6月議会提出議案
1.東京都が管理する都市公園を三郷側に設置する件
2.新和小学校基礎杭の契約金額の減額に関する件
3.調整区域の用途変更を5年を10年に改める件
4.一般会計、下水道会計補正予算、他 。
6月定例議会が1日-14日まで開催されました。15議案他提出されました。
東京都が三郷市域内に水元公園を整備する関係の議案が提案されました。東京都との境については、今日まで様々な経緯がありますが、陸上部分については境界が確定していると言う事です。しかし、小合溜については見解が異なっていると言う事です。三郷市の主張は水面の中心線を主張、東京都は三郷側の水辺まで主張しており、この部分については未解決のままと言う事です。今回の整備は三郷市民も水元公園をより利用しやすくなると言う事で、提案に対して全会一致で可決されました。又、新和小学校の基礎杭が当初の見積もりより少なかったと言う事で契約金額が減額されました。設計図通りの本数と言う事でありましたが、都市整備公団の見積もりが多かったと言う事です。新和小学校関係の資金については全て公団負担と成っています。その他に、一般会計、下水道会計の補正予算の議案でした
1.景観法が成立したが三郷市として景観条例を制定する考えは。これからの街作りの基本は質の高い景観ではないか

 三郷市は江戸川、中川、放水路等の広大な水辺空間があり、この空間を最大限に利用した景観形成の創出や、早稲田団地やさつき平など個性豊かな景観の特徴を活かしながら景観形成に努めている。しかし、近年、市民の間にも潤いや、安らぎを求める動きがある。景観形成にもより良好な景観の要望が高まっている事は認識している。条例制定については、景観法の動向を見ながら検討を進めて行きたいと考えている。


2.河川整備をフル整備から自然堤防を残す整備に転換し、数年で主要河川の全線整備を、年75bの整備では20〜30年もかかってしまう(下第二大場川の整備状況)

 自然堤防による改修は国の補助基準に合致するのか、河川の機能を保持出来るのかその他課題も多くあると思われるので、今後の整備手法として研究させて欲しい。
半田運動公園を処分し、河川整備の原資に又、下水処理場上部デッキに本格的スポーツ施設を建設してはどうか  

 不要な資産の処分については同じ考えを持っている。半田運動公園の処分については理解できるが、処分には課題がある。土地収用法による買収で合ったこと、他の用途にする事は地域の理解も必要、又、公共用地取得の事業債については売却する事に成れば繰り上げ償還になる。57億の買収金額、13億円余の金利がかかっているが、調整区域のため売却しても金利にも成らないと思う。
現状では売却は考えられない。

3.スポーツ振興は独立した組織「スポーツ財団」をつくりアマチュアから競技スポーツまでの多くの市民のスポーツ需要にこたえるべきではないか
 
スポーツ振興については、就任当初スポーツ振興公社を作ろうと言う事で県と調整をしたが。指定管理者制度が出来ましたので1財団で全てのスポーツ施設を運営する事は難しいと考える。
下水処理場デッキに施設を集約する事は、難しい。県が多目的広場等を平成18年度までに整備する。市が整備することは財政上困難。