今議会には、瑞沼小学校とさつき小学校の統廃合が決定しましたが、学校に通えない子供達の存在も見逃す事は出来ません。平成15年度の市内の不登校児童生徒は160名います。14年の195名よりは減少したと言う事ですが、決して見過ごす事の出来ない数字です。
  

八王子市では、不登校生徒の小中一貫校を特区で


「野のさと」と言う通学出来ない子供達の通う施設があります。通う子供達も少なく、大半の子供達は教育を受けることもなく家で過ごしています。先進自治体では、きちんとした教育をしなければと言う事で、公立のフリースクールを教育特区として創設する所が出てきました。その1つが八王子市です。特区として、小中の一貫校を作り学力をつけさせる事に力を注ぐと言う事です。子供達の将来を考えれば、160名をほおっておく訳にはいかないと思います。
この問題について、担当課と話しましたが、「不登校対策としてこの様な事業を行っています」
と言う話は聞きますが、その成果について、又、事業の問題はないのか、父兄の皆さんのご意見はと言う事になると帰ってくる言葉は少なくなります。事業はやることが目的でなくどれだけの子供達を救う事が出来たのかが重要で、その事に対しては大変不満に感じました。この事は父兄の方からも聞きました。将来のある子供達です。限られた時間しかありません。親身に且つ積極的に対応して行かなければと思いました。
学校統廃合により施設はあります。NPO、ボランティアも含めてやらなければ成らない事であると思います。
不登校児童生徒は160名
小学生23名・中学生137名
八木郷小学校にある「野のさと」