ビバホーム・ヨーカドーのオープン式典に参加せず
三郷市長
インターA地区で進められていた区画整理事業の中心施設であります、商業施設「ピアラシティー」が完成し、5月17日にはビバホーム、5月23日にはイトーヨーカドーがオープンしました。
この事業は、地権者の皆さんが組合いを作り自らリスクをとり進められてきた事業です。当然、三郷市としても街作りには多額の投資をしてきました。その核施設でもあります商業施設のオープンに三郷市長が欠席すると言う、前代未聞の出来事がありました。
今や企業誘致はその町の浮沈の係る最優先に取り組むべき施策です。それが、三郷市はなんら今回の誘致については協力をせず、地権者の努力により誘致出来た事業にもかかわらず、市長がオープニングセレモニーに欠席するとは、1市民としても考えられない事です。ましてや13万市民の代表であるならば出席は当然であると思います。なぜ欠席をしたのか一般質問で糾しました。
5月17日ビバホームオープン当日の市長の日程は、前日が三郷市、三郷町、三郷村3首長サミットと言うことでした。当日は、埼玉スタジアムの見学とホテルでの食事と言うことで、オープニングについて時間がとれないと言う日程ではありませんでした。三郷町、三郷村の町長、村長さんも1時間くらいの中座は許してくれるでしょう。社長の出席に対し、三郷市は助役と環境経済部長の出席であったと言うことです。又、5月23日のイトーヨーカドーのオープン当日は、市の情報公開による資料では、白紙です。公式の日程はなかったと言うことでした。プライベートの予定はあったのでしょうが。どうしても抜けられない予定はなかったと言うことです。当日はヨーカドーの会長、社長の出席もありました。会長といえば、日本のトップ経済人の一人です。その方が出席しているのに三郷市の市長が決して忙しいとは思えない日程にもかかわらず欠席をしたと言うことは、極言すれば、常識では考えられない事でした。三郷市側の出席者は助役、収入役と言うことでした。この様な行政側の態度ではたして企業誘致ができるのでしょうか。
深谷市で聞いた話では、深谷市では市内に立地する企業には必ず年1回は市長自ら本社に表敬訪問をしていると言うことでした。地域経済にとり企業の進出がいかに大きなものか、行政を預かるトップとして十分認識している事を示唆しているのではないでしょうか。
事実は小説より奇なりと言いますが、今回の事は、大変残念な出来事で三郷市の企業誘致に対するスタンスが疑われる事に成ったのではと危惧する処です。考えさせられる出来事でした。
いかがお考えでしょうか。