは花菖蒲で、畝毎に異なる品種が植えられていて、 400以上の品種があるそうです。
しょうぶ園7月〜3月は無料ですが、6月は花しょうぶまつりの季節で、有料でした。
園内には出店も出ていて、少しにぎやかでした。
花しょうぶは、品種によって開花時期が違うようで、咲いている畝と咲いていないところがありました。
花は、ほぼ紫色ですが、白っぽいの、赤っぽいの、青っぽいのなどあり、柄物、黄色い花もありました。
花びらの形もいろいろです。
花菖蒲は江戸時代の中頃より、栽培され、主に、江戸系、伊勢系、肥後系の3系統と、
明治以降、アメリカで品種改良されたアメリカ系があるそうです。
ここにあるのは江戸系の物が多いようです。
中には雑種や野生種もありました。
花菖蒲以外は、薔薇やツツジが咲いていました。
紫陽花は少し咲き始めていました。
藤は咲き終わりで、種が出来ていました。
しょうぶ園の片隅に「城の腰堰の碑」というのがありました。 説明によると、このしょうぶ園は、平安後期の衣笠城の出城に由来するそうです。 そこの農耕用溜池「城の腰堰」が、今のすいれん池だそうです。
しょうぶ園を一周して、バスまで時間があったので管理棟に行ってみました。
1階には、園内で採取したスズメ蜂の巣が展示されていました。
2階には写真や菖蒲の解説などが展示されていて、奥に休憩室がありました。
無料ですが、畳が敷かれて、快適でした。
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