6月定例議会は、無事終了しました。ただ、新和小学校のすべての工事が平成15年7月31日までに終わるものが、、平成16年4月23日に契約変更すると言う議案には驚きました。9ヶ月の工事の遅れです。
 新和小学校はつくばエクスプレスの新駅南側と言う立地のために移転すると言う事で費用についても事業主体の公団から支出されています。区画整理地区と言う事で多少の事業の遅れは契約の段階で承知しその時間的余裕も十分考えていたはずと思います。しかし、行政側の遅れの理由は、正に区画整理事業の遅れによると言う事で、なんといい加減な計画であったのかと今更あきれるばかりでした。
 この議案は、私の属する文教経済常任委員会での審議と言う事でした。遅れた理由を正す事は当然ですが、遅れに対し業者の責任はどうなのか、違約金を取るべきではないか。何故、この様な自体なる前に対策を講ずる事が出来ないか等質問しました。私は、自民党会派に属していますが、厳しく、工事そのものの遅れを問いただしました。当委員会には自民党に属する議員が私の他に1名いますが、共に市の対応を厳しく問いただしました。
 9ヶ月も遅れると言いながら、4月の入学式に間に合うと言うのであれば、由とする処ですが、4月23日完工とは、子供たちの事はどうなのでしょうか。せめて、3月31日までに完工する事が遅れの責を負うと言うことになるのではないでしょうか。その事も発言しましたが、明確な返事はありませんでした。
 私は与党と言う立場ですので採決では賛成しますが、少しでも良いまちにしたいと言う思いから、与党でも厳しい対応をと思っています。これが、民間企業でしたらどの様な事になるのでしょうか。
 お役所仕事と言われないためにももっと厳しい対応が必要と思いました。
工事契約が9ヶ月も遅れるとは!