株式会社吉野家D&C 第50期定時株主総会、質疑

質問 今年22日OIEが月例に関係なく出荷可能とした。 BSEが発生したとき、前回同様になると残念だ。 リスク管理はどう考えているか。
回答 BSEのリスク管理はUSEビーフにどのぐらいリスクがあるか。 OIE総会でアメリカは準正常国と認定。 輸入問題は前向きとなる。 今後のリスクはBSEに限ると発生してもそれのみで輸入停止にはならない。 処理ルールが守られていれば可能。 指定工場のみからの輸出で、若い牛に限定なので、以前の1割程度。 今後は指定工場別の停止リスクであり、全面停止の可能性はほとんどない。 コウテイ疫が起こるとその国から全てが止まる。 そのときはこの3年に培ってきたメニューで牛丼抜きで5%の利益確保の実績がある。

質問 積極的M&Aというが京樽やはなまるは業績低迷している。
回答 京樽の減益は前期が2回目の減益になる。 価値のより低いところで取得し再生しているので、相当高い含みを持っている。 前期は減益だが、いいときも悪い時もある。 はなまるは2段階出資のスキームで行い、リーズナブルな資本での出資となっている。 現状は売上げも高い。水準になっている。 うまくいっていないのもあるがトータルではうまくいっている。

質問 配当性向は30%がよいと考えているようだがその根拠は何か。
回答 配当は増益しながら30%まで来た。 3年前に赤字になったので、それまでの半分にしてきた。 今回は結果的に48%になっているが利益が低いため。 配分の公平性として30%と考えている。

質問 株主優待が減って、配当が減ったが、回復して元に戻る可能性はあるのか。 議決権は2割の人しか使っていない。 配当を上げることを考えているのか。
回答 優待制度、1株株主には少なくなるのをした。 3000人のときに優待制度をはじめたが、今は12万人、 費用がコストバランスを超えて重荷になったので、持ち株数に応じて変えた。 配当は、過去2期赤字の中での配当であった。 51期はさらなる増益が見込めるので、倍の配当をもくろんでいる。 議決権は個人株主が多い。

質問 株主優待、昔は喜んだが、今は食べるものがないと言われる。 グループで使えるようにして欲しい。
回答 優待を他に使える方向で考えている。 ホールディングになって、その方向で考えるが、FC加盟店の事情で出来ないものもある。

質問 新しい業態がどうなっているのか。
回答 牛丼単品とメニューミックス型とテーブルなどの仕掛けを考えていく。 今までのデータから牛丼人口は1500店と考えている。 テーブルサービスを加えるとマーケットが増え、3000店も可能性がある。 本格的実現は肉の市場が改善したら可能。

質問 海外進出に関して、香港で吉野家のご飯に針が入っていたと騒ぎになったとあるが、品質管理は? 今回の事件は少年が金を貰おうと釘を飲んだのだがばれなかったら損害に応じていたのか。 対応を考えて欲しい。
回答 海外でもリスクがあるが国内でも起きている。 現在、緊急ストップ態勢があり、分析をしてどの段階まで回収するか決まっている。 クロスチェックを行っている。 店では商品チェック細菌検査をして、消費期限切れがないようにしている。 過剰対応・反応をしないようにしている。 善意と悪意の苦情の両方があり見分けは難しい。 金で安易に処理するのは慎んでいる。

質問 株主優待、現在のシステムは1〜9株は同じで10株は変る。 1株と5株が同じはおかしいと思う。 ぜひとも段差をつけて欲しい。
回答 優待制度、様々な角度から検討して株主や持ち株の比率を考えて、 あの段階で理にかなったやり方としてはじめた。 株主は流動性があるので、今後とも原資の一定性の中で考えていく。 優待制度の人気ランキングで2位である。

質問 お店の店員が100円の間に50円を入れておつりをだした。 50円をごまかした。 そんな汚いやり方をして最終的にごまかした。
回答 不手際は申し訳ない。 不満を持ち帰らないように、失礼の持ち帰りにならないようにがんばっているが、 相変わらず起こっている。 持ち帰らないようにしたい。

質問 2〜3年前から外資のM&Aが多く、吉野家も当てはまると思うが、どう対策しているのか。
回答 敵対的TOBの対応は、これといった対策はしていない。 案件毎になる。 いたずらに経営者の保身のためのはいかがかと思う。 企業価値を高める。 私たちを守るとは考えていない。 総会でも信任がなければどんどん糾弾して欲しい。

質問 従業員がどう接客しているか。 どういう客か。 女の人が少ない。 豚汁がなかなかでなくて催促したらドロドロだった。 外食の原産地表示が店に張っていない。 丼で野菜が少ない。 もう少しタマネギを入れて欲しい。 バイオメタノールの影響で肉も上がっている、どう対応するのか。
回答 野菜はおしんこやサラダや味噌汁やけんちん汁を増やしてバランスを取っている。 中高年や女性の嗜好にあわせた開発をしていきたい。 原産地表示は全店にある。 壁に貼るのも考えたがほとんど出ないのが現実。 関心のない人も多く、張ると不安を煽ると思い、お渡ししている。 穀物価格の上昇は部位としてあまり影響ない。

質問 商号変更による費用がかかると思うがいかがか。 D&Cはドーナツアンドコーヒーだと思うが実態とは変だがそのままでもいいのでは。
回答 ダンキンドーナツから撤退するときに商号変更を考えたが、 その時はコストや手間を考えてそのままにしたが、変更すべきとの注文があった。 何かの折にと思っていた。 ホールディングスを付けた方がわかりやすいので変える。 数年経つとなれると思う。 D&Cはデベロップアンドクリエーションです。

質問 今までの株主優待は定款に謳われていない。 取締役に有利な定款は出来るけど株主に有利な定款は出来ない。
回答 定款変更も全体の企業価値を高めるためにに沿っており、 株主との一体の利害の元で考えている。

質問 優待はコストだけでなくメリットもある。
回答 コストバランスと企業価値向上を考えて、3000人の株主の時と12万人の時ではバランスが違う。 答弁が舌足らずで申し訳ない。 今後改善したい。

質問 取締役は14名、4号議案で15名、新会社は13名どういう風に決めるのか。
回答 10月1日に会社分割する事により、役員は分かれる。 上限の人数もホールディングは小数で決めている。 社外取締役も充実させる構成にしたい。

質問 今回はコールディングは上場継続で、吉野家は上場しないと思うが他の事業会社は上場のままか。
回答 京樽は株式公開しているのでそのまま、吉野家は事業会社を新設してこれは非上場、他に上場はない。 今後コールディングから離れたほうがよいのは上場もありえる。 今、固まった考えはない。

質問 51期の単体の決算はどうなるのか。 吉野家単体は開示されないのか。
回答 今後も連結と単体を示すが、主体は連結になる。

質問 慰労金は公開されるのか。
回答 支給規定は本店で株主に公開している。 任期の役員報酬に2.0を乗じるもの。 引き当て分を積み立てている。 報酬総額は事業報告書で開示する。

質問 5億とあったが、願わくは半分ぐらいは吉野家を買って欲しい。
回答 肝に銘じてなるべくそう使うように促したい。

質問 退職金は一銭も出さないのか。 毎月の給与がいいからいらないのか。
回答 月額報酬と成果報酬と退職報酬があるが、 最近の傾向は成果報酬をわかりやすくするという方向になっている。 ホールディングの体制になるのに伴い廃止する。 これまでのは一度区切って変える。

質問 5億4千万のいくらが支給されるのか。 連結で13億で7億の差があるが子会社はどうなるのか。
回答 10月1日実行なので金額が確定していない。 5億4千万は2月までの分、9月30日まではさらに追加になる。 子会社はそれぞれの会社の決議になる。 2億は京樽、打ち切り支給はしない。

質問 賞与は税法上損金に算入するのか。
回答 賞与は従来の利益処分から販管費となり、今後税法上の損金算入が出来ます。 50期は損金算入されていない。

質問 自動券売機を使うなどの改善をして欲しい。
回答 3月からの実績は数も売上げも優位にある。 券売機は店舗で実験したが集中性による不満や、 築地で創業したのでイキを大事にする吉野家の空気に合わないので止めた。

質問 退職慰労金で積み立てたのを変える形になるのか。 月2千万以内を年3億以内とするので25%増える。
回答 3億は上限であり実効金額ではない。 賞与を含めた額である。

質問 慰労金がなくなるとどの程度UPするのか。
回答 実質増ではない。 当期の役員報酬は2億3500万円。

質問 記念配当はしないのか。
回答 記念配当はこれまで2回したが、この3年は配当できる状況ではない。 今回はそれに当たらないと考えている。

質問 役員報酬の使用人部分は別とあるが総額は?
回答 部長級の最高額を払うことになっていて月65万円ぐらいになる。

質問 持ち帰り弁当を持って帰る器や箸は捨てられる。 その費用はどのくらいか、持ち帰りは何%か。 例えば器を持ってきたら還元するとかしたらどうか。
回答 今の消費者は清潔を求めるのでなかなか受け入れられないが考えていきたい。 リサイクル率は40%を達成している。

質問 家族の分も一緒に来たが総会のお試し券をくれなかった。
回答 入場票なので2枚は渡せない。 今後改善を心がけたい。 議決権行使書を持っている分は対応したい。

質問 車椅子・バリアフリーは考えているか。
回答 目下プロトタイプに入れる動きはないがスペースにゆとりが持てるところはやっていきたい。 今はモデルとして考える余裕がない。 理念上の使命としてやっていかないといけないとは考えている。

質問 牛丼弁当はイートインの延長で、時間が経ってしまうと本来の味が出ない。
回答 そういう問題意識は持っている。 全国からの提案で有効と思われるものは実験している。 今回のホールディングの移行の中でビジネスチャンスとして活動をしたい。


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