役所の常識は民間の非常識?
 12議会雑感「市長の答弁とは何ですか」その2です。

「日本の常識は世界の非常識」と言うことばがありますが、私は、前回の一般質問で、「構造改革特区担当を置き、行政内部の問題について規制緩和が必要とするものについては、国にもの申す事をすべきではないか」と言う質問をしました。市長答弁は「早急に検討し担当を置く」と言う答弁でした。議会終了後、市長答弁のその後を伺ったところ、担当部署は勿論全くその後の対応をしていないと言うことでした。たいへん驚きました。
民間企業であれば、トップの言動に対し、部下はどの様な対応をするか即座に検討し、プランを提示するか、トップの真意を確認する事は当然ではないかと思います。民間で言えば常識であると思います。しかし、行政と言うのは、即座に動く事は非常識で、じっと指示を待っていると言うのが常識のようです。「行政は市民の為にある」と言うことはよく言われますが、本当なのでしょうか。 
 「何をやっているのか」とちょっと憤慨しました。話をすれば、「最もです」と。であるならば早々に対応すべきではと思いました。一般質問のあと、検証をしその後を確認する事が必要と感じました。
 財政難の中では、より市民に現状を理解してもらえる情報を伝え、行政の常識ではなく民間の常識を持って行政を進めてゆくことがより必要に成ったのではないかと思います。
議員の常識も疑われないようにしなければと思います。