pep-r症例 検査結果や方法にご批判、ご意見お待ちしております。 |
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(赤字はブラッシングに直接関係するであろう項目) 分析 発達年齢の結果だけを見ると、歯磨きの自立は不可能に思えます。しかし、表を良く見ると、芽生えの点数が高いところがあるのに気が付きます。一つ一つ検討していきます。 模倣は、芽生えとの合計で2歳6ヶ月レベルまで伸びる可能性が示されてます。歯磨き能力としては、初期段階と予想されます。(口の中でごしごしと動かす程度)うがいなどはどうだろうか? 微細運動は、手先は器用に動くが、目的をもって使うことは苦手。歯ブラシは上手に持つでしょうが、口の中に入れて歯の汚れを落とすという目的にあった動かし方ができるようになるか。指導していく上ではかなりの工夫が必要。 目と手の協応は、検査では、なぞり書きと積み木積みで評価しているが、ブラッシングで問題になるのは、歯ブラシに練り歯磨きつけたり、鏡を見ながら染め出された歯垢を落とす時であろうか。知覚や言語理解とも関連がある。 言語理解に関しては、知覚が高点数である事から視覚情報を駆使して、トレーニングする。絵カードを使って名詞や、動作語を理解させる。
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