三郷市は本年度から進める埼玉県の電子入札システムに参加しません。このシステムは、各自治体が独自にシステムを構築するのではなく県のシステムを利用するシステムです。近隣では、吉川、草加、越谷、松伏町が参加します。なぜ参加しないか問いましたら「システムを確認した上で参加する」と答弁。なにを確認するのでしょうか。最初から参加する意志がないのではと思ってしまいます。これから行政のIT化を外に向かって進めて行く上では、市民の中にも戸惑い、あるいはもっと時間が欲しいと言う意見もあるかも知れません。しかし、行政として、IT化を積極的に進めて行くと言う市民に対するアナウンス効果も大変重要な事と思います。今回の埼玉県の入札システムは、三郷市はこの様に考えていますと言う事を知ってもらう絶好の機会でもあるのではと思います。「確認した上」と言うなら参加して確認してはどうでしょうか。
国も地方もIT化が急がれています。ここでも、後塵を拝する事なく、積極的に参加する事が入札の合理化、ひいては経費削減を図る事が出来、より市民サービスを向上する事が出来るのではないでしょうか。今回の対応は大変残念に思います。