PCI-2747A実習

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 市販のPCI拡張ボードを使って入出力の動作試験を実験します。ここで取り上げるのは、古くから使われてきたPPI (Programmable Peripheral Interface) 8255の全てのモードを内蔵するFPGAであるPCI-2747Aです。PCI-2747Aは、24点TTLシュミット入力と24点TTLレベル出力を持つPPIボードです。また、インターバルタイマ機能を搭載しています。

PCI-2747Aボード

PCI-2747A

■特長
●24点TTLシュミット入力
●入力電圧: DC+5V
●入力応答時間: 0.4μs
●24点TTLレベル出力
●出力電圧: DC+5V
●出力応答時間: 0.5μs
●非絶縁高速入出力
●コントローラに8255×2を使用
●8255の全モードが使用可能
●外部割り込み入力可能
●入出力共通端子
●外部リセット入力、出力機能付
●インターバルタイマ搭載
●フラットケーブルコネクタ採用

左図は実際の写真です。ちなみに、購入定価は21,000円でした。

PCI-2747Aボードとケーブル

PCI-2747A

動作を検証するテストボードを接続するためにはフラットケーブルが必要です。学習のためにはコネクタとフラットケーブルを購入して自作すると良いでしょう。左図は自作したケーブルを接続した状態です。

電源電圧を外部に出力しますので、付属のジャンパーを取り付けた状態にします。

 

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