再び半田運動公園の処分を提案しました。現在、下水処理場のデッキ上では、芝等の植栽工事をしています。処理場買収時、運動公園を作る約束を当時の地権者に説明をしました。しかし、現状では、県はその意志がなく芝を張る整備に成ってしまったのです。わずか5fの半田運動公園は、遊水池を取ると実質5fは確保出来ず、運動公園としての機能を満たす事が出来ないのです。一部を残し処分をしその資金で6.9f全てを使用出来る処理場のデッキに作る事がベストと思います。
処理場の上部デッキは、東西295b、南北に234bと言う広大で土砂を搬入し芝を敷き詰められると見事な土地と言う事も出来ると思います。この様な土地が三郷市の考え1つで利用出来ることに成るのです。400bの公認トラック、野球場、サッカー場、テニスコートは無論、様々なスポーツ施設を作ることが出来るのです。しかも処理場敷地内に駐車場も用意出来るのです。その東には総合体育館があり屋内外のスポーツ施設を集約する事が出来るのです。
 半田運動公園は約57億円で5f買収しました。現在は三郷市開発公社が所有しています。それを、財政健全化計画の中で、三郷市が買い上げると言う形になります。その内、16年度予算では23億円で開発公社より三郷市の本会計に繰り入れます。残り34億円も平成17年度中に繰り入れる計画であり、平成18年度からは57億円の10年返済が始まるのです。元利6億円以上を10年間返済していかなければ成らないのです。三位一体改革の中、益々財政状況が厳しくなる事が予想されます。より効率的な市有財産の運用の仕方を考えなければなりません。
 整備計画もなく、借金を払い続け、支払った後に残る半田運動公園よりも、半分でも処分し、デッキ上にすばらしいスポーツ施設を整備し、東部地区のスポーツのメッカにする事を選択する事の方がどれだけ市民に受け入れられるかを考えるべきではないかと思います。迷う余地はないと思われますが、如何でしょうか。
 売却については、難しい問題もあるでしょう。起債による買収で目的外の売却は出来ない、周辺市民の理解が得られない、調整区域なので地価下落の中、金利にも成らない等々理由があるようです。そんなことは重々承知です。決断は困難な理由を乗り越えなければ成らないから決断するのあって何もなければ決断などいらないのです。
決断が出来なければ、パプリックコメント制度を導入し、意見でも伺ったらと思いますがどうでしょうか。
決断をしなければ、何も変わらないでしょう。
下水処理場上部デッキ 東西295b 南北234b 面積6.9f