たかみか通信 2008年(3〜4月) 2008/3/21発行
一雨ごとに暖かくなってまいりました。春は、受験に卒業に進学など色々な節目の季節ですね。みなさんどんな思いでこの春を迎えていらっしゃるのでしょうか。私もなんとか3年生に進級することができました。今年もプラスの言葉だけを口にして、すてきな一年にしていきましょう。
シルクってすばらしい!
自然食を始めてから10年以上になりますが、その頃から、からだにまとう服の素材も、自然のものを少しずつ取り入れるようになりました。特に肌着は、直接肌に触れるので、一番大切なところ。最初はそれまで使っていた化繊から木綿へ、それからオーガニックコットンへと変わっていきました。木綿でもオーガニックになるとちょっと高価になりますが、肌への気持ちよさと、自分への安全性(一般的に製品になるまでたくさんの薬剤が使われます)、それともうひとつ、コットンを栽培している農家の人の安全性を考えてのことでした。(大量の農薬を使う為、農家の人の指が痛々しいほどに変形している写真をみたことがあります。)
というわけで、このところずっとオーガニックコットンの肌着を愛用していたのですが、欠点はやはり、化繊や一般の木綿に比べて、消耗しやすく、長持ちはしないところです。あるとき、ふと、タンスの引き出し中に目をやると、10年以上前に購入した長袖のシルクのアンダーTシャツが、全く古びた様子もなく、そこにたたまれているではありませんか。もしかしたら、シルクの肌着ってオーガニックコットンの肌着より高価だけど、長持ちする分、逆に経済的かも? と思ったのをきっかけに、ここ1年ぐらい前から、シルクの肌着を使うようになりました。
使ってみると、やはり木綿よりシルクの方が汗をかいても、サラサラ感が保たれ、気持ちよいし、温かいし、でとっても気に入っています。そういえば、パジャマはシルクを10年以上愛用していて、こちらはさすがに毎日洗うとボロくなって、すでに数回、買い替えています。余談ですが、シルクパジャマを使うようになったきっかけは、NEC時代にちょっとおしゃれな先輩男性から、「僕は旅行にシルクのパジャマを使っていてね。たたむと小さくなって便利なんだよ。」と聞いたからでした。懐かしいなぁ。
先日「絹を学ぶ 〜褌のススメ〜」というちょっと興味深いタイトルのセミナーに行ってきました。自然食界では有名なタカコ・ナカムラさんのホールフードスクール主催です。講師は、京都に十四代続く織元、織道楽 塩野屋の社長、服部芳和さんです。
驚いたのは、今、日本で販売されている着物の99%は中国産の原料で、日本での工程をちょっと通れば?「国産絹」と表示されるそうなんです。どこの業界も同じなんですねぇ。(以前に近所のOKストアで「熊本産あさり」が販売されていて、熊本出身のたかさんはうれしそうに、そのことをOKで働いている知り合いの人に話したら、「あれは、中国産のあさりが熊本を通って入ってくるだけだから」と言われ、ガッカリしたことがありました。)
そして、いまや本当の国産絹の自給率は既に数%だそうです。塩野屋さんでは、京都に3軒あるの養蚕農家から直接、繭(まゆ)を買いとり、本物の国産絹を使われています。そして、着物だけではなく、タオル、肌着、外出着、マスク、マフラー、コーヒーフィルター(もちろん洗って何度も使えます)、なども創って販売されています。近年、若い男性の精子が減少していると言われていますが、化繊の下着が原因のひとつにあるらしく、絹に変えたら、精子が2倍になったという報告もあるそうです。セミナーのサブタイトルにもあるように、セミナーでは6尺褌の締め方の実演(ズボンの上からです、あしからず)もありました。女性にはTパンツという褌に似たおもしろいのがありました。
絹の特性として毒素を吸収して外に出してくれるというのがあるので、体臭が気になる人や、アトピー肌の人、にもお勧めのようです。今、花粉症でマスクをされている方が多いですが、絹のマスクは中に真綿を入れて使うようになっていて、とてもよさそうでした。こちらも臭くならないらしいですよ。絹は紫外線も吸収してくれるし、電磁波にもいいそうです。まさに現代には欠かせない健康グッズですね。
早速、小さめの絹タオルを購入して、お風呂でからだを洗うのに使っています。石けんを使わずただ擦るだけで、汚れは落ちて、肌はきれいになる感じです。繭は煮詰めると化粧水にもなるそうで、セミナーで使ってみましたが、とてもいい感じです。国内の養蚕農家を守る為にできるだけ塩野屋さんを利用したいと思っていますが、高価なのが多いので、まずは手頃な小物を購入することにして、肌着などは、とりあえずは中国産でもいいかなと思っています。今年の冬は暖かいシルクのアンダーパンツでとての快適に過ごせました。是非みなさまもシルクの快適さをご堪能ください。
私が愛用している通販「絹物語しらはた」 http://store.shopping.yahoo.co.jp/silk-health/
絹タオル、マスク、褌などは…塩道楽 塩野屋 http://www.shiono-ya.co.jp/
いつもと違う今年の冬…コーヒーエネマのその後
9月中旬から毎日続けたコーヒーエネマ。ちょうど4ヶ月くらい経った頃から、とても臭かったガスも減り、腸の状態もワンランクアップした感じです。
既に食改善で10年間、毒出しをしてきましたので、コーヒーエネマを始めたからといって、それほど大きな反応はありません。(多くの人はそれぞれいろんな反応がでるようです)それでも、顔に赤みが差してきたり、爪の色がきれいなピンク色になったり…。
毎年冬になると脚のすねのあたりが乾燥して、ちょっと粉が吹いたようになるんです。からだを洗うとき、恐ろしいボディーシャンプーはもちろん、安全な石けんすら使わず、お湯で洗うだけなんですけどね。だから、冬はお風呂上りに、化粧水を顔と一緒に脚のすねにも刷り込んであげていたんです。
しかし、今年は、ふと気づくと一度も脚に化粧水をつけることなく、冬が終わろうとしているではありませんか! すばらしい!! そして、自宅での食器洗いはお湯も洗剤も使わないので、今まで手荒れになることもなかったのですが、バイト先では、お湯も合成洗剤も使わなくてはならず、基本的に手袋はするのですが、破けたり、水が入ってきたり、手袋ができないときもあり、昨冬は指先の手荒れが気になっていました。しかし、今年の冬は、こちらも全然大したことなく良好なんです。うれしい!
先月ちょっと風邪を引いたのですが、節々が痛くなって、微熱が出ただけで、鼻水も咳もなく、症状からは、風邪かどうかわからないくらいだったし、2日で完治しましたね。
そういえば、今まで疲れると、すぐにのどが腫れるので、のど飴が手放せなかったのですが、ここ4〜5ヶ月、まったくのどが腫れることもなく、気づくと飴も持ち歩かなくなっていました。
間違いなく、今までとは、違いますねぇ。
そうそう、先日近くのお風呂屋さんに行った時に、久しぶりに体脂肪率を計ったら、昨年と比べて、6%も減っていました。コーヒーエネマで肝臓の代謝が促進されるので、これもエネマのおかげですね。
コーヒーエネマってやっぱりすごいです。特に私が使っている「セレブカフェ」というエネマ用のコーヒーは濃度も濃く、腸に適した酸性にしてあり、効果が高いようです。是非是非一度お試し頂きたいと思います。お問い合わせお待ちしています。(^^)/~~~
*コーヒーエネマとは専用のコーヒーを使った浣腸のことです。詳しくは、「たかみか通信2007年冬号」をご覧下さい。
以上
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