学校給食センターについては、9月議会、本議会でも財政問題の中で再度取り上げました。議会雑感の中でもふれていますが、ここでは、給食センターの調理システムについて感じた疑問を報告したいと思います。
三郷市の給食センターは現在3カ所あり総計で16500食の供給能力があります。第一給食センターがインターA地区内にあり、区画整理事業に伴い移転する事になりました。第二センターが5000食、第三センターが5500食の体制にあります。しかし現在、給食は児童生徒教職員併せて11635食調理されています。ほぼ2つのセンターで間に合うと言う計算に成ります。私は、不足分は全面民営化を主張していますが。今回3000食のセンターを第三センターに造る事になりました。
私は、給食センターは、小学校、中学校両方の給食に対応出来る設備と思っていました。従って供給能力ではほぼ可能ではないかと主張しましたが、実際は食器の相違により設備がフレキシブルに活用出来ないと言う事でした。いわば小学校用は小学校、中学校用は中学校と専用設備と成っているとの事です。何故最初から自由度のある設備にしなかったのか、子供たちは増減する事もあり流動的で、どの様な状況に成っても効率的に設備を活用出来る体制が経費節減に成るのではないかと思いますが、実際はその様に出来てないと言う事です。民間の発想の中では考えられない状況です。5000食の設備に対し小学校分4000食を作り、余っている1000食分を中学校分を造ると言う事は出来ないシステムと成っているのです。この先子供たちが減少する事を考えると、稼働率は更に低下すると考えられます。何と設備の無駄をやっているのでしょうか。こんな事をいつまで続けるのでしょうか。
第二給食センターの更新も迫ってきていると言う事ですので、全面的民営化考えなければならないと思います。