「議会だより」に一般質問者の氏名を掲載すべきではと言う議論は議会雑感でも何度も取り上げ議会サイドの実情を報告してきました。6月15日の議会だより編集会議でも、先送りに成っていた代表者会議での報告の有無を委員長に尋ねました。しかし、代表者会議ではなく、議会運営委員会で「他市の状況を調べ検討している」と議長より発言がありました。一体いつまで調査検討をするのでしょうか。ここでの発言は「議会だよりに限らず、ホームページでの扱い、一般質問する議員が三郷市は多いとの考えで代表質問制を考えている。この3点をセットで議会運営委員会で検討し9月議会前には結論を出す」と言う事でした。しかし、議会だよりの氏名掲載すら結論が出ない物を、ホームページでの扱い、代表質問制の導入等、より難題を提示すれば、何一つ結論が出ない事は明白です。しかも、全会一致でなければ成らないと言う事です。代表質問制については私も反対です。自民党でも反対が多く議員としての当然の活動を規制すると言う事になると思うのです。出来ることから実行すると言う姿勢ではなく、より難題を持ち込むことにより全会一致が得られないと言う口実で改革を先延ばしする姿勢は、到底受け入れられる事ではありません。 
情報公開が当然の社会状況の中で、何故かたくなに改革を拒むのか、その心理が解りません。
全会一致でなければ何も決定出来ないと言う事自体おかしな事で、編集会議の中で、「多数決により出来る事から実行すべきではないか」と強く提案をしました。しかし、そうすべきだと言う意見も聞かれませんでした。議会のあり方を改革する事が出来ないと言う事は議会に止まらないのではと思います。行政の進め方についても、消極的な意見を議会から発信する事に成ってしまうのではと、行政改革の障害に成ってしまうのではと、そんな思いがします。
ただ1つの救いは、6月より議会議事録が三郷市のホームページ上で閲覧出来る事です。当初4月より閲覧出来るように作業を進めていたと言う事ですが、トラブルがあり6月になったと言う事です。
 1人でも多くの市民の皆さんに三郷市のホームページにアクセスして頂ける様お願いしたいと思います。