│ 平成16年度3月議会が1日から23日まで開会され、平成17年度予算他41議案が提案され審議されました。 大変厳しい予算です。歳入では、国からの交付金、県支出金を合わせると約10億円の減額です。市税 については、1.9l増を見込んでいます。市内に大きな業者があると言うことでたばこ税は、28l増の10億500万を見込んでいます。又、開発公社所有の半田運動公園の本会計への繰り入れに伴う債権34億6200万の発行、又、不要資産の売却も予定しています。歳出については、環境整備費、商工費等は減額予算と成っており、大型店、新駅開通に伴う市内道路環境の整備の遅れが心配される処です。新規事業としては、三郷中央駅、大型店を経由する新たなバス路線網の整備、インターA地区に入る第二大場川の橋の整備、又中央駅のバス停と隣接する「におどり公園」の整備、又三郷駅にエレベーターの設置が主な事業と成っています。エレベーターは総額3億7000万の工事ですが、三郷市の負担は6000万で国JRが負担をすると言うことです。今年は、6月には大型店のオープン、8月24日にはつくばエクスプレスの開業と、三郷市の将来を占う事業が動き出します。
魅力ある街作りをし、市外からの人口増を目指さなければ空洞化してしまうのではと思います
一、残土置き場の状況は周辺に大きな被害がある。早急の残土規制条例を制定すべきと思うが
残土置き場が多くみられ、環境上好ましくないと認識している。現在、残土条例を準備をしている。6月議会に議案を提出したいと思っている。森議員同様早急に条例を制定する必要があると認識している。担当にそのように指示をしている
二、三郷中央駅の発展は駅周辺の早急な開発に係っていると思うが、機構の土地の開発を早急に要望すべきと思うが
 市民待望のつくばエクスプレスが8月24日に開業する。8月21日に駅開きの式典を考えている。又、市の鳥におどり制定記念の写真展を開催し、三郷市の魅力と中央地区のポテンシャルをPRしたいと考えている。開業時の利用者は全線で13.5万人(日)を想定している。区画整理事業の状況は、未だに北通り線の予定地に住宅がある状況です。早急に事業を推進し換地を完了させ土地活用を出来るよう強く要望している。
三、習熟度別授業の本格導入について研究すべきと思うが
 学校選択制は今年は導入の初年度であり一つの目的は達成出来たと考えている。
内山教育長
 学校間に大きな差を生じてはならないと認識をしている。現在、学校長の判断で学力テストを実施している学校は、本年度17校あります。22校で習熟度別授業を実施している状況です。中学校には国語、英語にも導入している学校がある。ただ、年間を通してと言う所までは行っていない。
四、インターA地区の商業施設の経済効果と周辺整備について、市内商店街の活性化は
 大型店の進出により雇用の拡大や周辺道路を含めての沿道開発の促進、地域の利便性の向上、商環境の改善など都市機能の向上と言う観点から多くのプラスの面が期待されている。反面、商店に寄っては厳しい環境に於かれることも否定出来ません。地域商店街の活性化や環境整備事業、小売業振興資金等の制度資金を活用を通しての援助を行う。
五、市民債の発行による市民参加型行政は出来ないか
市民債の活用については 、市民がその事業に参画し愛着を持つと言うことでは意義あると考えている。更に、一般縁故債を実施して、負担が少ないと言うことならば大変結構な事であると思う。市民債に大きな関心を持っているが、今後、金利等、発行に必要な経費を精査して、可能ならば、におどり公園に予定している図書館の建設費に利用したいと思う。