3月3日。 宮崎で時間があったので少し観光に行きました。 高千穂峡とか行きたいところですが、時間的に無理なので、南側に行くことになりました。
宮崎の南の観光地は日南線ぞいですが、いろいろあってレンタカーです。 まずは青島に向かいます。 途中、日南線を走るディーゼル車を見ました。 1両編成で、電化もされていないので、ディーゼルです。 エンジンは車体についていて、車輪に向かうプロペラ シャフトがぐるぐる回ってるのが見えました。 意外に混んでいました。
青島は宮崎空港のすぐ南、こどもの国のすぐ近くです。
巨人のキャンプ地ですが、既にシーズンが始まっているので、観光客もまばらです。
青島は亜熱帯性植物群落が特別天然記念物、
熱帯性植物と、周囲の洗濯板の様な海岸(隆起海床と奇形波蝕痕)が天然記念物になっています。
植物は亜熱帯性植物で、北半球最北の亜熱帯性植物群落だそうです。
海岸の岩盤は、海底に堆積した砂岩と泥岩の規則的な層が隆起し傾き海上に露出し波の浸食で出来たものです。
現在でも侵食はあるようで、あちこち崩れていました。
この様な海岸はここから南にずっと続いています。
島の中には青島神社があり、
古くからの聖域のため保護されて植物が残った様です。
青島神社で子供のためのお守りを買いました。 神社では結婚式が行われていました。 神社の奥はビロー樹の立ち並ぶ森で、落ち葉も片付けずに手付かずで保護さていました。 地形的に考えて、多分土のすぐ下は岩だと思うので、多分根は浅いと思います。 これらの木々は台風によく耐えてこれたもんですね。
島の中心にあるのが元宮だそうです。
聖地の面影たっぷりで、古代の祭祀に使われた匂玉、土器、獣骨、貝殻などが出土していているそうです。
青島を出発して走ると桜の咲く堀切峠に出ました。
太平洋が見える絶好のポイントです。
海だけで何もありません。
眼下には洗濯板のような海岸が続いていました。
海岸沿いしばらく、洗濯版が続いていました。
洗濯板の先にモアイのあるサンメッセ日南がありました。
入場料は大人700円です。
宮崎にモアイなのかはサンメッセ日南のHPでも参照してください。
簡単に言うとイースター島のモアイ像の修復に日本の会社が協力した。
それに感謝したイースター島長老会が日本にモアイを復刻することを許可した。
といった話だそうです。
サンメッセ日南のすぐ南には、鵜戸神宮があります。
創建は、第十代崇神天皇の御代という歴史ある神社です。
鵜戸崎に立てられたこの神社は、本殿が海岸の岩穴にあるという変わった作りです。
亀石に運玉を投げるので有名なところです。
投げて見たらちっとも入らず、運はなさそうです。
とりあえず子供のお守りを買って、本殿をぐるっとまわったら、
屋根を葺くために銅版の協賛金を出してくれと書いてありました。
せっかくなので千円だけ出して記名しておきました。
(後で、御神札が送られてきました、アリガタヤ)。
昼食を食べようということになり、鵜戸神宮の近くの民宿兼食堂といった店に入りました。
(多分、民宿 南光)。
入ると2階に通されましたが、そこは民宿の宿泊部屋でした。
目に前に漁港があるので、刺身定食を注文しました。
畳の部屋でくつろぎながら、遅いなあとかぶうぶう言い始めた頃、料理が前菜から出てきました。
想像していたのとは違い、かなりの品数の料理が出てきました。
地物を使っているようで、家庭的ないい味です。
文句は一遍にすっ飛んでしまいました。
刺身は、取れ立てのようで硬く身が締まっていました。
鳥唐を頼んだ人は1人分には多すぎるようなおかずが出ていました。
時間がかかった以外は大正解の店でした。
本当は都井岬まで行って岬馬を見たかったのですが、気づいたら午後3時、 空港へ引返す時間を考えると無理なので、急遽方向を変えて、 飫肥(おび)城に向かうことにしました。 近くの駐車場に車を止めて降りると、おび天の看板がありました。 なんだろうと思ったら、さつま揚げの様な外観の物で、 魚と豆腐を混ぜて揚げた物らしいです。 (後で宮崎空港で見かけてお土産に買ってしまいました)。
お城の大手門は、復元らしいですが、りっぱな門です。 その奥の石垣の上に桜が咲いていました。 中に進むとお城の本丸は小学校になっていました。 さらに奥は旧本丸だそうで、杉の大木が並び、地面は苔生して、感じのいい場所でした。 全体的に杉が美しい城ですが、時期が時期で、しかも私は花粉症なので、 そのあとくしゃみが出だして、大急ぎで薬を飲む事になってしまいました。
ちなみに、行きはANAの飛行機、帰りはJALの飛行機でした。
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