11月27日に臨時議会が招集されました。
この議会での審議は市長、助役、収入役それに教育長と職員の給与引き下げの議会でした。
本議会前に、自民党議員団として協議をしました。特別職と職員の引き下げは現下の経済状況では当然と言う事でした。当然議員についても同じ認識と思いましたら「議員は職員とは別で、同時に引き下げる事は議会としてするべきではない。」と言う意見がありました。私は、議員と言えども例外ではなく、歳費の引き下げを同時提案するべきと強く主張しました。我々が日頃、市長に対し又、行政に対し苦言を言っておりますが、「こと自分の事は別」では話にならないでしょう。この時こそ、率先垂範の精神が必要でしょう。
議論の結果は、自民党の中では7名中4名が賛成でしたが3名の方は反対でした。他会派の動きも与党会派は反対と言う事でした。結果は、議案の提出は出来ませんでした。大変残念でした。
反対の理由は、市財政状況についての認識、危機感の議論はなく、「議員は職員とは違う」「議会としての権威を示すべきで執行部のいいなりには成らない」と言う訳の分からない議論がまかり通りました。そして、「我々独自で提案する。議員の定数を減らすべきだ」と心にも無いようなことでその場をしのぐかの議論を展開していました。
議会の権威を言うのあれば「人事院勧告程度の引き下げでなく、思い切った引き下げ案を用意して、本議会に提案する事で議会の権威は守られるのではないか」と提案しましたが
結果はご覧の通りです。
議員の歳費が生活給と言う議論では、先が見えます。
本会議終了時に、革新K党から議員歳費10000円引き下げの議案が急遽提出されました。
いわば、市民に対しk党は別と言うアピールでしょうが、たかが10000円の引き下げ案程度なら提出すべきではないでしょう。結果は否決されました。
引き下げについては、各会派と協議をし最低でも10l以上の引き下げを提案すべきではないでしょうか。与党の1会派が提案すれば反対はできないのではないかと思いますが。