三郷市議会の2年に一度の行事となっている議長選出のための臨時議会が8月11-13日未明にかけ開催されました。
2年前は、改選に伴う議長選出でしたが、今回は慣例の辞任による議長選出と言う事でした。長期戦は覚悟の議会でしたが、延べ32時間、足かけ3日間、しかも徹夜議会でした。
8月11日午前10時に開会された議会は、知事選挙関係の補正予算の議案審議が午後に掛かりましたが、早々に終了し、その後休憩に入り、議長選出の話し合いにが始まりました。しかし、人選出来ず、23時にこの日の審議は終了とし一端帰宅しました。12日午前10時再会されましたが、進展はなく、15時過ぎに選挙と言う事になりました。前回も時間だけが過ぎ、しかし埒があかず選挙と言う事態に成りましたが、今回も同様の成り行きとなり、結果、選挙と言う事に成りました。結果は、篠田進氏12票、岡庭明氏10票、宮原美智子氏6票となり、篠田進氏が新議長に選任されました。
あくまでも話し合いと言う意見もありましたが、選挙にしたらと言う意見が強く、早々に選挙になったことは歓迎でした。ただ、多数会派の自民党から選出出来ず、同じ自民党でも少数会派の自民党新生会からの選出と言う事になりました。自民党に籍を置く1人としては、残念であったと思いました。
議長任期が慣例で一年と言う議会もあると聞いています。八潮市、越谷市、草加市がそうです。また、任期が2年は、三郷市、吉川市と聞いています。1年任期の市でも毎年この様な事が行われているのでしょうか。議員に成ったら議長をと言う思いはあるかも知れませんが、議長は議会を代表する立場でもあります。争って選出をすると言う事より、より多くの推薦を受けられる人物が望まれる事ではないでしょうか。
ある先輩議員は「これは2年に一度のお祭りなのだ」と言う事を言われていましたが、お祭りには、多少の演出と楽しめる時間が必要なのかも知れませんね。ただ、体をこわしてはせっかくの祭りも楽しめなくなりますのでこの事も考えなくてはならないと思いました。