『サブスポ!』トピックス


<Topics:62> あやレポ2006秋 〜反落〜



最近のトピックスはあやコンレポとあやソン評価の交互になってますが(笑)、
順番通りに(?)今回はあやコンレポです。


9月17日(日)に大阪厚生年金会館で行われた、
松浦亜弥コンサートツアー2006秋 『進化ノ季節…』
に参戦してきました。


春に続いて単独コンが無事開催されたことへの安堵感と、
『前走圧巻の内容』(←え、競馬?)から期待しての今回の秋コンとなりました。

その前回の春コンでは奇跡の最前列だったことから、
今回は3階の後ろの方の席が当たるんじゃないかと危惧していたものの、
送られてきたFCチケは1階P列7〜8番
今回も一緒に参戦のヤマト氏には『ある意味ミラクル』とメールして当日を迎えました。

今回は昼夜参戦にするか若干迷ったものの、結局昼公演だけとすることにしました。
まぁその理由をひと言でいえば「財政難」ですね(いつもそれやし…笑)。

会場に向かう途中でWINS梅田に立ち寄って、
翌日のエルムSに出走の、愛馬ロードマジェスティの応援馬券を買ってから、
(結果はここでは触れない…苦笑)
OPENの45分前に会場に到着。

で、ヤマト氏に『着いたら連絡下さい』とメールしたら、もう着いてると電話が。
今まで必ずすいけんの方が先に到着していたのに、
なんか出し抜けを食らわされた気分…(笑)。
まぁ最近はすいけんの出撃時間も遅れてきてますからね…。
これは「もっと気合いを入れろ!」ってことなんでしょうか。。。

さて合流後は、ローソンを経由したあと、珍しく開場前にグッズをとも思ったけど、
それがちょうど開場30分前で、先行グッズ売り場が締め切られたので、
公園で軽く時間をつぶしてから入場。
中に入ってからグッズ売り場へ直行しました。

今回は(今回も?)あまりグッズを買うつもりはなかったんですが、
並んでると買いたくなってしまうのはヲタ魂か…(苦笑)。

結局生写真セットA・Bとコレクションミニフォトアルバム、
そして会場限定リストバンドを購入して2500円。
さらにファンクラブの継続申込でプラス3600円。
普段「財政難」という言葉を連発して、100円や200円をケチっている割に、
こういうのは平気で衝動買いしてしまうんですよね…。
自分で自分の性格が嫌になる瞬間(苦笑)。

ちなみにヤマト氏は1回着たらヨレヨレになるTシャツを買って、
(あややプロデュースであやや自らがデザイン!)
早速それに着替えたものの、100円均一並みの生地の弱さに呆れてましたが…(笑)。

すいけんも、買ったばかりのリストバンドをつけてみました。
どうせ2度と使わないでしょうからね…(((^^;)

さて、『ある意味ミラクル』な今回の座席なんですが、
実は4年前の「Yeah!めっちゃライブ」のすいけん誕生日公演の昼に座ってるんです。
この1階P列7〜8番というを説明すると、
中段やや後ろの左端、前は通路右も通路2人席
会場の造りの関係で、入口と壁に挟まれたスペースになってるんでしょうが、
ちょうど段差があるので、前の人が邪魔にならずステージは見やすいし、
周りを気にせずに踊れるのですいけんにとってはなかなかの好席。
4年前は8番の方だったので、そちらはヤマト氏に渡して、
すいけんは壁側の7番に座りました。

まぁ前のときと同じ席に座ってもいいんですけど、
なんとなく違う方がいいかなと思っただけのことなんですが。。。


そんなこんなで、いよいよ秋コンのスタート!
では、いつものようにコメント付きセットリストから。



<1> 砂を噛むように…NAMIDA(18thシングル)

オープニングはだいたい盛り上がる曲でスタートするのが定番だったし、
色々趣向を凝らしてたことが多かったんですが…。
今回は会場が暗転して幕が上がり、そのままこの曲を歌い始めるという、
ヒネリも盛り上がりも何もないスタートで面食らいました…(苦笑)。


<2> 風信子(13thシングル)

そしてそのまま盛り上がりのない「フツーのいい曲(笑)」へ。
開始2曲で「踊りゼロ」というのは、たぶん初めてじゃないかなぁ…。



静かに2曲が終わって、ここでMC。
「ハタチになって、これからもますます成長するぞ、というこのツアータイトルです。
今回は懐かしい曲や、今まで歌ったことがないような曲も歌います。
そして昼公演と夜公演とではメニューがちょっと違うんです」
といった内容。
その時点で、昼のチケットしか持っていないすいけんは愕然…(笑)。
そして最後に付け加えた「今回は、今までと違うから」のひと言になぜか恐怖感を覚えたすいけん…。



<3> 気がつけば あなた(17thシングル)

ここも踊りはほとんどないですが、まだこの曲には掛け声があります(笑)。



ここで1階客席の中程に黒服&サングラスの男3人が登場。
それぞれトランペット、トロンボーン、サックスを持って演奏を始め、
やがてステージへと上がっていき、そのまま次の曲に…。


<4> The 美学(7thシングル)

やっと踊れる曲が!
でもオリジナルの振り付けをやってほしいなぁ…。


<5> GOOD BYE 夏男(10thシングル)

続いて踊れる曲が!
でもオリジナルの振り付け…(以下略)。


<6> ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)(2ndアルバム「T・W・O」11曲目収録)

セカンドアルバムの曲だから3年半前の曲なんですが、
全然懐かしさを感じない。てかいつでも楽しい。
そういう意味でも素晴らしい曲ですね。


<7> 宇宙でLaTaTa(13thシングルのカップリング/オリジナルは太陽とシスコムーン)

こちらは懐かしいというよりも…。
いや、曲の古さで言えば十分懐かしいという位置付けになるんでしょうけどね。
てかこの曲を歌うんだったら、あつこさんを呼ばないと…(笑)。


<8> Thanks!(GAMデビューシングル)

完全単独コン(ゲストなしコン)の今回は、この曲は歌わないと思ってたんですが…。
モニターでクリップを流して、ミキティ部分はそのままCD音源で流し、
あややパートは生歌で、という対処法で使ってきました。
そして曲のラストでモニターに映画の予告編映像が2分半ほど…。
あ、映画ってもちろん、9月30日公開のスケバン刑事(あやや主演、主題歌GAM)ですよ!



そしてここからMC。
長くなるから…とお客さんを着席させたあやや。
座らせたということはMCのあとはお聴かせタイムなんだなと想像。

さてMC自体の内容はというと、映画の宣伝が大半でした。
初代スケバン刑事の斉藤由貴さんに「4代目で一番ハマリ役」と言ってもらったとか、
「麻宮サキは他人のために自分の命をはれるのが凄い。私だったら真っ先に逃げる」とか、
「1時間45分くらいのちょうどいい長さで展開も早く飽きさせない」て感じ。

さらにはGAMの2ndシングルが来月発売という宣伝も。
この曲、エッチな感じの曲らしいです。
ミキティが言ったところでは「夜中の2時くらい」のイメージだって(笑)。


さて今回のお聴かせタイム。登場してきたのはアコースティックギター。


<9> 可能性の道(3rdアルバム「×3」3曲目収録)

歌詞もメロディーもしっかりしてる曲だから、こういう歌い方にもしっくりきますね。


<10> 私のすごい方法(1stアルバム「ファーストKISS」10曲目収録)

「懐かしい曲を歌います」といって歌ったこの曲だけど、
これだけバージョンが変わってたら懐かしいとは思わないんですけどねえ…(苦笑)。
あと曲の終盤で歌詞を間違えてたのをすいけんは見逃しません。
で曲が終わったあと「いかがでしたか〜」とあやや。
アンタ歌詞間違っとるし!と心のなかで呟くすいけん(笑)。


キーボードも登場して、さらにブラスも再登場。ここからはスウィング。


<11> YOKOHAMA SING A SONG(8thシングルのカップリング)

ミュージカル「草原の人」用の曲だと思っていたんで、ちょっと意外。
でもこういうジャズチックな雰囲気にはとても合いますね。


<12> オリジナル人生(3rdアルバム「×3」5曲目収録)

ジャズチックといえばやはりこの曲になりますか。
この曲の前に、逢いたくて(「風信子」のカップリング)のイントロだけ流れたのに「?」。


バンドのみの演奏を挟んで…。


<13> メドレー
好きすぎて バカみたい 〜 桃色片想い 〜 ね〜え?
〜 SHALL WE LOVE? 〜 LOVE涙色 〜 Yeah!めっちゃホリディ


ジャズメドレーです。ジャズキャット(マジェの母)とは無関係です(←ナニ書いてんだオレ…笑)。
めちゃホリあたりはバージョンが変わりすぎてて何の曲か分からなかったですよ…(苦笑)。
ちなみにこのメドレーから再びスタンディング。


<14> デート日和(2ndアルバム「T・W・O」9曲目収録)

ついにこの曲がキタ−!!
って書いた意味は『あやソン評価審査委員会〜Part.2〜』を参照のこと(笑)。
ま、関西初披露曲ということになりますね。


<15> 恋してごめんね(3rdアルバム「×3」6曲目収録)

なぜこの曲がこんなにコンサートで使われまくるのか、よく分からない…(。・_・?)?


<16> 絶対解ける問題 X=ハート(1stアルバム「ファーストKISS」5曲目収録)

本編ラストはお馴染みの盛り上がりソング。
もういいかげん、この曲に頼るのをやめましょうよ…。



そしておとなしい「あややコール」(笑)のあとでアンコール。



<17> 夢(17thシングルのカップリング)

映画にひっかけて、「NYから強制送還」ということで、1番を英語で歌うあやや。
まぁ歌詞を飛ばしまくりで半分以上は歌ってなかったんですけどね(苦笑)。
英語なので一度歌詞が飛ぶともう戻れないんでしょう。
2番からは日本語に戻して歌ってましたが。
もともと1番だけの予定だったのか、あややが諦めて日本語に戻したのかは微妙な判定。
どっちに軍配をあげても物言いがつきそう(苦笑)。


<18> 女の友情物語(9thシングルのカップリング)

個人的には好きな曲ですけど、これがラストっていうのはどうなんでしょう…。



以上が今回のセットリスト&内容でした。



今回、終わった瞬間に感じた感想はというと…、


「オドリスト殺しや!」(苦笑)


そう、踊れる曲がめちゃめちゃ少なかったんですよ。
てか、満足に踊らせてもらったのって、たぶんラブチャンだけ。
こういうセットリストでは、オドリストは手も足も出ません。
一言でいうと、なんか、とても不完全燃焼

たぶんジャズメドレーのあとくらいからかな?
それ以降ずっとくすぶってました…。
あまりのモヤモヤ感のため、終わってからヤマト氏を引き連れて、
カラオケに行っちゃいましたよ(!)。

まぁそれですいけん自身は随分スッキリはしましたが、
すいけんの踊りを見せられまくったヤマト氏が、
逆にモヤモヤ感を募らせてないか心配だったりして…(苦笑)。
あやや以外の曲まで歌って踊ってたし(笑)。

まぁそれはそれとして、コンサートに話を戻すと、
17曲中(メドレーは1曲で換算)、カップリングが3曲でアルバム曲が7曲。
すいけんみたいなヲタは当然ながらどの曲も完璧に知っていても、
ヤマト氏のような普通のファンや、もっと浅い人たちからすると、
知らない曲ばっかりだったと感じたはずなんです。

とすると、どれだけ楽しめたかを考えるとあまりいい答えは出づらいだろうし、
ヲタはヲタで不完全燃焼というこの状況。

ただでさえ動員数が減ってきている現状なのに、
『また見にきたい』と思ってもらえるような内容をやらないのでは、
正直言って、先が見えてきてしまうような気がするんです。

コンサートだけに限らず、去年と今年でCDを3枚しか出さなかったり、
アルバムを2年半以上出さなかったりという近況を考えても、
「これからどういう方向に持っていきたいのか」が全く見えてこない。

「売れなくなったら使い捨て」のつんく商法をいろいろ見てきたし、
本音はめっちゃ不安です。


去年の春から1年の雌伏の時を経ての今春のコンサートは絶品でした。
(最前列で見たのもですが、DVDでもそう感じたからこの感覚は間違いではないはず)
それだけに今回の期待は高かったんですが、
もしかしたら高望みをしすぎたのかもしれません。

その春コンは、ピアノとストリングスによるアコースティックライブの部分が、
今までと違う高い評価を得たのは確かですが、
個人的には「総合的に」良かったコンサートだったと思っているんです。
聴くところは聴き、盛り上がるところは盛り上がる。
そのメリハリというか、バランスがとれていたと思うんです。

で今回。
座って聴かせるというそれ自体は悪くないんですけど、
良かったのは可能性の道と私のすごい方法までで、
それ以降は全てが中途半端

じっくり聴かせるわけでもなく、かといって楽しませるわけでもない。
その感じがダラダラと続いて、そのまま終わってしまったような印象。
アンコール待ちのあややコールもなんか会場全体が乗り切っていない感じだったし、
終わったあとは、普段なら起こるはずの拍手もなし。
みんなが「なんか違う」という思いになっていたような気がします。

正直言って、昼公演だけの参戦にしといてよかったなと思っています。
この内容での昼夜参戦はハッキリ厳しいです。

いや、もしかしたら昼だけが最悪で、
夜はめっちゃ良かったという可能性は残ってますよ。
夜は見ていないし、その様子を他のサイトで確かめたわけでもないですから、
実際に見た昼公演で感じたことしか書きようがないんですけど、
細かい内容は別として、全体的な方向性は同じだったはずです。

ところで、あややにとっての「進化」って何なんでしょう?
それを考えると、少し悲しい気分になります。
進化した結果がこれなのかなぁと。

まぁこの秋コンはスタートしたばっかりだし、
回を重ねていくにつれていろいろ改良されていくんでしょう。
見るタイミングが悪かったと思うことにします。



ほんとはねぇ、もっといろいろ書きたいことはあるんですよぉ。
でもねぇ、ここより先を書くことはですねぇ、
すいけんにとって、一つの大切なボーダーラインがあるとして、
それを超えてしまうような気がするんですよぉ。
なので、もうこれ以上は。。。
あややも、そしてすいけんも、原点を見つめ直すべき時期なのかもね…。




おそらく次のあやコンは、来年の春でしょう。
何だかんだ言っても、すいけんはその場にいるでしょうし、
たぶん文句をタレながらも(?)踊ってることでしょう。

ってか、オドリストを卒業するのが最善策のような気がする…(苦笑)。




って、ここまで書き上げて、さぁ終わり!と思ったんですけど、
何気に昔のコンサートのDVDを見てしまいました。
1stツアーの「ファーストデート」と、
2ndツアーの「Yeah!めっちゃライブ」。
当時のすいけんの気持ち、考えや状況等を思い出しながら見てました。
「(あややの)声の出し方がまだまだだなぁ」と思ったのは内緒(笑)。

それはいいとして…。
一言でいうなら「あぁやっぱりね」「なるほどね」って感じ。
あと1stのアンコールのMCで平家みちよさんがいいこと言ってました。
あややにも当時を思い出してほしいなぁと思ったり。。。

次のコンサートは昔のDVDを見てから行こうかなぁ…。






『サブスポ!』トピックス メニューへ

TOPへ