選挙後の初議会は、8月11日の午前10時の招集でした。改選後と言う事で議会関係人事が主な議事でした。どんな社会でも、人事と言うのは難しいことですが、市議会の議長人事もその通りでした。議長候補は自民党から矢口ゆうじ議員、新生会から篠田進議員、共産党から金子まさ子議員の3名の名前が上がりました。自民党と新生会の調整に時間がかかる事は予想されましたが、結果は予想を遙かに超える長時間、調整にかかりました。
私は、初当選と言う事で、どうなるのか興味津々でしたが、先輩議員の皆さんは、徹夜も侍さないと悠然と対応しておりました。12時間経過しても調整がつかず22時間経過時点で、帰宅し再度検討する事となりました。その日の午後1時に再開し、それから延々10時間後、選挙により決着する事が出来ました。公明党からも候補が出、4人の候補者により争われました。結果、矢口ゆうじ議員が1票差で議長に選任されました。
 この間、私は、この様な事態を市民の皆さんがどのように感じられるのだろうかと、あきれられると何度も言いましたが、議会の論理と言う事なのでしょうか、結果は延べ3日間を要しました。
 市民の皆さんも顛末を支持される議員に尋ね、開かれた議会を強く訴えて戴きたいと思います。ちなみに、私は、今回の議長選挙には、自民党会派に属しましたので(立候補は保守系無所属)矢口ゆうじ議員に投じました。
その後、副議長は山田一夫議員に決まりました。
議会運営委員会、4常任委員会の人選が決まりました。
私は、文教経済委員会副委員長に選任されました。
9月3日から20日までの9月定例議会が開催されました。私にとりましては何もかもが初めてと言う事で当初は戸惑いもありましたが、日を追うことに、又、会派の先輩議員に教えて戴き無事定例会を終了する事が出来ました。
 定例会の日程は毎日開催と思っていましたが、最初に議案の上程説明があります。その後休会に入り、再び開催され質疑、各各委員会付託され再び休会に入ります。その後、各委員会毎に担当項目を審議し、再び休会となります。再度開催され委員会報告、討論採決となり議案に対する審議を終了します。最後に3日間一般質問のための本会議となります。実質的な議会の開催日数は10日と言う事でした。この間、委員長は委員会報告等の作業はありますが、議会は休会となります。休会は各議案にたいする調査研究をする時間と言う事になります
 9月議会は、平成12年度の決算承認を中心に、特別会計の水道、下水道、健康保険等々の決算承認又、平成13年度の補正予算について、又、再任用条例、老人医療費、乳幼児医療費、一人親、重度心身障害児の支給に関する一部改正条例等の審議、それに教育委員、監査委員、選管委員の人事案件でした。再任用条例が一番の関心事でしたが、議会報告に掲載しましたのでご覧下さい。
 一般質問につきましては、私としては、選挙での公約を質問しました。内容については、議会報告に掲載し、又質問の全文を掲載してありますので是非ご覧下さい。ご意見ご質問が有りましたらメールを頂きたいと思います。
一般質問を聞いていまして、細かな問題について要望する質問が多いなと感じられました。各担当部署へ出向きそこで議論をし要望してもできる事ではないかと思いました。又、何を減免してください。何を無料化してください。と要求型と言える様な質問も多数ありました。私は、一人でも要求されれば政策として実行すると言う考え方に対しては疑問を持ちます。それでは政策を転換をする事が不可能に成ってしまいます。時代に対応した政策、将来を展望した政策を提案する中で少数者に対する政策を充実、転換してゆく事が必要ではないかと思います。
 議会は議論の場であります。お互いの政策を議論し、三郷市、又、生活環境の改善発展ができる事を実践してゆきたいと思います。
要求型政策から提案型政策へ 新人議員として、9月議会を終わっての印象でした。