2006年8月18日。 家族でキューピーの仙川工場に見学に行きました。 京王線仙川駅からすぐの場所に工場はあり、入り口ではお祭りのはっぴを着たキューピーが、 マヨネーズを持って回っていました。 服装は季節によって変わるらしいです。
4階まであがると、キューピーマヨネーズとアヲハタのジャムが大量に展示してありました。 4階の会議室で、見学者が待っていました。 時期的にか、子供連れの家族ばかりでした。
見学は10時に開始です。 会議室の脇は食堂で、昼になれば工場の人が食事をするのでしょうか。 テーブルの上の調味料の群れの中に、でっかいマヨネーズのボトルが立っていました。 その脇に製品が展示してあり、「SUMMER新製品」「新製品8月18日より発売」とか貼ってありました。 偶然ですが、今日(見学日)に新発売ですね。
見学コースは残念ながら撮影禁止です。 最初は業務用のマヨネーズを作っている所の脇を通りました。 中は見せてもらえませんでしたが、たこ焼き用とか、サンドイッチ用とかで、配合が異なるようです。
見学コースは途中から、黄色の床で、壁や階段の縁等が茶色っぽい色になりました。
この色は、階段がけっこう見やすくて、いいなぁと思いました。
工場の中庭にはタンクがたくさん並んでいました。
中にはマヨネーズの原料の油が入っているそうです。
タンク1つで200トン、小学校のプールいっぱいぐらい入るそうです。
1日でタンク1つ弱を使ってしまうそうです。
工場の目玉は卵を割る機械です。 1分間に600個割るそうです。 機械は横に置いた卵の下からナイフを当て、左右に開いて割っていました。 割れた卵は下のカップで受けて、カップの割れ目から白身だけ下の受け皿に流れる仕組みです。 成功率は高くないようで、見ていたら1〜2割ぐらい黄身が割れる失敗をしていました。 失敗したものは人が判断して、別によけていました。
マヨネーズに使うのは黄身の方で、白身は別の会社でパンやケーキや蒲鉾やはんぺんに使われるそうです。 殻も肥料やチョークになるそうです。
最後に箱詰めを見ました。 この日は500gぐらいのチューブの箱詰めラインが動いていました。 1分間に130本マヨネーズを詰めるそうです。 チューブは工場に運ばれてくるときはホコリ避けで口が塞がっています。 工場で逆立ち状態で口に穴を開けます。 そしてマヨネーズを詰めてふたをします。 蓋には星型の口も付いていています。 この星型は、マヨネーズが出る量の調整と、出た後の見栄えをよくするためにあるそうです。 仙川工場では1日では30万本、178トンのマヨネーズを作るそうです。
見学後にお土産をもらいました。 大人と子供では違うもので、大人はキューピーの小さな人形と、キューピーマヨネーズのディフェと、黒酢の飲料でした。 黒酢の飲料は好き嫌いがあるかと思いますが、私はいいと思いました。 子供は、やはりキューピーの小さな人形と、50gのマヨネーズと、パンに挟むとサンドイッチになるツナの袋でした。
出口の売店で売っていますと言うので、出てみると、 売店というより、露店で、キューピーグッズや、色々なマヨネーズや、パスタソースなどを売っていました。 スヌーピー柄のピーナッツバターは見たことがなく、ピーナッツバターは好きなので買いました。
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