国民健康保険値上げに際し思うこと
 
9月議会では、議会の運営そのものがどの様に進められるのか解らないと言う事もありましたが、議会の進め方になれました。12月本議会の重要な議案は、国民健康保険税の値上げでした。その他に廃棄物に処理及び清掃に関する条例の一部改正もこれからの社会にとり大事な条例と感じました。その他に出産費資金貸付基金条例、それに一般会計の補正予算等の議案でした。
 国民健康保険は、赤字が常態化し、本年度も実質5.5億円の一般会計から負担をしました。本議会で最高限度額を52万円から53万円に引き上げる事に決しました。
保険税の課税には、資産割合分と応益割合分により算出されますが、今回の値上げは、応益割合を多くしました。これは受益者負担の原則に立ち、広く等しく負担してもらうとする事です。資産割合分については、すでに固定資産税が課せられており重複課税になると言う考えもあると伺いました。 国民健康保険税の収納率は89.17%で、10人中1人ば税を納めていない状況です。保険税は前年度の所得、資産等の状況で課税されますが、それにしても未納者が多すぎます。未納者に対しては、ペナルティーとして短期保険証を発行し対応していますがk党の皆さんは差別する事だと言い反対しています。この制度は、病気になり安心して治療を受けられる保険制度であり、等しく負担をする事が大原則であります。中には、ペナルティーを課すと言うと滞納分を払うと言う未納税者もいると言う話しも聞きます。どうしても支払いが困難の方には行政として相談にのると言う事です。
真面目に納税している人のいる事を思うと、大変残念です。又、未納者が、議員に依頼し減額してもらおうとする事もあるやに聞きましたが、もっての他であると思います。これが事実で無い事と信じたいと思います。
行政は、全ての市民に対し公平、公正であるべきであり、そこに政治が介入することはあっては成らないと思います。
問題があるとすれば、立法し制度を変更するべきと思います。いかがですか。



           なんでも反対でいいのですかね!

三郷市の廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正もありました。
これは、動物死骸や家庭からの粗大ゴミ又事業活動に伴う廃棄物の処理費用を値上げする条例です。
家庭からの粗大ゴミを現行100円を200円に、個別収集は基本手数料1000円に1品目500円となりました。
この条例についても、k党は反対でした、値上げすると不法投棄が増えるのではないか。又、市民に負担をかけるからと。環境問題は、今日、緊急の問題であり我々一人一人が環境を守るコストを負担しなければ成らない状況であると思います。一時的には、増えるかもしれません。しかし、不法投棄が増えると思うのであれば、市民対し啓蒙活動をし環境の大切さを周知してゆく事が必要であると思います。そして環境に対する人々の認識を変えてゆく事が重要な事であるはずです。にも関わらず、不法投棄が増えるから、市民に負担をかけるから反対では話しに成りません。
逆説的な言い方をすれば、コストを負担してもらう事、値上げする事が環境を守る気持ちを持つ契機になるかもしれません。
ちなみに、処理費用は1s62円(人件費処理費合わせて)かかると言う事です。
10s200円でも処理費用は620円かかり、差額が市の負担となっています。