議員としての仕事の大きな部分は議場での一般質問ではないかと思います。市政全般にわたり、行政当局の疑問や考え、又は議員としての提案、提言をする事が重要な仕事ではないかと思います。毎回質問をやると「質問事項がなくなる」と言う話も聞きますが、私は、多くの方から、様々なアドバイスや疑問等が提案されますので、質問事項に苦慮する事はあまりありません。問題は、一般質問の内容と誰に対する質問かと言う事ではないかと思います。 私は、一般質問は「三郷市の基本的考え」について、質問をする様心がけています。具体的な地域の要望については、直接担当部長に話しをする様にしています。しかし、一般質問の実情は、要望、お願い事項、又、資料の提示で済むような質問が多いように感じられます。
12月議会では、1つの質問事項に対して、答弁者が8名と言う事がありました。個々に内容を当たりその上でどう三郷市として行動するかを問う事が重要な事ではないかと思います。帰ってくる答弁にたいした差はなく時間だけが経過する結果となりました。
私は、以前は、質問事項にたいして市長、担当部長の答弁を求めていましたが、最終的判断は市長がするもので、担当部長ではラチがあきません。「検討、研究する」に止まる答弁に成ってしまいます。担当部長の判断は極めて限られていると思います。そこで、私は、一般質問の答弁者は市長のみ、市長の判断、考えを聞くことにしています。決裁権限の持っている市長に質問をして初めて「三郷市としてどの様な考えを持っているか」解るものであると思います。いわば、市長と議員が議場で議論を展開する場が議場ではないかと思います。
何人かの議員もこの様な考えに賛同していますが、なかなか難しいようです。より、活発な議論が展開される事が、議員の活性化のためにも必要な事ではないかと思います。いかがでしょうか。