これまで使われてきた多くのカードは磁気カードです。磁気カードは読み込みと書き込みが簡単なためセキュリティを保つことが困難です。それに代わって近年ICカードが普及してきました。ICカードの読み込みと書き込みには高度な認証技術と暗号技術が使われています。特に無線通信式のIC カードは非接触型とも呼ばれ財布に入れたままでも使えます。また、技術開発により0.2 秒程度の応答速度を実現しています。内部にCPUと記憶を保持できるメモリを持っているため多機能（電子マネー、定期券、個人証明書など）にすることも容易です。今後ますます日常生活で使われるようになるでしょう。ここでは、JR の乗車券などで実績があり、本校の学生証にも採用したFeliCaのプログラミングを学びます。