改革を進める小泉内閣の地方版とも言える、構造改革特区に対して「三郷市として申請してはどうか」と言う質問に対して[提案の特区担当を置き特区申請をして改革をする事を早急に、検討して行きたいと考えている]と言う答弁がありました。2問目の質問でも確認をしました。
草加市は第1次から11月の第6次まで申請しています。コンビニでの納税が出来るようにした事も申請した結果と言う事です。特区申請は、国に対して地方から自由にさせて欲しいと言う要望であり、申請する事により職員の意識改革とやる気を引き出す効果も期待出来るのです。職員の中には早々に「申請したい案件がある」と言っていました。答弁に期待したいと思います。草加で聞いた話「自らの殻を破らなければ行政の殻も破れない」と「今までと違う発想が出来た」と「様々な提案する事により、様々な方法が考えられる様に成った」とも。民間では当たり前です。三郷市もやっと普通に成れそうです。
と思って、その後の対応についてどうなのか伺って驚きました。市長の発言に対して、何処の部署が具体的にどう対応するか動きがないことです。政策担当部署が発言の趣旨を理解しどう具体化するかを検討し、もしくは市長に尋ね指示を仰ぐと言う事もあって当然と思っていましたが、何ら動きがないと言う事でした。市長の発言の重さについての認識が足らないのではと思いました。
議会の答弁は、担当課長、係長が作った原稿を棒読みしている様な答弁を繰り返しているので、担当部署にとっても市長がどの様な発言をするか緊張感がないのではと思ってしまいます。事実そうでしょう。そうであるから、市長答弁の重さを認識出来ないのではと思います。
以前、草加市を訪れ、国の「ヘルスアップ事業」にエントリ-をした事について伺ったとき、担当課長が「市長が健康事業について大変熱心なのでエントリーしました」と言う主旨の話がありました。職員が積極的に市長の意向実現のために腐心している様子を感じました。
市長の指示待ちではなく、発言の主旨を考え、積極的に政策提案をして行く事が重要で、職員としても仕事が出来る事に成るのではと思います。
トップの発言を議員としても後々検証して行かなければならないと思いますが、職員ももっと積極さが必要なのではと思いました。