平成15年6月議会 が6月1日から15日まで開会されました。本議会には、報告11、議案17が提案され可決成立しました。 一般会計補正予算が6627万の減額、戸籍届出住民異動届出等らにおける本人確認条例、新和小学校の建築工事の遅れに伴う「工事請負契約の変更」等が主な議案でした。一般会計の減額は新和小学校の工事の遅れによるものです。本人確認条例は、近年、無断で入籍されることや、他人の住民票をとり悪用する犯罪が発生している状況に対して未然に防ぐために埼玉県で初めて三郷市が条例を制定したものです。本人を確認するためには、免許証、パスポート、又、公的証明書の提示の他に、身内しか知らない情報を尋ね、それを記録に残すと言う事です。犯罪防止と行政に対する信頼性の向上を意図したものです。
新和小学校新築工事遅れの議案提出
戸籍届け出、住民異動届け出等における本人確認条例制定
「一問目に対する市長 答弁書」

1.中川下水処理センター上部整備について
買収時の県との約束は、計画に対する市の考えは
  昭和52年9月に運動公園等の要望を提出した。返答は、見当すると言う事であった。
  平成11年埼玉県はアーバンアクア計画を作成する。
  平成12.3月、県より、下水道施設の環境整備の範囲内に知らされる。
  平成14年 第一次暫定整備に着手する。芝、樹木の植栽、休憩所、駐車場、管理施設を整備iにかる事になる。
  平成16年 終了する。6.9fに多目的広場として整備する。
・迷惑料について
  昭和56.57.58年11市6町が協力支出金として総額2億円もらう。
  その後、59.60.61年各1000万、総計3000万もらう
・下水処理場全体の見直しについて
  3次の高度処理が行われるとの事で、用地が必要で、整備が進めば手狭になる。
  番匠免運動公園の整備拡大は困難である。

2.包括予算について
・各担当部の裁量の拡大はできないか
  包括予算制度は、努力に対し報奨金を与えると言う事インセンティブを与える事になる。
  顧客である市民により効率的な行政執行ができる様になる。
  各部が創意工夫が出来、各部の競争が行われる様になると思われるので、早々に見当して行き  たい。
・評価制度については
  2次にわたる行革の中で250項目の見直しをし、一定の成果があった。
  第3次の行革推進委員会で7項目を掲げてもらい、内6項目を庁内の専門部会で検討する。
   1.行政評価システムの導入  2.学校統廃合   3.保育所の適正配置
   4.財政健全化対策の実施 5.職員の適性配置 6.審議会の見直し
   7.都市計画税の導入---一定の方向性がなされているので除外する。
  評価制度の導入の可能性は高いと考えている。

3.シルバー元気塾について
・市政の柱として明確にすべき
  受講者が増加しており、平成15年度は予算も増額し、自主事業として位置づけている。
  基本構想、基本計画の中でも基軸の施策と考えている。
・拠点施設の整備について
  身近な所が参加しやすいが、受講者が多く、会場の施設も限界と判断する状況で、拠点  施設も選択肢の一つと思う。複数講座  の展開も出来るが、拠点施設も必要と思う。 早期に将来計画を検討し、来年度以降の推進に向けて行きたい。
・全国への発信は。
  埼玉県の吉田町には、定期的に職員を派遣している。
  
4.新田用水整備について
・現況についての市長の考えは
  第二大場川、下第二大場川、に郷半用水路等、基本計画の中で水と緑の基本軸として、新田用水路についても、水辺と一  体のオープンスペースの整備を図って行きたい。
 
  
   「担当部長答弁書」

1.評価制度について 企画財政部長
  ・全国の市町村でも約65lの自治体が導入に向け取り組まれている。
   評価の定義としては、1.行政の諸原則に適合しているか。2.効果を次ぎの政策に反映させる。
     1.政策
     2.施策 を評価  主体、内部、外部の評価がある。
     3.事務事業 指標、数値、達成度、満足度等がある。
   第3次行革の導入に向け検討を開始した。
   評価制度は、予算、職員配置、市民の視点をどう取り入れるか、情報開示をどうするか。又、行政の透明化、効率化、市   民の満足度等に適切に応えるものとなり効果があると思われる。

2.新田用水路について   建設部長
   新田用水路は全長7qあり内6qが整備済みとなっている。1qが未整備である。
   現在、葛西土地改良区が管理をおこなっており、整備の必要性はあると認識している。
  土地改良区との話し合いの中では、家庭下水も入っているので農業用水路としての機能面では課題がある。用水路本来  の整備は困難と改良区で言っている。
  都市河川としての水と緑のネットワークの可能性を含め、様々な角度から検討すべき必要があると考える。 

「再質問に対する答弁」
1.中川処理センターについて    市長
  ・芝を張り、サッカーグランドにする予定、芝を張らなければ砂ほこりになる
   将来的には、周辺を整備し公園を作る。
2.評価の実施時期は 企画財政部長
   評価、実施については2-3年と言われている。行革推進委員会からも早期にといわれているので出来るだけ早く実施し    たい。